2014年11月15日(土)2:00pm サントリー
シベリウス 大洋の女神 10′
マーラー 交響曲第7番 夜の歌 21′16′10′14′17′
ピエタリ・インキネン 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団
(アフターイヴェント) 35′
トーク、ピエタリ・インキネン
司会、オヤマダアツシ
通訳、木村小百合
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前日に続き日参といいますか二日目のほうが自分の会員チケット、昨晩はオプションということで。
とにかく、ホルンセクションの決まり具合が普通ではない。特に2,3,4楽章のソロ、アンサンブルはスペシャル!昨晩も書いたがプリンシパルのハイスキルがもたらす波及効果は予想以上です。
ユーフォニアム(テナーホルン)の調子は前日のほうがよかったですが、これは一日目で安心してしまったのかもしれませんね。油断大敵ということで。
全体印象は前日と同じですが、インキネンの棒によるマーラーは重くならず、マーラー演奏が普通にきれいだった頃を思い出させる気張らないもの。
この日もアフターイヴェントのトークがあったが長めになったのはご本人が話し込んでいるときに被るようにしゃべる通訳さんの進化か。直列での対応となりました。かなり批判を浴びていたので一晩で学んだのかもしれません、いいことです。
インキネンいわく、
シベリウスとマーラーもいいが、やはりラーメンだ、
昨年のメルボルン・オペラではリングを3サイクル振った、
オヤマダいわく、
あなたが日フィルを振ったのは今日で38回目だ、
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この日もたちの悪いフライングブラーボー屋がいたけれど、聴衆、主催者側、壊滅に向けて相応に努力を重ねている。音楽評論家もフラブラ駆逐のために積極的な発言が欲しい。ジャーナリズム的な現場皮膚感覚で一言欲しいものです。
おわり