人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

波乱だらけの日

2024-05-12 18:23:25 | Weblog

《大相撲夏場所》初日は大波乱。先場所途中休場の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、新小結・大の里(二所ノ関)にすくい投げで黒星を喫した。大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭筆頭・熱海富士(伊勢ケ浜)に上手投げで敗れ、 琴ノ若から改名した大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭筆頭・大栄翔(追手風)に押し出された。また大関・貴景勝(常盤山)は、東前頭2枚目・平戸海(境川)に一方的に押し出され、カド番の大関・霧島(音羽山)は、西前頭2枚目・豪ノ山(武隈)に一気に押し出された。そしてなんと関脇阿炎、若元春も敗れたため、関脇以上の上位陣総崩れとなった。夏場所どうなる!?

 

 ゴルフ。国内女子ツアー《RKB×三井松島レディス》最終日。岩井千怜が7アンダー首位から出て、6バーディ、1ボギー「67」で回り、通算12アンダーで抜け出した。開幕戦《ダイキンオーキッドレディス》以来の今季2勝目、ツアー通算6勝目を挙げた。山下美夢有、双子の姉・明愛との3人プレーオフを制した前年大会から、自身初の連覇、前年に自身がマークしたトーナメントコース記録の通算11アンダーも更新した。そして4位だった年間ポイントレースのメルセデスランキングで3日間大会優勝の200ptを加え、899.23pt。今大会予選落ちだった竹田麗央(873.16pt)を抜いてトップに浮上した。山下は「70」と伸ばしきれず、10位から出て、この日のベストスコア「66」で回った藤田さいきと並ぶ9アンダー2位。佐久間は今季3度目の最終日最終組で「77」と崩れ、2アンダー13位フィニッシュでまたも初優勝を逃した。岩井千天晴れ!

 米国女子ツアー《コグニザント ファウンダーズカップ》3日目。上位2人が後続を大きく引き離す優勝争いは、通算19アンダーまで伸ばしたマデレーネ・サーストレム(スウェーデン)がローズ・チャンを1打リードして3日間を終えた。ボギーなしの6バーディ「66」と完ぺきなプレー。並んでスタートしたチャンの前に出て、2020年《ゲインブリッジ》以来のツアー2勝目を狙う。僕が優勝すると昨日書いた世界ランキング1位のネリー・コルダは「73」と痛恨のオーバーパーをたたき、トータル8アンダー。キム・セヨン(韓国)、ガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)と並ぶ3位のポジションは変わらなかったが、首位との差は11打に開いてツアー史上初の出場6試合連続Vは厳しくなった。日本勢は16位から出た西郷真央が1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算7アンダー6位に浮上。「パッティングがすごく良かった。ショットとパッティングがかみ合うというのが難しいなと感じた。6位スタートの畑岡奈紗が「73」とスコアを落とし、3アンダー22位に後退。「70」で回った吉田優利は2アンダー31位と順位を上げた。ともにこの日オーバーパーでのプレーとなった笹生優花は1アンダー39位、西村優菜は2オーバー66位で最終日を迎える。ネリー・コルダはらしくないゴルフが続いた。日本勢はパターの調子のよかった西郷が上位に上がってきたが、他は苦戦。特に畑岡は今年パターが本当に入らない。最後までみんな頑張れ!

 国内男子ツアー《For The Players By The Players》最終日。単独首位で出たマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が1イーグル2バーディ、3ボギー「71」で回り、6ptを獲得。通算38ptまで伸ばして、2015年《東建ホームメイトカップ》以来のツアー2勝目を挙げた。ヘンドリーは2005年にプロ転向し、12年に豪州ツアーでプロ初勝利。2013年から日本ツアーに本格参戦した。23年2月に豪州ツアー4勝目。同年3月の国内ツアー開幕戦の直後に白血病と診断されたが、治療を経てことし1月に競技復帰。今季は、けがや疾患を“公傷”とみなしてシード権の確保に猶予期間を与える特別保障制度で出場していた。5位から出た小袋秀人が7バーディ、1ボギーの「66」で13ptを獲得し、通算37ptの2位。17位から出た平本世中がボギーなしの「64」で回り、16pt奪取して通算35ptの3位だった。 <上位成績> 優勝/38pt/マイケル・ヘンドリー 2/37pt/小袋秀人 3/35pt/平本世中 4T/33pt/小斉平優和、新村駿 6T/31pt/清水大成、岩崎亜久竜 8/30pt/ソン・ヨンハン 9/29pt/大堀裕次郎 10T/28pt/岩田寛、吉本翔雄、堀川未来夢、杉浦悠太

病気を克服しての勝利、ヘンドリーおめでとう!これからも頑張って!

 

 米国男子ツアー《ウェルスファーゴ選手権》3日目。世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレと同2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が僅差で優勝争いを演じて最終日を迎える。初日から首位をキープするシャウフェレは2バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算12アンダーでホールアウト。2サムで最終組をプレーしたマキロイはボギーなしの4バーディ「67」をマークして11アンダー。4打あったビハインドを1打に縮めた。当地では2010年のPGAツアー初優勝を含めて3勝を挙げている。イム・ソンジェ(韓国)が8アンダー3位、セップ・ストラカ(オーストリア)が7アンダー4位で続いた。マキロイと同じ2位から出たジェイソン・デイ(オーストラリア)は「73」で5アンダー5位に後退した。不気味なのはイム・ソンジェだが、やはりシャウフェレとマキロイの争いが濃厚。

 

 ここからは競馬の話。まずは武豊。前人未到のJRA通算4500勝を達成した。今週は大台へ2で迎え、昨日の京都9R【あずさ賞】をサブマリーナで制して王手をかけ、この日の東京2R・【3歳未勝利】のウェットシーズンで決めた。重賞も今年は【京都牝馬S】(ソーダズリング)、【チューリップ賞】(スウィープフィート)、【青葉賞】(シュガークン)と3勝。デビュー38年連続重賞3勝以上を既にクリアしている。 
〈武豊の節目の勝利〉  
▼500勝 91年7月21日・小倉2Rロイヤルタイム  
▼1000勝 95年7月23日・小倉3Rエールノコイビト  
▼1500勝 98年8月23日・札幌1Rミルダイヤ  
▼2000勝 02年9月21日・阪神12Rディスカバリーベイ  
▼2500勝 05年1月23日・京都8Rイントゥザグルーヴ  
▼3000勝 07年11月3日・京都1Rスカイビューティー  
▼3500勝 13年1月13日・京都5Rカレンケカリーナ  
▼4000勝 18年9月29日・阪神10Rメイショウカズヒメ  
▼4500勝 24年5月12日・東京2Rウェットシーズン

 武豊、大大大天晴れ!

続い て血統について。今日の新潟3R【3歳未勝利】(1800mダート)は、ハナを切ってそのまま逃げ切った小林美駒騎乗の3番人気ジェンマ(牡3・尾形和幸厩舎)が、1番人気ラキアレクサンダー(牡3・竹内正洋厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒6。勝ったジェンマは、父キングリオ、母チェス(母父フリオーソ)という血統。父キングリオは半弟に【ホープフルS】(当時GII)覇者ハートレーがいる血統で、現役時代は地方で2勝、JRAで1勝を挙げた。産駒数はジェンマ含め2頭のみ。2021年には供用停止となっている貴重な血統である。あまりにも地味な血統、でもこんな馬が勝つのだから競馬って面白い!ジェンマ頑張れ!

 

今日の重賞絵を振り返る。東京11Rで行われた【第19回ヴィクトリアマイル】は、津村明秀騎乗のテンハッピーローズ(6歳・高柳大輔厩舎)が中団後方から直線突き抜けてV。14番人気で単勝オッズ208.6倍の低評価を覆し大金星を挙げた。デビュー21年目の津村は48度目の挑戦で待望のJRA・GI初制覇。タイムは1分31秒8。1馬身1/4差の2着にはフィアスプライド(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にマスクトディーヴァ(1番人気)が入った。なお、武豊騎乗のナミュール(2番人気)は8着に敗れた。

 勝ったテンハッピーローズは“まぐれ”とは言わせない強い勝ち方だった。6歳牝馬だったが、ここ2年、一昨年がソダシ、ファインルージュ、昨年がソングライン、ソダシと1,2着馬が同期生。つまりこの年代が強かったということだろう。それにしても高柳大調教師&津村には大きな拍手を贈りたい!2着フィアスプライドは負けて強しの内容。早い展開を先行してここまで粘るのだからさすが牝馬の国枝である。ルメールも流石。惜しかったのは3着マスクトディーヴァ。直線での不利があまりにも痛かった。それでよく3着まで来たものだ。そこはさすがモレイラ!4着ドゥアイズは直線でマスクトディーヴァを抑え込んだが、逆にぶつけられて怯むところがあった。まぁこれも競馬か。5着ルージュリナージュも終いいい脚だった。ただベストは1800mかも…。8着ナミュールはこの馬本来の決め手が出なかった。やはり遠征疲れだろう。

 テンハッピーローズは、父エピファネイア、母フェータルローズ(母父タニノギムレット)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は天白泰司氏。通算成績は24戦6勝。重賞は初勝利。高柳大輔調教師は【ヴィクトリアM】初勝利、津村はJRA・GI初勝利となった。

大荒れとなった【ヴィクトリアM】は、14番人気テンハッピーローズが制し、G1初制覇を飾ったが、今日のWIN5は京都10R【錦S】が12番人気(ボーデン)、東京10R【ウオッカ賞】が8番人気(アイファーエポック)、新潟11R【弥彦S】が1番人気(セレシオン)、京都11R【栗東S】が4番人気(サンライズアムール)が勝利。4レース終えて残ったのはわずか144票。そして【ヴィクトリアM】のテンハッピーローズの激走で的中票数はなんと「1」となり、払い戻しは4億4605万7430円となった。

〈歴代配当ランキング〉は下記の通り
1位 5億5444万6060円 2021年3月14日
2位 4億8178万3190円 2021年1月11日
3位 4億7180万9030円 2019年2月24日
4位 4億4605万7430円 2024年5月12日
5位 4億3390万7040円 2020年2月2日

今日の結果は歴代4位。素敵な母の日のプレゼント贈れることだろう。

 

 今日の一口馬。まずはエルキュールが新潟1R【3歳未勝利】(1800m芝)に佐々木大輔騎乗で出走し結果12着となった。鞍上の佐々木は「スタートもしっかり反応できてましたし、これまでダートの短いところを使ってきただけあって道中の行きっぷりも良かったですね。最後は体力的なのもあってかあそこまででしたし、距離は気持ち長いので短くしてもいいと思います。芝で味が出てくるまでやってみていいかもしれません」とのこと。これで残念ながらスリーアウトとなるので、暫く出走できない。ただ芝に光明が見えたのでじっくり仕上げて小倉1200mあたりを狙ってほしい。パルメリータは新潟6R【4歳上1勝クラス】(1800mダート)に亀田騎乗で出走し、結果4着。鞍上の亀田は「気持ちを削がないようにできるだけ砂を被らない位置で運びたいと考えていたのですが、スタート自体、出ることはできたもののゲートが開く前にバタついてしまい、いい体勢でなかったことから加速しづらく、押していく必要がありました。3番手にはつけられ、近くの外に馬がいる格好になりましたけれど、この形でもなんとか我慢はして最後まで頑張ってくれました。ただ、理想はもう少し楽に位置を取れる形だと思うので、今日はスタートが影響してしまったのは否めませんでした。いい結果を出すことができず申し訳ございません」とのこと。上位争いできる力の持ち主で、好印象の新潟の舞台ですから、近走からの前進を期待して送り出したが最良の結果とはならなかった。ただそれでも内容自体は決して悪くなかったし、これを機にさらに前進してくれることを期待する。

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