河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2214- モーツァルト34番、ブルックナー7番、ブロムシュテット、バンベルク響、2016.11.4

2016-11-04 23:19:57 | コンサート

2016年11月4日(金) 7:00pm コンサートホール、オペラシティ

モーツァルト 交響曲第34番ハ長調  7′8′7′
Int
ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版) 22′24′10′13′

ヘルベルト・ブロムシュテット 指揮 バンベルク交響楽団

(elapsed time of Bruckner)
1st mvt. 332 5 222 3
2nd mvt. 43 72 8
3rd mvt. 433
4th mvt. 122 7 1


今年、7番をプログラムしている来日オケは、バレンボイムSKB、メータVPO、今日のブロムシュテットBSO-BSP、この先MTTサンフラン、ほかにもあるかもしれないがいずれにしても盛況。

インテンポで通したブルックナー。フォルムが整っていて造形が美しい。半面、音がまんべんなく塗りこめられているわけではなく隙間風も吹いた。同年代で言うとミスターSの締め具合とは真逆に近く、緩めて広がりを作る。
自発的広がりをどこまでみせてくれるかというところではやや力不足のオケになったような気がする。指揮者もオケも本当は納得したものとはなってなかったのではあるまいか。

ブロムシュテットはいつから棒を持たなくなったのか。ここ何年か前から、そのときは棒を持っているころでしたけれども、3拍目早め切り上げ4拍目長めのアクションが減ってきてはいました。こうやって棒無し指揮を見ているとあの振り癖はほぼなくなったような気がしますね。
音符でびっしりと埋め尽くされたサウンドではなかった今日の演奏、あのアウフタクトで余裕を作ってあげるアクションの方がより効果的であったような気がします。

ヨッフム、シュタインの頃とはずいぶんと変化したオケ。時代の流れはいたしかたがないが、それで得たものは、機能美でもなくて、何だったんだろう。

第1楽章 提示部1s3 2s3 3s2 展開部5 再現部1s2 2s2 3s2 コーダ3
第2楽章 A4 B3  A`7 B`2  A``8
第3楽章 スケルツォ4 トリオ3 スケルツォ3
第4楽章 提示部1s1 2s2 3s2 展開部+再現部7 コーダ1

前半のモーツァルトも流れ無し。
おわり




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