アマチュア無線局  JA2KOWの苦(好)戦的奮戦記

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中国周辺諸国の「一帯一路」プロジェクトが次々中止

2017年12月17日 08時30分11秒 | シナ問題  スパイ 武漢ウイルス 黄砂 ウイグル解放 反北京五輪 ジェノサイド
中国の習近平国家主席の肝いりで始まったユーラシア大陸全土や南シナ海、インド洋からアフリカ沿岸までを結ぶ巨大経済圏構想「一帯一路」プロジェクトで、パキスタンやネパール、ミャンマーといった親中国家で進められていたダムや道路などの大型建設計画が次々と工事中止に追い込まれていることが明らかになった。
その総額は分かっているだけで760億ドル(9兆2800億円)にも達している。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。
パキスタンの水利電力省はインダス川上流のディアマーバシャダム建設計画で、中国が申し出ていた140億ドルの資金援助を断ることを決定したと発表した。
この理由について、同省は「ディアマーバシャダム建設の資金援助と引き換えに、既存のダムを担保として、ディアマーバシャダムの所有権や運営、維持管理などの諸々の権利を中国に譲渡するとの融資条件が出されたためだ。この条件を受け入れれば、我が国の国益を著しく損なうことになる」とコメントしている。
これに加えて、パキスタン側は中国側が560億ドルもの資金を投じて中パ間を鉄道や高速道路、光ファイバーやパイプラインで結ぶ「中国パキスタン経済回廊」の建設プロジェクトについても、高速道路建設現場の数カ所で工事が中断していることを明らかにしている。現段階では、原因は不明だが、中パ両国間で利害の対立が起きたもようだという。

ネパールでも中国企業と合意した総建設費25億ドル規模で、発電量1200メガワットの水力発電所建設計画が中止に追い込まれていたという。中国側の「財務規則違反」などが原因で、ネパール政府は中国企業の代わりに国営ネパール電力公社(NEA)に委託し直している。
ミャンマーでも中国主導で建設する同国北部の水力発電用巨大ダムの建設計画が現在、中断している。このプロジェクトは総事業費36億ドルで、発電電力の9割を中国に供給する計画だったことから、ミャンマーで批判が続出し、中断に追い込まれたという。
これについて、VOAは経済専門家の話として、「一帯一路に参加した国々は当初、中国のよるインフラ建設投資に非常に積極的だったが、それらのプロジェクトが実は中国を利するものであることが分かり、失望に変わっていき、中断のやむなきに至ったようだ」と報じている。

@そうした国々の国家元首がうちのブログを読んでいれば、騙されなかったのにね。
まあそれと、幾ら国家間の首脳同士の約束事でも、それを必ず実行に移すという裏書きの無い約束手形はただの紙切れだと言う事も何度も書いてきました。例えば、英国から300機のエアバスを買いますと文書を交わしても、それを必ず実行に移すという契約を交わさない限り、一方的に破棄されてもノ―ペナルティーという世界です。
今までシナが、世界中でそうした約束をしてきても、実行されたという報道を聴いた事がありますか? ほとんどが反故にされています。
日ソ不可侵条約も同じで、ソ連からすれば、必ず守るという約束はしていないと言う理屈になります。律義な日本人は、どんな約束事でも約束は必ず守るという前提で成り立っていますが、国際社会では、約束事は破られるものという前提で成り立っています。
フィリピンのドゥテルテなんかも典型的なアホで、習に小銭をポケットにねじ込まれ、インフラ整備をしてやるから国際裁判で勝利したスプラトリーやスカボロ礁の件は黙ってろと言われ、”はい分かりました、黙っています”とまで言ってシナに媚びています。本当に、情けないアホです。橋の一本でも掛ったら、へそで茶を沸かしてやるよ。


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