人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

甲子園観戦記

2012-08-17 21:47:45 | Weblog

 生まれて初めて行った甲子園。高校野球を満喫してきた。8/12に大阪に入った僕は夕方大学時代の友人と『千里阪急ホテル』で会食。そしてオリンピックを観て8/13の甲子園観戦に備える。
 その友人も高校球児(彼は大学まで野球部)だったので、一緒に朝早くから行くことにしていたのだが、当日AM6:00に起きた時の窓の外は雷雨。いかに僕の行いが悪いか象徴するような空模様であった。雨ならまだしもよりによって雷雨とは・・・。しかし甲子園の方の天気をスマホで観てみると弱雨となっており、まだ中止(順延)の発表もない。僕にとっては折角の甲子園である。それも新幹線まで使っての・・・。とりあえず行き当たりばったりでいいから甲子園までは行こうということになり甲子園へ向かう。北大阪急行の千里中央から電車に乗り、桃山台で友人と合流、そのまま梅田へ行き、阪神電車に乗り込む。もうその頃には雨はすっかり上がって(僕の行いの成果!?)おり、甲子園に向かう阪神電車内はいかにも野球観戦という格好の人でいっぱいだ。そしてその中にやけに目立つ黄色のTシャツを着た年配の方もちらほら見かける。そしてそのTシャツの胸には「SEISEI」の文字。そう、僕が甲子園へ行くきっかけとなった済々黌応援のOBのようである。僕はなんとなく親しみを感じながら甲子園駅に到着。
 僕と友人は早速指定席売り場の方に向かう。高校野球の場合、席は中央特別自由席(1,600円)、1塁3塁特別自由席(1,200円)、1塁3塁アルプス席(500円)、外野席(無料)となっており、僕らの第一希望は中央特別自由席。しかし無情にも中央特別自由席と1塁3塁アルプス席はもうすでに売り切れとなっている。仕方がないので済々黌のベンチとなる3塁特別自由席に並ぶ。ただこちらの方も多くの人が並んでいていつになったら球場にはいれるのか不安が募る。当日1塁側は智弁和歌山、鳴門、大阪桐蔭、新潟明訓で、3塁側は神村学園、済々黌、木更津総合、県岐阜商となっていた。さすがに智弁和歌山、大阪桐蔭が入る1塁特別自由席の方が多くの人が並んでいたので、並ぶこと30分ほどで1塁側特別自由席が売り切れとなる。ただ僕たちの3塁側も多くの人が並んでいるのでいつ売り切れになるかわからない。ハラハラドキドキである。友人が
「お前の行いの良さ、運が試されるで」

と口にする。僕も
「こんなところで運使うのは嫌やな」
一応謙遜しつつと応戦する。そして残り10数人のところまで来たときだった。いきなり切符売り場にカーテンが下り「売り切れ」となった。
「まじかよ」

唖然とする僕たち二人。これなら“運を使いたかった”というのはいうまでもない。仕方がないので、誰でも入れる外野席に向かう。でもよくぞこんなやり方で暴動が起きないものだと思ってしまう。甲子園に集う人は気が荒いイメージがあったが、それは僕の間違いだったようだ。外野席に入ると、まだ第一試合目というのにほぼ満員である。球場全体を見渡すと辛うじて神村学園のアルプス席に空席が目立つ程度だ。試合はもう始まっており、僕らが入ったときには3回表神村学園の攻撃だった。外野席から観る野球もそれなりに面白い。確かに細かいところは見えないが、リアル野球盤のような感じだ。“一日ここで観戦でもいいかな”と思っていたときであった。済々黌OBで父母会の役員をやっているいとこから携帯にTELが入る。お土産を渡したいこともあり、いとこに逢うために一度球場を出て待ち合わせ場所に向かう。いとことは10数年ぶりの再会。僕より4歳年上で、お互い「年取ったね」と言葉を交わす。再会の感動を感じているといとこの奥さんから思わぬプレゼントを貰った。なんと僕たちの目の前でカーテンによって購入を遮られた3塁特別自由席のチケット2枚である。僕の脳裏を友人に向かって“僕の行いの良さ、運の強さは凄いだろう”という言葉が駆け巡る。それもタダで・・・。
 結局神村学園VS.智弁和歌山の試合は外野席で観て、済々黌の試合以降は席を移動して3塁特別自由席で観戦することにした。
 そして済々黌の試合が始まった。アルプスには大応援団が控えている。その地鳴りのような応援に満員の甲子園のお客がどよめきを挙げる。僕の席の周りにいた人も「済々黌の応援すげえ」と口にしている。試合は皆さんがご存知のように「ドカベン」の走塁や機動力、そしてエース大竹君の好投でセンバツベスト8の鳴門を3対1で下したのだが、試合終了時の時には何とも言えない感動が込み上げてきた。
“いやぁ思い切って来てよかった”
この感動は甲子園でしか味わえない。
 済々黌の次には藤波君率いるセンバツの優勝チーム大阪桐蔭の登場(相手は木更津総合)である。勝ち上がると済々黌の次の相手だ。1回表の攻撃でリードオフマン森君(とても良い選手)のヒットをきっかけに3点を先取して、藤波君がマウンドに上がる。そして1回から力の違いを魅せる。150㌔台の速球が唸りをあげるのだ。結局14奪三振の完投で大阪桐蔭が8対2で木更津総合を下した。う~ん、済々黌はちょっと敵わないかな。ただ勝負事はやってみないと分からないというのが世の常。機動力を生かせば、藤波君から1~2点は獲れるだろう。問題は大阪桐蔭打線をいかに抑えるかである。一にも二にもエース大竹君次第。何とか頑張ってほしいものだ。ちなみにいとこの子は送りバント失敗するわ、チャンスでゲッツー喰らうわで良いとこなしだった。
 僕の甲子園初体験。プロみたいにダラダラしていないで、試合のテンポが早くあっという間の3試合であった。それも感動あり、驚愕ありの素敵な時間であった。これで甲子園の試合を見る段取りもわかったし、どんな雰囲気なのかもわかった。よってまた来年も行きたいなと思った次第である。是非皆さんも一度は行ってみてください。愉しいですよ、甲子園!

 では明日の予想。まずは新潟メイン【BSN賞】。本命は休み明けの今回こそが人気的に狙い目の4番マルカフリート。昨年6月には【北海道スプリントC】に勝ったはっきりいって格上馬。問題は10ヶ月の休み明けだが、夏場で裂蹄も問題ないだろう。相手は5,8番。札幌メイン【ポプラS】は人気でも1番リヴェレンテ。とにかく洋芝は良く走る馬。前走も好位からの競馬内容も良かったし、2000mの距離も2勝2着1回。相手は通常なら2,3番だが、ちょっと捻って7,15番。特に15番は本命とも迷った馬、格上げ戦の今回は面白い。小倉11R【TVQ杯】は2番エターナルロブロイ。小倉1000万条件では3着が1回しかないが、成績では12,4,5,4,3着と善戦している。父ゼンノブロイ産駒は複勝率で小倉の1700mダートと相性がいい。ここは穴を狙う。相手は13,15番だが、超超超大穴で12番も抑える。

 明日済々黌VS.大阪桐蔭の試合がある。まともなら勝てないだろうが、なんとかいい試合をしてほしい。明日は競馬より高校野球の応援だ! あつ、情報によると1回戦凄い応援だった済々黌、明日はもっと応援が集まるという。地元大阪に対する済々黌の応援是非観てください!

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