経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業8章 2 東京での実務に着手

2025-03-07 12:03:00 | 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業8章 2 東京での実務に着手  

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。
 たった一人でニューヨークで苦闘してきた、若者、竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。5年という歳月で自分の置かれている立場が急激に変化してきたことを実感している竹根です。その最大の変化が、まさか自分の身に降りかかると思ってもみなかったヘッドハンティングです。

◆8章 半歩の踏み込み
 ニューヨークでの5年の任期を終え、東京に戻り、商社マンとして中堅どころに足を踏み入れた竹根です。東京本社勤務が始まったばかりというのに、ヘッドハンティングという、想定だにしなかった話が舞い込みました。
  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆8-2 東京での実務に着手
 5年ぶりに東京に戻った竹根である。
 竹根は、海外営業部企画課の仕事にとりかかった。課長代理と言っても部下がいるわけではなく、自分ですべてのことをやらなければならない。
 まずは、自分の顕微鏡ビジネスの体験をヨーロッパに活かせないかと取り組み始めた。ヨーロッパの顕微鏡を扱っている、教材関連業者、理化学機器関連業者、医療機器関連業者などの、売り込み先リスト作りに取りかかった。JETROは、それらの情報の宝庫である。国立図書館にも行ってみた。東京タワー近くの機会振興会館も海外誌を含む最新の雑誌をそろえている。日比谷図書館を始め、各地の図書館もいろいろな情報が集まるので莫迦にできない。意外と資料が揃っていないのが、顕微鏡工業会とか理化学機器関連の協会などである。
 アメリカで広大な土地を飛び回り、走り回っていたので外回りは、苦にならなくなっていた竹根である。あちこちで資料を集め、整理しているうちに、情報収集のコツをつかめた。それが後に経営コンサルタントになってから、竹根の武器になることをそのときは知らない。
 それらの資料のコピー代は莫迦にならないが、領収書をもらえないことが多く、結局自腹を切ることになる。
 その資料の山を自宅で整理を始めた。いつかの晩のように、かほりがそばに来て「何から手伝ったらいいのかしら?」と手伝う姿勢である。一日の家事を終わって、ホッとするひとときだろうに、竹根の仕事を無視できないようである。人が何かをやっていると、自分だけのほほんと過ごしていられない性格でもある。
 竹根は、それが何の資料なのかを説明した。
「国別、業種別、規模別などの項目を基本にして、一つのリストにしてはどうかしら」
 さすが、由紗里が生まれるまで竹根の秘書をニューヨークでやってきただけあり、竹根が何を求めているのか、理解が早い。横罫の入った用紙に先ほどの項目を記入して、一覧表を作り始めた。それにデータを転記してゆく。二人で、黙々と続く作業は毎夜のように行われた。
 竹根は、できたリストから活動をはじめた。相手が、興味を持つかどうか、流通チャネルをどの段階にしているのか、知りたいことが全然解っていない。できたリストをもとにアンケートを採ってみようと考えたが、その送付先のリストはかほりの夜なべ仕事に使われている。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月6日 ◇秋吉台の山焼き ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-09 【経営支援】 目指すは経営資源の良質化

2025-03-07 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月6日 ◇秋吉台の山焼き ◇「あたりまえ経営のきょうか書」 目指すは経営資源の良質化  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月6日

 読売新聞によりますと、「スタバ」こと「スターバックス」は、1996年、銀座に国内1号店を開いて、アメリカから日本に初上陸してから2025年2月で30年目になるそうです。その時点で東京・銀座に開店した店舗場2000号店にあたるそうです。
 「1杯を大切に、一人一人のお客様を大切」の精神が、スターバックスの成長に繋がっているのかも知れません。
 私自身も、週1回くらいは、どこかのスターバックスに入っています。しかし、値上げが続いていて閉口しています。<笑い>

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 9 【経営支援】 目指すは経営資源の良質化

 管理設備などを利用して、温かい管理が定着し、管理職がリーダーシップを発揮できるようになりますと部下が自然と育ってきます。すなわちヒト・モノ・カネという経営資源の中の中核をなすヒトが良質化されるのです。
 ヒトが良質化されますと、そこから生まれてくる商品やサービスも良質化します。
 その結果業績が向上しますと金利負担の少ない良質な資金(カネ)が入ってきます。
 業績が上がりますと、マスコミで話題にも上るようになり、知名度が上がります。それにともない、有能な社員も入社するようになり、質の高い人材の集団に変身できます。
 その効果でさらに良質な情報が集まるようになります。その結果品質の高い経営ができ、時間という経営資源も良質化するのです。

 企業の経営者・管理職の中には、「講演会などで聞いてきたことは価値があると考え、俺がいくら良いことを言っても社員は耳を貸そうとしない」と嘆く人がいます。
 経営コンサルタントの口を経由して話をするというような使い方は、経営コンサルタント側としては本意ではないのですが、多くの企業でこのような権威主義的な現象が起こっていて、私ども経営コンサルタントの話には耳を貸すということがあります。
 この様なことは、好ましいことではないのですが、隠れた経営コンサルタントを使う副次的なメリットのひとつと言えるのかも知れません。

 しかし、企業経営で最も重要なことの一つは、経営者自身の問題です。
 自信過剰で、自分があたかもカリスマ経営者のように振る舞うワンマン社長とバブルがはじけて自信を喪失している経営者と二極化傾向が見られます。
 前者のワンマン社長は、「改革こそわが社に必要なこと」と声を大にし、次々と施策を発表し、自分は豊富な知恵がわき出る天才経営者と思い込んでいます。社員が愚かに見えて、「役員を筆頭に、頼りになる社員がいない」と愚痴をこぼしています。
 ところが、中間管理者は、次々と社長から出る指示に振り回されます。前回出た指示が途中段階であるにもかかわらず次の指示が出て、自分でそれを咀嚼するゆとりもなく「社長から指示が出たので、とりあえず部下に伝える」ということが繰り返されます。
 社員は、やる気のない管理職から毎日のように何か言ってきますが、いったい何を言いたいのだろうと理解できず、他人事であるかの振る舞いです。それが社長から出ている指示であるという認識もないのでしょう。
 社長は、自分が名案を出しているのに一向に業績が良くならないと考えてまた新たな指示を出します。朝令暮改や矛盾した指示が出されても誰一人としてそれに対して意見も反論もしません。

 すべてそうであるというのは過言ですが、社長独り相撲の空回りが継続していることについて社長は気がつかないでいます。
 そのような経営者に気づきを与えるのが第三者的視点で見ている経営コンサルタントなのです。
 経営コンサルタントは、盲目的に動き回っている経営者と共に、目的地はどちらの方向なのかを見定め、地図を見ながら途中の道標(マイルストーン)を確認します。
 また、途中のマイルストーンまでを踏破するのにどのようなリスクが待ち構えているのか、その対応策を考えます。そして、全員がスムーズに目的地に到達できるように、全員が持っている力を最小投資で、最大効果を上げられるようにアドバイスをします。
 このように、様々なことを介して、経営資源の有効活用ができるような企業づくりのお手伝いをするのが経営コンサルタントなのです。
 

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【今日のおすすめ】

 【カシャリ!ひとり旅】 福島市 温泉と果物の街10 桃源郷「花見山公園」

 老いぼれでも、何かと忙しく動いていますので、時々気分転換をするようにしています。

 音楽を聴くことが多いですが、過去の写真や動画を見ることも楽しみの一つです。

 福島市の「花見山公園」は、桃源郷と言われるほど桃も多いですが、やはり全山に咲く桜は見逃せません。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(19次締切)について、令和7年4月25日(金)まで公募をしています。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2025/250217kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 秋吉台の山焼きは春を告げる 306
 秋吉台の山焼きも、この時期の季節の行事としてテレビなどで必ず紹介されますね。
 秋吉台に行かれた方はご存知のように、カルスト台地に石灰岩が頭を出しています。
 展望台に上ってみますと、それが羊のように見えるのも面白いですね。
 秋吉台の下には、日本でトップクラスの鍾乳洞「秋芳洞」があります。
 われわれは、これを「しゅうほうどう」と呼んでいましたが、今は違うのです。
 では、何と読むのでしょう。

 3月6日の【今日は何の日】をご覧下さると幸いです。

■ 誉められると嬉しい

 知人から【ライン】の通話のことで相談を受けました。

 相手の声は聞こえるのだが、自分の声が相手に届かないというのです。

 特定の人だけなら、その人に関係する設定を変更すれば良いわけです。

 ところが、どうやら複数の人との関係で同じ状況が発生するというのです。

 【ライン】自体の基本設定の問題だろうと考え、対処しました。

 このように階層的に私が原因追及をすすめたことに、その方はいたく感心していました。

 ロジカル・シンキングの階層思考のおかげだと話すと、「さすが、先生ですね」とお褒めの言葉。

 私としては、誉められた気がしませんでした。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

    >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0307 玄奘三蔵 法相宗の開祖(鼻祖)、三蔵法師の西遊記として知られる ■ アリストテレスの命日 、ギリシャの哲学者

2025-03-07 06:33:00 | 【話材】 きょうの人03月

 

  ■【きょうの人】 0307 玄奘三蔵 法相宗の開祖(鼻祖)、三蔵法師の西遊記として知られる ■ アリストテレスの命日 、ギリシャの哲学者

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 玄奘三蔵 法相宗の開祖(鼻祖)、三蔵法師の西遊記として知られる

 げんじょう
 602年-664年3月7日
 玄奘は戒名であり、俗名は陳?(チンキ)。諡は大遍覚で、尊称は法師、三蔵など

 玄奘三蔵は、孫悟空などの西遊記物語で知られていますが、中国唐代に活躍した実在の僧侶です。唐代の訳経僧・鳩摩羅什と共に二大訳聖、あるいは真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれます。

 629年に陸路でインドに向かい、巡礼や仏教研究を行って645年に経典657部や仏像などを持って帰還しました。以後、翻訳作業で従来の誤りを正し、法相宗の開祖となりました。また、インドへの旅を地誌『大唐西域記』として著したことでも知られています。


 玄奘三蔵は、当時の中国に未だ伝来していなかった経典を求めて、27歳のときにインドへ求法の旅にでます。インドで修学の末、経論や舍利、仏像を携えて、17年に及ぶ旅を終え帰国しました。

 帰国後は、持ち帰った経典や論疏657部の中から75部1335巻を翻訳しました。なかでもよく知られているのが『般若心経』の翻訳です。

 玄奘三蔵の求法の旅の目的は「唯識」の教えを究めることでした。その教えは玄奘三蔵の弟子である慈恩大師により、「法相宗」として大成し、飛鳥時代の道昭僧都などにより日本に伝来しました。

 現在、法相宗の大本山は薬師寺と興福寺ですが、 今も玄奘三蔵は法相宗の鼻祖(始祖)として仰がれています。

  薬師寺
  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-yakushiji/nara-yakushiji01.htm
  興福寺
  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-koufukuji1.htm

 特に、薬師寺では玄奘三蔵の遺徳を後世に伝えるべく、平成3年(1991)に玄奘三蔵院伽藍を建立するほどです。伽藍中央の玄奘塔には、玄奘三蔵の頂骨(頭部の遺骨)が納められています。

 この頂骨は、昭和17年(1942)に中国南京で発見され、その後、全日本仏教会に分骨されました。埼玉県さいたま市の慈恩寺に奉安された頂骨を、玄奘三蔵の遺徳顕彰のため昭和56年(1981)に薬師寺にも分骨し、玄奘三蔵院伽藍を建立して安置したのです。

 玄奘塔の正面には故・高田好胤和上の染筆で「不東」の二文字が輝きます。この言葉は、玄奘三蔵の、経典を手に入れるまでは東(中国)へは帰らないという決意を表す言葉です。


■ アリストテレスの命日 、ギリシャの哲学者
 3月7日は、ギリシャの哲学者アリストテレスの命日でもあります。アリストテレスはプラトンの弟子であることも、またソクラテスやプラトンと共に、欠かすことのできない哲学者です。自然研究面での業績が大きいだけではなく、イスラム世界での思想上の影響が大でもあります。

 高校の時の世界史の先生が、大変ユニークな先生で、歴史上の逸話をいろいろと話くれました。ギリシャのアゴラに行かれた方はご存知でしょうが、弟子たちと廊下を歩きながら議論を交わしたと言います。アリストテレスは、アレクサンダー大王の家庭教師であったというくだりは忘れられません。

 ロジカル・シンキングなどを学ばれた方だけではなく、演繹法とか三段論法という論理的思考法についてはご存知な方が多いでしょう。経験的事象をもととして演繹的に事実を列挙して思考・分析することから、演繹法が広く広まりました。
 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 3月7日 ■ 消防記念日 ■ メンチカツの日 ■【今日の写真】 早春の京都 太秦京都撮影村  一年365日、毎日が何かの日

2025-03-07 00:03:00 | 【今日は何の日03月】

 

  【今日は何の日】 3月7日 ■ 消防記念日 ■ メンチカツの日 ■【今日の写真】 早春の京都 太秦京都撮影村

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■【今日の写真】 早春の京都 太秦京都撮影村

 東映太秦映画村では隣接する東映京都撮影所側にも入口を設け、活きた撮影所の雰囲気を堪能しながら歩くことのできるシネマロードがあり、村内に再現された江戸の町などでは、実際のテレビや映画の撮影が行われ、ナマの撮影を見学することができます。

 撮影予定は撮影日前日の夕方以降にHP上で発表されます。(太秦京都撮影村ウェブサイトより)

■ 消防記念日

 3月7日は、消防記念日です。戦後間もない昭和23年に消防法が施行され、自治体の組織として消防庁が開設されたことを記念して制定されました。

【Wikipedia】

  消防庁(しょうぼうちょう、Fire and Disaster Management Agency:FDMA)は、消火救助救急防災など消防活動を統括する総務省外局である。

 なお、混同されがちな「東京消防庁」は東京都の組織であり、区別するため「総務省消防庁」と呼ばれる場合が多い。新聞記者の中には、旧称「国家消防本部」の略称から“国消”と呼ぶ人もいる。(東京消防庁は“東消”)

   図 消防庁 ←クリック

■ メンチカツの日

 3月7日は、その語呂から「メン(3)チ(7)カツの日」の日です。

 冷凍食品メーカーの株式会社「味のちぬや」が制定しました。

 冷凍食品は、中国製品も多く、価格競争が厳しく、メニューで差異化(差別化)をはかるなど各社が知恵を絞っています。

 ちぬやは、「話題」でブランド力を上げようという戦略で、それをウェブサイトの活用で行っています。

 「○○の日」で話題作りをして、ウェブサイトを訪問した人に、ちぬやの商品でおいしい料理を作れるようなレしピーを紹介するなど、工夫が為されています。

 「こ(5)ろ(6)」の語呂を「コロッケ」と訳し、5月6日は「コロッケの日」です。9月4日は「く(9)し(4)」から「串の日」を制定しています。

  図 メンチカツの日 ←クリック

■ その他
◇ 嵯峨大念佛
◇ 益信寂

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ

 © copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【カシャリ!ひとり旅】 福島市 温泉と果物の街10 桃源郷「花見山公園」

2025-03-06 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報 カシャリ!一人旅

 

  【カシャリ!ひとり旅】 福島市 温泉と果物の街10 桃源郷「花見山公園」 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。 

名所旧跡  グロマコン 経営コンサルタントへの道

  

■■ 福島県福島市 温泉と果物の街

    https://www.city.fukushima.fukushima.jp/

■ 地理

 福島市は、福島県の北東部に位置し、猪苗代湖から北東へ約50km、東京から北へ約260kmのところに位置しています。

 福島県中通りの北部に位置する市で、県庁所在地であり、中核市に指定されています。

 西側の奥羽山脈と東側の阿武隈高地に挟まれた福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域が主な市域です。市内からは西に吾妻連峰を、南西に安達太良山を仰ぐことができます。

 北流する阿武隈川を中心に福島盆地を形成していていて、奥羽山脈を源とする摺上川、松川、荒川等がそれぞれ市西部に扇状地をつくりながら東流し阿武隈川に注いでいます。

 福島市は日本海側と太平洋側の中間の気候であり、夏と冬で気温差の激しい盆地特有の内陸性気候の特徴を示しています。

■ 歴史
 江戸時代以前より、福島城(杉妻城、大仏城)の城下町として町並みを形成してきました。福島藩時代には、幕府直轄領、本多家(徳川四天王本多忠勝の一族)、堀田家(老中を多く輩出した家)と藩主が変わりました。

 江戸中期になると徳川将軍家との関係が深い重昌流板倉家が治めることになり、福島藩は会津藩に次ぐ石高を有しました。

■ 産業
 明治以降の福島は蚕種、生糸、織物の集散地として栄え、日本銀行の支店を函館に続き東日本で2番目(全国7番目)に開設しました。

 1990年代には、東北新幹線と山形新幹線が福島駅で分岐することになり、また2020年代には東北自動車道と東北中央自動車道が交わるという、交通の要所でもあります。

 第一次産業の面では、福島県内第1位の農業産出額です。特に全国有数の収穫量を誇る桃をはじめ、梨など果樹の栽培が盛んで「果物王国」の異名を持っています。

 観光の面では山の名所が点在し、個性ある温泉街を複数抱えています。東北地方唯一のJRA福島競馬場を有し、経済面で寄与しています。

 日本一の大きいわらじを担ぐ祭事の信夫三山暁まいり(わらじまつり)が有名です。

 山の名所としては、国立公園にも指定を受けている浄土平から福島のシンボルともいえる吾妻小富士のお鉢巡りがあります。市街地からほど近くで福島盆地を見渡せる信夫山や、花見の名所でもあり「福島に桃源郷あり」とも唄われる花見山公園もあります。

 福島市内に代表的な温泉街が3か所あります。その代表が、ヤマトタケルが残る古い歴史を有する古湯である飯坂温泉です。また、全国有数の高濃度硫黄泉で知られる高湯温泉、伝統工芸品のこけし発祥地として有名な土湯温泉があります。

 令和初期の時点で福島市で唯一の名誉市民であり、昭和時代に数多くの行進曲、応援歌、校歌を手掛けた作曲家である古関裕而の出身地としても知られています。

■ アクセス

【東北新幹線】東京から:1時間32分 仙台から:25分
【山形新幹線】山形から:1時間

【東北自動車道】浦和ICから福島西ICまで:3時間

■ 桃源郷「花見山公園」

   http://www.hanamiyamakoen.jp/

 日本を代表する写真家 故 秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と言って、毎年訪れるほどの花の名所です。

 1926(大正15)年に、阿部伊勢次郎は、養蚕農家の副業として花の栽培を始めました。昭和11年、「雑木山を花の山にしたい」と思うようになり、少しずつ植え続け、いつしか人に見せたいと思うほどの山になりました。

 ウメ、トウカイザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、レンギョウ、ボケ、ハナモモなど約70種類もの花々が、百花繚乱のごとく一斉に咲き競う山です。

 頂上での吾妻連峰と花々のコントラストは、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

 個人の生計のためが、いつしか人々に花を愛でて欲しいという気持ちに変わり、その強い思いが、花を見る山「花見山公園」に変わったのです。

 花の季節には、臨時の直行バスが走り、多くの人を運んでいます。一方、その他の季節は、路線バスで行き、バス停からは徒歩で行かなければなりません。訪れる時期と愛でる花の種類、バスサービスとの関係を事前に調べることをお勧めします。
 

体力と時間にあわせて3つのコースから選べます

 

花見山公園は、サクラの名所です。

しかし、桜だけではありません。

ウメ、トウカイザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、

レンギョウ、ボケ、ハナモモなど約70種類もの花々が、

百花繚乱のごとく一斉に咲き競う山です。

 

レンギョウや菜の花が桜を引き立てていました。

 

全山、桜と言っても過言ではないほどでした。

 

トウカイザクラ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノなど

いろいろな種類の桜が咲き競っていました。

 

桜とももに、菜の花のハート

花見山の中腹から

いろいろな花の咲く花見山公園をさらにご紹介していますので、是非ご覧下さい。

 

■ カシャリ! ひとり旅

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【心 de 経営】『書話力』を高める 7119 〃話のネタ〃の選び方 どうしても困ったとき

2025-03-06 12:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  ■【心 de 経営】『書話力』を高める 7119 〃話のネタ〃の選び方 どうしても困ったとき 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
  時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方

 「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
 しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
 この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
 
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
  ■7119 〃話のネタ〃の選び方 どうしても困ったとき
 初めてあった人との会話は、何を切り口にするのかが決まるまでは大変です。
 相手のことを知りたいがために、「尋問調」になってしまうことがしばしばあります。
 話がスムーズに始まらない場合には、私は、まず、自分のことを話すようにします。
 相手がビジネスパーソンであれば、なぜ自分が経営コンサルタントになったのかとか、経営コンサルタントをやっていての失敗談などを話すようにします。
 相手が、女性で、ビジネスにはあまり興味がなさそうな人の場合には、「犬・猫、どっち派」を切り口にしたり、早朝ウォーキングで見つけた草花や動物の話などをしたりします。

 しかし、前者の場合に、よく失敗するのが、自分のことばかりをしゃべりすぎてしまうことです。尋問口調もよくないですが、しゃべりすぎはさらによくないと、自分自身には言いきかせています。しかし、切りのよいところを見つけられなくて、しゃべり続けてしまうことが時々あります。
 禁句は、人の悪口などは当然のことですが、政治や宗教は、御法度にしています。

 これらで、スムーズに打ち解けられればしめたものですが、その切り口がいずれもうまく行かないことがありましたり、適切な切り口が見つからなかったりすることもあります。
 その様な場合に、昔から言われています「木戸にたてかけし衣食住」という言葉を思い出します。
  き 気候
  ど 道楽、趣味
  に ニュース
  た 旅
  て 天気、テレビ
  か 家族・家庭
  け 健康
  し 仕事
  衣 衣服、流行
  食 食事・グルメ
  住 住居・建物、住所による特性
 これらに加えて、下記も、この仲間に入れています。
  休 休日・休暇、その過ごし方
  知 智慧に関する情報
  美 美術、自分で目にした美しいもの

 話題と共に、心がけていることとしては、相手が雑談にあまり乗り気でないときには、あまり雄弁にならない程度に、上記のテーマから、差し障りのないことをお話しするようにしています。
 自分が商社マン時代に海外に行くことが多かったですので、その時の話、特に面白かったり、珍しかったりする体験や失敗談などを話します。旅行好きですので、スマホに入っている写真などを見せながら、話をすることもあります。
 面会している場所の雰囲気に合わせてテーマ選びやしゃべり方も必要です。また、相手が、ゆっくりしゃべる人の場合には、こちらもゆっくりとしたペースで話すようにしています。
 平素から、話材をためておくことも必要ですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月5日 ◇協業ではなく共業とは ◇京都市 相国寺 京都五山第二位 金閣寺を塔頭に持つ

2025-03-06 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月5日 ◇協業ではなく共業とは ◇京都市 相国寺 京都五山第二位 金閣寺を塔頭に持つ 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月5日

 最低賃金に関する日商の中小企業調査で、最低賃金が全国平均時給1500円になると多くの中小企業が廃業するという予測が発表されました。
 廃業や休業を検討する中小企業は、都市部で13.6%、政令指定以外の都市で16.3%という調査結果でした。このことから最低賃金の過度な引き上げは地方に大きな影響を与えることが予測できます。
 「賃上げ」というといいことのように思われがちですが、現実問題として中小企業には大きな負担です。廃業を視野に入れる企業があっても不思議ではありません。
 マイナス面を考慮にいれていなかったり、軽視したりする安易な政策に私達は迎合しない視線が必要です。例えば「高校授業料無償化」問題が挙げられます。少子化対策として、重点順位が低いことに気がつかないでいる国会議員の何と多いことでしょうか。

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

 

 
 京都市 相国寺 京都五山第二位 金閣寺を塔頭に持つ  

 

■ 相国寺(しょうこくじ)とは

 相国寺は、臨済宗相国寺派の大本山で、京都五山第二位に列せられています。正式名称は「萬年山相國承天禅寺」という禅宗のお寺です。

 14世紀末の室町時代、三代将軍の足利義満により創建されました。何度も焼失の憂き目に遭遇しましたが、法堂(はっとう)は1605年に再建され、日本最古の法堂建築です。

 夢窓疎石を開山とし、創建当時は室町一条あたりに総門があり、50あまりの塔頭寺院があったと伝えられています。

■ 名前の由来

 「相国寺」は「しょうこくじ」と読みます。「首相」という言葉は、「相」を「しょう」と読むことから違和感はないでしょう。「相国」とは「国をたすける」、「国を治める」という意味です。中国からきた名称で、左大臣の位を「相国」呼び、創建した義満は左大臣であったことから「相国寺」と名付けられました。

     資料出典: 相国寺公式サイト

 

相国寺 参道
 
 御所から北へ、同志社大学裏を通りますと正面に総門が目に入ってきます。総門の横には、勅使門があります。天皇陛下などがお通りになるもんですが、平素は閉じられていますし、間近に見ることもできません。



総門
この左手に勅使門があります。

 

 参道 続き

 相国寺の、いろいろな写真は、下記よりも観ることができます。

 相国寺トップ

 参道・伽藍・方丈

 塔頭

 長得院

 養源院

 瑞春院

 名所旧跡メニュー一覧

■【今日のおすすめ】

 【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー

 コンサルタント・士業は、その専門性の高い知識や情報は不可欠ですが、それだけでは不充分といえます。
 雑学による潤滑油の働きに気がつきませんと、長続きしません。
 潤滑油としての話材が豊富なことも必要なのです。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇第21回医療機器産業参入促進助成事業 申請受付中!
事前ヒアリング締切:3月24日
臨床現場のニーズを踏まえた医療機器等の開発に要する経費の一部を助成します。
・医療機器等開発着手支援助成事業:助成限度額5,000千円、助成率2/3以内
・医療機器等事業化支援助成事業:助成限度額50,000千円、助成率2/3以内
詳細は以下のURLからどうぞ
 https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/medical/index.html?utm_source=mm&utm_campaign=20250226&utm_medium=email

   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  「共業」ではなく「協業」の誤りではないのですか? 305

 ある人から次のようなメールが来ました。

「(特)日本経営士協会の”共業・共用・共育”についての説明を聞き、大変ユニークは方針であることに感銘しました。では、なぜ”協業”ではなく”共業”なのでしょうか?」

 経営の専門化・高度化が進むにつれ、一人のコンサルタントだけでは充分にクライアント・顧問先のニーズに応えるのが困難となってきています。その様な時代のニーズに即応するために「共業」が必要と考えています。

『会員が自分の強みを活かし、弱点を他の会員と共に補完し合いながら、共に汗を流す、いわゆる会員参加型による「共業」を進める。』

 すなわち、会員同士がアライアンス(同盟)を組み、不得意な分野は他の会員とコラボレーション(共同的分業)できるようにありたいと考えています。

「協業」という言葉がありますが、一つの目的に向かって、仲間が一緒に力をあわせるというのなら「協業」という表現の方がよいでしょう。

 ところが、同協会の経営士・コンサルタントのように、専門分野がはっきりしている個々のコンサルタントの独自性を発揮する場合には、専門分野を活かし、補いながら、共に業務に当たると言うことで「共業」という言葉の方がピタリとすると考えて、文字を変えています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0306 塚原 卜伝 戦国時代の剣士で鹿島新当流を開く

2025-03-06 06:33:00 | 【話材】 きょうの人03月

 

  ■【きょうの人】 0306 塚原 卜伝 戦国時代の剣士で鹿島新当流を開く

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 塚原 卜伝 戦国時代の剣士で鹿島新当流を開く

 つかはら ぼくでん
 延徳元年(1489年)-元亀2年2月11日(1571年3月6日)

 日本の戦国時代の剣士で、兵法家です。父祖伝来の鹿島古流(鹿島中古流)に加え、天真正伝香取神道流を修めて、鹿島新当流を開きました。

 鹿島神宮の神官で大掾氏の一族・鹿島氏の四家老の一人である卜部覚賢(吉川覚賢、よしかわあきかた)の次男として、常陸国鹿島(現・鹿嶋市宮中)に生まれました。

 卜伝は号で、実家である吉川家の本姓の卜部(うらべ)に由来します。

 剣豪・松本政信の奥義「一之太刀(ひとつのたち)」が養父の安幹から伝授されました。

 卜伝の弟子であります加藤信俊の孫の手による『卜伝遺訓抄』の後書によりますと、その戦績は、目を見張るようなもので、一度も不覚を取ったことがないと文献に記されています。

 卜伝は、琵琶湖の船中で若い剣士と乗り合いになり、相手が卜伝だと知ったその剣士が決闘を挑むなど、いろいろなことを経験してきたようです。

 飛ぶハエを、箸でつまんだというような逸話も残っています。

 若い頃の宮本武蔵が、卜伝の食事中に勝負を挑んで斬り込み、卜伝がとっさに囲炉裏の鍋の蓋を盾にして武蔵の刀を受け止めたとする逸話があります。しかし、実際には、武蔵が生まれるよりも前に卜伝は死んでいるため、卜伝と武蔵が直接出会うことは有り得ないことでした。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 3月6日 秋吉台の山焼き 季節の変化を感じます  一年365日、毎日が何かの日

2025-03-06 00:03:00 | 【今日は何の日03月】

 

  【今日は何の日】 3月6日 秋吉台の山焼き 季節の変化を感じます

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 

■【今日の写真】 早春の京都 太秦京都撮影村

 東映太秦映画村は、日本で初めて時代劇撮影を見学し、時代劇の世界をオープンセットやイベント、アトラクションを通じて体験できるテーマパークとして、1975年に誕生しました。これまでに5,700万人を超えるお客様にご支持をいただいています。(太秦京都撮影村ウェブサイトより)

 

■ 秋吉台の山焼き

 この時期の季節の行事として秋吉台の山焼きがあります。カルスト地形には石灰岩が丘陵に頭を出し、それが羊のように見えます。

 秋吉台の下には秋芳洞があります。もともとは「しゅうほうどう」と呼ばれていたのですが、日本人なら誰でも知っているあるお方がそこを訪問した折りに「あきよしどう」と仰ったことから読み方を変更されたそうです。

■ その他
 如一国師寂

 

(ドアノブ)

【経営者・管理職の皆様へお勧めブログ】 

 ◇ 心 de 経営

 ◇ 経営マガジン 

 ◇ 経営コンサルタントの独り言

 ◇ 経営四字熟語

 ◇ 経営コンサルタントの使い方                 

 ◇ 経営コンサルタントからのメッセージ

 ◇ 経営トップ十五訓

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾

 ◇ ニュース・時代の読み方

 ◇ 時代の読み方・総集編

 ◇ 経営コンサルタントの本棚

 ◇ 写真・旅行・趣味

 ◇ お節介焼き情報

 ◇ 知り得情報

 ◇ 健康・環境

 ◇ カシャリ!一人旅

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー

2025-03-05 12:03:00 | 【話材】 お節介焼き情報

 

  【ブログでつぶやき】  御師 江戸時代のプロデューサー 

 二兎を追うブログ 
 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

■ 御師 江戸時代のプロデューサー
 御師(おし、おんし)とは、特定の社寺に所属して、その社寺へ参詣者、信者の為に祈祷、案内をし、参拝・宿泊などの世話をする神職のことです。
 本来は「御祈祷師」を略したもので、平安時代のころから神社に所属する社僧を指しました。
 それまでは「おし」と読んでいましたが、特に、江戸時代に伊勢神宮関係の御師は「おんし」と読みました。お伊勢参りのガイドブックを作ったり、旅行の企画を提示したりして、現在の旅行代理店的な業務もしていたようです。
 江戸時代というのは、「入鉄砲に出女」といって警戒され、旅行が自由にできない時代でした。神仏参りなどは許されていたようです。
 当時の江戸庶民は、宵越しの銭は持たない生活をしていましたので、旅行資金を潤沢に持っていたわけではありません。お伊勢参りの希望者を募り、毎日、積み立てをして、選ばれた人から順にお伊勢参りをできるようなアドバイスもしていたようです。

(ドアノブ)

◆ ツイッターでのつぶやき  
 

【経営コンサルタントの独り言】 バックナンバー

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305

2025-03-05 12:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 応援を力にして夢をかなえる 3920-3305
 米大リーグの大谷翔平選手は夢をかなえるために目標達成シートを活用して いる。シート中央に目標(夢)を書き込み、達成するために必要な要素を周りに 記入するものだ。目標達成に向けてはこんな発言もしている。「ずっと目標にし、 それをチームメイトに伝えたり、紙に書いたりしていたからだと思います。 そうやって自分にプレッシャーをかけていないと努力しないので」。高校3年の 大谷選手が岩手大会で大きな目標だった時速160kmの剛速球を投げられた理由 について聞かれたときの答えだ。

 大谷選手と同様、「夢を口にする、形にしてみる、話し合ってみる。それが 夢をかなえる第一歩」だと話している人がいる。山形県高畠町で菓子工房C社を経営するS氏だ。S氏は子どもたちの夢の実現を応援していく「夢ケーキ」というプロジェクトに取り組んでいる。子どもたちが 自分の夢を絵に描き、パティシエと一緒に夢を描いたケーキを作ってプレゼントするという企画だ。

 出来上がった夢ケーキを囲んで子どもの夢について両親らと一緒に語り合う ことで子どもたちの夢の実現を応援する。それがS氏の想いである。10年前 からイベントを始め、小学校などから依頼を受けるほどの人気イベントになった。 コロナ禍で中断したが、現在はキッチンカーを導入しており、開催依頼に対し、 より柔軟に対応できる態勢を整えている。

 こうしたイベントの際にS氏は夢を口にすることの大切さを語っている。 ただ、自分にプレッシャーをかけるためというストイックな大谷選手とは異なり、 「夢のことを聞きつけて応援する人が出てくる」とS氏は話す。S氏自身、 夢だった新店舗建設について機会あるごとに人に話していたところ、応援する 人たちが徐々に現れた。コロナ禍もあって実現は厳しいと考えていたが、周囲の 応援を力にして「だんだんやれる気になっていった」という。その店舗は2023年 12月にオープンした。

【 コメント 】
 しばしば「経営者は孤独である」という言葉を耳にしたり、見たりします。最終決断をするのは経営者です。
 しかし、ビジネスは、一人ではできません。社員もいれば、取引先もいます。彼等も取り込んで、自分の力にして行くことを実践しているのが、C社です。
 周囲を巻き込むためには、情報を発信することです。自分の考えや夢を語り続けることです。C社のS氏は、「夢を口にする、形にしてみる、話し合ってみる。それが 夢をかなえる第一歩である」と考え、実践しています。
 子どもたちの夢の実現を応援していくというコンセプトのプロジェクトに取り組んでいます。子どもたちが 自分の夢を絵に描き、パティシエと一緒に夢を描いたケーキを作ってプレゼントするというやりかたで周囲を巻き込んでいるのです。
 商品を売るのではなく、夢や喜びを提供することでビジネスが拡大している良い【事例】といえます。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

■ バックナンバー ←クリック 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月4日 ◇風が吹けば桶屋が儲かる ◇「心づかい」は、なぜ必要なのか

2025-03-05 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 3月4日 ◇風が吹けば桶屋が儲かる ◇「心づかい」は、なぜ必要なのか 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

3月4日

 東京でも、雪がちらつきました。

 夜中に積もる可能性があるという予報でしたが、懸念にはおよびませんで、ホッとしました。

 ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 京王百草園を発信しましたので、ご覧下さると幸いです。

 

 毎月月初めに、バックアップ用のHDD/SSDのメインテナンスを行います。

 近年は容量も大きくなりテラ単位のHDD/SSDがあたり前になってきています。

 そのために、1台の機器だけでも相当に時間がかかります。

 とりわけHDDですと、一晩かけて朝確認したら10数%しか進捗してないのでがっかりしました。

 その点SSDは高速ですが、それでも莫迦になりません。

 ビジネスモデルは、時代とともに変化をしています。
 一方で、ビジネスパーソンのあり方の多くは、基本があまり変化をしていません。
 若手ビジネスパーソンの中には、基本を大事にする人がいて、仲間とともに,ビジネスパーソンとしての基本を身につけようとしています。
 その様な場に招かれ、定期的に講話をしてほしい旨を頼まれました。

 

■ 01 「心づかい」は、なぜ必要なのか

 職場でも、地域でも、人間は、一人では生きて行くことは困難です。近年、一人住まいをされている人が増加しているといわれますが、生きて行くためには、他の人と接することを余儀なくされます。

 ところが、以前と比較しますと、他の人と接する機会が減ってきているように思えます。その背景には、ICT技術の高度化に伴い、買い物も娯楽も、その他いろいろなことがスマートフォンやパソコンなど電子端末などを使うことにより目的を達成できるようになりました。

 電車に乗って移動する場合も、昔は、切符売り場の窓口で「どこそこまで」と行き先を告げて切符を買いました。買った切符を改札口の駅員さんに渡して、はさみを入れていただき、それから電車に乗りました。

 ところが現在では、Suicaなど電子カードがあれば、タッチするだけで改札を通ることができ、人と会話を介する必要が無くなってしまっています。

 ネット通販を利用すれば、買い物も人と直接的に接することなく、目的の物が届けられます。

 このように、人と直接接する機会が少なくなったこともあってか、コミュニケーションの苦手な人が多くなっています。その結果、相手に対する思いやりや気配りということの機会が減ってきています。

 それにより、対人関係能力の重要性が低下し、それを行使する機会も減少するために、その能力が低下してしまっているのです。

 その結果、人間関係がギスギスしてしまい、ちょっとしたことでトラブルが発生してしまいます。


 人間は、生まれながらにして社会の一員であるのですから、心づかいという能力を生来持っていると考えます。しかし、それを用いる機会が減少しているために、既述のように、その能力が低下してしまっているといえます。

 たとえば電車の優先席で我が物顔に座ってスマホに興じている人は、目の前に脚の悪い人がいようが、お腹の大きな妊婦さんが立っていようが、それが目に入ってはいるものの、「席を譲る」という意識がないので、席を立つことをしません。

「世の中では、自分一人では生きて行かれない」ということを認識すれば、相手に対する思いやりの心は自然と発生します。

 ちょっとした心づかいで、それができるようになるのです。慣れないうちは、多少の努力が必要になるかもしれませんが、「一日一善」の意識をまずは持ってみてはいかがでしょうか。そのうちに、自分がやっている「一善」は、「善」というより、「社会人として当然のこと」というように変化してくるでしょう。

 心づかいというのは、社会人として当然身に付けておかなければならないことなのです。

 

【ご挨拶】

 【心 de 経営】の、人間関係・コミュニケーションというコンセプトのシリーズは引きつづき、執筆を続けるつもりでいますが、いったん休載します。

 その代替は「徒然なるままに日暮パソコンに向かいて」シリーズを再開する予定でいます。

 吉田兼好の徒然草を、老いぼれコンサルタントの視点で見て参ります。 

■【今日のおすすめ】

 不況期でも、好況期でも、成功していたり、元気であったりする会社には、何か共通した「コンピテンシー」といえるようなものがあります。

 それを探りながら、元気な会社を紹介しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》東京パビリオン出展企業募集
 東京都では、ドイツ・デュッセルドルフで開催される国際医療機器展『MEDICA 2025』及び国際医療機器技術・部品展『COMPAMED 2025』(同時開催)東京パビリオン出展企業(都内中小企業)を、下記の通り募集しています。
[開催期間] 11/17(月)~11/20(木)
[開催場所] デュッセルドルフ見本市会場(ドイツ・デュッセルドルフ)
[募集期間]  2/ 6(木)~ 4/18(金)まで必着
[参加費]  出展に係る基本的費用は東京都が負担
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/information/topics/2025/02/iryo_tenjikaibosyu
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 「風が吹けば桶屋が儲かる」もともとは「箱屋」です 304

 3月4日は、沖縄の楽器である「三線の日」です。

 「三線(さんしん)」は、胴の部分に蛇皮を使っています。
 それに対して三味線は、猫の皮を使うのが良いと聞いていますが、犬など、他の動物の皮を用いることもあるようです。

「風が吹けば桶屋が儲かる」

 風で土ぼこりがあがる
 舞い上がった土ぼこりが目に入ってしまい、盲人が増えてしまう
 盲人は三味線を引く職業に就いていることが多いので三味線を買う
 三味線が売れると猫皮が必要になり、猫が殺される
 猫が減ればネズミが増えてしまう
 たくさんのネズミが桶をかじってしまう
 すると桶が売れて、桶屋が儲かる

 浮世草子に出てくる一節ですが、原作では桶屋ではなく箱屋でした。

【経営コンサルタントのつぶやき】


 三線ではなく、三味線ですが、私の母は、故初代成田雲竹先生の妹弟子一門に属し、名取りでした。
 初代雲竹先生の直筆の書も戴きました。
 津軽三味線の不出の名士として知られています。
 津軽三味線は、バチでたたいて奏でるといいます。
 それが、あの勇壮の演奏に繋がるのですね。
 一門は海外にも渡航し、母も随伴しました。
 三線の日に、フッと数年前に他界した母を思い出しました。

 

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【季節 一口情報】 二十四節気 05 啓蟄 冬籠りの虫が出て来る頃

2025-03-05 07:03:00 | 【話材】 季節

■【季節 一口情報】 二十四節気 05 啓蟄 冬籠りの虫が出て来る頃

 「お節介焼き経営コンサルタント」が、経営やコンサルティングに関する情報だけではなく、日常生活に役に立つような情報、旅行や写真などの会話を潤滑にするために情報などもお届けしています。

 「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。

■05 啓蟄(年により日付が異なる)


 「啓蟄(けいちつ)」は、二十四節気の一つで、立春後の「雨水」から数えて15日目にあたります。春の盛りをすぐ前にして、地中で冬ごもりをしていた虫達が一斉に地上に這い出したり、草木が芽吹きはじめたりする頃です。

 

 地球温暖化の影響を受けていて、その時期は早まってきているかもしれませんが、まだまだ鹿児島などの一部でしか虫が這い出したりしないといわれています。これから啓蟄前線が北上をはじめるときと考えれば良いのかもしれません。

 

七十二候 啓蟄

 

 初候  蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)  冬籠りの虫が出て来る

 次候  桃始笑(ももはじめてさく)  桃の花が咲き始める
 末候  菜虫化蝶(なむしちょうとなる)  青虫が羽化して紋白蝶になる

 

 

◆【季節 一口情報】バックナンバー ←クリック


【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
 




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0305 聖覚没 定家等と最勝講・仏事を通して交流

2025-03-05 06:33:00 | 【話材】 きょうの人03月

 

  【きょうの人】 0305 聖覚没 定家等と最勝講・仏事を通して交流

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

■  聖覚

 しょうかく、せいかく
 仁安2(1167)-文暦2(1235)3月5日
 安居院房(あぐい)、安居院法印

 鎌倉時代初期の僧であり、歌人でもありました。平安時代後期の学者である信西 (藤原通憲) の孫で、安居院 (あぐい) に住しました。

 父の業を継ぎ、説経や唱導の名人で、後鳥羽院の信任も得ています。兼実・定家等と最勝講・仏事を通して交流しています。

 天台宗の僧ですが、法然の門に入り『唯信抄』 (1221) を書いています。親鸞からも尊敬され、親鸞は『唯信抄』を人々にすすめ,それをもとに,『唯信抄文意』を著したと言われています。

 承久の乱で但馬に流された雅成親王は、承久三年(1221)、聖覚に念仏の用心について昇格に請ったりしています。

 歌人でもあり、『新勅撰集』や『続千載集』にも掲載されています。

 

 

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 © copyrighit  N. Imai  All rights reserved 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 3月5日 ■ スチュワーデスの日 ■ ミスコンの日 ■ 早春の高台寺と桜  一年365日、毎日が何かの日

2025-03-05 00:03:00 | 【今日は何の日03月】

 

  【今日は何の日】 3月5日 ■ スチュワーデスの日 ■ ミスコンの日 ■ 早春の高台寺と桜

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

 

■ 【今日の写真】 早春の京都 高台寺

 豊臣秀吉夫人(北政所)は天正16年(1588)に従一位に序せられ慶長8年(1603)に後陽成天皇より高台院の号を賜り寛永元年(1624)9月6日、76才で亡くなられた。(高台寺ウェブサイトより)

     3月5日
■ スチュワーデスの日

 1931(昭和6)年3月5日に、日本で最初のスチュワーデス採用試験がその一ヶ月前に開催され、その結果が発表されました。それを記念して「スチュワーデスの日」が制定されました。

 「エアガール」という呼び名で募集され、日本最初のスチュワーデスが誕生したのです。試験には140人が応募し、合格者はわずか3人だったそうです。

 我々が若い頃は、スチュワーデスと言えば女性のあこがれの職業でした。

 今日では、スチュワーデスとは言わず、「客室乗務員」とか「フライトアテンダント」などと呼ぶようになりました。
■ ミスコンの日

 1908(明治41)年3月5日に、日本最初のミスコンテストが開催され、それを記念してこの日を「ミスコンの日」として制定しました。

 時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表したのが始まりです。

 一等に選出されたのは小倉市長の四女だったそうです。彼女の兄が本人には内緒で応募したのですが、彼女が通っていた学習院で大問題となってしまいました。その結果、彼女は退学処分という悲しい結果になったとのことです。

■ その他

◇ 成田山十万遍講
◇ 大通上人忌
◇ 聖覚忌

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする