落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

映画「Always 三丁目の夕日」

2015年02月03日 | 音楽、映画
一昔前明治百年と云われた時期があったが、今年は早昭和九十年という。
その前半三分の一昭和三十年代を再現した「Always 三丁目の夕日」をレンタルDVDで鑑賞した。
古希路に入った私は、昔を懐かしむことが多くなった。

映画の一場面




昭和三十年代と云えば、私は小・中・高校生、社会人になる時代。
高校を卒業し、就職したもののイマイチ面白くなく一年で辞めてしまい、暫く家業を手伝っていた。
映画のシンボルになっている東京タワーが出来、TVが登場し、皇太子殿下(今上陛下)がご成婚され、東京オリンピックが開催された。
家業従事のため、親が自動車学校にやってくれた。その学校ではトヨペットクラウンが採用されていた。
家ではダットサントラックで配達をやらせてもらった。
この映画のなかに、その頃の町並みや道路が再現されている。オート三輪、ミゼットなど当時の車がせわしく走っている風景が見られ懐かしい。CGとのことだが、実写との区別が付かない。 市電の走る大通りは、配達に回った神戸市街とよく似ている。

登場人物は小さな自動車修理工場「鈴木オート」の家族、東北から集団就職で採用された従業員、近所の三文作家、ストリッパー、居酒屋の客等々。笑いあり、涙ありの群像劇だ。
そんなこともあったなぁと大いに自分の思い出と重ね合わせてしまった。

六年ほど家業に従事したが商売は自分には不向きと自覚した。
弟が専門短大を出て家業を継ぐことになり、私は幾つかのアルバイトの後30歳でまた勤め人になった。

■Always 三丁目の夕日
http://movie.walkerplus.com/mv34960/
■Always 続・三丁目の夕日
http://movie.walkerplus.com/mv36772/
■Always 三丁目の夕日'64
http://movie.walkerplus.com/mv48089/

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2 コメント

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Unknown (しょうた)
2015-02-05 09:15:13
懐かしい写真ですね。
昭和30年代と言えば、私は農業だけでは満足せず、何かをやらなければとイライラしていた時代です。
バイクや写真に出ているミゼットを乗りまわして、いろいろな事をやりました。
結局、30歳半ばから糸の関係の仕事を始めて、それが生涯の仕事になりました。
30歳代は仕事も一生懸命やりましたが、遊ぶことも結構楽しみました。
しょうた様 (落葉松亭)
2015-02-05 11:09:29
>何かをやらなければとイライラしていた時代。
うまい表現ですね。私も20-30はまさにこんな感じでした。
どうにもならず、30で勤め人になりました。
所帯を持つまでは、バイクやホンダNで風景写真を撮りに出かけていました。

入社して数年たったころ、マイクロコンピュータが登場してきました。
基板を買ってきて構造やマシン語の勉強をしたりしました。
やがてマイコンが発展してパソコンになりました。
本社に大型コンピュータは既にありましたが、工場側でPCを利用した事務処理の電算化を提案してやらせてもらいました。結局これが生涯の仕事になりました。
会社が分社化し早期退職をしましたが、69歳まで外部から引き続いてやらせていただきました。

いろいろありましたが子供らも独立し、今はまた気ままな一人暮らし、2,30代の続きをやっています。

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