さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 カジュラーホー その3

2012年01月06日 | 海外旅行
東の寺院群に次いで、南の寺院群のドゥラデーオ寺院を訪れました。原っぱの中に、寺院が一つ置かれています。

カジュラーホーの寺院群は、月神チャンドラの子孫と称するチャンデーラ一王国がその全盛期の950~1050年にかけて築いた寺院都市の跡です。14世紀にイスラム教徒の支配下に入ると、寺院は破壊され、85あった寺院のうち残ったものは22だけになってしまいました。



ドゥラデーオ寺院は、「聖なる花婿」という意味で、シヴァ神を祀っています。



お堂の中には、靴を脱いで入ります。



祭壇には、リンガが置かれています。

リンガは、シヴァ神の男根を現し、これにミルクや食用油をかけて祈ります。円筒形の下に置かれた板はヨーニと呼ばれてかけられた液体の流水溝になっています。



この寺院も壁一面に彫刻が施されており、圧倒されます。











どことなく、アンコール遺跡の像と似た感じがします。


これ以下は、インドの誇る世界遺産といっても、人によって受け取り方は異なると思います。

【18禁ともいえる画像が出てきますので、ご注意を。】












それぞれが何をしているかの説明はいらないでしょう。

これらの男女の性行為を現した像は、ミトゥナ像と呼ばれ、男女の結合が宗教的な至福をもらたすというヒンドゥー教の概念の一つを現しています。

このミトゥナ像は、翌日見学する西の寺院群でたっぷりとみることができました。

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