J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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関西で地域・社会貢献 京都サンガ7 【J特】

2012-09-27 00:33:06 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 最近、Jクラブが東北に行って震災復興活動を行う事例が増えてきました。いくつか紹介しますが、まずはJ2京都の事例。
      
 アウェイ山形戦の翌日、宮城県亘理町において東日本大震災復興支援活動の一環として、地元の被災された小学生を対象に「京都サンガF.C.復興支援サッカー教室」を開催。ホーム以外では被災地では今回が初の活動。山形戦遠征メンバーは、前日に試合会場の山形から仙台へ移動し、宿舎ホテルからバスで約1時間かけて、亘理町に到着。
・日 時: 9月18日(火)9:00~10:30
・場 所: 宮城県亘理町逢隈小学校
・参 加: 宮城県亘理町荒浜小学校(1年生、6年生の児童、合計60名)
       クラブ側参加者30名(選手18名、スタッフ12名)

 選手達は会場に向かう前に、沿岸部の被災された地域をバスで回ったそうです。今回の遠征メンバーのほとんどが被災後初めてゆっくりと現地を訪れたそうですが、震災の爪痕を目のあたりにし、それぞれ思うところがあったようですね。
J2京都公式HP該当ページ:http://www.sanga-fc.jp/blogs/diary/2435/
J2京都関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120318
   〃    ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100416
   〃    ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090503
   〃    ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080527
   〃    ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060415
   〃    ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060401
   〃    ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060330

 この事例は素晴らしいと思います。京都さんはここ数年の間に価値観が変わられたのか、こういう地域・社会貢献活動がどんどん増えています。この事例もJ2であり、西日本のクラブでの事業という事で素晴らしいです。予算の多い元J1クラブではありますが、他のクラブと同様にアウェー戦で東北に行き、試合の他に貢献活動を実施されています。「遠いなぁ」と試合をやって帰るだけとは違いますね。Jリーガーはサッカーマシーンではありません、Jリーグ規約に義務化されているように、こういう事もやらないといけないと思います。まあ、価値観でしょうか。

 また、J2横浜FCでも同様の復興支援活動が行われています。「ほけんの窓口グループpresents燃やせ!!福島魂Match」という事で、徳島戦が福島県で開催されていますが、試合日午前中に試合会場に隣接する「福島県営あづま総合運動公園第2多目的運動広場」でにおいて「スポーツ教室開催復興支援事業 サッカー教室」を実施されています。

・趣 旨:
 「希望ある復興」を進める本市の姿を国内外に発信するため、日本を代表するトップアスリート等による実技指導を開催する。
・主 催:
 福島市、福島市教育委員会、横浜FC
・共 催:
 (公財)福島市スポーツ振興公社
・主 管:
 スポーツ教室開催復興支援事業実行委員会
・会 場:
 県営あづま総合運動公園第2多目的運動広場
・日 程:
 9月23日(日)9時30分~11時
※サッカー教室終了後、教室参加者の中で希望者についてはあづま陸上競技場で開催される「J2リーグ第35節横浜FC対徳島ヴォルティス戦を無料で観戦可。
・講 師:
 横浜FCの選手、コーチ
・対 象:
 福島市内の小学生約130人
・参加費:
 無料
・その他:
 参加者全員に横浜FCオリジナルTシャツ「as One Tシャツin 福島」をプレゼント。なおこのTシャツの製作費は、試合当日販売される上記Tシャツの収益の一部にて賄われたとか。
 また、その前のホーム3試合で実施した「被災地復興支援試合チャリティーオークション」の招待事業で、この時の試合に被災地の学生さんを招待しております。※一般社団法人プロジェクト結コンソーシアムの協力により、バスツアーを実施。
 <招待内容>
・福島県サッカー協会所属チーム事前団体申込(高校生以下:1,589名、指導者:406名)
・いわきサッカー協会所属チーム事前団体申込(高校生以下:296名、指導者・保護者:114名)
J2横浜FC公式HP該当ページ:http://www.yokohamafc.com/news/2012/09/19/923/

 チャリティーオークションをするべきか、「皆さんにチャンスを」として、チャリティー抽選会をするべきかという話があります。震災復興のチャリティー活動は1円でも多く集めるのがまず第一という事で、当ブログではオークションをやるべきと考えます。実際にJ1、J2を問わずほとんどのクラブで選手会主催等で実施されており、やった事がない方が少ないと思われます。
 横浜さんの事例はオークションの売上を招待事業に活用している立派な事業です。まだチャリティーオークションを実施した事がないクラブがあれば、再考されてはいかがでしょうか。趣旨としてどっちを見てやるのかでしょう。

 そして、J1川崎では「第2回陸前高田サッカー教室」を開催されています。去年に引き続いて2年目という事で、別格です。また、この事例については改めて紹介します。
J1川崎公式HP該当ページ:http://www.frontale.co.jp/diary/2012/0905.html

コメント
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