散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

名古屋・岐阜の旅4

2000年07月16日 14時51分48秒 | 食べ歩き
旅館の朝食は広い座敷で、素朴な感じの朝食である。こちらに来て初めての赤だし(味噌汁)で嬉しい。

9時半頃ホテルを出て、バスで岐阜市内へ。ダイエーの食品売場でお土産を買う。暑くて(この日も35度)、喫茶「T」へ。古い喫茶店だったが、ストロングコーヒーが濃くてうまい。おつまみにボンゴ豆がついてきて、これぞ東海地方と喜ぶ。一般的に有名な名古屋より、岐阜県の方が喫茶店でお金を使うのだそうだ。

昼食は柳が瀬を随分歩いて悩んだすえ、「M」へ。店の外観が気に入って入ったのだが、中身はファミレスのような造りだった。ワンタン麺を頼んだところ、醤油味のラーメンにワンタンとチャーシューが大量に入っていて、お得感満点だった。

最後に古い市電(床が木製だった)に乗って、岐阜駅へ。ここから空港へ。先ほど街中で買い込んだ、焼鳥とビールをやりながらのんびり札幌に帰る。

名古屋・岐阜の旅3

2000年07月15日 21時40分07秒 | 旅日記
今日も調子のよい目覚め。ホテルの和食堂「K」で和朝食。素材重視でなかなか良かったが、赤だしを飲んでみたかった。出発前に突然震度2の地震発生。ホテルの部屋が26Fのため結構ゆれて、ビックリする。ニュースを見ると、場所によっては震度6とか。

午前中はダラダラと名駅地下街を散策し、きしめんの「M」へ。蕎麦ときしめんの合盛りを食べるが、腰がなくてビックリ。きしめんって、これが普通なんだっけ? 13:45岐阜へ移動。25分であっという間に到着。私はこういう都市間の距離が近い所にあこがれていて、とてもうらやましくなる。

まずはタクシーで「J」楼へ。タクシーの運転手さんに「今日は35度だから、(暑さは)まだまだだね」と言われる。旅館は裏手にすぐ長良川がみえ、釣りをしている人々がいた。

周辺散策に出かけ、15時頃、ロープウェーで岐阜城へ。突然、想像を絶する雨が降り出したため、すぐ降りる。岐阜城は山の頂上近くにあり、見上げる高さ。お殿様はやはり天上人だ。

下に降りたところで、岐阜昆虫博物館へ。なんだか、古い怖い感じの建物だが、昆虫クイズに燃え15問中13問正解。

旅館に戻り夕食。鮎塩焼き(2匹)、鮎雑炊、鱧とマツタケの椀、鱧子、刺身など。塩焼きは骨を抜いて、頭から食べると非常に美味しい。鮎雑炊の淡くも深い味がすばらしかった。

21時頃、川べりを散策し、鵜飼を見る。あまりにも遠くて、鵜が魚をはいている所までは見えないが、まあまあ。

名古屋・岐阜の旅2

2000年07月14日 21時33分52秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
割と調子良く起床。ホテルのレストランで、作りたてのオムレツ、コールドミート、サラダ、ジュース2種、パン3個と、豪華な朝食。

中央線で大曽根へ移動し、しばし歩いて徳川美術館へ行く。常設展示+備前池田候の宝展示があり、面白い。池田候は凄い知識人でマニアックな人のような気がする。

今度は名鉄の駅まで歩き、栄へ移動。「Y」屋で味噌煮込みうどん。玉子を入れたのは正解だった。硬い麺と渋い味噌、玉子で味の調和が取れている。

昼過ぎに名古屋科学館へ。9階建てで見ものがものすごくあり、時間が足りない。プラネタリウムも慌てて見る。一旦ホテルに戻って、スカイラウンジ「G」へ。この店、何と52階にあるのだ。ジントニック、チーズ盛り合わせで、食前酒+オードブルの雰囲気。

19時頃、名古屋発祥のチェーン「SY」へ(今は札幌にもある店だが、当時はそんなことは想像できなかった)。結構な混雑で、少々待って、焼そば、土手煮、ほうれん草サラダ、幻の手羽先、コーチン叩き。飲み物はビール、GFサワー、白ワイン。

手羽先はスパイスが効いていて、つまみによい(ものすごい美味と言うわけではない)。店を出ると突然のどしゃぶりになっており、タクシーでホテルへ。駅で本5冊買う。

名古屋・岐阜の旅1

2000年07月13日 21時25分35秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
休暇に突入したこともあり、千歳空港でビール、つぶ燻製で早くも飲み始める。

14時に名古屋空港につき、バスで名古屋駅ビルの「MA」ホテルに向かう。休むまもなく地下鉄で千種に行き、散々道にまよって「N」へ。ガイドブックの地図が明らかに間違っており、怒る。

「N」は店は古いし、店のおばあさんは無愛想だったが、ひつまぶしはすこぶる旨い。そのまま食べて、薬味で食べて、茶漬けで食べる。堪能。身はふっくらしているが、皮目がしっかりしていて、関西風と思われる。肝吸いの肝も味がしてなかなか良かった。

栄の地下街(広い)を歩き、その後デパートの食品売り場見物。三越(さんま初物1280円、マグロ4300円/100g)、松坂屋(さんま1800円、超特大ボタンエビ)などを見る。総じて名古屋のデパートの惣菜は、札幌のものより洗練されていて
そそられる。

歩き疲れ、カフェ「C」でアイスコーヒー。

19時になり、味噌かつの店「Y」へ。8割程度の入りで賑わっている。ロース、串かつ、野菜サラダ、ビール、八海山。味噌かつは記憶にある以上の旨さで(学生時代に来たことがあるのだ)、肉・衣・ソースのなじみが実によく、ビールにも酒にもあう。

大人しくホテルに戻り、15階のメインバー「E」へ。ギムレット、マティーニ、おまかせしたら出てきたキャッツアイを飲む。バーの造りは新しく、適度に重厚で、まずまず。しかし、カウンターで葉巻をふかし、あちこちきょろきょろ見回していきがる、常連バカ親父はどうにかならぬものか。