人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

メインすべて推奨馬は馬券になったが・・・

2024-05-05 18:16:33 | Weblog

 まずはゴルフ。国内女子メジャー《ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ》最終日。韓国のアマチュア、リ・ヒョソンが衝撃の日本ツアー最年少優勝を飾った。最終組の3組前、10位から出て5バーディ、2ボギーで迎えた最終18番でイーグルを奪って「67」。通算8アンダーまでスコアを伸ばし、スタート前の7打差を逆転した。昨季韓国ツアー賞金女王で首位から出たイ・イェウォン、2年連続年間女王で2位から出た山下美夢有を抜き去った。日本ツアーのアマチュア優勝は2019年《富士通レディース》の古江彩佳以来で、5年ぶり8人目。また「15歳176日」での達成は、勝みなみが2014年《KKT杯バンテリンレディス》でマークした「15歳293日」を更新するツアー史上最年少記録となった。また、最終ラウンドの7打差(これまでは5打差)逆転は国内メジャーの最大差逆転劇。まさに記録尽くしの勝利となった。リは世界アマチュアランキング23位。2022、23年《韓国女子アマ》を連覇。今年は2月《アジアパシフィック女子アマ》で2位、4月の《ネイバーズトロフィー選手権》では団体・個人W優勝を飾った。これまでの日本ツアー出場は昨年の《サロンパスカップ》だけで、81位と予選落ちだった。7アンダーの1打差2位はプロ4年目で初優勝を狙った佐久間朱莉。イは6アンダーの3位、山下は申ジエと並ぶ4位に終わった。米ツアーから帰国参戦した勝みなみは3オーバー21位、今季2勝の竹田麗央は今季ワーストの「77」と崩れ、4オーバー25位だった。いやぁとんでもない15歳がいたものだ。特に最終Hのイーグルは圧巻だった。大大大天晴れ!それからまたもや優勝に一歩届かなかった佐久間、是非これを糧に頑張ってほしい。

<国内ツアーのアマチュア優勝>

清元登子/1973年《トヨトミレディス》

宮里藍/2003年《ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン》

キム・ヒョージュ/2012年《サントリーレディス》

勝みなみ/2014年《KKT杯バンテリンレディス》

畑岡奈紗/2016年《日本女子オープン》

クリスティン・ギルマン/2018年《センチュリー21レディス》

古江彩佳/2019年《富士通レディース》

リ・ヒョソン/2024年《ワールドレディス サロンパスカップ》

 続いて国内男子ツアー《中日クラウンズ》最終日。24歳の米澤蓮がツアー初優勝を飾った。首位と2打差3位から最終組で回り、6バーディ、1ボギーの「65」で通算13アンダー。2位から出た片岡尚之と並んで迎えた最終18番でバーディを奪い、競り合いを制した。米澤は松山英樹や金谷拓実らを輩出した東北福祉大出身でプロ3年目。昨年賞金ランキング22位に入り、今季は初めてシード選手で参戦。また岩手県出身では初の国内ツアー優勝者となった。首位から出た小木曽喬は「72」とスコアを落とし、8アンダーの3位。2010年大会優勝の石川遼と、22年賞金王の比嘉一貴はともにイーブンパー34位。谷原秀人と河本力はともに5アンダー12位だった。ようやく大器が初勝利を飾った。難コースでの優勝は自信になるのではないか。天晴れ!

 米国男子ツアー《ザ・CJカップ バイロン・ネルソン》3日目。日本から参戦の蝉川泰果は6バーディ、2ボギー1トリプルボギーの「70」でプレーし、通算11アンダーで9位から28位に後退した。また36位から出た久常涼は1イーグル4バーディ、3ボギーの「68」で回り、通算10アンダー35位につけた。ツアー初優勝を目指す32歳のテイラー・ペンドリス(カナダ)が「63」で5位から首位に浮上。2月《メキシコオープン》に続く2勝目がかかるジェイク・ナップが1打差を追う。ツアーデビュー戦の16歳アマチュア、クリス・キム(イングランド)は「70」で通算8アンダー51位。前年大会覇者のジェイソン・デイ(オーストラリア)は通算6アンダー58位で最終日に臨む。蝉川、久常にはぜひベスト10を目指し頑張ってほしい。

 

 競馬の話題。まずはアメリカ・ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われた【第150回ケンタッキーダービー】。勝ったのは、B・ヘルナンデスJr.騎手のミスティックダン(牡、米・K・マクピーク厩舎)。好位のイン追走から早めに先頭に立つとそのまま押し切った。タイムは2分3秒34。日本から挑戦したフォーエバーヤング(牡・矢作芳人厩舎)は伸び上がるようなスタートで出遅れ中団後方を追走すると、勝負どころから外々を回って進出を開始。直線では外のシエラレオーネと馬体がぶつかりながら懸命に脚を伸ばしたが、わずかに届かず3着惜敗で日本調教馬初Vの歴史的快挙はならなかった。テーオーパスワード(牡・高柳大輔厩舎)は後方2、3番手から直線で追い上げて5着に入った。
 勝ったミスティックダンは、父Goldencents、母Ma’am、母の父Colonel Johnという血統。

 3着のフォーエバーヤングだが、“負けて強し”の内容だった。陣営も「悔しい」は本音だろう。慣れない環境でここまで馬を仕上げ、馬の力を発揮させて矢作厩舎と坂井は本当にお見事でした。ただ来年の世界のダート界はこの馬中心に回っていくだろう。5着テーオーパスワードも3戦目の挑戦でこの結果は凄い。そして鞍上の木村和の巧さにも感激。スタートは前に出なかったが、すぐに道中は切り替えて、人気馬を追走する形をとり、終いをしっかりと伸ばす騎乗。チャンスがあればぜひ日本で乗ってほしいものだ。今日の一戦で、アメリカダート競馬王者へまた一歩近づいた。両陣営とも大天晴れ!

 日本の重賞。東京11Rで行われた【第2回NHKマイルC】は、川田将雅騎乗の2番人気ジャンタルマンタル(牡・高野友和厩舎)が好スタートを決め好位から正攻法の競馬でレースを進めると、直線で力強く抜け出し後続に2馬身半差をつけV。【デイリー杯2歳S】、【朝日杯FS】と芝マイル2戦2勝のベスト距離で本領を発揮し、3歳マイル王に輝いた。川田は今年初のJRA・GI制覇で、2014年から11年連続JRA・GI制覇。タイムは1分32秒4。2馬身半差の2着にはアスコリピチェーノ(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着には僕が本命に推したロジリオン(10番人気)が入った。



 勝ったジャンタルマンタルだが、文句なしの強さだった。川田も完璧にエスコートであった。距離は2000mまでこなしそうだが、川田が「マイル」と言っているのでしばらくはマイル戦線になるのだろう。2着アスコリピチェーノは直線で狭くなりながら再度追い上げてきたのには驚いた。根性も相当、ただ僕はまともだったとしても勝ち馬には勝てなかっただろう。3着ロジリオンは僕の期待通り力を出し切った。これで勝たないのだから上位2頭は強い!これからもっと変わってきそうなのが4着ゴンバデカーブース。まだキャリア2戦しかなく、休み明けを考えればよく走っている。最後は脚が上がってしまったが、これからさらに成長していってくれるだろう。5着イフェイオン。牝馬ながら、これだけメンバーで掲示板に載るのだから凄い。この走りができれば、今後が楽しみだ。
 ジャンタルマンタルは、父Palace Malice、母インディアマントゥアナ(母父Wilburn)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は6戦4勝。重賞は23年【デイリー杯2歳S】、【朝日杯FS】に次いで3勝目。高野友和調教師は【NHKマイルC】初勝利、川田将雅は22年ダノンスコーピオンに次いで2勝目となった。

一方、新潟11Rで【新潟大賞典】は、斎藤新騎乗の7番人気ヤマニンサルバム(牡5歳・中村直也厩舎)が好スタートから先頭に立つと、後続の追い上げを振り切って重賞2勝目を上げた。タイムは2分0秒1。僕本命の3番人気のキングズパレスは最後の直線で猛然と追い上げるもハナ差届かず2着。さらに1馬身半差の3着にはヨーホーレイク(2番人気)が入った。レーベンスティールは11着に敗れ、このレースで1番人気は18連敗となった。
 勝ったヤマニンサルバムは人気の盲点になっていたが、前々走の【中日新聞杯】を勝ったように、力はあった。その力を上手くエスコートし、勝ち切ったのは斎藤新の好騎乗と言えるだろう。一線級とは少し力差はあるかもしれないが、条件が嵌ると他の重賞でも好勝負しそう。2着キングズパレスも良く走っている。勝てはしなかったが、重賞でも通用する力を見せた。3着ヨーホーレイクも59㌔で勝ち馬に迫ってくるのだから力は相当。実力馬の完全復活と言っていいだろう。

ヤ マニンサルバムは、父イスラボニータ、母ヤマニンエマイユ(母父ホワイトマズル)という血統。北海道新冠町・錦岡牧場の生産馬で、馬主は土井肇氏。通算成績は22戦7勝。重賞は23年【中日新聞杯】に次いで2勝目。中村直也調教師、斎藤新ともに【新潟大賞典】は初勝利となった。

 

今日の一口馬。アルシミストが東京5R【3歳1勝クラス】(2100mダート)にモレイラ騎乗で出走し、10着だった。レースでは五分のスタートから促して好位4番手につける。じわっと進出して直線先頭に並びかけるような形で向かうが踏ん張ることができなかった。管理する木村調教師は「モレイラさんに乗ってもらえることになりましたし、何とか良いレースを…と期待したのですが、申し訳ありません。返し馬の段階からジョッキーの求めることに対応できずに頭を上げてしまって苦しさを見せる様子でしたね…。レースでは頑張らせようとする乗り方をしてくれましたが、キツくなって下がってしまいました。ジョッキーに話を聞くと『少し気を抜くような、真面目でないところがあるとも聞いていたので、そのあたりを意識し、前目からの競馬をしました。しかし、ちょっとうまく導くことができませんでした。申し訳ありません。寄られるところもありましたけれど大きな不利と言うほどのものでもなかったですし、レースを見直しても、もう少し後ろで構えて乗っていればよかったです』ということでした。確かにその部分はあるのかもしれませんけれど、今回は食べられずに調教を加減せざるを得ませんでした。この条件を使うにはもっとバリバリと乗っていきたいと思うのですが、その調教ができない状態にあったことが根本にあるだろうとやはり思えますので、疲れを取り、もっとドシっとしてきてくれたら変わってきて良いはずです」とのこと。まだまだ成長の余地が大きい馬、経験を多く積んでじっくり育ててほしい。もう一頭、ホワイトターフ。東京6R【4歳上1勝クラス】(1600mダート)にオシェア騎乗で結果5着となった。管理する清水英克調教師は「ダートに戻し、中央場所のここで掲示板を確保できたのは大きな収穫ですね。騎乗したオシェア騎手は『この距離でも伸びてはいたが、1400mの方が良さそうです。機会があればまた乗せてほしいです』と話していたように、好感触を得てくれたようです。レース後の状態を見て、その距離の番組を検討しましょう」とのこと。この走りで不調脱出のきっかけになって欲しい。次もオシェアで府中開催のうちに…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする