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最終講義(経営相談ロールプレイ)

2017-06-11 06:15:45 | 16期生のブログリレー
皆さん、どうもお疲れ様です。塚本洋美です。

さて、今回は「稼プロ!」の最終講義について触れてみたいと思います。
何人かの塾生も振り返っておりますが、今回の「聴く」スキルをテーマとした「経営相談のロールプレイ」でした。

想定された経営相談の題材は、「創業」「事業承継」「新規事業」「資金繰り」の4つのテーマでした。私は、今月から始まった「事業承継支援専門家養成講座」というマスターコースを受講し始めたことから、この中から「事業承継」のケーススタディの専門家役を担当しました。この事業承継については、私が携わっている建設業の専門工事業の業界においても、大きな課題となっております。聞くところによると6割以上の専門工事業者で、承継者がいないとのことです。

さてケーススタディの反省点ですが、事前準備の10分間の時間をもっと上手に使えば良かったと思いました。承継者の有無やその時期、会社の状況など、主軸となる質問事項を中心に、深堀りして、経営者の悩みを探ろうと考えておりました。これは通常の営業活動においても実行していることなので、ある意味、簡単に考えておりました。しかし、肝心要の重要な質問項目を忘れておりました。それは、会社の借入金等の負の資産の存在です。事前準備の重要性を再認識いたしました。

普段の営業活動においても、自分の折衝内容が正しかったのか、あるいはダメだったのかは、実をいうと判断に迷うことがあります。商談が成功すれば良かったと思いますが、そのような単純な線引きで良いと思うケースはなく、自問自答することも多々あります。

今回は、講師の先生のほか、オブザーバーとして2名の塾生が入って、貴重なアドバイスを頂きました。しかし、これから一本立ちして診断士活動を行っていくには、自分一人でやっていかなければなりません。したがって、今後は、制約条件の許す範囲で、録音等を行い、自主的に改善していこうと思います。

「聴く」スキルの習得は、永遠のテーマであり、中小企業診断士として活動する上での肝になるような気がします。

最後に、私の担当は本日が最終となります。皆さま、大変お世話になりました。おかげさまで収穫の多い有意義な一年となりました。今後とも宜しくお願いいたします。
コメント (3)
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