太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

子々孫々の恥

2021-06-23 08:15:44 | 社会観察
 上手の手から水が漏れるとはよく言ったもの。今まで国は存在すら認めなかった赤木ファイルの開示である。相当黒塗り箇所はあるものの財務省が森友問題で記録文書の改ざんを指示したことは明らかなようである。再び関係者の何名かは晩年を言い訳で過さなければならない。「露見」はWeblioを見ると「秘密や悪事など隠していたことが表に現れること」旧悪が露見するなどとある。昔は電話で言った言わないの世界、次がFAXで紙は破棄した、今はデジタル時代で消去したとなる。しかしデジタルのネット世界では一度拡散したものは幾ら隠したり消去したといっても何処かに残滓はある。何れバレル時代なのである。この際、何れバレるならいっそ公文書は100%公開にしたらどうだ。国家機密に関わるなら50年後、100年後でも良い。兎に角後世でも良いから100%公開を義務とする。その時代には機密ではないだろう。孫、子に汚名が着せられるかも知れないと思えば迂闊なことはできない。消去しないとサーバーがパンクするというなら国会図書館のような機能を持つ巨大ホストサーバーを設ければ良い。
 公文書でなくとも行政文書もこれに準ずるべきである。それにも該当しない日常業務文書はどうか。これは完璧な手など誰ももっていないと自覚すべきである。今着せられる汚名と子孫が着せられるものとどちらが辛いか、明らかに何の責任もない子孫の恥の方が辛い筈である。多分オリンピックに関してもとんでもないやり取りがあちこちで行われているのだろう。痕跡の残らない情報伝達は狼煙くらいしかない。それでもマスコミは高精度の望遠鏡で政府やJOC、組織委員会の建物から狼煙が上がるのを待ちし解読班が手ぐすねを引くだろう。天地神明に誓って嘘はつかない。後世の人を守るのはこれしかない。自分は身から出た錆とおもえば諦めもつくだろう。美味しい話など何処にも転がっていない。それでも保身や個人の利益のためではない、社会や国を思ってのことだと言い張る者もいる。良いでしょう50年、100年の後にその審判は下るでしょう。
 


コメントを投稿