落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

神崎郡神河町 白岩山(973m)

2007年07月31日 | 散歩・山歩き
 快晴。朝の気温は低めで、現地に行くまでのバイク走行は涼しすぎた。
 白岩山の北側は朝来市生野町になりほぼ境界にある。ふるさと兵庫50山には入っていないが、番外として紹介されていた。頂上には低い熊笹に転々と岩が配置され、まるで日本庭園のようだとある。しかし登山コースがイマイチ粗っぽく、webで調べてみても大差ない。とにかく現地に行ってみることにした。


 写真:林道(越知猪篠線)から望む白岩山




(詳細はHPに掲載しています 2007/08/01)
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参院選自民惨敗

2007年07月29日 | 政治・外交
 こんな事が起きるんだなぁ。
 年金騒動、閣僚の失言、事務所経費等々で揚げ足を取られた自民党。政権担当能力があるとは思えない民主党が圧勝とは。
 ネット上では保守系ブログが圧倒し正論を読ませてもらっているが、世の中全体から見るとやはり新聞TVの影響が如何に大きいかがわかる。タイミング良く次々に事務所経費の不備を突く情報がリークされるのは不思議だったが、天下り談合防止の公務員制度改革が官僚にとっていかに脅威になっているかを証明していると分析する意見もありなるほどと思う。
 残念ではあるが、そういった揚げ足取り情報をうまくマスコミと連携し宣伝する民主党の手法が勝った。小沢氏自身の巨額の不動産や朝鮮総連献金疑惑の角田氏の問題はいっこうに取り上げる様子がないところをみると、マスコミは平衡感覚を失い工作員に牛耳られているのだろう。汚いと云えば汚いが、突っ込まれる方も甘い。

 安倍内閣は重要法案で既に実績を上げている。内憂外患大変だが引き続き腐らずに続投してもらいたいと願う。
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風評被害

2007年07月28日 | 世相
 新潟地震はお気の毒だが、周辺の観光地は営業できるにもかかわらずキャンセルが相次ぎ大変らしい。原発のトラブルでは、海外では日本全体が放射能に覆われたように報道され、イタリアサッカーチームの来日が中止になったという。NHKの全国ニュースでは連日報道しているが少しは配慮してローカルに落とすなどすればよいのにと思う。
 中国産のウナギに抗菌剤が入っていたとかで国産のウナギまで敬遠され、土用の丑の日を前に業者は肩を落としている。中国食品は以前から問題だったが、アメリカで問題になってからようやく日本でも報道が始まった。
 古くはトイレットペーパー騒ぎなどが記憶にある。納豆ダイエット騒ぎもあった。不二家食品も内部告発に偽りがあったそうだ。

 参院選挙戦も今日を残すのみとなった。当地区は候補者4人でときおり最後のお願いアナウンスが回ってきた。けたたましく名前を連呼するばかりでそれもコンクリートの団地に反響し聞き苦しい。結局の所、選挙公報を見て確認するばかりだ。
 安倍政権の選挙争点は国の将来を見据えた憲法改正や教育改革、国防、戦後レジームからの脱却だったが、訴えることなく野党の年金や暮らしに引きずられた感がある。それに加えて閣僚のスキャンダル、失言が相次ぎ安倍叩きをする一部メディア(ネットブロガー達はマスゴミと呼んでいる)の格好の餌食になった。その効果(?)があってか、参院での与党過半数割れは必至らしい。そういうことになれば国政、経済、生活が停滞しそうな感じがする。

 「世論なんてお盆の上の豆みたいなものよ。お盆を右へ傾ければ右へ、左へ傾ければ左へ、ザザーッと一斉に転がっていく。新聞報道もおんなじね」と曽野綾子さんが仰ったそうだ。悲しいかな当たっている。
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横綱の資質

2007年07月26日 | 世相
 大相撲名古屋場所で優勝した朝青龍が、腰の疲労骨折をしていて全治6週間という。ところが帰国中のモンゴルでサッカーのイベントに参加しプレーしていたという。8月の夏巡業も参加せず、養生もしていなかった横綱の資質が問われている。強ければいいってものではない。せっかく二人横綱になりこれからと思っていたが、相撲界がバカにされているようで一相撲ファンとしては「なんだかなぁ」という感じだ。

「全治6週間」朝青龍がサッカー 地に落ちた横綱の資質 産経(2007/07/26 19:24)
 大相撲名古屋場所で優勝後、腰の疲労骨折が発覚した横綱朝青龍(26)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋=が、帰国中のモンゴルでサッカーのイベントに参加し、プレーしていたことが26日、明らかになった。「全治6週間」とされる朝青龍は診断書を日本相撲協会に提出し、8月3日から始まる夏巡業を休場することにしているが、日本の外務省やモンゴル政府筋などからの要請によりウランバートルで25日に行われた交流イベントに参加。サッカー元日本代表の中田英寿氏らとプレーしたという。協会の公式行事への欠場を表明しながら、サッカーに興じたのは横綱としてあるまじき行為。無断帰国、土俵上での暴挙など度重なる愚行は改まる気配がみえず、横綱としての資質が再び問われることになる。

シュート決める
 「腰の骨を疲労骨折した」横綱が、ウランバートルでの交流サッカーで中田氏のパスを受け、シュートを決めていた。
 強靭(きょうじん)な体の横綱とはいえ、骨折した体で走り回るとは何とも無謀。果たして、疲労骨折という診断が本当なのかと、疑いたくもなる。
 問題となるのは、8月の巡業を休場して帰国した先での出来事だったことだ。本来なら治療なり、静養なりに時間をあてるべきだが、そんな考えはなかった。巡業は力士にとって本場所同様に重要な仕事であるものの、横綱は巡業を軽んじているとみられても仕方ない。
 名古屋場所を3場所ぶりの優勝で飾り、「ファンのおかげです」と話した。しかし、巡業で朝青龍が相撲を取るのを楽しみにしているファンの存在も頭にない。
 6月のハワイ巡業では、勧進元主催のレセプションパーティーを途中退席した。海外興行には相撲という日本固有の文化を世界に発信し、国際的な親交を深める意味合いもあるが、朝青龍はお構いなし。下がりで相手力士をたたいたり、協会に無断で帰国もする。

北の湖理事長「おかしい」
 北の湖理事長(元横綱北の湖)は「診断書が出ているのに、サッカーをしているのはおかしい」と、苦り切る。師匠の高砂親方(元大関朝潮)は「本人には本当に疲労骨折なら入院しなさい、巡業に出られるのなら出なさいと伝えた」という。
 地に落ちた横綱の資質。十分に行き渡らない監視の目にも問題ありだが、横綱に責任の自覚が芽生えてこないとなれば、厳しい処分を下して、痛みを感じさせることも必要だ。(奥山次郎)
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宍粟市 三室山(1358m)

2007年07月24日 | 散歩・山歩き
 23日九州、四国地方の梅雨明けの発表があった。24日の天気予報は晴れで山行きの準備をした。
 夜が明けてみると雲一つなく、秋を思わすからっとした陽気だ。
 三室山は、以前、平成之大馬鹿門を訪れたがあの空山の北側にある。現地も真っ青な空が広がり雲一つなかった。
 登山口から頂上までは2時間程度だが、とんでもない間違いをして1時間以上もロスし体力を無駄に消耗した。
 沢を渡って西に行かなければならないところを真っ直ぐ桧植林地帯に入ってしまった。テープ標識が見つからずおかしいな、戻ろうかと思いながらかなり上(高度1000m付近)まで行ってしまった。桧林がなくなり熊笹まじりのヤブになり、こりゃ駄目だと引き返す。踏み跡もあり、脱ぎ捨てたジャージが埋もれているのも見たので少し楽観的にそのうち標識が現れるだろうと思ったのが間違いだった。地形図をよくよく見ると隣の尾根筋であった。
 元の地点に戻ると昼前だ。本来ならもう弁当を広げている頃なのになぁと足取り重く休み々々登っていった。

 頂上の眺望は素晴らしく、そして早くも無数の赤とんぼが乱舞していた。

 帰宅してニュースを見ると、近畿地方も梅雨明けが発表されており、平年より5日遅いということであった。
 (写真:麓の三室の滝 クリックで拡大します)
 →→ HPにも掲載しております 7/26
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大相撲名古屋場所千秋楽

2007年07月22日 | 日常・身辺
 終わってみれば、朝青龍。14勝1敗で3場所ぶり21度目の優勝。
 終盤に来ての朝青龍の集中力はすごいものがある。

 稀勢の里11-4(突き落とし)琴光喜13-2
 琴光喜やはりかたくなったのだろうか、稀勢の里のほうの踏み込みが良く、琴光喜は後手後手にまわった。
 引き上げてくる琴光喜は悔しそう、目頭を押さえていた。稀勢の里11勝あげた。
 来場所大関琴光喜が楽しみ。

 朝青龍14-1(寄り切り)白鵬11-4
 立ち会いすぐがっちりと両まわしを取りそのまま寄り切った。集中力とスピード、白鵬は何も出来なかった。

 三賞
 殊勲賞:安美錦  敢闘賞:琴光喜、豊響  技能賞:琴光喜

 前頭の10勝以上: 稀勢の里11-4  栃乃洋10-5  北勝力10-5  豊響11-4  海鵬10-5
 十両の10勝以上: 岩木山12-3優勝  旭天鵬12-3  豪栄道12-3  若麒麟10-5
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大相撲名古屋場所14日目

2007年07月21日 | 日常・身辺
 白鵬三敗、新横綱優勝はなくなる。

 琴光喜13-1(送り倒し)栃乃洋9-5
 二年ぶりの対戦という。相撲巧者の栃乃洋に対し、琴光喜立ち会いで迷いがあったらしくやや受け身の立ち会いとなった。しかし左に回り込みながら送り倒し。大関は確かになり、こんどは優勝を目標にしての重圧に勝てるか明日稀勢の里戦が楽しみ。

 朝青龍13-1(小手投げ)豊真将9-5
 終盤、優勝を狙う朝青龍は動きが良くなってきた。右上手から左に回り小手投げ。力をつけてきている豊真将ではあるが横綱の壁は厚く差は歴然としていた。千秋楽はいよいよ対新横綱白鵬戦。

 千代大海8-6(叩き込み)白鵬11-3
 千代大海厳しい突き押しで白鵬を土俵際に追い詰めた。しかし白鵬反撃、千代大海退きながら苦し紛れに叩くが、わずかに余裕があり左足がかろうじて俵の上に残っていた。白鵬三敗となり悔しい表情、優勝はなくなる。千代大海勝ち越し。

 一敗:朝青龍、琴光喜
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参院選の争点

2007年07月21日 | 政治・外交
 先日選挙管理員会から「みんなそろって投票しましょう」と印刷された参院選挙の案内が来ていた。
 安倍政権の戦後レジームからの脱却・憲法改正のテーマが、大臣の不適切発言や杜撰な年金処理で霞んでしまった。
 年金問題の原因は、自治労に支えられた社保庁の親方日の丸的体質にあると解明された。安倍内閣は社保庁を解体し民営化すると解決を目指している。しかし、民主党には自治労元幹部がいて反対に及んでいるらしい。いずれにしろ年金問題解決には時間がかかるだろうけれど道筋は見えている。ここらで本来のテーマに戻るべきではないだろうか。

 産経新聞「正論」で百地章教授が以下のように整理されていた。(2007/07/20 06:19)
 ・・・・

 ≪隣国の軍事的脅威思え≫
 参院選の最大の争点とは何か。それは参議院にふさわしい国家の根幹にかかわる長期的課題、例えば憲法改正、外交、防衛、教育などといったテーマである。

 憲法改正国民投票法の成立によって、憲法改正問題は全く新しい局面に突入した。3年後には国会によって憲法改正の発議がなされる可能性が出てきたからである。参議院議員の任期は6年あり、今回選出される議員の任期中に憲法改正の発議がなされる可能性はかなり高い。その際、参議院に憲法改正問題を託すに足る人材を確保できているかどうかは、文字通り国の命運を決する。

 各党のマニフェストを見ると、自民党は155の約束のトップに「新憲法制定の推進」をあげているが、7つの重点課題の中では、最後尾に置かれてしまった。これに対して、年金と共に、憲法9条改正反対を前面に打ち出しているのが、共産党と社民党である。安倍晋三総理の主張する「戦後レジームからの脱却」の中心課題は憲法改正のはずである。なぜこの問題をもっと積極的に取り上げないのか。

 現在、憲法改正を支持する国民は、各種世論調査でほぼ過半数を占めているが、ここ数年で改憲支持の国民は約1割(『日経新聞』)から2割(『読売新聞』)も減少してしまった。これは護憲派の巻き返しによるものであろう。もし今回の参院選で護憲派が3分の1以上の議席を占めることになれば、当分、改憲の発議は行えなくなる。

 実は、昭和27年の講和独立前後から、憲法9条改正の機運が一挙に高まったことがあった。この時、護憲派はいち早く学者・文化人を中心に「平和憲法擁護の会」を立ち上げ、さらに組合やマスメディアまで巻き込んで「憲法擁護国民連合」を結成している。そして憲法改正反対の国民運動を展開し、昭和30年2月の衆院選と翌31年7月の参院選において、3分の1以上の護憲勢力を確保することに成功した。そのため、自主憲法制定を掲げて行われた昭和30年11月の保守合同(自民党の結成)も結果的には遅きに失し、結局、憲法改正は実現できなかった。

 それ故、もし同じ轍(てつ)を踏み、今回の参院選で改憲勢力が後退すれば、憲法改正の機会は大きく遠のく。増大する中国や北朝鮮の軍事的脅威を前にして、果たしてそれで良いのか。

 ≪外国人参政権問題争点に≫
 加えて、国の根幹にかかわる憲法問題として各党に聞きたいのは、外国人参政権問題である。近年永住外国人に対して地方参政権を付与すべきだとする意見もある。しかし参政権問題の本質は、運命共同体としての国家のかじ取りを外国人に委ねてしまっても良いのかということにある。国政と地方政治が切り離せない以上、これは地方参政権についてもいえる。

 この問題について、民主党は結党時の「基本政策」に「定住外国人の地方参政権の早期実現」を掲げ、小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長らも外国人参政権に賛成している。一方、これに強く反対してきたのは自民党の安倍総裁や、彼が復党させた衛藤晟一氏らであった。

 政権選択選挙などといった声も聞かれる以上、この問題についてもきちんとした論議を行うべきではなかろうか。


 同じ産経新聞に【コラム断 ジローラモ】投票率80%の理由」というエッセイがあった。
 イタリアでは投票が法律で義務づけられており、総選挙の投票率は80%をキープしているという。日本では権利のみで「余程政策に興味をそそられるか、差し迫った危機がない限り、権利を行使する国民は多くないだろう。」と結んでいた。
 隣国の軍事的脅威、外国人参政権は国の根幹を揺るがす差し迫った危機だと思うが、大方のメディアは安倍政権の支持率低下を強調し、野党は護憲、年金や生活優先、格差解消などと云っている。
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大相撲名古屋場所13日目

2007年07月20日 | 日常・身辺
 白鵬二敗目、一歩後退

 琴光喜12-1(寄り切り)豊真将9-4
 琴光喜、とり組み後のコメント「2回の待ったは苦しかった」。力をつけている豊真将に対し、万全を期したいがためのプレッシャーがあったのだろう。しかし相撲そのもは力強く寄り切り、大関昇進をより確かなものにした。

 琴欧州8-5(寄り切り)白鵬11-2
 白鵬の右は一枚まわし。上背のある琴欧州が上手を取り引きつけ寄り切った。
 琴欧州勝ち越し、琴光喜への援護射撃にもなった。

 朝青龍12-1(寄り切り)千代大海7-6
 千代大海は待ったを思わせる最悪の中途半端な立ち会い。しかし行司は止めることはなかった。朝青龍も成立しているのかどうか疑いながら寄り切った。後味の悪い一番。

 一敗:朝青龍、琴光喜
 二敗:白鵬
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大相撲名古屋場所12日目

2007年07月19日 | 日常・身辺
 琴光喜、連敗せず。大関昇進をほぼ手中にした。

 栃乃洋9-3(寄り切り)豊真将9-3
 栃乃洋最後はがぶり寄り、ベテランのあじを見せる。豊真将は3敗、優勝戦線から脱落するも今場所の相撲内容は良い。

 琴光喜11-1(上手出し投げ)千代大海7-5
 昨日朝青龍に敗れた琴光喜は、かえって思い切っていこうと心に誓ったという。その気迫が現れた。

 朝青龍11-1(叩き込み)琴欧州7-5
 優勝に向けてエンジンがかかってきた。攻めが早い。

 白鵬11-1(寄り切り)魁皇8-4
 白鵬取り直しでかろうじて1敗を守る。一戦目は魁皇お得意の土俵際で回り込みながらの突き落とし、スロービデオでは白鵬の手が早く着いているように見えたが、同体判定。魁皇はすでに左足を痛め2戦目は勝負にならなかった。

 一敗:朝青龍、白鵬、琴光喜
 二敗:なし
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