さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 トレド その1

2008年09月07日 | 海外旅行
トレドは、マドリッドの南71kmの距離にある、タホ河の畔に聳える城郭都市です。

西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地で、旧市街地は、世界遺産に登録されています。

また、画家のエル・グレコが活動した町でもあります。



マドリッドから列車で到着すると、タホ河の畔に聳えるトレドの街が、いかにも要塞といった姿を見せてきます。川にかかったアルカンタラの橋を渡って市内に入ります。

1085年、カスティーリャ王国のアルフォンソ6世は、長期の包囲ののちにトレドを陥落させます。その後のイスラム勢力の反撃からもトレドは守り抜かれ、レコンキスタの重要な節目になっています。



一番高いところに、宮殿として使われたアルカサルがあります。



アルカンタラの橋を渡って、城内に入りましょう。



街の一番高いところにあるアルカサル



少し離れたところから見たアルカサル。中世都市がそのまま残されているため、街中の道は狭く、石畳になっています。



街角から眺めたトレド大聖堂。



1226年にフェルナンド3世の命により建築が開始され、1493年に完成したゴシック様式のカテドラル。

ここには、エル・グレコの「聖衣剥奪」の絵があります。

街を歩いていると、中世へタイムスリップしたような気持ちになってきました。
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