散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2018年5月のカクテル

2018年04月30日 23時47分44秒 | 飲み歩き
今月はかなり少ないねの18杯。東京出張、帯広行きのいずれもバーに行けなかったせいか。

オリジナル 7
ウイスキー 3
アクアビットモスコミュール 2
スパークリングワイン 1
ウイスキーソーダ割り 1
ギムレット 1
ミシシッピミュール 1
桜マティーニ 1
ジンソニック 1
合計 18

GWの帯広(3)

2018年04月30日 23時17分57秒 | 飲み歩き・北海道内
帯広駅でローカルな十勝毎日新聞を購入。



一両列車に乗り、帯広の隣の駅、札内で下車。札内駅近くの寿司屋さん「C」へ。やはり今日の帯広はそこそこ暑かった。まずは生ビールと行こう。通しはキンピラと煮豆という何とも落ち着いたものがやって来た。



続いて刺身を注文。帯広市は海が無いものの、十勝全体としては有名ではないが漁港がちゃんとある。厚みがありながらサクッと歯が入るタコ、マグロもいい脂が入っていて美味かった。他にも海老は頭の身まで新鮮、しめ鯖の締め加減良し、ソイ(多分)は旨みを出すために寝かせたものだろう。



ビールを早々に飲み干して、これは日本酒でなくてはと紀土を注文。酒メニューもちょうどいい所を抑えた感じだ。

空腹感を感じて、名物料理っぽい手羽先の山椒味を注文(他にコショウと韓国風?があった)。山椒がたっぷりかかっていたが、香りの良さがあるものの、痺れ感は全くなかった。



八海山を追加して、締めに漬物と巻物(玉子、ゴボウ)を食べる。





夜遅くに小腹が減ってきて、世界卓球を見ながら、タラバガニの笹巻寿司を食べて就寝。今日は疲れた。


GWの帯広(2)

2018年04月30日 17時10分35秒 | ART
まずは北海道立帯広美術館に行こう。

今日は驚くほど暑くなるという予報であったが、それほどではなかったが、それでも日差しの中を歩いているとかなり暑い(←どっちやねん!!)。いや、今日は本当に暖かいのだろう。普段、単なる通りだなと思っていた、美術館近くの公園通りが、実は桜並木だったということに私は初めて気がついた。



本当にビックリしたよ。

少し山の上にある美術館に、汗をかきつつ到着。

■北海道立帯広美術館「ナショナルジオグラフィック写真展 地球の真実」。うーん、写真展かあと思いつつ観覧。
カーステン・ペーター「世界最大の結晶洞窟」:富士フイルムフォトサロン東京で見た記憶がある。上下左右斜めに驚くべき柱状結晶がはしる写真。
岩合光昭「挑戦者」:ライオン対ライオンの戦いで、実に珍しいことに敗者の頭蓋骨がかみ砕かれているという写真。見たことがない。
マイケル・ニコルズ「消えゆく怪獣たち」:コモドオオトカゲだろうか。あえて体の一部分しか見せないことで、想像力をかき立てる。

マイケル・ニコルズ「ゲラダヒヒの群れ」:近いヒヒは50cmほどのところから撮影されている。無線遠隔撮影なのだそうだ。
スティーブン・アルバレス「デッケンシファカ」:剣山のような山間を行く白い猿。
マリア・ステンゼル「ヒゲペンギン」:ペンギンよりも、海を固体化したような青い氷山がスゴイ。鯨のようにすら見える。

マイケル・ニコルズ「静かなる森の巨人」:樹齢1500年以上、高さ91mのメタセコイアを84枚の写真で再現した作品。
スーザン・ミドルトン&デビッド・リトシュワガー「幼いコアホウドリの死因」:親アホウドリが持ってきたプラスチックのかけらを餌と間違えて胃にためてしまうらしい。結果として本来の餌が食べられなくなり、餓死するのだそうだ。
キャロル・ベックウィズ「ヤアケ」:化粧をして張り切る男3人。関根正二の「三星」を思ったりして。

ジェームズ・L・スタンフィールド「泥のモスク」:塔になっている部分は人間と比較して15mくらいあるのでは。どうやって作ったのだ。
野町和嘉「タッシリ・ナジェール」:ネグロイドの人物が描かれている壁画なのだが、その岩自体がまた人間の頭部のようなのだ。

結果として、なかなか面白かった。


→撮影コーナー。いろいろな衣装を身にまとって、ナショナルジオグラフィック表紙風の写真が撮影できるらしい。

■北海道立帯広美術館「奇想天外-プリントアートの世界」。
ジェームズ・ローゼンクイスト「火の家」:口紅を描いて、女性=火のイメージか?



出店久夫「磯岩石遁走図」:コピーにより繰り返しの構図を作ったり、興味深い作品。



奥野稔和「94V-0202X」:飛行機の翼のように見えるものが写っている。



この後、百年記念館から帯広市図書館へ。

 

■帯広市図書館「2018十勝日誌」:原本は松浦武四郎「東西蝦夷山川地理取調図」で安政6年刊行のものを昭和58年に復刻したのだそうだ。

 

■勝毎プラザ「KAIMAKU~十勝の新進作家展2018」。



六花亭本店でシュークリーム(カスタード)とコーヒー(無料サービス)で休憩。



この後、帯広市民ギャラリーを閉廊ギリギリで覗いてから、ローカル列車で移動。生まれて初めて見たように思うが、同じホームに逆方向行きの2つの列車が止まっており、それぞれの方向に出発するのである。これ、普通に見られるものなんだっけ?


GWの帯広(1)

2018年04月30日 13時37分10秒 | 食べ歩き
さて、今日明日は割とこの季節に多い帯広行きである。ま、いろいろとしがらみがあるのだ。9時半ごろに家を出て、JR琴似駅に到着。



ここから出発なのだが、あらかじめ札幌市内であればどこからでも乗車可能な帯広行きの乗車券を買っていたにもかかわらず、ICカード乗車券で入場してしまった。これはいったいどうなるんだろうと思ったが、翌日戻ってきたときにその旨を告げると「あ、クリアしておきます」ということで、入場の履歴は無事消去された。うっかりしていたなあ。

帯広行きのスーパーとかちの中では、午前中ということもあり眠くならずに読書がはかどった。朝食がとても軽めだったので、昼前におやつを食べる。札幌駅の売店で買った「月寒あんぱん」のスティックタイプだ。そこそこ濃厚な甘みで一旦、食欲が収まった。



帯広到着は13時過ぎ。夕食の事も考えて割と軽めにということで、とかちプラザそばにある、生そば「M」へ。何回か来たことがあるのだが、蕎麦の名店というよりは、親戚の家で食事にそばが出てきた感を彷彿とさせる店だ(お店の人、馬鹿にしているわけではないです。ありがたいんです)。

ここでかしわ蕎麦を注文。昼過ぎだったので先にいた客も帰り、私一人になった所で蕎麦がやって来た。



ああ、なんともホッとする味だ。途中で七味唐辛子をかけて、アクセントをつけて食べる。結局、つゆもかなりの量を飲んでしまった。



じゃ、次に行きますか。

2018年4月の一言

2018年04月30日 06時24分36秒 | Weblog
4月30日
・5時起床、6時過ぎに腹が減って来た。
・体調はなかなかいい。9連休だからと言って、9日間連続酒を飲むわけにもいかないのだ。
・今日はこの後、遠出をする予定。

4月29日
・今日も舞い上がって5時起床。さて、今日はどうするか。
・ちょっと豪華な昼食にしてしまったので、今日は酒抜きとする。

4月28日
・ゴールデンウィーク突入!
・舞い上がって5時前に起きる。
・しかし遊びに行く前の一仕事が定期健診だ。病院に行かなくては…
・ということで、食事をとれず腹の減ったまま、外出の準備だ。

4月22日
・さすがに疲れて8時頃起床。
・散歩に出かけるも、今日は風が冷たい。
・昼食がちょっと重すぎて、夜も腹が減らぬわ。

4月21日
・休みが嬉しく5時過ぎに起床。少し疲れを取るために寝ていてもいいような気がするが…
・今日は会合があるので、明日はもう少しゆっくりと寝よう。

4月20日
・あまりにも疲れ、さっさと家に帰って、残り物で一杯。
・やっと久々の休みが来る!

4月15日
・朝から塩焼きそばを食べて、早めの出発。
・先週の日曜日が出張の移動で、そこから休みがないため疲れてきた…
・何とか今日のお勤めも終了。肉体面よりも精神面でやられているかもしれない。
・帰りにちょうどいろいろ本が出ていたので大量購入したが、買いながらも今一つ頭が回らないという珍しい事態に。

4月14日
・朝からQTTAカレーを食べて、早めの出発。
・カップの底面が四角なのね。

 



4月12日
・東京出張を引きずり、あまり調子が良くない。
・しかし、今日の昼はたまに飲みに行く店「A」のランチで、肉厚の生姜焼きを食べた。なかなか美味い。
・しかも予報になかった雨が降るので、少し濡れてしまった。
・明日から、ちょっと面白いイベントを開催する予定。
・夕食は軽く飲んだ後、懐かしい桂花ラーメンでしめる。

 

4月10日
・案の定具合が悪く、ホテルの無料朝食も食べられず。
・空港でサンドイッチを買うが、それも食べられないままに札幌へ。
・結構混雑している飛行機だったが、幸いなことに隣席が空いていた。熟睡。
・東京出張関連の記事は1本目だけアップ。疲労感で、2本目以降は後日としたい。
・今週はハードスケジュールで辛いなあ…

4月9日
・本社の某部門の発足式に参加。
・夜の懇親会は19時スタート。やることがないので、もう少し早く開始してもらえないものか(と勝手な希望)。
・某部門の部長がプロレスファンと判明し、周りが引くぐらいプロレス話題で盛り上がる。

4月8日
・東京に行くために早朝外に出ると、何と積雪あり。驚いた。
・あまり疲れすぎないように、展覧会めぐり。

4月7日
・5時起床だが、天気があまり良くないなあ。
・明日から2週間ほどかなり忙しいので、今日は無理をせず過ごしたい。
・とはいえ、いくつか用を足さなくてはなあ。

4月6日
・今週もやっと終わった。外飲みせずに、さっさと帰宅。

4月1日
・何とか6時起床。
・天候が今一つのため、外出回避。終日、何となく眠たい状態で過ごす。

20180429ギャラリー巡り

2018年04月29日 14時42分13秒 | ART
本日は近美→ミヤシタ→レタラの3か所。

昨日に比べるとかなり暖かい中を出発。



■北海道立近代美術館「ブリジストン美術館展」。まあ、私は何度もブリジストン美術館に行っているからね(←嫌味な奴)。
アルフレッド・シスレー「森へ行く女たち」:印象派というには落ち着いた、伝統的な上手さを感じる。
ラウル・デュフィ「ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場」:赤やピンク、青の服をまとった6人の女性。背景の男たちは皆、黒や茶色の地味な感じなのだ。どこか、新しい女性の自由さを感じる作品。
アンリ・ルソー「イヴリー河岸」:見ると、ほのぼのとした感じに笑みが浮かんでしまう。

藤島武二「天平の面影」:藤島と青木の各2点が重文コーナーとして展示されていた。やはり藤島は上手い!
青木繁「海の幸」:スケッチの線が残っているところまで、間近でクッキリ見える。運んでいる魚はサメなのだろうか?

 

■北海道立近代美術館「近美コレクション」。
藤田嗣治「(手紙、封筒)」:藤田の手紙に「CATCH 大試合」の記述がある。ヨーロッパのプロレスは「キャッチ」と呼ばれており、アームロックを決めている図だろう。以前、藤田の大作を見た時に「これはレスリング見ているな」と思ったのだが、それが証明されて嬉しい。
中西利雄「札幌の夏(北大構内)」:これ、文学部の近くにある碑じゃなかろうか。



中村善策「明科の里」:河原から近くにある山、そして遠くの山と全体の風景が立ち上がっている作品。
中村善策「カムイコタン夏日」:右手の海に、左手から山が張り出している、善策得意の構図だ。
瀬戸英樹「人形の家」:三角天井の不安定な構図が面白い。



瀬戸英樹「網干す浜」:うねるような細かい網が、緑色のせいもあって竜にも見えてくる作品。
菊川多賀「還生譜」:人の首と髪の毛だけが描かれ、その表情には苦しみばかりがある。

平成29年度の新収蔵品が25点ほど展示されているので、ぜひ。

■北海道立近代美術館「フランク・シャーマンコレクション」。
藤田嗣治「クリスマスカード(シャーマン宛)」:自転車に乗った藤田サンタクロースがMPに「あっち行け」と言われているカード。藤田とシャーマンの付き合いの深さが分かるように思える。
靉嘔「アダムとイブ」:これは面白い。文章では説明しがたいのだが…
関野準一郎「シャーマン宛て年賀状」:お店が描かれ、その暖簾には「成吉思汗鍋」の文字が。北海道出身の方かと思ったら、青森出身だそうだ。

比較的小さな作品が多かったが、この他にも猪熊弦一郎、棟方志功、イサム・ノグチ、瑛九、篠原有司男、小磯良平、畦地梅太郎、向井潤吉、一原有徳の作品があった(知っている名前を並べて見た)ので、興味深い展覧会になっている。「ブリジストン美術館展」はそれなりに混雑していたが、こっちは空きすぎではなかろうか。ついでにみんな見ようよ。

■ギャラリーミヤシタ「井上まさじ展」。抽象画に具象を見るのは私の悪い癖だが、深い緑で苔むす石を描いたような作品や、氷の海をのぞき込んだような作品があり、その色彩と自然な感じはたまらない。

■ギャラリーレタラ「朴炫貞展 し:間の物語」。ハングル文字で人の形の右側に縦棒を置くと「し」という発音になるらしい。吊るした紙が丸まった形や、落ちた桜の枝に「し」の形を見たり、イメージを膨らませた展覧会。オモチャのペンダント越しに光を投影すると、そのペンダントから壁に光が写るのだが、これが驚くほどいい感じだった。

甘いものでも食べに

2018年04月29日 14時11分49秒 | 食べ歩き
昼食が少し軽めだったので、もう少し行くか。ということで、昼食をホテルに振られたので、再チャレンジ(←しつこい)。「O」ホテルの喫茶コーナー「P」へ。実はここも以前に振られたことがあるのだが、今日は客入りがあまりなかった。

メニューを眺め、よし、ケーキセットにしよう。何種類かある中から、アップルパイを選び、飲み物はコーヒーだ。注文してほどなく、注文の品がやって来た。こういうところの席とテーブルは少々ものが食べにくいが、しょうがない所か。



コーヒーを一すすりすると、私の好みよりかなり薄い感じだ。アップルパイはどっしりしたしっとりタイプ。中のリンゴたっぷりでシナモンの香りがそこそこ強い。食べていくうちに、軽い昼食による胃の隙間が埋められていった。

全く混雑しないので、のんびり本を読んでいたら、店員氏が近づいてきて、水かなと思ったらコーヒーのお代わりをついでいった。そうか、お代わり無料となると、あまり濃くないコーヒーの方が正解か。

とは言っても、そんなに大量に飲むこともできず、2杯目のコーヒーを飲み干したところで、店を出る。ほぼ狙い通りに寛ぐことができたと言えるだろう。ゴールデンウィークにやりたかったことを一つ達成した。

計画は狂ったが、少し贅沢な昼食

2018年04月29日 12時15分10秒 | 食べ歩き
今日は少し優雅な昼食をとろうと思い、某ホテルの地下へ。するとなんということだろう。どんどん年配の人たちがテナントに吸い込まれていき、店の前には「すでに満席です」という表示があるではないか…。ゴールデンウィークと年配パワーを舐めていただろうか。

ということで、方角を見失いさまよう私の前に、一つの提案が現れた。そうか、牛タンか。それは悪くないな。

ということで、ビルの地下にある牛タンの店に入り、一番オーソドックスな牛タン定食を注文する。さほど待たずに、定食がやって来た。



定食の内容は麦飯、テールスープ、牛タン、漬物(キムチ、野沢菜漬け、味噌南蛮)というシンプルな組み合わせだ。早速、牛タンを取り、まずは単独でしっかりと味わってみる。ま、こんな感じかな。テールスープはしみじみと美味く、塩気が薄いのがありがたい。

漬物の味を見てから、一番相性が良いと思われる味噌南蛮+牛タンで麦飯を頬張る。そう、これが定食のだいご味だ。そしてすかさずスープを飲む。スープの中にはもちろんテール肉も入っているのだ。

最初の計画は大幅に狂ったが、それなりに優雅な定食を取ることができた。惜しかったのは、私の目の前が焼き場兼テールスープを保温しているスペースだったので、ひどく暑かったことだ。汗びっしょりになり、店を出た。


20180428最近読んだ本

2018年04月28日 23時39分19秒 | 読書
■「遠い国からきた少年」樋口有介
ムエタイの達人にして、探偵の裏稼業を受け持つ主人公。アイドルグループのメンバーの自殺に関して調査を依頼されるが…。主人公の飄々としたところ、無敵感と、唯一にして最大の弱点が面白い。

■「遥かなる星2」佐藤大輔

■「グリフォンズ・ガーデン」早瀬耕
人工知能の研究に取り込む主人公と、コンピュータ中で進行する物語。二つの世界がないまぜになった感覚とほのかな恋愛ストーリーで興味深く読ませる。

■「筒井康隆入門」佐々木敦
筒井康隆の執筆史と主要作品を一通り紹介する。今一度、筒井の作品を読んでみたくなった。

■「ヤキトリ2」カルロ・ゼン

■「メカ・サムライ・エンパイア 上下」ピーター・トライアス
ゲーマーの主人公が巨大ロボットのパイロットを目指す。と言っても、陽気な成長物語とは言い難く、主人公に関わった人間は相当に死に、戦争と独裁体制の悲惨さが戯画的に描かれている作品。ロボットの戦闘シーンは面白いが、主人公がいきなり軍の訓練について行けるあたりは、「やっぱりお前、才能あるんじゃねえか」と言いたくなる。

■「キングレオの冒険」円居挽
シャーロック・ホームズ物語をベースにしたような事件が起きるが、ホームズ役はもちろん、ワトソン役が相当に優秀ということで、イライラせずに読める。もう一人の老探偵との推理合戦が、円居らしい。

以下、図書館の1冊。
■「淀川でバタフライ」たかのてるこ

20180428ギャラリー巡り

2018年04月28日 15時49分56秒 | ART
本日は大丸→道銀駅前支店→文学→鴨々堂→三越→SONY→さいとう→ひと粒→大通→グランビスタ→道新→DO-BOX→資料館の13か所。まだまだ休みもあるので、無理に頑張らなかった。

■北海道立文学館「没後50年子母澤寛 無頼三代 蝦夷の夢」。そもそも子母澤寛の小説を読んだことがないが、三岸好太郎の義兄弟であることと、展覧会のポスターに猿を頭にのせた子母澤の写真が載っており、やけにユーモラスに見えたので行ってみることにした。

展示物もあまり本、原稿には興味が持てないのだが、小原道城書道美術館から、高橋泥舟、勝海舟、榎本武揚の書が出品されていた。予想通り、三岸好太郎の作品も展示されていたが、こちらは「自画像」「兄及ビ彼の長女」「海」「海洋を渡る蝶」と三岸好太郎美術館所蔵のものばかりで、初見の作品は無かった。「兄及ビ彼の長女」の「兄」が子母澤寛だそうで、「そういわれてみるとそうか」と今になって気がついたのであった。

この他、子母澤の短編がもとになり「座頭市」が作られたそうで、勝新太郎とのツーショット写真(グラフ誌に掲載)に「男の中の男二匹」などと書かれているのも、興味深い。




→頭に猿を乗せるのがトレードマーク。ちなみに飼っていた猿は3代ともに「三ちゃん」という名前だったそうだ。

文学館1階にある、會田雄亮「春悠々」。こういうのも大切にしておかないと、破棄されたりするからね(と、東大への嫌味を言ってみたり)。



■鴨々堂「第三回アール・ブリュット札幌展 声をかたちに」。
畑中亜未「無題」:火災や噴火、地震による災害被害を淡々と描いた、セルフコレクションのような作品群。かなりの大事故であっても、これをみなければ全く記憶によみがえってこないようなものが沢山あり、人間って適当だな、適当でないと壊れるしなと思う。

すすきのの南側で三岸好太郎生誕地を撮影。彼が自分の生まれをルーランとしていたのは、思い違いかイメージがピッタリだったので意図的にそうした、ということらしい。実際はここが生誕地なのだそうだ。

 

■三越ギャラリー「植木寛子 ヴェネチアガラス展」。カラフルなヴェネチアガラスでなかなか見ごたえがあると思う。

■ソニーストア札幌ギャラリー「動物写真家 小原玲作品展「アザラシの赤ちゃんからシマエナガちゃん」」。動物に興味のない私だが、シマエナガ(小鳥)の様々な瞬間をとらえる技量は素晴らしいし、動物たちは実に可愛い。

■さいとうギャラリー「第9回有限会社ナカジテクス」。いつも楽しい展覧会なのだが、私には欲しいものがない。

■galleryひと粒「A Strange Traveller」。副題に「北の港町「O」への旅」とあって、小樽の街角写真の展覧会だ。

池内GATEのエレベータの横にある表示。今どきあまり見かけないと思う。



■グランビスタギャラリー「栗谷川健一展」。新しい情報がまるで入らないと思っていたら、4月2日からこの展覧会が開催されているようだ。リーフレットを市内のギャラリーに配布するのをやめたのだろうか。

桜の花に興味はないが、札幌は急速に春めいてきた。


料理なかなか

2018年04月28日 15時30分39秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
まあ、ゴールデンウィーク初日だしね、いいんじゃないか? と自問自答した私は、久しぶりにすすきの駅直結の居酒屋「M」へ。開店すぐに到着したと思うのだが、すでに常連が席をうめだしている。まあ、左奥の二人組は初めての人たちのようだし、そんなに常連チックでもないか。

飲み物はハイボールでスタート。食べ物は「ちょうど、できましたよ!」と言わんばかりにカウンターに出された大皿料理のカレイ煮付けをもらうことにした。尻尾の方の半身だが、極めてほんのりした味付けで、カレイそのものを生かしているように思う。



飲み物は焼酎お茶割りに転じて、マカロニサラダを注文。他にも生きのよさそうな刺身や巻物などもあったが、控えめにしておこう。マカロニサラダには少しだけ醤油と黒コショウをかけて食べると、これがつまみにいいのだ。



2杯2品で良い所ではないだろうか。


検診明け

2018年04月28日 11時10分53秒 | 食べ歩き
今日は薬をもらうための検査ということで、通常の出勤時間並みに病院へ。少しフライング気味に早く受付ができて、検査も早めに終了。内容的にも全く問題の無いものであった(ヒント:薬を何種類も飲んでいるから)。

その後、薬局では分包機の調子が悪くなるという問題で待たされたが、10時半にはすべて終了。さて、この時間から食事をとるとなると、いつものイタリアン店もあるが、今日は蕎麦だな。

ということで、札幌駅近くの「S」へ。開店すぐに来たのだが、それでも先に来ている客が数人いる。一体この人たちは、朝食を食べているのか、それとも昼食を食べているのだろうか(ま、人それぞれか)。そんな私は、いきなりつくねと北の勝大海を注文。



タレ味のつくねを、わさび、海苔、温泉玉子と3種の薬味でそれぞれ食べる。この店はテーブルに切り海苔がのっており、これをつまみに応用するとなかなか楽しめるのだ。

普段ならもう一種類くらいつまみと酒を行くのだが、今日は突然蕎麦が食べたくなった。梅を使った季節のメニューに紛れ込んでいた、かき揚げ蕎麦を熱いのでもらおう。どちらかというともり蕎麦ばかり食べる私には、珍しい注文だ。

蕎麦が思ったより早くやって来た。酒を飲み干して、早速蕎麦から食べる。



蕎麦そのものはまあ取り立てて特徴はない。かき揚げは表面を見た感じよりはかなり分厚く、上に集められた海老はなかなかちゃんとしたものだ。歯ごたえのあるうちに一口、そして段々と汁に崩れていくところを楽しむ。ほお、これは悪くないね。

さらに途中から残しておいた温泉玉子と、またもや薬味の海苔を投入。蕎麦に玉子と海苔をからめて食べると、これまたちょっと違う風味となった。全体的なボリュームもなかなかあり、これが510円というのは、悪くないね。

それではこの辺で、今日の本屋&ギャラリー巡りに行くとするか。


ついにゴールデンウィーク入り

2018年04月27日 19時14分01秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
明日からゴールデンウィークだ。全くそうではない人もいることは分かっているのだが、私は5月1、2日も休み。実に嬉しい。嬉しいついでに、今日早めに帰ろうと思っていたのだが、ふらふらとすすきのに出てきてしまった。で、いつものごとくバー「N」へ。

1杯目はアクアビットモスコミュール。うーん、爽やか。

 

2杯目はラム+カンパリ+マンゴーリキュール+オレンジジュース+レモンのカクテル。フルーツの華やかさを最後にカンパリが締めくくる、一般人が飲んでも美味しいと思える(←普段、何を飲んでいるのだ)カクテルだ。そうだなあ、名前を付けるとすると「マンゴーレイン」か。



「マンゴーレイン」とは、マンゴーが雨が降ることで一気に熟す時期があり、その雨のことらしい(Wikipediaより)。このカクテルに「レイン」の要素をあまり感じないが、エキゾチックな名前なのでどうだろうか。

戯言はさておき、3杯目はキルホーマンソーテルヌカスク。ソーテルヌの甘味があるとはいえ、相当しっかりした味のウイスキーだ。加水してもへたらず、また違う味が感じられる。



ここでぽつりぽつりと客がやって来だしたので、切り上げることにしよう。

ゴールデンウィーク突入前の平穏

2018年04月26日 19時36分51秒 | 飲み歩き・琴似界隈
そろそろゴールデンウィークの気配が漂ってきた。周りのみんなも「これはGW明けですね」と仕事が淡泊だ。ということで、早めに会社を出て、二十四軒の居酒屋「F」へ。まだ、他の客もいない。

いつもの酎ハイでスタート。温かくなってきたので、通しは浅漬けが定番になったのかも。今日のメニューにある、具沢山おからというのを注文。



そしていつものごとくマンガを読むのだが、「銀河英雄伝説」は休載だった…。続いて、ひな皮を注文。



酎ハイをお代わりして、目刺しが切れていたため、季節外れのサンマ。急に魚が食べたくなった。



今日はもう少し食べてもいい所だったのだが、意外に満腹感が出てきたので、これで切り上げよう。後1営業日だ。

そうか、17周年か

2018年04月25日 22時37分40秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は偉い人飲み会。刺身(まあまあ)、炙りサーモンシーザーサラダ、鶏空揚げ、海鮮鍋+うどん等。1次会が終わり、ビルの前で「次どうする」的な、私の最も嫌うグダグダした雰囲気になったので、さっさと離脱してバー「N」へ。

1杯目「これ、どうですか?」とOsa wineryのOceanという白のスパークリングワインを頂く。あれ? 今日はどういう流れなんだろう。

 

と不審に思っていたら、今日はバー「N」の開店17周年だったんだね。5周年の頃から割とマメに来ている私なのだが、今回は全くノーマーク、偶然の訪問となった。どうやら、今年は事前告知を全くしなかったらしい。

2杯目はジン+カンパリ+バラリキュール+グレープフルーツジュースのカクテル。味は中庸で、ほんのりとした苦みが全体を引き締めている。



3杯目は17周年に合わせて、特価のバランタイン17年をありがたく頂く。なかなかこういう機会でもないと、飲まないウイスキーかもしれない。



偶然だけど、来ておいて良かったよ。勘定もビックリするくらい安く、これにて帰宅。