「週刊碁」に連載の「お悩み天国/治勲の人生相談室」、快調ですね。
今週号(第130回)は本因坊戦第三局、立会人での感想記でした。
勝負は井山・本因坊が伊田さんに勝って三連勝、伊田さんの奇手(網走スベリ)がチョット話題に・・・
終局後、治勲さんがいい碁を落とした伊田さんに説教したそうです。
碁打ちは碁盤の前に座るのがすべてじゃない。対局前の一週間をどう過ごしたか。どう準備してきたか。これが大事なんだ。
一生懸命やっていないと碁盤の前に座ると勝ちたくなる。逆に一生懸命準備すると、「勝とうとか負けたくないとか考えなくなる。どうでもよくなるんですよ・・・」
さすが治勲さんですね。「お悩み天国」では脱線気味ですけど、今回はマジ含蓄のある記事でした。
上昇志向の高段者にはナルホドでしょうが、「切った張ったのザル碁党」にはドーモ・・・
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今週(8/10放送)の「NHK杯テレビ囲碁トーナメント」は趙治勲さんと余正麒・七段の対戦でした。
結果は治勲さんの中押し勝ち。余さんにしてみれば、大先輩の貫録に位負けした感じでしょうか。
途中、治勲さんのボヤキが激しくなってきましたね。
優勢な局面でも最強の手で難しくしてしまう「治勲ワールド」を楽しんでいるのでしょうか・・・
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