散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2015年2月のカクテル

2015年02月28日 23時32分26秒 | 飲み歩き
最近、フェルネブランカ入りのカクテルに注目しているため、オリジナルカクテルが第1位。それ以外はウイスキーカクテルが多目かな。カクテルの会も開催されたため、40杯に到達。

オリジナル 11
ウイスキー 4
ウイスキーソーダ 4
ニューヨーク 2
赤ワイン 2
ジントニック 1
フレンチ75 1
ウイスキーサワー 1
オールドファッションド 1
セントアンドリュース 1
ロブロイ 1
マンハッタン 1
アイリッシュコーヒー 1
モスコミュール 1
ストロベリーマルガリータ 1
ストマックリバイバー 1
葵スカッシュ 1
ベネットハイボール 1
アルバーティン 1
白ワイン 1
サウダージ 1
オールドパル 1
合計 40

大人のおやつ

2015年02月28日 17時29分52秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日は久しぶりに西11丁目で大人のおやつタイムに突入。いつもの居酒屋「O」へ。最初は空いていたが、途中から10人くらいの団体が来て混雑しだした。私はその前に注文を済ませていたので、一人静かに読書がすすんだ。

まずは黒ホッピーを頼んで、ねぎぬたと高野豆腐の煮物。ねぎぬたとは札幌ではなかなかない渋いつまみだ。



続いてこっちも珍しい「めんこ鯛」というのを注文。これも北海道ではあまり食べないような気がする、小鯛である。



前割り焼酎をロックで飲むことにして、鯖のスモークを追加。



しかしことごとく写真がボケてしまった。いつもと座る向きが違うので、照明の当たり具合が悪かったかな? 地下鉄ホームの待ち時間に、ワイン会の為に購入したワインを撮影。レストランに預けてから帰宅。


20150228ギャラリー巡り

2015年02月28日 15時38分32秒 | ART
2月26日に新さっぽろ。2月27日に新さっぽろARTWALL。

本日は道新→時計台→たぴお→大同→大丸→教育大サテライト→アートスペース201→ivory→スカイホール→さいとう→三越→富士フイルム→資料館の13か所。

■ギャラリーたぴお「伊藤貴美子Exhibition」。生命力を表す光と、それに対応する形で闇を描いている(と私が思いこんでいる)作家である。今回はこれまでの作品に加え、色彩表現を重視した新傾向の小品が出品されている。これが今後、どういう形で結実するかが楽しみだ。

■大同ギャラリー「札幌大谷大学芸術学部美術学科 日本画コース 第2回 朋翼會展」。日本画の基本から学んでいることがうかがい知れる展覧会だった。このギャラリーの営業は3月29日まで。

伊藤あかり「広原にて」:道産子(馬)にグッとクローズアップして描いた作品。力感が伝わる。
阿部梓「みのも」:水の流れは琳派をほうふつとさせる。ペンギンの体やひれが水中でもやもやと見える表現がいい。
橘つづり「豊満な貴婦人」:貴婦人を演じる太ったペンギンが濃厚な作品。壁にかかったセイウチの肖像画もユーモラス。
吉川聡子「灯す」:遠目に見て上手いなと思ったら、この方だった。

■北海道教育大学サテライト「2014年度 北海道教育大学岩見沢校 修了・卒業制作展2期」。
遊佐千裕「響き」:岩のような骨のようなものを描いた大作。かなりいい。
高橋和加奈「眠りにオちる」:女性が眠りに落ちるような、風に乗って飛ぶような彫刻作品。

■アートスペース201「札幌大学卒業記念写真展」。深町ただしの作品は何を被写体にすべきか、かなり真剣に求めていると思う。単なる思いつきスナップには見えない。

逆療法

2015年02月28日 12時38分40秒 | 食べ歩き
昨日の飲み過ぎのせいで、今日はずっと胃の調子が悪い。いつものカレーという手もあったが、どうもそういう気分にもならない。ふと「焼肉はどうかな」と思いつく。二日酔いには無謀という話もあるが、意外と量としては少なめだしな。ご飯をしっかり食べるのも良いかもしれない。

ということで随分久しぶりに札幌駅近くの焼肉店「K」へ。ちょうど昼時とあって混雑していたが、カウンターに座ることができた。空いているときに来ると、4人がけテーブルを1人で使用できるのだが、それも落ち着かない所もあるしね。



注文は今週のランチ(ロース、ホルモン)にして見た。すぐにご飯、スープ、ナムル・キムチ、小鉢(チャプチェ)のセットが登場。肉も同時にやってくる。





いつもは肉大盛りにするところを、体調を考えてやめておいたのだが、これだけあれば十分だ。タレにコチュジャンを入れ、少し辛くした状態で肉の焼き上がりを待つ。



うーむ、少し甘みのあるタレが何とも美味い。そして焼肉にはご飯だ。タレを少しご飯にしみ込ませつつ、ガバッとかき込む。付け合わせ陣もなかなかの実力派揃いである。

食後にジンジャーエールを飲んで終了。消費税分がはみ出して値段は1080円だったが、いい昼食だった。体調も期待通りに平常に戻ったのであった。


2015年2月の一言

2015年02月28日 10時37分53秒 | Weblog
2月28日
・疲れていたせいか、8時半頃起床。
・なんとか静岡紀行の2日目まで記事をアップした。明日で完結させられるだろう。

2月27日
・久しぶりのカクテルの会。ストレスのせいでバカ飲み。
・静岡で買ってきた「乾き黒はんぺん」を食べる。細切りにしてトースターで炙ると良い感じ。



2月25日
・自分も30分ほど話をした会合の後、軽く飲み会。レバーチーズというのが美味かった。

2月24日
・昼は札幌駅北口の「TT」でカツ丼。悪くなかった。

2月22日
・静岡に行って来たのだが、また楽しいことばかりであった。
・記事は何とか初日の模様をアップしておいた。5軒で11杯くらい飲んだので、撃沈してしまったという馬鹿な内容である。
・後は次の土日かなあ…。

2月20日
・今日は休みを取った。小旅行に出発なのである。

2月19日
・長期低調だったが、久しぶりに前向きな感じになってきた。いろいろ感謝である。
・今日は会合後に1杯。写真も何もないので、記事は省略。

2月14日
・今日は6時半起床。いろいろと一日忙しいはず。

2月13日
・有給休暇を取得するのは随分久しぶりかも。
・本日は人間ドック+脳ドックのフルコースである。
・昨日、酒を飲まなかった私はもうすでに空腹なのである。食事を取れるのは5時間後くらいか?
・そうか、平日だからドニチカキップが使えないのか。
・ということで、地下鉄専用1DAYカードを購入。元は取れた。

2月11日
・昨日はJRは混乱するわ、地下歩行空間で火災の影響がでるわ、大変だったみたい。
・全く事件の類にはかすらず、無事一日を過ごしたのだった。
・デジカメを購入。前の機種とほぼ同じなのだが、値段はかなり上がっている(消費税分以上だ)。
・今回は5年修理保証をつけて見た。果たしてどうなるのか。
・ギャラリー巡りをしていると何となく土曜日気分なのだが、明日は仕事かあ…。

2月10日
・別の場所で打ち合わせがあったため12時過ぎにお客さんの事務所入り。
・昼食にカップラーメンを買い、さあ食べようと思ったら半分入れたところで、お湯が切れてしまった…。
・やむを得ず、省エネのため50度設定になっている給湯室のお湯を半分入れたら、どうにも不味かった。
・こういう場合、どうしたら良いのか!! →お湯が十分あることを確認してから作るのだな。

2月8日
・デジカメの電源が入らなくなった…。
・データはSDカードを抜いて、パソコンにダイレクト接続で救助。
・また買うか…。
・念のため修理代金を確認してみたが、7500円+税か。
・「美術ペン」を読んでいたら、STV北2条ビルエントランスアートが終了したと書いてあった。えー、そうなのか?
・あのビルの入口が異世界に変わるところが面白かったのだが。
・確かにサイトを見ると、2015年の予定は全く入っていないようだ。

2月7日
・私が拝見しているブログで、結構な方が「Y呑み」(牛丼チェーン店で酒を飲む)に行っていて面白い。
・共通する感想が「他に誰も飲んでいる人がいないので、札幌では無くなりそうかも」ということだ。
・大通駅の階段でイラスト発見。ラーメンを食べようとしているこのキャラクターは何?



2月6日
・飲んで帰ってきたところ、家の前がちょうど除雪で雪がたまっている状態になっていた。
・交通整理をしている人に、先導してもらい、雪を越えて玄関にたどり着く。

2月2日
・仕事で立ち寄った所、猛吹雪にあう。



2月1日
・何とか東京出張の記事を書き上げた。
・また12記事のロングバージョンになってしまったので、読者が減ることだろう。

20150227最近読んだ本

2015年02月27日 23時00分31秒 | 読書
■「ハードラック」薬丸岳

■「剣客商売読本」池波正太郎ほか
再読。

■「美味い話にゃ肴あり 9」ラズウェル細木

■「池波正太郎の銀座日記[全]」池波正太郎
再読。

■「秘伝の声 上下」池波正太郎
再読。

■「Whisky World 2015 FEBRUARY」

■「幻想即興曲」西澤保彦

■「コスモクラートの協力者 ペリーローダン491」マール、フォルツ
物質の泉の彼岸に旅立ったのはローダンではなくアトラン。アトラン、500巻には帰ってくるの?

■「それってどうなの主義」斎藤美奈子

5か月ぶりのカクテルの会

2015年02月27日 21時15分22秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
参加者の都合が悪くて開催そのものがなかったり、私の都合が悪かったりで、随分久しぶりのカクテルの会となった。

飲んだものは以下。

1杯目:ジントニック…思ったほど甘くない
2杯目:フレンチ75
3杯目:ウイスキーサワー
4杯目:オールドファッションド



5杯目:セントアンドリュース
6杯目:ロブロイ
7杯目:マンハッタン
8杯目:アイリッシュコーヒー…ということで、途中からウイスキー攻めにしてみた。

食べ物のほうは、なんかもう一つだったような…。結構飲んだので1軒で帰宅。

静岡の話をする

2015年02月24日 20時37分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は事情もあって、すすきののバー「N」へ。1杯目は真っ赤なブラッドオレンジとジンのカクテルでスタート。



2杯目は静岡で飲んだカクテルのことを伝えつつ、フェルネブランカ+ブランデー+青リンゴリキュール+ライムのカクテル。最後に青リンゴの風味が立ち上る。



3杯目は雑誌に載っていた面倒くさそうなカクテルを依頼する。アードベッグ10+ボウモアダーケスト+ベルモットロッソ+カルパノアンティカフォーミュラ+ベネディクティンドムのボビーバーンズというものだ(レシピはいろいろあるみたい)。



大部分ウイスキーのカクテルなのだが、これは相当旨いね。贅沢な味だ。

4杯目は諸事情がありモスコミュール。



勢いがついて最後にエクスクルーシブカリラ(G&M)を飲んで終了。静岡の話もできたので、満足だ。


静岡再訪(16) 困った時の

2015年02月22日 18時24分42秒 | 食べ歩き
この後はもう帰宅に向けてお土産品(自分用)を購入。1時間ばかりショッピングセンターを歩き回るが、時間がどうしても余ってしまい、困った時の「S」に入店することになってしまった。



大混雑の店内だが、何とか無事に座ることができ、あまり空腹感はないので赤ワインとグリーンサラダを注文。

 

騒音の中、耳栓をしながら時間をつぶす。追加でマイカのパプリカソースを食べて、さあそろそろ時間だろうか。



2泊3日の静岡旅行もあっという間に終わりが来た。静岡駅前から空港に向かうバスに乗り、東名高速を私はほぼ寝ながら疾走。

空港に到着し、なかなか充実した売店でもう少しお土産を追加購入。待合室で待っていると、突然「ゴン」と音がした。振り向くと倒れている人がいる。どうやら何らかの発作で意識を失ったらしいのだ。一帯は騒然となるのだが、飛行機への案内時刻になると、野次馬だった人もそちらに向かう。だって、空港の人は来ているし、救急車は呼んだみたいだし、何もできないもんね。

外は雨になったようだ。念のため傘を持って来たのだが、濡れることなく3日間を過ごすことができた。

 

その後、かなりの混雑である札幌便で新千歳空港へ移動する。その後はまっすぐ帰宅。あまり深夜ではないので、体の方も多少楽であった。

以下はお土産の品々である。写真右は静岡とは何の関係もない。

 

静岡再訪(15) 今回も敗北

2015年02月22日 12時19分45秒 | 食べ歩き
さて、昼食は前回敗れ去った店、ハンバーグの静岡ローカルチェーン「S」にぜひ行ってみたい。さっそく、新静岡のターミナルに直結したセノバの5階に上がったのだが、そこには12時前にして早くも大行列ができていた。

名前を記入するボードを見ると、既に20組以上が待ち行列に並んでいる。ぜひ行ってみたい気持ちもあったのだが、ここまで並ぶとなるとなあ…。しかし静岡の人よ、ここはそんなに人気の店なのか? 札幌で言うびっくりドンキーのようなものかと思ったのだが、それ以上に人気の店のような気がする。

諦めて、まあその辺のごく何気ない店で食事をしようということで、歩き出したが道に迷い、ぐるっと遠回りした後に、町の中華料理店「G」に入ってみることにした。一般的な中華メニュー、定食、各種麺類、さらに夜は酒のつまみまであるという豊富なメニューの店だったが、一番シンプルなラーメンにしてみた(450円)。

前客の五目焼きそばの後に、私のラーメンが登場。醤油ベースのスープに細かい油が浮かび、なみなみと入っている。麺はかなりの細麺だ。具は値段の関係もあって、チャーシュー、なると、メンマ、ネギなど最小限の構成だ。



食べてみると少し脂分の多めな醤油ラーメン。きわめてオーソドックスな味で、なかなか悪くなかった。あまり綺麗な店構えとは言いがたいが、店主の手際のよさが光る店であった。


静岡再訪(14) 石田徹也展

2015年02月22日 11時53分13秒 | ART
断続的に夜中目が覚め(乾燥しているせいか?)、結局6時に起床。朝飯は静岡ならではの富士宮焼きそば(カップ麺)だ。少々胃がもたれているが、結構良くできたカップ焼きそばで、するすると食べてしまった。

 

本日は9時頃出発。今日の天気予報では雨になる予定。ホテルを出た時はまだ大丈夫だ。



まずは静岡県立美術館へ行こう。静岡駅から電車に乗り草薙駅に到着。ここからバスに乗って美術館へ。近いせいもあって100円の料金であっという間についた。



まずはなんと言っても気になっていた「石田徹也展」を見ていこう。会場前に人が並んでいるので少々驚いたが、実は別のイベントのための行列らしく、結果的にチケット売り場には1番に到達することになった。そのまま入場。

「弱い者いじめは、やめよう!」:11歳の時の有名なデビュー作品。これがあったか。
「カフェブルーマウンテン」:青いカフェ、男、コーヒー豆を描いた、ロックウェル的な作品。
「居酒屋発」:ささやかな幸せか、それとも酒で紛らわすサラリーマンへの皮肉か。

「みのむしの睡眠」:彼の作品にはいろいろなものに包まれているものが多い。単純に母体回帰ではないかもしれないが。
「無題」:テレビのブラウン管を乳母車に見立て、その中にすっぽり包まれるサラリーマン。彼はテレビにおぼれることへの不安感を持っていたようだ。しかし、もう少しするとその厚みのある立体がテレビだと分からなくなるのかもしれない。
「無題」:エコー像に浮かぶ、胎児状にまるまった成人男性。やはり母体回帰か。

「鯉の夢」:鯉の模様という大胆なパジャマを着て、船の形をした寝台の中で眠る男。石田本人のアイディアメモで「鯉は女性器の象徴」と書いてあるのだが、見た感じは特殊な職業の方のド派手な服の模様にも見える。
「不安な夢」:自分がクモになってしまったのか、それともクモに後ろから襲われているのか。
「使われなくなったビルの部長のイス」:同じような「社員のイス」作品もあるのだが、部長の椅子のほうが少し豪華なのである。しかし今時、昇進したら椅子が変わるという分かりやすい会社はあるのか?(あるんだろうな)

「兵士」:サラリーマンの服装でビル陰に隠れる男。傘をライフルのように持ち、足は銃で撃たれたのか包帯を巻いている。
「飛べなくなった人」:しがらみで動けないという彼の代表作。
「社長の傘の下」:巨大社長がリングを回し、そこに飛べない飛行機のようにつながれたサラリーマン。

「コンビニエンスストアの母子像」:男がカゴにすっぽり入り、聖母のような表情をした店員にPOSレジの読み取り装置を当てられている。
「燃料補給のような食事」:ファストフードチェーンらしき所で、口に給油されている男たち。
「無題」:左手にはミシン、右手はマークシートが記された布を押さえている。試験の悪夢か。

「囚人」:学校の校舎に全身を埋め込まれた男。確かに学校にはそういう要素がある。
「市場」:老女にすがる2人の男。老女の胸にある暖簾から、また一人の男が顔を出している。シュールな雰囲気の大作。
「無題」:リフトのかごから手を差し伸べる消防団員。かごにはすでに2人の男の子がいるのだが、一人は体がかごからはみ出している。死の世界への誘いなのかもしれない。

おそらく石田徹也の代表作を含め、その画業をほぼ一望することのできた展覧会なのだろう。満足感と共に、何ともいえないやるせない気持ちが湧き上がってくる。彼にはいろいろなものが耐えられないように見えたのかもしれないが、サラリーマンを20年以上やってきた者としては、そうとばかりも言えんぞと思う所もある。

ロダン館は一度見たので今回はスキップし、屋外の彫刻プロムナードを見ながら駅に戻る。JR駅まで行くのはやめて、静岡鉄道の県立美術館前駅に到着。目の前で電車が行ってしまったのだが、何とか12分後に発車する電車に乗り、新静岡に戻る。

 

静岡再訪(13) やっぱりもつカレー

2015年02月21日 21時32分36秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
ホテルのそばにある「K」に入店。そう、清水で行けなかった店の支店が静岡にあるのだ。できれば本店に行きたかったと思いつつ、どうしてももつカレーを食べたいしなあ。

あっ、店に入るとカウンターは満席だった。ちょっと困った感じになったが、ちょうどいいタイミングだったオジサンが「俺、勘定するわ」と席を譲ってくれた。ありがとう、見知らぬオジサン!

カウンターに座り、静岡割り(こればっかり)ともつカレーを3本注文。さあ、やって来たよ。こってりしたカレーの載ったもつの串をもって早速食べる。ああ、これこれ。何の変哲も無いといえばないのだが、ごく普通のカレーの味だ。もつが主役のカレーもつではなくて、カレーが主役のもつカレーなのである。そしてこの普通のカレー味がいいのである。もつを食べてしまった後に皿に残ったカレーは、通しとして出る生キャベツですくって食べるのがいいのだ。





続いて、やきとり、もつ焼き、シロを注文。やきとりともつ焼きがニンニク風味タレの味付けしかできないというので、シロを普通はタレで食べるところを塩味にしてみた。そうしたらねえ、タレが妙に旨いのよ。やきとりともつ焼きを食べる手が止まらないのである。一口食べて、残りに一味唐辛子をかけて食べたのだが、東京でもこの味はない気がする。

 

シロは塩で食べても決して臭みも無く、悪くは無いのだが、どうしてもタレ味の素晴らしさが目立ってしまう。追加でカシラタレを注文。これもたまらない味わいで、残ったタレもキャベツですくい取ってなめるように食べてしまった。もつカレーも間違いの無い定番だが、この店ではタレ味の焼き物をぜひ試して欲しい。

 

明日は少々朝早めに出ることから、今日はこの位にしておこう。



コンビニで明日の朝食、就寝前の一杯(緑茶割り、マカロニサラダ)を購入して、ホテルに戻る。清水で「K」に入れなかったときはどうなることかと思ったが、結果的には素晴らしく楽しい一日だった。



初日はどうも出張に出たような緊張感があったのだが、今日はやっと旅を楽しめる精神状態になった。もう明日は帰らなければならないのだよなあ…。

 
→写真左はホテルのウェルカムドリンク、ミネストローネ。

静岡再訪(12) もう会えないかもしれない

2015年02月21日 19時28分41秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
次は昨日も来たバー「g」だ。1杯目はストロベリーマルガリータを注文。テキーラと静岡産苺、ストロベリーリキュール、ライム、そしてグラスに塩をしたカクテルである。静岡は苺が名産なのだが、こっちで食べる(というか飲む)のは初めてである。

やってきたカクテルはまず色がいい。それから味はもちろんのこと。苺の甘さと塩の相性が面白い味になっている。



2杯目は「昨日のカクテルが傑作だったので、また変化を加えて頂いて」とお願いし、フェルネブランカ+ブランデー+パッションフルーツリキュールのカクテルが登場した。苦いリキュールにちょっと癖のあるパッションリキュールが主張してきて、これまた何とも言えない味わいとなった。



嬉しくなり、最後に「フェルネブランカとウイスキーのカクテルをステアで」とお願いし、フェルネブランカ+ウイスキー+スロージン+カシスのカクテルを出していただいた。イメージが沸かなかったのだが、飲んでみるとなかなかの相性。



バーテンダーのHさん曰く「札幌のYマスターのオリジナルにフライハイトってありますよね。あれにスロージンを使っているので、フェルネブランカでも相性がいいかなと思って」とのこと。なるほど面白い組み合わせだが、理にかなっているのだなと思うと共に、HさんとYマスターのレシピのすごさに思いを馳せるのであった。

3杯飲んだのでそろそろ限界だ。「もう来られないかもしれません」とHさんに別れを告げて、最後にホテルから看板が見える「K」へ。