落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

PM2.5だったのか

2014年02月26日 | 環境・エネルギー
今月後半、今日も含めて三回ほど山歩きに出かけたが、どうも展望がすっきりしなかった。
黄砂かなと思ったが、あの北京名物PM2.5だったとは。
「コラァ、 習近平 なんとかしろ !」
PM2.5 各地で濃度上昇 注意を 2月26日 18時14分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140226/t10015542121000.html

26日午前、東北から中国地方にかけての10府県で、大気中の汚染物質PM2.5の濃度について、比較的高い値が観測され、26日の平均濃度が国の指針を超えるおそれがあるとして、注意を喚起する情報が出されました。
このうち9の府県では情報が出されるのは今回が初めてで、いずれも外出などを控えるよう呼びかけました。

注意喚起を行ったのは、福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、三重県、大阪府、兵庫県、香川県、それに山口県の合わせて10府県です。
このうち新潟県では、県内の10の観測地点のうち、新潟市内の3か所で、26日午前5時から午前7時までのPM2.5の1時間の平均濃度が、1立方メートル当たり88.3マイクログラムから101.7マイクログラムを観測しました。
このほか、福島県、富山県、それに香川県の観測地点でも、それぞれ85マイクログラム以上に達しました。
また、大阪市では、26日正午までの8時間に観測されたPM2.5の平均濃度が、1立方メートル当たり90.4マイクログラムに達したほか、兵庫県と石川県、福井県、それに三重県の観測地点でも、それぞれ71.1マイクログラムから85.5マイクログラムに達しました。
このため9の府県では、PM2.5の26日の平均濃度が、国の指針の1立方メートル当たり70マイクログラムを超えるおそれがあるとして、福島県、新潟県、富山県、石川県、福井県、三重県、大阪府、それに香川県の全域と、兵庫県の播磨東部に、それぞれ初めてとなる注意を喚起する情報を発表し、外出などを控えるよう呼びかけました。
また、山口県も、山口市などの観測地点で1時間のPM2.5の濃度が85マイクログラムを超えたため、県の東部と中部に注意を喚起する情報を出しました。
新潟県によりますと、新潟市江南区では午前9時に観測史上最も高い123マイクログラムを観測したほか、午後5時までの1日の平均濃度が96.8マイクログラムに達したということです。
各府県では、外出をなるべく控え、部屋の換気を必要最小限にすることや、呼吸器系に疾患がある人や高齢者は体調に応じて慎重に行動するよう呼びかけています。

世界のがん患者数、今後20年間で1.5倍に 中国、肺がん急増
「青空」の前で写真を撮る観光客 (Lam Yik Fei/Getty Images)
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/02/html/d82552.html

【大紀元日本2月5日】世界保健機関(WHO)は4日、「世界がん報告」を発表し、世界のがん患者数は、今後20年間で1.5倍以上に増える見通しを示した。中国ではこの増加傾向がいっそう顕著だという。

 報告によると、すでに世界の死因の第1位となったがんは、その罹患率と死亡率はまだ上昇し続けている。2012年に新たにがんと診断された患者は世界で1.400万人だったが、2030年には2.160万人、約1.5倍に増えると予想された。また、がんにより死亡する人数は年間820万人から1.300万人に増加するという。

 2012年にがんと診断された患者のうち、アジアが約半数を占め、その大半は中国だった。もっとも患者数の多いのは肺がんで、全体の13%を占めている。死亡率も肺がんがもっとも高く、がんにより死亡した患者の5人に1人は肺がんだったという。

 広州市第一人民病院の曾軍医師は米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に対し、中国では毎年、350万人が新たにがんと診断され、250万人ががんにより死亡している事を明らかにした。「中でも特に肺がんの罹患率がどんどん高くなっている」という。

 2011年に行われた中国の全国調査で、それまでの30年間に、中国国内の肺がん死亡率は465%も増えたことがわかった。

 曾医師は、肺がんの高罹患率の理由に、喫煙人口の多さと大気汚染を挙げた。「中国の大気汚染がますますひどくなり、呼吸器疾患もそれにより大幅に増えている。これは肺がん患者が増えた主な原因の一つだ」と指摘した。

 米中科学技術文化交流協会(ニューヨーク)の責任者・謝家叶氏はRFAに対し、中国でがん患者が急増したのは、経済発展が環境や人口構成、生活スタイル全般に及ぼした影響によるものだと話した。
(翻訳編集・張凛音)



 兵庫県西脇市 鳴尾山から見る角尾山 本日昼頃



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市川町 鶴居城山(433m)、大中山(662m)

2014年02月25日 | 散歩・山歩き
2月23日(日) 晴れ

ようやく朝の冷え込みも和らいできました。
先週に引き続き、市川町の城山に行ってみました。


国道312号線から 手前が鶴居城山、奧が大中山です。夕方だいぶん日が陰ったころです。


西側尾根から見る鶴居城山

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中国軍 尖閣奪取訓練

2014年02月21日 | 政治・外交
「中国軍、尖閣奪取へ電撃戦想定訓練も」 米軍幹部発言 2014.2.20 19:25 [中国]
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140220/amr14022019260005-n1.htm

 【ワシントン=小雲規生】米太平洋艦隊の情報戦部門を統括するジェームズ・ファネル大佐は、中国人民解放軍が東シナ海で尖閣諸島(沖縄県石垣市)や琉球諸島南部の島嶼(とうしょ)群の奪取を想定した訓練を行っているとの見方を示した。米カリフォルニア州で2月13日に開かれたシンポジウムでのファネル氏の発言を、米メディアが伝えた。
 ファネル氏はシンポジウムで、人民解放軍が昨年秋に行った陸海空軍による共同演習を分析した結果、「人民解放軍には、東シナ海で日本の部隊を殲滅(せんめつ)する短期集中作戦を遂行できるよう、新しい任務が与えられている」と結論づけた。人民解放軍が作戦の結果、尖閣諸島に加え、琉球諸島南部を奪取することが想定されるという。
 またファネル氏は、昨年1月の中国海軍艦船による海上自衛隊護衛艦などへの射撃管制用レーダー照射について、中国は攻撃するにはお互いの距離が近すぎたために危険ではなかったと説明していると指摘した。この説明について「そのような出任せは通用しない」と批判した。
 また中国が領有権を主張している南シナ海で挑発的な軍事行動をとっていることについて、「国際法上の明確な根拠を欠いている」と強調。中国の艦船は「敵対的で、近隣国に嫌がらせをしている」と述べた。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成26(2014)年2月21日(金曜日)通巻第4155号
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http://melma.com/backnumber_45206/

米軍太平洋艦隊情報主任ジェイムス・ファンネル海軍大佐が指摘
「中国軍の対日戦争訓練は『短鋭戦争』(ショート・シャープ・ウォー)」

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 2014年2月13日にカリフォルニア州サンディエゴで開催された「ミッション・アクション」(海軍の会合らしい)の席上、米軍太平洋艦隊の情報主任でもあるジェイムス・ファンネル海軍大佐は、「現在の中国軍の対日戦争訓練は『短鋭戦争』(ショート・シャープ・ウォー)」であると指摘していたことが分かった(ワシントンタイムズ、2月19日)。
 目的は東シナ海における日本の自衛隊戦力を破壊することに置かれ、尖閣諸島ばかりか、沖縄南方の島々への侵攻を予想した訓練を積み重ねているとした。

 中国の軍事予算は急激に増大中で、2013年は1392億ドル、2014年は1480億ドル(ドイツ、フランス、英国を合計した国防費より多い)。
 ペンタゴン筋の中国軍情報とはひと味違って、太平洋艦隊の情報部の分析だから、留意しておく必要があるだろう。

中共国内はめちゃくちゃでも軍事に邁進する、このアンバランス。
支那人民よ、なんとかしろ。

■世界のがん患者数、今後20年間で1.5倍に 中国、肺がん急増
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/02/html/d82552.html

金持ちは国外に逃亡
■加速する中国人富豪の移民 豪富裕層向けビザ申請者の9割が中国人
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/02/html/d94133.html

■中国軍、7割以上が一人っ子 戦闘力に疑問も
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/02/html/d70318.html

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加古川市 城山、日岡山公園

2014年02月18日 | 散歩・山歩き
2月16日(日) 曇のち晴れ

前日の雪も融け、午後日が射してきた。加古川市の城山を訪れた。
城山は「中道子山(ちゅうどうしさん)城跡」「赤松城趾」「志方(しかた)城趾」などと呼ばれている。


城山(中道子山城跡)


日岡御陵

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鍛冶俊樹氏『都知事選総括』

2014年02月17日 | 政治・外交
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第136号(2月15日)
http://melma.com/backnumber_190875/

都知事選の総括

 東京都知事選に深く関わったので、軍事ジャーナリストとしての活動は1か月以上休止していた。活動を再開するに当たり、今回の都知事選について総括しておきたい。

 総括の前提として確認すべきは都知事選の舞台となった東京が世界最大の国際都市だという点だ。東京は政治都市であると同時に経済都市である。我々はこれを当たり前の様に受け止めているが、実は世界的に見ると当たり前でない。
 米国の政治都市はワシントンだが経済都市はニューヨークだ。中国の政治都市は北京だが、経済都市は上海だし、インドの政治都市はニューデリーだが経済都市はムンバイだ。ドイツの首都はベルリンだが経済都市はフランクフルト。
 確かにパリやロンドンは政治都市であると同時に経済都市だが、もはや英国やフランスが単独で国際政治を動かせる時代ではないし、経済力も東京に及ばない。東京の国際政治上の地位について言えば、単に日本の首都というだけでなく、アジアの安全保障を担保する在日米軍基地の航空拠点横田基地を 要するが故に、国際政治上の巨大都市なのである。
 おそらく大英帝国時代のロンドンに比肩すべき巨大国際都市が現在の東京なのである。
当然、世界各国政府は選挙の帰趨に注目しており、特に米国と中国は単に注目するだけでなく、選挙戦を左右すべく政治工作を仕掛けていた。
 海外メディアが都知事選にあまり触れなかったのは、このためである。
つまり都知事選を掘り下げて報道すれば、米中両政府の動向に触れざるを得ず、それに触れれば米中双方から睨まれて、報道機関として存続が困難になる事が目に見えていたからである。

 さて今回の選挙は結果的に細川が出たことで宇都宮の当選の芽を絶った。細川は脱原発を主張しながら現実には脱原発の芽を絶ったことになる。選挙運動においても細川氏はまともな政策論争に応じようともせず、ようやく出たテレビ討論では誰が見ても当選する気があるとは思えない様な応答振りを繰り返した。細川の真意は実は脱原発ではなく、脱原発の芽を摘むことにあったのではないか。
 一方、舛添の出馬は田母神の当選を阻止しようとする勢力が背景にいなければあり得ない。自民党を除名された人物を自民党が推すなどという事態は、安倍総理に最も近い思想の持主である田母神をどうしても都知事にさせたくないという強力な圧力のもとでしか考えられない。

 ちなみに家入の出馬も、ネット上の支持率の高い田母神の票を奪う形になっている。家入が本来政治に関心を抱いていなかった事は当人の発言からも明らかで、彼に出馬を促した背後には田母神阻止を意図した政治勢力があったと想定しても不思議はあるまい。
 結果として田母神は敗れたが、面白いことに当選した舛添は原発維持や公共事業などで田母神の公約を真似ている。つまり田母神の主張した政策の多くは舛添の手で実現に至る筈で、田母神は選挙には負けたが、政策で勝ったともいえる。

 田母神は61万票を獲得し、4位であった。だがこの数字をどう評価するか。田母神は政党にも組合にも頼らず、しかもマスコミの逆風下、独力で戦った。つまり61万という数字はこれだけの集票できる組織を、選挙戦を通じて完成させたことを意味する。
 いったん成立した組織は滅多なことでなくならないし、田母神は今後も主張を続けると宣言している以上、組織そのものも今後拡大を続けるものと予想される。現在の日本で支持が拡大していくと予想される政治勢力は他に見当たらない以上、田母神に新時代を切り開く様、国民的期待が集中するのは必定であろう。

マスコミは桝添、細川を二強とし、田母神氏を無視。
安倍首相が桝添氏の応援演説をしていたのが奇異に映った。
公明党(創価組織票)の麻薬は断てないのかも。

田母神氏はそれでも四位と健闘した。今後もし国政にも出馬をされるなら大いに期待する。

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「村山・河野談話」が諸悪の根源

2014年02月16日 | 政治・外交
真悟の時事通信より
闘いは始まった No.943 平成26年 2月13日(木)
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?mode=Printview&page=943

 昨日(二月十二日)の産経新聞「産経抄」は、よかった。
 よく書いてくれた。
 この度の、東京都知事選挙に於ける田母神俊雄元航空幕僚長の「闘いの大義」をである。

 「闘いの大義」という観点から見れば、田母神俊雄は、勝った。
 他の如何なる候補者も、元厚生大臣にも元総理大臣にも、闘いの大義はなかった。
 闘いの大義とは、
 如何にして戦後体制から脱却し、
 如何にして日本を取り戻すかである。

 総理大臣の村山富市談話と官房長官の河野洋平談話がある。
!)この談話によって、
「日本は良い国だ」と言った田母神俊雄は航空幕僚長を解任され自衛隊から追われた。
 そして、政界は与野党こぞって田母神を非難し、マスコミもほぼ全て、田母神を非難した。
 ただ、「WILL」と産経の「正論」のみが田母神を支援した。
!)この談話によって、
 中国と韓国は、我が国を犯罪国家と非難することが可能となり、事実朝から晩まで我が国を非難し続けている。 !)この談話によって、
 我が国の大使を含めた在外公館職員は、赴任地での中国と韓国の対日非難に対して、事実無根だと反論できない。
 この談話がウソを認めているからである。
 それで我が在外公館は、仕方なく、既に何度も謝罪しているとか、既に賠償金を支払っているとかの反論をしているが、このような相手の事実無根の非難を認めるような反論ならしない方が良い。

 以上、諸悪の根源は、この村山と河野の二つの談話なのだ。

 よって、この村山と河野の二つの談話に今まで通り同調する元大臣や元総理や元ハチの頭が、合わせて○○万票とっても、東京には、それだけの数の○○が住んでいるのだという馬鹿馬鹿しいことを示すに過ぎないが、
 この二つの談話と闘ってきた田母神俊雄が、六十一万票を得たということは、東京からこの二つの諸悪の根源を、我が国から一掃する大きな動きが始まったということである。

 よって、田母神俊雄は、
 選挙の大義において勝利したのである。

 それ故、開票結果判明直後、
 田母神さんに、
 もう堅気に戻れると思うなよ、
 と言った。

 彼、さすが空軍だ。
 離陸したら、
 敵空母を撃沈するまで着陸する気はないようだ。

2月12日 産経抄
2014.2.12 03:42 [産経抄]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140212/plc14021203440001-n1.htm

 田母神俊雄氏が世の注目を浴びたのは平成20年10月末、自衛隊の航空幕僚長を「クビ」になったときだ。先の大戦を「日本の侵略」とする歴史観に異を唱える論文を公表した。これが政府の見解と異なるとして、当時の自民党政権により更迭されたのだ。

 ▼政府見解とは平成7年、村山富市首相による「村山談話」だった。確かに大戦の要因を「植民地支配と侵略」としている。とはいえ侵略か否か歴史学としては意見の対立がある中で、綿密な検証や論議を経たのではない。中国や韓国への配慮に満ちた談話だった。

 ▼だが当時の政党やマスコミによる田母神批判は異様だった。新聞各紙は「自衛官の暴走」「ゆがんだ歴史観」と極悪人のように決めつける。村山談話の問題点を指摘、「歴史観封じてはならない」とした産経新聞の「主張」にまで、矛先が向けられたほどだ。


■衆院予算委員会で従軍慰安婦、河野談話を追及する中山成彬議員(動画)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=43490&time=15857.4

いつまでも韓国に利用される村山元首相
村山談話「国民的合意得ている」 元首相、韓国で講演 2014年2月12日19時49分
http://www.asahi.com/articles/ASG2D5G1JG2DUHBI01X.html

 村山富市元首相が12日、訪問先の韓国の国会議員会館で日韓関係をテーマに講演した。首相時代の1995年に表明した村山談話について、「国民的コンセンサス(合意)を得ていると確信しており、安倍(晋三)さんも総理大臣としては否定できない」と述べ、安倍政権も談話を継承していくと説明した。

 村山氏は談話について「内閣の使命と考えてつくった」と指摘。「後継内閣はみな継承した。談話を否定することがあれば閣僚はやめるべきだ」と語った。元日本軍慰安婦問題については「女性の尊厳を奪った。言葉では言えない大きな罪を犯した」と話し、日韓両政府の話し合いによる「早い決着」を迫った。

 村山氏は同日、記者会見も開いた。安倍首相と朴槿恵(パククネ)大統領との間で一度も実現していない日韓首脳会談について、「忌憚(きたん)のない意見交換をし、互いの真意を知れば関係は改善される。一日も早く首脳会談が開かれるよう望む」と語った。

 村山氏は野党・正義党の招きで11日に訪韓。講演には与党セヌリ党の黄祐呂(ファンウヨ)代表や、新党結成に動く安哲秀(アンチョルス)氏ら韓国の有力議員が大勢詰めかけた。(ソウル=中野晃)


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積雪(2)

2014年02月14日 | 日常・身辺
先日八日を上回る積雪になった。
午後小止みになった。先日より気温が少し高いせいか、車の屋根に積もった雪は溶けたが、道路に積もった雪は多く、明朝は凍り付いて危ないだろう。




ベランダに舞い込む雪は少ないのだがそれでも・・・


15時の天気図


48時間後(16日9時)の予想図

明日は曇一時雨または雪、春が待ち遠しい。


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歴代初 首相の建国記念日メッセージ

2014年02月11日 | 政治・外交
 建国記念の日
歴代政権初、「建国記念の日」祝して首相がメッセージ 2014.2.10 21:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140210/plc14021021560010-n1.htm

 安倍晋三首相は10日、建国記念の日を11日に迎えるにあたり、「先人の努力に感謝し、自信と誇りを持てる未来に向けて日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望する」とのメッセージを発表した。政府によると、首相が建国記念の日に合わせてメッセージを出すのは、歴代政権で初めて。

 菅義偉官房長官は10日の記者会見で「国民とともに祝うために出した。先人の努力に感謝しつつ、国造りの決意を新たにするものとなっている。首相の強い思いがある」と説明した。
 首相はメッセージで、「世界の平和と安定を実現していく『誇りある日本』としていくことが、先人からわれわれに託された使命」と強調。「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしている」と、自らの決意を表明した。
 安倍晋三首相が2月11日の「建国記念の日」に当たって発表したメッセージは次の通り。

 「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨により、法律によって設けられた国民の祝日です。
 この祝日は、国民一人一人が、わが国の今日の繁栄の礎を営々と築き上げたいにしえからの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を誓う、誠に意義深い日であると考え、私から国民の皆様に向けてメッセージをお届けすることといたしました。

 古来、「瑞穂の国」と呼ばれてきたように、私たち日本人には、田畑をともに耕し、水を分かち合い、乏しきは補いあって、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈り、美しい田園と麗(うるわ)しい社会を築いてきた豊かな伝統があります。
また、わが国は四季のある美しい自然に恵まれ、それらを生かした諸外国に誇れる素晴らしい文化を育ててきました。
 長い歴史の中で、幾たびか災害や戦争などの試練も経験しましたが、国民一人一人のたゆまぬ努力により今日の平和で豊かな国を築き上げ、普遍的自由と、民主主義と、人権を重んじる国柄を育ててきました。
 このような先人の努力に深く敬意を表すとともに、この平和と繁栄をさらに発展させ、次の世代も安心して暮らせるよう引き継いでいくことはわれわれに課せられた責務であります。

 10年先、100年先の未来を拓(ひら)く改革と、未来を担う人材の育成を進め、同時に、国際的な諸課題に対して積極的な役割を果たし、世界の平和と安定を実現していく「誇りある日本」としていくことが、先人からわれわれに託された使命であろうと考えます。
 「建国記念の日」を迎えるに当たり、私は、改めて、私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています。
 国民の皆様におかれても、「建国記念の日」が、わが国のこれまでの歩みを振り返りつつ先人の努力に感謝し、自信と誇りを持てる未来に向けて日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。

 平成26年2月11日
 内閣総理大臣 安倍晋三


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建国記念日

2014年02月11日 | 歴史
 建国記念日
恥ずかしながら70にして歴史の勉強です。
トシのせいか今頃になって、そもそも自分の生まれ育った日本とはいかなる国なのかと思うようになってきたからです。
中学生向き「日本人の歴史教科書」や古事記(武田恒泰現代語訳著)などを見てみました。

=== ※ ※ ※ ===

2月11日の建国記念日は、神武天皇が即位した日として「日本書紀」に出てくる日を、太陽暦に換算したものである。

「大和朝廷の起こり」
大和朝廷のもとになった勢力が、いつどのように始まったかを記す同時代の確かな記録は日本にも中国にもない。 しかし、我が国の最も古い歴史書である「古事記」「日本書紀」には、大和朝廷の起こりについての伝承が残っている。

「初代天皇とされる神武天皇をめぐる物語」
神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと:後の神武天皇)と、同じく玉依毘売命(たまよりびめのみこと)を母とする兄の五瀬命(いつせのみこと)の二柱の神は、高千穂宮で相談あそばされました。
弟の神倭伊波礼毘古命が「一体どこに住めば、平和に天下を治めることができるのでしょうか。東に行ってみませんか」と申し上げると、日向(ひむか:九州南部)をお発ちになり、筑紫(つくし:九州北部)へ出立なさいました。

という出だしで神武東征の物語が始まる。

瀬戸内海を通り、浪速の渡り(大阪)を経て、紀ノ國に上陸し北上、大和国にいたる。
途中他の勢力との戦いがあり、兄の戦死にも見舞われる。
天つ神の加護、八咫烏(やたがらす)の先導をうけて大和の平定を成し遂げる。
神武天皇を五代ほど遡ると天照大神がおられる。

古事記(ふることのふみ)
第四十代天武天皇(?-686)の命によって編纂が始まった。天皇の崩御によって一時中断されるも、第四十三代元明天皇(女帝661-721)によって再開される。太安万侶が稗田阿礼の後述を筆記して編纂し、元明天皇に献上された。
上中下の三巻からなり、1300年を経て今に伝わる我が国最古の歴史書。

=== ※ ※ ※ ===

どなたか仰っていました。「日本はいい国です」

熊野本宮大社ホームページより

「中村覚之助と八咫烏」
サッカーと八咫烏 みなさんもご承知のとおり、JFA財団法人日本サッカー協会のマークは 八咫烏(やたがらす)です。
このマークは昭和六年にデザインされた物で、その背景には、有名な熊野の歴史や、 八咫烏の由来があるのです。 中村覚之助は熊野の那智勝浦町出身で、明治末、東京師範学校(現筑波大学)にあって、 始めて近代サッカーを紹介し、全国に広め「日本近代サッカーの始祖」と呼ばれています。


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都知事選 結果

2014年02月10日 | 政治・外交
東京都選挙管理員会 2/10 1:15 確定
ますぞえ要一 無所属    2,112,979
宇都宮けんじ 無所属    982,594
細川護熙 無所属      956,063
田母神としお 無所属    610,865
家入かずま 無所属     88,936
ドクター・中松 無所属    64,774
マック赤坂 スマイル党   15,070
鈴木たつお 無所属     12,684
中川智晴 無所属      4,352
ひめじけんじ 無所属    3,727

供託金没収点  486,909
法定得票数   1,217,274
投票率(2/9 20:00) 46.14%  前回62.6%

注目していた田母神氏は4位、組織票なしで60万票を得たのは健闘。国政の比例代表選なら当選する得票と云われている。国政進出を考えているかも知れない。
5位の家入かずま氏はIT起業家、インターネット選挙運動のみで9万票近くを得たのも興味深い。

脱原発を掲げた細川氏は小泉元首相のバックアップにもかかわらず敗れた。
都知事選 「脱原発」ムードの敗北だ 五輪や福祉への対応を急げ 2014.2.10 03:43 [主張]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140210/elc14021003440002-n1.htm

 「脱原発」を掲げたムード選挙は敗れた。
 東京都知事選で、自民党など与党が支援した舛添要一元厚生労働相が細川護煕元首相らを抑えて初当選した。  舛添氏は「東京を世界一の街にする」と語った。6年後の東京五輪の準備をはじめ、災害に強いまちづくりなど、山積する課題に全力で取り組んでもらいたい。
 この選挙で特筆すべきは、「脱原発」を最大かつ単一の争点にしようと、細川氏がいぜん国民に人気の高い小泉純一郎元首相と連携して訴えたものの、広く浸透させることはできなかったということである。

 ≪都民は「劇場型」乗らず≫
 有権者が景気・雇用や社会保障など都政の諸課題を幅広くとらえて判断したことは、選挙結果が如実に示していよう。
 2人の元首相が巻き起こそうとした劇場型選挙に都民は乗らなかった。国政と都政の課題の違いを見きわめ、冷静な選択が行われたと評価できる。
 出馬にあたり、細川氏は「原発問題は知事としてやりがいのある仕事だ」と語った。「脱原発」に傾倒する知事の登場を都民が望んでいただろうか。「即時ゼロ」を唱える小泉氏と連携したが、その割には、脱原発の具体策は有識者会議を設けて委ねることにするなど、説得力のある工程表を示すこともしなかった。

 一昨年暮れの衆院選でも、民主党や日本未来の党などの脱原発派は大敗した。だが、細川、小泉両氏は都知事選を利用し、原発の是非で国論を二分する論争を再び起こそうとしていた。
細川氏は外交・安全保障政策を中心とした安倍晋三政権の路線にも異を唱えた。国政上の見解を強く打ち出す姿勢にも、都民は違和感を覚えたのではないか。
 宇都宮健児氏も「脱原発」を唱えたが、シングルイシューとすることには反対した。田母神俊雄氏は「原発を恐れすぎている」と安全性を主張した。
 舛添氏は原発依存度を下げていく意味での「脱原発」に言及した。だが、代替エネルギーのメドが立たないまま、即時原発ゼロを唱えることは無責任だとして、細川氏らと一線を画した。
 東京は電力の大消費地であり、都民の暮らしや経済を守る上でエネルギーをいかに確保するかという課題は極めて重要だ。
 安倍政権は政府の責任で、安全性が確認された原発の再稼働を積極的に進めていく必要がある。

 ≪停滞を早急に解消せよ≫
 今回の知事選は、猪瀬直樹前知事の「5000万円受領問題」に端を発したもので、問題が表面化してから猪瀬氏は対応に追われ、都政は2カ月余り停滞した。舛添氏はその立て直しにさっそく取りかからなければならない。  空白の期間に2020年東京五輪に向けた準備も遅れた。
 舛添氏は五輪について、「史上最高の五輪としたい」と訴えてきた。「コンパクトな五輪」とした宇都宮氏や「簡素な施設で効率的に運用」とする細川氏ら、計画や施設の縮小を訴えた候補を得票で引き離したのは、都民が計画通りの五輪を期待した結果とみてもいいのではないか。

舛添氏はまた、「防災対策をしっかりして、最高のおもてなしをしたい」と、防災と五輪を結びつけて語ってきた。五輪を開催する6年後を一つの目標とし、直下型地震などに備える首都の防災対策を整備することは、意義深い。
 舛添新知事は、開催都市の首長として、五輪準備の先頭に立つことになる。選挙公約でもある「史上最高の五輪」を掛け声に終わらせることなく、自身の描く具体的な青写真を早期に披露してもらいたい。
 招致戦で体感した政府やスポーツ界、経済界との「オールジャパン体制」の再構築にも力を尽くしてほしい。  首都の高齢化への対応も急務である。舛添氏は当選後、社会保障政策で待機児童対策や医療、介護など多くの課題に言及した。成果を上げてほしい。
 猪瀬氏の辞職の原因となった「政治とカネ」の問題で、都政への不信を払拭することも大きな課題だ。舛添氏は「受領の経緯に不自然な説明がある。都民が十分に納得できる内容になっていない」としていた。猪瀬氏の疑惑を、不透明なままにしてはなるまい。


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