落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲大阪場所千秋楽

2009年03月29日 | 日常・身辺
今場所はゆっくりとTV桟敷に座ることもなく過ぎてしまった。
結果だけニュースからメモしよう。
優勝:白鵬 全勝優勝。2場所ぶり通算10回目の優勝!!
24歳の若者とは思えぬほど落ち着き、巧さも存分に発揮し、横綱の貫禄充分だったように思う。

朝青龍は出足好調、千秋楽の全勝対決が期待できるほどだったが、日馬富士に敗れてからガタガタと来てしまった。思うに、朝青龍自身もパーフェクトを期していたのではないか。白鵬の取り組み、好調さもよくわかっており、自身が一敗でもすれば優勝はないと思っていたのであろう。来場所に期待しよう。

三賞:
 殊勲賞 該当無し
 敢闘賞 豊真将(11-4) 3回目
 技能賞 鶴竜(10-5) 2回目

幕内勝ち越し(横綱~前頭十三)
 白鵬(15-0)
 朝青龍(11-4)
 琴欧州(10-5) 魁皇(8-7) 日馬富士(10-5) 琴光喜(8-7) 把瑠都(8-7)
 豪栄道(9-6) 鶴竜(10-5) 栃煌山(8-7) 豪風(8-7) 安美錦(9-6)
 玉乃島(8-7) 豊ノ島(8-7) 豊真将(11-4) 栃乃洋(8-7)
 岩木山(8-7) 朝赤龍(9-6) 阿覧(10-5) 千代白鵬(10-5) 山本山(8-7)

当方期待の稀勢の里は(5-10)で意外にふるわなかった。北の富士さんの言葉ではないが、賞味期限切れにならないよう来場所に期待する。
豪栄道(9-6)は地元の声援を受けて好調、来場所昇進か。
千代大海(2-13)は脇腹を傷め、気の毒なぐらいであった。休場してもよかったのでは。
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小沢氏は「続投」の意向

2009年03月25日 | 政治・外交
【西松献金】秘書起訴でも、小沢氏は「続投」の意向 2009.3.24 21:04 産経
 民主党の小沢一郎代表は24日夜、代表職を続投する意向を党役員会で表明した。
 東京地検特捜部が同日、政治資金規正法違反の罪で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者らを起訴したことを受け、小沢氏の去就が注目されていた。

小沢氏秘書を起訴 東京地検 西松建設違法献金事件 2009.3.24 15:23 産経
 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は24日、西松建設から受けた献金を、西松のダミーの政治団体から受けたとする虚偽の記載を政治資金収支報告書にするなどしたとして、同法違反の罪で、陸山会の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)と、西松前社長、国沢幹雄容疑者(70)を起訴した。虚偽記載の起訴額は、逮捕容疑の2100万円から増え、3500万円となった。
 捜査関係者によると、大久保被告は起訴事実を全面否認し、国沢被告は認めているという。
 起訴状などによると、大久保被告らは平成15~18年、陸山会などが実際には西松から受領した3500万円の献金を、西松のダミーの政治団体「新政治問題研究会」(新政研)と「未来産業研究会」(未来研)から受けた、とする虚偽の記載を政治資金収支報告書にしたとされる。また、18年10月ごろ、新政研と未来研の名義で、陸山会などに対して行われた西松の企業献金300万円を受領したとされている。
 捜査関係者によると、特捜部は、西松が小沢氏側への違法献金を続けた動機について、東北地方の公共工事受注だったと判断したもようだ。国沢被告は「献金は、東北のダムなど、公共工事の受注拡大を図るためだった」「受注できるようお願いした」などと供述。西松は実際に、小沢氏が強い影響力を持つとされる地元・岩手や秋田を中心に受注を増やしており、国沢被告らは「献金の効果」と受け止めていたという。
 特捜部は、国沢被告ら西松関係者の供述や、陸山会などが献金を受ける際に、西松に出していた請求書など、多数の証拠を固め、大久保被告が政治団体を西松のダミーと認識していたと断定し、起訴は可能と判断したとみられる。
 東京地検の谷川恒太次席検事は、起訴会見で「国会議員の政治団体が、特定の建設業者から長年にわたり多額の金銭提供を受けてきた事実を、国民の目から覆い隠したもの。規正法の趣旨に照らして見過ごせない重大で悪質な事案と判断した」と説明した。

小沢不動産や政治献金問題が明らかになるにつれ、虚像が崩れた。
党役員会で誰も辞任を求めるものがいなかったという民主党の自浄能力のなさも救いがない。
旧社会党左派から右派まで寄せ集めに過ぎないもろさが出たのではないか。記者会見での「国民の側に立った政権実現が私の最後の仕事」という言葉はいかにも空虚に聞こえた。
たとえ続投したとしても「一度民主党に政権を任せてみよう」はもうないだろう。
特アを利する法案や、売国法案が霧散することを願う。
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おめでとうWBC連覇

2009年03月24日 | 日常・身辺
「侍」の冠を戴いたジャパンは負けるわけにはいかない。見る方もハラハラした。
対韓国とは五分でここまで来た。決勝では初の延長戦。
延長10回イチローの2点タイムリーでようやく勝ちが見えてきた。
侍ジャパンWBC連覇、延長の死闘制す…韓国に5-3 3月24日10時40分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090324-00000326-yom-spo


先頭打者・イチローがセンター前にヒットを放つ(米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで)=永尾泰史撮影

 【ロサンゼルス=小金沢智】野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は23日(日本時間24日)、決勝が行われ、日本が延長戦の末、韓国を5-3で破り、連覇を遂げた。

 日本は1-1と同点の七回、中島の左前打で1点を勝ち越し。八回に岩村の犠飛で1点を加えた。その裏に犠飛で1点差とされ、九回には抑えのダルビッシュが2四球と左前打で同点に追いつかれた。しかし、延長十回、二死二、三塁からイチローが中前打を放ち、2点を勝ち越し。接戦にけりをつけた。
 先発の岩隈は7回2/3を4安打2失点、6奪三振の好投だった。

 今大会、日本と韓国の対戦成績は、日本の3勝2敗となった。
最終更新:3月24日14時40分


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イヤガ谷東尾根~石井ダム

2009年03月21日 | 散歩・山歩き
スライドにしました。2009/03/23


前回(2月6日)(展望岩尾根と呼ぶことにします)とは別のコースで石井ダムまで下りました。
妙号岩の北側の谷筋で、最終には同じ堰堤に出ます。ハイキングコースではないので、距離は短いですが深山の趣が味わえました。往復3時間半でした。

妙号岩北谷(と呼ぶことにします)



ミニ甌穴、長い年月小さな流れで穿たれたようです。

 ほっとする休憩空間

 終点の堰堤と妙号岩

石井ダム
 満水時には水没しているところです

 長閑に遊泳するカモ


整備中の工事現場から(現在立ち入り禁止で注意を受ける)


今日の展望、春霞で神戸市街、大阪湾が見えません

帰路・展望岩尾根
 
風格のコナラの幹

 コバノミツバツツジの蕾が出ていました

 ヤブツバキ

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「小沢代表聴取、見送りの公算」

2009年03月20日 | 世相
 春分の日

大山鳴動鼠一匹。
小沢代表聴取、見送りの公算=「必要性なし」-公設秘書の違法献金事件・東京地検
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009031901107
 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が西松建設から違法献金を受けたとされる事件で、東京地検特捜部が小沢氏本人の参考人聴取を見送る公算の大きいことが19日、関係者の話で分かった。同氏は陸山会の代表だが、これまでの調べでは、会計責任者の公設第一秘書大久保隆規容疑者(47)の政治資金規正法違反容疑に関与した形跡が浮かんでおらず、特捜部は「聴取の必要はない」と判断したとみられる。
 また、同法には政治団体代表者が会計責任者の選任および監督を怠ったとき、罰金50万円以下とする規定があるが、特捜部は立件困難と判断したもようだ。(2009/03/19-22:40 時事)

このニュース、本当ならばがっかり。
「政治団体代表者が会計責任者の選任および監督を怠った」ことすら立件困難だったということか。
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入管法改正案 国籍「台湾」記載OK

2009年03月19日 | 政治・外交
シナが台湾併呑をするようなことがあれば日本の危機だ。
安全保障面、親日国台湾独立後押しの為にも一歩前進。麻生さんやりますね。
在留カード「台湾」表記 入管法改正案 中国政府の反発予想
紙面での見出し (外国人登録証→在留カード)「台湾」記載OK 2009.3.19 01:25産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090319/plc0903190126000-n1.htm

 政府が今国会に提出した在留外国人行政を一元化する出入国管理法改正案が、在留台湾人から熱い視線をあびている。台湾人に国籍欄に「中国」との表記を強いてきた現行の外国人登録証に代わり、平成24年に導入される「在留カード」では「台湾」表記が認められるためだ。ただ、中国政府の反発も予想され、与野党の対応が問われそうだ。

 現行入管法は、外国人登録を市町村に委託してきたが、改正案では法務省入国管理局に一元化する。外国人登録証は廃止され、代わりに入国管理局が在留3カ月を超える外国人に対し、氏名、生年月日、性別、国籍、住所、在留資格、在留期限を記載した「在留カード」を発行する。

 政府は住民基本台帳法改正案も国会に提出しており、在留外国人が市町村で住民登録ができ、在留カードと連携させることで、外国人の子弟の就学や健康保険加入など行政サービスの充実につなげたい考えだ。

 在留カードは国籍欄を改め、「国籍または日本政府が認める旅券を発行している地域」を記載する欄に変え、台湾人は「台湾」と表記できるようになる。

 日本政府は昭和47年の日中国交正常化以後、台湾を国として承認せず、「政令で定める地域の権限のある機関の発行した文書」として、台湾政府とパレスチナ自治区発行の旅券を認めてきた。パレスチナは平成19年に外国人登録証の「パレスチナ」表記を認めたが、台湾だけは「中国」表記のままだった。

 法務省や台北駐日経済文化代表処などによると、「中国」籍で外国人登録をしている人は19年末で約60万人だが、うち約4万2000人は台湾人だといわれる。在留台湾人の団体はかねて「台湾」籍表記を要望。台湾政府も陳水扁政権下の13年7月、日本側に改善を要望したとされる。李登輝元総統も15年の訪日時に、改正を求めるコメントを発表している。
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しょーもない「ぶら下がり取材」

2009年03月19日 | 世相
【麻生首相ぶら下がり詳報】笑顔がない?「そんな恐い顔しているかね」(18日夕) 2009.3.18 19:07 産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090318/plc0903181909009-n1.htm
(1/2ページ)
 麻生太郎首相は18日夕、首相官邸で記者団から「マスコミに努めて笑顔を見せないようにしているのか」と問われ、「(笑顔を)出したくなるような雰囲気でないことは確かだね」と嫌みたっぷりで応じる一方で、「そんな怖い顔しているかね」とやや心外な様子だった。ぶら下がり取材の詳細は以下のとおり。
 【衆院解散】
 --公明党の太田昭宏代表は今日、総選挙で勝つためには内閣支持率を回復させる必要があるとして、早期解散に否定的な考えを示したが、首相も早期解散は難しいと思うか
 「解散の話は昨日も誰か聞いてましたね。誰だっけ?見かけない顔の人だったけど。聞いていただいたと思うんですが、その時も同じことをお答えしたと思いますけど。昨日と同じ答えでしか言いようがありません」
 --太田代表の発言を受けて認識をお願いしたい
 「今日の認識と昨日の認識と違うかという意味ですか?昨日の認識と今日の認識は同じです」
 --早期の解散についての考えを今日、お伺がいしたい
 「あ、もう1回、テレビのためにもう1回しゃべれというのがあなたの社命だね。最初からそう言ってくれればいいのに。あの、解散の時期については私が決めます。いつの時期がいいかという判断は今の、いろんな情勢を考えたうえで決めさせていただきます」
(2/2ページ)
 【企業献金】
 --民主党の小沢一郎代表は今日、企業献金の全面禁止について衆院選のマニフェストに盛り込むことを容認する考えを示したが、首相は自民党総裁として企業献金の全面禁止について、いかがお考えか
 「あの、小沢代表のコメントの内容を詳しく知らないので、小沢さんがどう言われたかということに関しては、ちょっとなんともコメントのしようがありません。ただ、企業献金が悪という考えにはくみしません。企業献金の正当性というものに関しては最高裁判決もきちんと出てると記憶しますので、企業献金というものが悪いという前提に立つことはありません。従って、いわゆる民主主義というものを実行していくときのコストの話として企業献金の献金の仕方についていろいろこれ、各党、各会派でずっとやってこられた長い歴史の結果、今のものがあるんだと思ってます」
 【首相の笑顔】
 --首相は今日、自民党の青年局との昼食会で、若手議員から「マスコミに対する顔がこわいからもっと笑顔を出すように」との意見があり、首相は「笑顔は難しい。こんなときに何をへらへら笑っているんだといわれるから」と答えられた。首相はわれわれマスコミに対して、努めて笑顔を出さないようにしているのか。
 「出したくなるような雰囲気でないことは確かだね。そんな恐い顔しているかね」

小泉元首相の時から始まったと云われる「ぶら下がり取材」だが、これも人によりけりに見受ける。
ワンフレーズ・ポリティックスとか云われた小泉さんはうまく記者をあしらった。
安倍さんは、無難にこなした。福田さんは最後には拒否した。
麻生首相は、場合によってはつるし上げに見える。

何回も「早期解散」を促すかのような質問。
「首相はわれわれマスコミに対して、努めて笑顔を出さないようにしているのか」・・・
なんというくだらない質問であろうか。芸能人ではあるまいし、支持率低下を書き立てられているから、質問されれば、真面目に答えないわけにはゆかない。

先日のNHK「総理にきく」では、某タレントが帽子も脱がずに国民・庶民の代表のような顔をして質問していた。いい歳の男が「・・・しんないけど」はないだろう。TV・新聞が政治を低俗化し、信頼性を損なっているのではないか。
一国の首相ともなれば、厳しい経済、国際状況で睡眠もまともにとれない日々が続いているであろうに、お気の毒なくらいと思う。

今は、政府官邸メールも定期的に配信され、インターネットTVもある。
きちんとした会場でTV中継し、質問者には社名記者名を名乗ってもらって記者会見してはどうか。
何処の誰がくだらない質問しているのか一目瞭然だ。
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東シナ海の米中小競り合い

2009年03月18日 | 政治・外交
厳しい経済状況でも、シナの軍拡は止むことはない。
【湯浅博の世界読解】「中国の海」で米中熾烈 (1/3ページ) 2009.3.18 09:15 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090318/amr0903180915004-n1.htm
 中国海軍はこのところ、南シナ海を「中国の海」にすべく米海軍に真っ向から挑戦している。とりわけ、その重要な拠点となる海南島の周辺で警戒が厳しい。島に地下要塞(ようさい)をつくって原子力潜水艦を配備し、海中から出入りさせる。
 軍事専門家は今回の南シナ海を舞台にした米中小競り合いで、中国艦船の統合運用ぶりに注目している。
 米音響測定船インペッカブルが海南島の南120キロの公海上で、中国海軍の情報船を含む5隻に「危険な操船行為を伴う妨害」(米国防総省)を受けた。
 興味深いのは中国艦の巧みな連携で、最初に海軍のフリゲート艦と航空機Y-12が出てきた。次いで国家海洋局の情報収集船、海洋漁業局のパトロール船、それに海上民兵のものと思われるトロール船2隻が加わる。
 これまでバラバラだった各機関がピタリと呼吸を合わせてきた。
 中国艦は危険な距離を超えて8メートルまで接近し、木片をインペッカブルの進行方向にばらまいて妨害したという。調査船に木片を見舞うとは、いかにも海上民兵らしいやり方である。
(2/3ページ)
 この「海上民兵」というのがクセ者で、外見は漁船だから最初は識別が難しい。隠した魚雷を発射してくることもあるし、いつの間にか漁船団となって敵を囲んでしまうこともある。
 これを攻撃すれば「敵は無実の漁船を攻撃した」との宣伝に使われる。いわば海の便衣隊である。南京事件のさい、軍服を脱ぎ捨て後方撹乱(かくらん)した便衣兵と同じ発想だ。調査船は機銃すら持たないが、放水で対抗したのは妥当だった。
 防衛大学校の太田文雄教授によると、海上民兵は地方ごとに漁民で構成され、海軍が実施する演習にも定期的に参加して海上作戦で一定の役割を担う。
 中国はこの手で、ベトナムが領有していた西沙諸島の一部を1974年に海上民兵に占領させ、フィリピンでも90年代にミスチーフ環礁を奪わせた。しかも、今回は軍、海洋局、漁業局などの統合がとれていた。
 もちろん米国は中国に抗議するとともに、インペッカブルを護衛するためにイージス型駆逐艦を現場海域に派遣した。
 中国はこれを嘲笑(ちょうしょう)するように、海外向けの中央テレビが漁業監視船「漁政311」を南シナ海のパラセル(西沙)諸島に派遣したと報じた。漁政は軍艦を改造した中国最大の監視船だ。
(3/3ページ)
 これまでも中国は、海洋に「力の空白」が生じると、これに乗じて軍を送り込んできた。まず92年の領海法で「中国の海」であるとの意思を示し、第2段階では海洋調査船の派遣を開始する。第3段階で海軍艦艇や航空機を派遣して力で領有権を明示する。その先兵が海上民兵だ。
 太田教授は、すでに第3段階に入っていると『インテリジェンスと国際情勢分析』で述べている。
 今回の米音響測定船に対する中国艦の異常接近事件も、表向きオバマ米政権との米中協調が叫ばれようと、海面下では熾烈(しれつ)な戦いが露骨に進んでいることを物語る。インペッカブルは、海南島に配備された中国原潜の音紋採取や潜水艦を探すための海底地形の調査である。台湾海峡で風雲急を告げたさいに、米空母機動部隊の脅威となる中国潜水艦を警戒するためでもある。
 南シナ海は日本にとってこそ中東原油を輸送する生命線である。ソマリア沖に護衛艦2隻を派遣するだけでも大騒ぎをしているようでは国益の確保はおぼつかない。やがては中国の空母が台頭してくるはずだ。

海南島
海軍と海上民兵の合同作戦というから本物だ。
1974年~1990年、同じ手口で西沙諸島、フィリピン・ミスチーフ環礁を我がものにしたという。

シナの軍拡倍々ゲーム。
中国の国防費 2けたの伸び率 3月4日 17時49分 NHK
中国のことしの国防費が4日に発表され、21年連続で前の年から2けたの高い伸び率となり、軍のハイテク化を進めて軍備の増強を図る立場を示しました。
中国の全人代=全国人民代表大会の開幕を5日に控えて、全人代の李肇星報道官は、4日の記者会見でことしの国防予算の総額を明らかにしました。それによりますと、ことしの国防費は、去年よりも14.9%増加の4806億人民元余り、日本円にして6兆9000億円近くで、21年連続で2けたの高い伸びになります。その理由として、李報道官は、兵士の生活水準の向上とともに、情報戦争に備えた通信能力の強化をあげ、ハイテク化を進めてさらに軍備の増強を図る立場を示しました。中国軍は、ここ数年、最新の戦闘機や艦船などを導入して、空と海の軍事力を強化しており、特に、海軍は、航空母艦の建造を検討しているほか、海賊対策としてアフリカ東部のソマリア沖に駆逐艦を派遣するなど行動範囲を広げています。ことしの国防予算について、李報道官は、GDP=国内総生産に占める割合は、1.4%で、アメリカの4%に比べると低いと述べ、中国軍の増強は、他国への脅威にはならないと強調しました。しかし、この中には、兵器の外国からの購入費や開発費などが含まれていないうえに、公表された額だけでも日本を抜いてアジア最大となっていることから、国防費の高い伸びは、周辺国の警戒感を一段と強めることになりそうです。
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破綻会社AIGの高額ボーナス

2009年03月17日 | 世相
AIGの高額ボーナス支給 オバマ大統領が支払い阻止命じる (1/2ページ) 2009.3.17 08:20 産経
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090317/amr0903170136000-n1.htm
 【ワシントン=渡辺浩生】政府の支援を受けて経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)による幹部社員への高額ボーナス支給問題で、オバマ米大統領は16日、「どう正当化されるのか理解しがたい」と憤慨し、ガイトナー財務長官に、「あらゆる法的手段」を使ってボーナス支給を阻止するよう指示したことを明らかにした。
 公的資金注入金融機関の高額報酬を調査しているニューヨークのクオモ司法長官も同日、AIGに情報開示を求めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、AIGは同司法長官に対し、金融商品部門の幹部社員に総額1億6500万ドルのボーナスを13日に支給したことを明らかにしたという。・・・

バブルの頃、子供保険をかけていた千代田生命が破綻した。買われていったのがAIGだったと思う。
1割引かれて積立金が返ってきたと記憶している。
税金を注入して救済しようとしている会社が幹部にボーナス支給とは・・・米国民ならずとも呆れる。
怒れ/\・・・
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おかしな教員、裁判官がまかり通る

2009年03月16日 | 世相
常識を学べない生徒や父兄の精神的苦痛はどこへ持っていいのやら・・・
教育委員会とやら、文科省は何をしているのかな、他人事ながらお気の毒な話。
【産経抄】3月16日 2009.3.16 02:10
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090316/edc0903160210000-n1.htm
 日本初の本格的長編カラー劇映画「カルメン故郷に帰る」は、東京・浅草のストリッパーが、故郷の村に帰って混乱を巻き起こすコメディーだ。「わしが自分で裸で踊るより恥ずかしい」。娘が村でストリップをやると聞いて泣く父親に、笠智衆演じる小学校の校長先生がいう。
 ▼「恥ずかしいということは人間だけが知っていることだ。尊いことだ。尊いことだよ」。人間だけが知る「尊いこと」を伝えるのが、教育のはずなのに、正反対の性教育がまかり通る学校があった。性器の部分が強調された男女の人形などを教材にしていた、東京都立七生(ななお)養護学校(日野市)もそのひとつだ。
 ▼児童生徒が暮らす寮では、時や場所を選ばずに、性器の名称を口走ったり、触り合ったりしている、と保護者らから苦情が寄せられていた。集会室で自慰行為を始めた男子生徒に寮の職員が注意すると、「学校で恥ずかしいことじゃないと教わった」と答えたという。
 ▼七生養護学校の過激な性教育が明るみに出たのは、平成15年に都議会で指摘した都議が視察し、それを小紙が報じたからだ。当時の教員らが、精神的苦痛を受けたなどとして訴訟を起こし、東京地裁は先週、都議の行為を「不当な支配」と認定した。
 ▼何だか、従軍慰安婦問題を扱ったNHKの番組をめぐる騒動を思いだす。そもそも、昭和天皇を弁護人抜きで一方的に断罪する“法廷”など、放送に値するはずがないのに、政治的圧力の有無ばかりが取りざたされた。
 ▼今回も裁判所は、性教育の内容については判断を示さなかった。問題の本質から目をそらした判決だ。元教員たちは、都教委に没収された教材を取り戻して、再び過激な性教育を広める決意を語っている。やれやれ。
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