太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ほとぼりが冷めると

2021-07-11 07:15:00 | 社会観察
ほとぼりが冷めると元気を取り戻すのはある意味政治家の資質だろう。特に顕著なのは元知事連中だが元首相も負けてはいない。オリンピックを1年延長したときの安倍さんは「完全な形での実施」という言葉を選んだ。最近の時局講演では無観客となり大変残念だという第三者的発言に変わった。東京中心の競技会場が無観客に決定されると地方会場もドミノ倒しのようにそれに倣う自治体が出て来た。知らなかったが無観客は首長が要請し組織委員会が決定承認をするようだ。もし安倍さんが続投し完全な形に拘っていたら済し崩し的な無観客はなかっただろう。
 長引くコロナ禍で発言や主張が微妙に変化していく人は多い。特にTVのコメンテーターで登場する人は顕著である。まさにほとぼりが冷めた頃器用に切り替えて行く。まだ風が読める間はコメンテーターは務まる。勤めていた頃「錆びついた風見鶏」とあだ名が付けられた人(つけたのは私だが)が居た。ある時は調子よくクルクル風向きを読んでいたが、いつの間にか軸が錆びついて本人が思うようには風向きに従っていない。努力も虚しくトンデモナイ方向でギイギイ言い出す。無理して風に向かおうとして錆を振り落として勢いをつけると今度は行き過ぎてしまう。こうなると努力も虚しく時局どころではない。これが目立つのは元知事連中である。もし皆さんの職場でも思い当たる人が居れば「錆びついた風見鶏」と呼んだらどうだろう。しかしあくまで心の中の憂さ晴らしでだ。下手すると風見鶏に飛び散らされた錆になる可能性がある。これを身から出た錆という。
 大谷選手が第33号だ。数を覚えるのも大変で、もし台風がこんな数来たらもっと大変なことになる。台風も追いつけない勢いである。嵐も置き去りにする大谷選手はルースどころか裕次郎人気も超えるのか。いやいやルースも裕次郎も松井も長嶋も時代を担ったヒーローであることに変わりはない。現役と元ナントカを比べるのは全ての分野で酷というものだが大谷選手のボールは期待値という夢を乗せて何処までも飛んでいく。


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