河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1821- マーラー9番、尾高忠明、東フィル、2015.7.17

2015-07-18 00:46:46 | コンサート

2015年7月17日(金) 7:00pm サントリー

マーラー 交響曲第9番ニ長調  28′16′13′28′

尾高忠明 指揮 東京フィルハーモニー交響楽団


東フィルなのか、本当に。
骨太でオケが鳴りきっている。いたるところすべてフォーカスが完ぺきに合っている感じ、燃えさかる太陽のような響きで、尾高の至芸を聴かせてもらいました。

編成によるものだけでなく、今日の東フィルは全般に骨太サウンドで、パンチも決まっている。最後の長い弱音コーダもそれまでの力感を感じさせるもので、5分かけた異常なテンポではありましたが、この指揮者によって全体像は既にフォーカスされているので、あとはもはや昇華していくだけと観念しました。素晴らしい演奏の9番でした。


第2楽章終わったところでの大チューニングは、次楽章のトランペットの入りに安定感与えました。この楽章のエンディングスケルツォのエキセントリックな筆の運びは特にお見事でした。

宙づりマイク14、床上マイク9、いずれも可視。カメラも入っておりました。あとで聴けるといいですね。
おわり


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