散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(3) 懐かしの店へ

2010年06月13日 19時21分20秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)


17時ちょっと過ぎに、以前来て感心した河原町の「T」へ。前回はテーブル席に座ったが、今回は立ち飲みコーナーへ入る。まだ混雑はしておらず、すんなり。飲み物はハイボールを注文。炭酸の瓶が付いてくるので、自分でいれる。



さて、食べ物はまぐろ血合い煮、小鮎天ぷらから行こう。血合い煮は安く立ち飲みにはぴったりのつまみだ。そのまま食べて、途中から山椒をふる。小鮎天ぷらは実にすばらしい味。これでこの店の素晴らしさを再確認である。塩を振って食べるのだが、それがなくても白身のホクホクした感じと、内臓のほろ苦さで十分美味しいのである。





ウィスキーを追加し(炭酸1本で、2杯飲める)、とりきも、鯖のへしこを注文。とりきもは私が京都に来た時に食べたくなる味だ。実に何気ない料理だが、こういうものは札幌ではあまり食べられない。





鯖のへしこは極少量だが、あまりにもしょっぱいインパクト大の味だ。ちびちび削りながら、日本酒に会わせる。へしこって、何かの味に似ているなあ。他にも食べたいものはあるが、次の店に行こう。

こちらも前回来て大変感じの良かったバー「KS」だ。どうやら直前までウィスキーイベント(SMWS試飲会)が行われていたようで、パブスペースの方は大混雑。バーコーナーはそれほどでもなく、席に座ることができた。

まずはさっぱりとベネット。続いて「ブードルスで、あまりドライでなく」とマティーニを注文。これが非常に素晴らしい出来であった。ややベルモットを多めに入れてはいるが、それだけではない、ステアから生み出されたマティーニの甘さが感じられる。

3杯目は「ウィスキーカクテルで何か」というと、色々レシピを相談の上、グレンファークラス21年+カルパノ+ベネディクティン+オレンジピールというカクテルになった。グレンファークラス21年を使うだけのことはあって、きちんとしたカクテルでありながら、ウィスキーストレートの力を兼ね備えた飲み物なのである。

以上で大変満足して、しばし散策ののちホテル方向へ。


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