今週は「バードウィーク」

　10日はバードデー（愛鳥の日）で16日までの1週間はバードウィーク（愛鳥週間）です。野鳥の活動が活発になるこの時期に、野鳥を通してそれを取り巻く環境の自然保護の大切さを知り、広めていくことを目的として1950年（昭和25年）に環境庁が制定しました。元はと言えばアメリカで始まったもので、日本でも4月10日が愛鳥の日と定められましたが、この時期はまだ雪が残ったり冬鳥が多いことなどから後に5月に変更されました。

　身近にいる野鳥としては、人に付かず離れずですぐそこにでも見られるスズメをはじめ、神社や寺院の境内や街の中でも集団でいるハトなんかが代表でしょうか。季節によってやってくる渡りのヒヨドリや嫌われ者のカラス、さらには大集団で飛び回るムクドリなどがあげられます。川や池には水鳥のカモが年中見られ、春にはカモの赤ちゃんが人気を集めます。日本の野鳥は約600種だそうですから、ちょっと見かけたけど名前がわからないという鳥も多いですね。白子川では白いコサギと黒いカワウのツーショットも見られることがあります。

　バードウォッチングを趣味とする人たちも増えているそうですが、今の時期はウォッチングには向いていないんですね。野鳥の姿を観察出来るのは木々に葉のない寒い頃が一番。今は葉が多く、あまり見られません。そういえばまだ、川の上を飛ぶツバメを見てません。まだ来てないのかな。