平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録3月22日(火)

2011-03-22 10:45:26 | アマチュア無線

本日午前7時雨5.6℃

Hdsdrvo5221mar2011 Ho6822mar2011 【スペクトラムと周波数変化】『スペクトラム画面上の「周波数軌跡」と周波数変化の考察』【注意1】FUDを使いSDRで、衛星からの信号をダイレクトに受信している場合を前提にします【注意2】元になった疑問点は、同じ衛星からの信号なのにスペクトラム軌跡の傾きが違う信号があったためです【基本】①垂直:周波数変化なし②左傾斜:低い方から高い方へ変化③右傾斜:高い方から低い方へ変化【VO-52の場合】CW/SSBとも、送信周波数を固定して衛星へ信号を送っている場合は②左傾斜CW/SSBとも送信周波数を変化させ、受信周波数を一定になるように衛星へ信号を送っている場合(受信固定)は③右傾斜【考察1】昨夜20:03のVO-52のパスで、左側に見える左傾斜のCW信号の軌跡は、送信固定中心付近に見えるJO2ASQ/2のSSB信号は右傾斜なので受信固定で運用していたと思われる【FO-29の場合】CW/SSBとも、送信周波数を固定して衛星へ信号を送っている場合は③右傾斜CW/SSBとも送信周波数を変化させ、受信周波数を一定になるように衛星へ信号を送っている場合(受信固定)は③右傾斜【考察2】なぜ、VO-52とFO-29で送信固定の場合だけ違うのでしょう。VO-52はUで上げてVで降りて来ます。FO-29はその逆のVで上げてUで降りて来ているからなのですが、VO-52の衛星からの中継されたダイレクト信号を実際に受信して周波数を追ってみると、低い周波数から高い方へ周波数が動いているはずです。どうでしょう。【参考】

「Freq2.mht」をダウンロード

ちょっと古い資料ですが、どのくらい周波数変化があるか調べてみたものがあります。FT-897には相手の信号に同調(ゼロイン)すると点灯するCWインジケーターが付いています。このLEDが点灯するようにダイヤルを回し、周波数を読み、時刻を読み、それを手書きで記録したのが元データです。シート1にその元データがあります。VO-52の435.250MHz送信固定でアップしていたであろうCW信号ですが、CQをずっと出していたのでデータが取り易かった訳です。

Vo5222mar2100 【VO-52 FCD+HDSDR】「スペクトラム観察は面白い」20:22宵の良いパスでしたが、出ている局は少なかった。受信実験物足りませんでした「みなさぁーん、もっと出てくださぁーい」CW信号が左傾斜になりますので、低い方から高い方へ周波数が変化していることは間違いないですねスペクトラム画面の周波数スパンは約50kHzなので、VO-52の中継帯域をほぼカバーしています。そこへCWでもSSBでもだれか信号を出せばすぐ分かりますのでとても面白いです。20:35に145.886付近でJA8TL局が和文でCQを出したのも一発で見つけました。☆☆☆

コメント
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