河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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2102- ブリテン、VnCon、庄司紗矢香、惑星、インキネン、日フィル、2016.4.23

2016-04-23 21:32:22 | コンサート

2016年4月23日(土) 2:00pm サントリー

ブリテン ヴァイオリン協奏曲Op.15  10+8+15′
  ヴァイオリン、庄司紗矢香
(encore)
スペイン内戦時軍歌  アヴィレスへの道  2′

Int

ホルスト 惑星 8′9′4′8′10′6′8′
  女声合唱、東京音楽大学


ピエタリ・インキネン 指揮 日本フィルハーモニー交響楽団

(トーク・アフター・コンサート)
ピエタリ・インキネン  7′


ブリテンの若いときの作品は、以前きいたピアノ協奏曲の時も感じましたが、いかにも若作りと聴こえてきてしまう。ピアノ協奏曲もヴァイオリン協奏曲も若いと言いますか、なんだか散らばっていくような曲で、ドライ風味が強くビリヤードの最初のショットみたいな雰囲気に拡散していきとりとめがない。そういったものが魅力的というところもありますね。構成感は緻密ではないと思います。
じっと聴いていくとたしかにベルクを感じるところがある、特に最後のところはベルクへのオマージュ色が濃いですね。
紗矢香さんのヴァイオリンはますます磨きがかかり、力強くなっている。なんだか、普段、トレーニングでもしていそうな気配すら感じます。魅力的なプレイヤーですね。
弾き終えて、キュートなしかめ顔していましたが、どこが思い通りにならないところがあったのかしら、全然わかりませんでしたけど。

後半の惑星は最初の火星が激しい演奏でスピード感、ダイナミックレンジ、とても大きく沸き立つ演奏。基本的に全曲にわたりインテンポの芯があったように思います。
この前のヴェルレク、そして、惑星とインキネンがあまり振り慣れていないものを今回振っているようですね。このような名曲に関しては日本で振って経験増やし、下地を作っていく感じなんでしょうかね。
おわり


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