じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「どろろ」を観た

2010-08-30 18:31:18 | Weblog
★ 手塚治虫原作「どろろ」の実写を観た。

★ 不遇な運命を課せられた百鬼丸を妻夫木さん、憎めないどろぼう「どろろ」を柴咲さんが演じる。

★ 父親の野望のために体の48か所を失った百鬼丸。自らの体を求めて悪霊との戦いが繰り広げられるという話だ。

★ 何かを求めて旅をするという話は「南総里見八犬伝」や「ドラゴンボール」にも通じる。ただ失われたものが肉体だけに、障がい者への配慮が求められるこの時代、映画化するのは、ちょっと勇気がいったのではなかろうか。

★ 寿海という科学者によって百鬼丸の体が再生される場面は「ブラックジャック」のピノコを思い起こさせる。

★ こうした映画は特殊撮影の賜物だ。ただ巧妙な特撮に対して、洞窟の岩の質感や踊り子の衣装には、少し違和感を感じた。例えば踊り子の水着のような衣装は、時代を特定していないからありなのだろうが、それにしては平凡すぎる気がした。

★ 話は続編を意識してか、中途半端な終わり方をしている。

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