きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

北斎のおもしろ歴史漫画 8

2016-09-29 01:29:05 | 北斎漫画

漁師

  

















上は、江戸時代の漁師の北斎漫画です。
漁業を職業にしている人を指して「漁師」と言いますが、川魚を専業とするのは、川漁師と言います。
四方を海に囲まれているわが国では、その歴史は古く、遺跡の「貝塚」などにそのさかんな漁の姿を想像することができます。

アワビや海草など、あまり海域から動けないものと、カツオやブリ、イワシなどの回遊魚などは、漁業権や税金(運上金)も区別されたりしていたようです。

ところで、右の写真は数年前に着付けた、「浦島」という日本舞踊の衣裳姿です。…玉手箱を開けると…煙が出ると同時に白髪の老人になり…瞬間的に衣裳も、赤から白に変わる…という仕掛け…も見どころの舞踊です。こういう早変りの着付けを「ぶっかえり」と言います。
北斎漫画も浦島も、「腰蓑(こしみの)」を付けています。
でも、夢を売る日本舞踊と、北斎漫画の漁師の衣裳には、かなりのギャップがあって面白いですね。









コメント
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