散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100531最近読んだ本

2010年05月31日 20時57分57秒 | 読書
■「街場の大阪論」江弘毅
大阪といってもタコヤキ、お好みだけではないという話。

■「The Whisky World Vol.28」
今回はハイボール特集。ウィスキーだけではなく、炭酸についてもいろいろな銘柄が紹介されていた。私は炭酸はいつもキリンの炭酸水を使用している。

以下、図書館の5冊。
■「陽の子雨の子」豊島ミホ
主人公(中学生)が出会った年上の女性は、自宅に4才年下の少年を住まわせていた。といっても、あまり危な感じはしない、静かな余韻のある作品。

■「大人の街歩き京都」
今でも名旅館、料亭の類はいけないなあ。

■「君は永遠にそいつらより若い」津村記久子
就職が決まってからの1年で起きたいろいろなこと。私が学生時代は4年の夏ごろに就職が決まったものだが、3年で決まるとそれから何をするのだろうか。興味深いのは、舞台が京都で、新京極のスタンド店(本当の名前もそのまんまだが)が出ていたこと。

■「セイジ」辻内智貴
自転車旅行の途中でたどり着いたライブハウスの、変な主人と客たちとの出会いの話。印象的ではあるが説得力はない。

■「グルーブ17」戸梶圭太
まあ、存在しなくても良い話というのもこの世にはある。

20100530最近読んだ本

2010年05月30日 18時40分05秒 | 読書
昨日やりすぎて、今日は一日棒に振った。

■「ご依頼の件」星新一
ショートショートでありながら、奇妙な味わいの小説。子供の頃はこの辺から、アイディアの面白さよりも、すっきりしなさを感じていたような気がする(再読)。

■「光の帝国」「蒲公英草子」恩田陸
泣ける話かと思いきや(実際、泣けるいい話もあるのだが)、深い背景と暗い歴史を感じるストーリーである。

■「エンドゲーム」恩田陸
全てが信じられなくなる怖い作品。傑作である。

■「若冲」狩野博幸
文庫なので図版はそれほど見やすいとは言えないが、若冲の人となりに関する新しい発見があった。

■「さよならペンギン」大西科学
生徒から好かれる塾の先生の家には、しゃべるペンギンがいた。ほのぼのしたところから始まったが、人類の存在意義にせまるすごい話。

■「わびれもの」小坂俊史
さびれ+わびでこのようなタイトルになったらしい。そういう風物を扱ったマンガである。こういうことが理解できるようになるのは、年を取ってこそである。

■「健全な肉体に狂気は宿る」内田樹、春日武彦
反語的表現のタイトルだが、なかなか示唆に満ちている。

以下、図書館の1冊。
■「神津恭介の回想」高木彬光
神津恭介の未刊行短編集(1話読んだことがあるが)。クラシックである。

琴似ゴールデンコース(2)

2010年05月29日 21時44分11秒 | 飲み歩き・琴似界隈
琴似の2軒目はバー「D」。今月のメニューからシャンタルコント・ランブル・ド・ヴォヤジェ・2001・ラ・フェイバリットを注文。名前は長ったらしいが、要はラム酒である。しかしこのラムは、ラムという感じがしない。上等なウィスキー的味である。

2杯目はカサドレ・ブランコというテキーラ。テキーラ臭(いや、香りか?)を楽しむ。



3杯目はオールドグランダット+ガリアーノ+フランジェリコ+柑橘のもの。少しだけ酸味を加えたウィスキーカクテルというリクエストだったのだが、これは申し分ない味だ。



4杯目はジェイムソン18年。正直、アイリッシュウィスキーってそれほど好きではないのだが、これは驚きの傑作だ。後味の何とも言えない良さが素晴らしい。

5杯目(何杯飲む気なの?)はスプリングバンクCV。このはっきりした味わいで満足して、ゆったり歩きながら帰宅。寒いはずだが酔っているのでそうでもない。

琴似ゴールデンコース(1)

2010年05月29日 18時26分58秒 | 飲み歩き・琴似界隈
私の琴似におけるゴールデンコース、1軒目は居酒屋「D」へ。最初に小さいビールを飲んで、通しは炒り豆腐。私の注文は、まずは天然ヒラメの刺身だ。



このヒラメがムッチリしていて、非常に旨い。早めに飲み物を東洋美人大辛口に切り替え。大辛口といっても切れはいいが、滅茶苦茶なドライさではない。続いて、切り落としハムのおつまみ。



ハム、サラミ、鶏のスパイス焼等を盛り合わせたもの。おつまみにはピッタリだ。次なる酒は山男山という変な名前の酒。でもこれ、美味しい。つまみは時知らず焼びたしを注文。



立派な鮭で、ぼそぼそした感じがない。さらに出汁が美味しい。結構、酔った感じがしてきて、本日は洋酒を頼まずフィニッシュ。いつも美味しい「D」であった。

20100529ギャラリー巡り

2010年05月29日 16時29分14秒 | ART

本日のギャラリー巡りは近美→コンチネンタル→市民ギャラリー→三越→スカイホール→さいとう→大同→たぴお→時計台→道新→CAI02の11か所。

■北海道立近代美術館「北海道立体表現展10」。
国松希根太「ICEBERG」:見るからに木だけれども、決してそれだけではないという作品。
中江紀洋「回帰(終章)」:赤い魚のような形に網目模様。その上に木の板が多数のっている。何と言っていいかわからないが、気になる。
野又圭司「存在の耐えられない軽さ」:円形テーブルに木製のディスプレイとキーボードが配置され、一つだけディスプレイが黒く焦げている。文明批評というほど直接的ではないが、どこかシニカルな視点。

端聡「分母」:舟の上の台形状の形に、人の顔の映像が写されている。その顔が、何かを語っているという、これまた気になる作品。
松田郁美「work-2010-」:円形の小さな部品などをつないで、面白い形の立体作品を作っている。

■コンチネンタルギャラリー「金工展」。
大湊敬太「infinity」:会場のど真ん中で目立つ、骨とも貝殻とも爪ともとれる立体。
町嶋真寿「じぶんのおうちでまいご」:タイトルからかけ離れた犬+オオカミ+テナガザルのようなインパクトのある像。
吉成翔子「あちらからこちらからどこへでも」:中ほどがえぐれた箱型の立体。空中回廊でどこへでも行けそうなのだ。

なかなか力作多し。近美で「立体表現展」を見たら、ぜひその足で立ち寄ってほしい。

■三越「春の院展」。
牧野伸英「光と影の先へ」:学校の廊下の向こうに少女。前向きの姿勢。
廣瀬貴洋「銀河の下で」:ハスの葉の下に雷魚か? 淡い色彩で上手い。
番場三雄「キンナールの谿」:圧倒的な雪山と寺院。

山口貴士「暦日」:聖堂の中、カーテンから陽が射し、女性が座る。これは素晴らしい作品だ。
宮下真理子「空音の刻」:建物を不思議な効果で描いている。
谷善徳「雨上がり」:茶色の風景に虹色がぼわっと描かれている。

井出康人「虹に咲く花」:南方系の女性。いろいろ女性を描いた作品は多いが、今回はこれが一番では。
加来万周「静寂」:細い木々に霧がかかっている風情。
守みどり「秋の息」:枯葉と木の実が濃密に描かれている。
狩俣公介「流麗」:水面に映る柳の葉。これは素晴らしい。

■スカイホール「永山裕子水彩画展」。意外な面白さだった。
「東京タワー」:東京タワーが炎上しているようだ。それに比べ、手前の町並みはいたって穏やか。
「マラケシュでショールを買う」:人物のリアリティがある。

■さいとうギャラリー「石垣渉 イラストの世界」。日新製鋼という会社の広報誌の表紙を描いているのだが、あの作風でメカを描くと非常に面白い。

■時計台ギャラリー「栃内忠男遺作展」。ほのぼのと良い。展覧会に来ていた子供が「窓」を見て、「この画、簡単だあ、よこよこ、たてたて」と言っていたが、大人がこの画を描くのは大変難しいのだよ。

■道新ギャラリー「西川律子絵本原画展「もうひとつの赤ずきんちゃん」」。抽象化というか、記号化された赤ずきんちゃん。ちょっと面白い。

■CAI02「今村育子個展「カーテン」」。もう全く何も見えないほどの部屋における展示。薄明かりに沿って歩いて行くと…。緊迫感があった。冒頭写真はこの展示の入り口である。

珍しく土曜日

2010年05月29日 12時20分24秒 | 食べ歩き
今日は珍しく土曜日に二十四軒の「PE」へ。まもなくフランスへ研修旅行(食べ歩き)に旅立つ二人に御対面である。フランスに行くというと「スリが大変」とか「飛行機が落ちる」とか散々言われているらしいが、基本的な作戦(お金を分散して持つとか)を実施して、あとはおおらかな気持で行った方がいいのではないか。まあ、楽しいおみやげ話を期待しています。

今日の前菜は空豆のキッシュ、白カブのレギューム煮、緑の葉のソース、噴火湾産ホタテのジンジャー風味、砂肝のテリーヌ。白カブの煮物が、付きつめると和食も洋食もこうなるのではないかという、体にしみる味。カブの葉を使ったというソースも心憎い。


→写真イマイチであった。

続いて、これを嫌いな人は少ないだろうという合鴨のハンバーグ。ソースに米が入っているということで、とろみのあるマイルドな味がいい。前菜も含めて日本のフレンチかくあるべしという感じだ。



デザートはアプリコットチーズケーキ、ヨーグルトとブルーベリーのアイス、木苺のマシュマロ、バトンマレショー。私は滅多にチーズケーキを食べないが、こういう味なのだねと感心。



よし、今日はこれから街中に出かけよう。

2010年5月の一言

2010年05月29日 09時30分52秒 | Weblog
5月29日
・アーノルド坊やがお亡くなりになった。記事を確認していると、姉のキンバリー(←可愛い)もとっくにお亡くなりになっていることが判明。いろいろ大変なのだね。
・世界卓球、中国強すぎて面白くないんだけど…。
・私が一曲だけ、歌詞カードを見なくても最後まで歌える歌があるのだが、ネットで検索すると映像が沢山あることが判明した。深夜に見ると泣きそうだ。この曲には、ポルトガル録音バージョンがあるのだが、これにやられてポルトガルまで行ったバカがいるそうだ。素晴らしいよ。
・私は長いこと禁煙しているのだが、イスタンブールに行ったら、ジタンを吸おうと思っているのだ。

5月27日
・世界卓球の水谷、凄すぎ。私が現役だった時代は、日本卓球が沈んでいたころなので、今の強さは信じられない。
・世界卓球、中国は男子女子共に、予選では1セットも落としていない。あまりの強さに面白くない。

5月25日
・自分のブログが一番おもしろい私は、ナルシスト?
・gooメールって、いつ改善されるのか?
・世界卓球の平野、凄すぎ。今回は平野と福原がお互いを上手くフォローできている。

5月24日
・世界卓球の愛ちゃん落ち着いているなあ。
・ラッシャー木村さん、死す。「こんばんは」事件など、いい人だった。

5月22日
・6月に旅行に行く予定で、飛行機などを予約した。行先は帰ってくるまで秘密である。
・今日、図書カードを使いきったのだが、店員さんが「0円になりましたカードはお返ししましょうか」と聞いてくれるのである。まだ、研修中の人だったのだが、非常に気持ちの良い応対だった。ガンバレ!
・後ろを歩いていたカップルの会話。
 男「あれ、何て読むの?」
 女「コーヒーだよ」
 男「えっ、コーヒーに漢字あるの…」

 なんて頭の悪い男だと思ってみると、外国人のようだった。しゃべり方がパーフェクトに日本人に聞こえた。

5月16日
・近所の居酒屋がランチを始めていた。料理のいい店なので、確実に美味しいはずだが、最近行っていないので行きづらい。

5月15日
・最近のタモリ倶楽部面白いなあ。風景印特集で、久々に「初日カバー」という言葉を聞いた。切手を集めていたころは未使用絶対主義だったので、初日カバーを集めようとは思わなかったけど。

5月12日
・北海道新幹線が開通したら、愛称は「クリオネ」。「ほくと」「ようてい」「カムイ」等もあるだろうが、どこかで聞いたことがある。

5月9日
・大体、新作ローカルグルメって、何それと言いたくなるようなものが多いが、オホーツク北見塩焼そばはちょっと美味しそうだ。

5月8日
・○○リボンって、ほとんど知らない。それでは意味が無いのでは?
 (流石にピンクリボンは分かる)
・○○バンドというリストバンドも何だったのかなあ。
 とはいえ、そのような活動を全てうさんくさく思っている訳ではない。

5月4日
・タモリ倶楽部で「暗渠」特集をやっていた。非常に面白かったけど、現場にいたら辛いと思う。景色が見えず、ずっと同じ風景なのだ。
・一般的に「ウィスキーは瓶内熟成しない」「泡盛は瓶内熟成する」と言われているが本当なのだろうか。またアルコールの分子と水分子の混じり方が均一になることで、味の変化は起きているのだろうか。誰か自信のある人、教えて欲しい。

5月1日
・非常にうるさい音の車が通過した。それを見ていた親子連れ。子供は2、3歳か。
 子供「どうして、あのくるまはうるさいの?」
 母親「あれはマフラー付け替えてるから」

 全く大人に説明するのと同じ、クールな調子での説明。お母さん、カッコいいぜ。

職場集会の果てに

2010年05月28日 23時27分27秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は労組の職場集会があり、当然のごとく飲み会突入。元々北海道の人間で、東京で仕事をしているM君が久々に来札してくれたためもある。

1軒目は最近時々来る「T」へ。ビール→焼酎。ジンギスカン焼、レバニラ、ポテトフライ等、素朴なつまみでガンガン飲む。

2軒目は一人、いつものバー「N」へ。1杯目はベネット。2杯目はロングモーン1975を使った官能的なカクテル。ガツンと来て、帰宅。

2か月ぶりのカクテルの会

2010年05月26日 21時50分56秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
最近長引き気味の会議が円滑に終わった。よし、カクテルの会に行こう。

まずは本日の飲んだもの。
1杯目:スパークリングワイン…のどが渇いた
2杯目:マルガリータ…塩気を欲して
3杯目:フレンチ75…一番好きなシャンパンカクテル
4杯目:ギブソン
5杯目:バンブー
6杯目:ビトゥイーンザシーツ
7杯目:シャンゼリゼ
8杯目:グラスホッパー
9杯目:アレキサンダー…最後の方は甘くしめてみた

食べ物は以下のような感じ。

こごみフリットと春色ポテトのカルテット 香草バターソース。ポテトはメイクイーン、長芋、インカのめざめ、もう1種類と4種類が層になっている。いずれもホクホクして美味しかった。



蕗と行者にんにくのカルボナーラキッシュ。パンチが効いていて面白い。



たらの芽と豆腐のリゾット蕪と新玉葱のカプチーノソース。淡白な材料ばかりだが、チーズでコクがでていた。これは美味しい。



他には山菜と香味野菜の柚子味噌和風ボロネーゼも良かった。柚味噌のおかげで、爽やかに食べられる。今日もいつも通りの飲みっぷりだが、結構酔っ払った。さすがに1軒で帰宅する。

連絡通路

2010年05月25日 22時52分48秒 | 写真館
久々の下らない写真館シリーズ、今回は「連絡通路」だ。デパートやビルの建物間に、連絡通路がたまにある。あれが私は非常に嫌いで、つい先日も札幌のデパートにある連絡通路を渡ったのだが、お尻のあたりがムズムズするのである。じゃあ、何でこんな写真を集めているのかという話だが、特に意味はない。

北海道電力の連絡通路。



これは確か、東京豊洲に行った時に、病院にあったもの。今見ると、作りがちゃちで怖い。



西武とロフトの連絡通路。今や…



丸井今井の連絡通路。ここの9階の通路は、横が金網なのだ。やめてー!



札幌ファクトリー。2階なので、低めだ。



三越の連絡通路。



琴似のイトーヨーカドー。



新さっぽろにて。



JR新さっぽろ駅より。



札幌駅南口に向かって左手のビル。



これはちょっと趣の違う、北海道銀行と北洋銀行間の梯子。



これは北電の北側にあるビルの連絡通路。



あまり面白くなかったかも。

20100524最近読んだ本

2010年05月24日 21時08分07秒 | 読書
■「赤い夢の迷宮」勇嶺薫
ふだん、平仮名の「はやみねかおる」名義でジュブナイルを書いているが、今回は意外にダークな本格ミステリ。エンディングに少々引っかかりを感じるが、面白かった。

■「どこかの事件」星新一
アイディア半分、奇妙な味半分というところか。私が子どもだったころは、この辺から微妙に好みと違うなという気がしてきたのである。やっぱり子供心には筒井康隆の方が効くよね(再読)。

■「風流つまみ道場4」ラズウェル細木

■「ハナシがはずむ!」田中啓文
シリーズ3作目。主人公の落語家はまだ前座なのに大名跡を継がされそうになったり、大騒ぎ。師匠も死の淵からよみがえり、まだ続くのかこのシリーズ。

■「迷宮のファンダンゴ」海野碧
ある交通事故の記事に若いころサバイバルキャンプで出会った女性の名前を発見。久々に入院先にあいさつに行ったのは良いが、女性はその後失踪。後を追う主人公の前に、各国の怪しい人物が次々現れる。少し濃度が濃すぎというか、読みにくい。

■「京都、オトナの修学旅行」山下裕二、赤瀬川原平
ゆとりを持っていきたいよなあ。

■「戦略家ケロスカー ペリーローダン377」ヴルチェク、エーヴェルス
ローダンの秘密作戦が開始。この作戦が功を奏すのは80年後という暢気な作戦だが、開始すぐに危機が迫る。本当に大丈夫か…

2010年5月の夢

2010年05月24日 06時53分42秒 | Weblog
5月24日
どこかの古都で写真コンテストに参加していた。

5月15日
自分と同僚のT君で会議の司会をしていた。仕事のまんまである…

5月10日
JR白石駅で電車に乗ろうと思ったが、複雑なホームのため出口改札を出てしまった。駅員に文句をつけるが「そっちが悪いんでしょ」的対応で、らちがあかない。

5月8日
演奏会でどうもいじめられっ子らしい子(周りの人から避けられて、ひそひそ話をされている)が、プレッシャーのかかった中、大成功。子供からプレゼントをもらって、やっとニッコリ笑顔がでる。こちらもつられてニッコリ。

5月6日
吉田秀彦選手がボクシングマッチで敗北。さらに技をかけられそうになる。

5月5日
学校(と会社が混ざっていた)で新人を迎える準備をする。とにかくてんやわんや。

5月2日
1本目。
誰かに直伝してもらった得意の焼売で商売していた店から、のれん分けしていった兄弟分の店がピンチになった。「申し訳ないからいいです」と逃げる彼を、兄と車で追跡。兄が運転しながら、片手で相手の車を引き倒す(怪力だ)。その後、新たに餃子の作り方を教えてあげる。

2本目。
社内監査の準備をしているのだが、誰かのコップが行方不明になっており、その件で指摘されることが確実である(何の監査だ?)。対応に困っていると、「そのコップ、○○さんの机で見かけたって」という情報が入り、ぞろぞろ行ってみると、「ああ、ゴメンゴメン。使ってたわ」だと。お客さんのボスにもお礼を言い、準備終了。

ふられた

2010年05月23日 13時42分45秒 | 食べ歩き

今日は昼食を取りに行こうと思っていた店が早じまいで、振られてしまった。ということで、約5年ぶりに琴似のラーメン店「K」へ。

他の味を試しても良いのだが、ここでは何となく「とんこつ」だ。現在のように札幌エリア外のラーメンがあまりない頃から、とんこつ味を出している店なのである。

ん? 麺がどうかな。ちょっと歯ごたえと歯切れが悪いような気がする。スープは今となっては平凡なのかもしれないが、心落ち着くマイルドでコクのある味。メンマ、チャーシュー(もう少し硬くても良いが)もそれぞれ美味しい。

今日はゴマを少し多めにかけて食べてみた。他の客は7名とほどほど。妙に明るい昼下がりに、落ち着いてラーメンを食べることができた。

20100523ギャラリー巡り

2010年05月23日 13時33分50秒 | ART

巡ると言っても、本日は彫刻美術館の「北海道立体表現展'10」のみ。全体的には小品が数多く展示されており、バリエーションが楽しめる。いつもの作風の方もおり、割と変えてきている方もおり、という感じ。

伊藤隆弘「萌春」:外側のリングに柔らかな六角形のリングが入った2重構造。大理石だと思うが、シャープな外形の中にも、柔らかい感じ。
鈴木隆「佐藤夫人と塩田さん」:ベッドに横たわる砂糖と塩でそれぞれで来た人型。
ダムダンライ「クア(CUA)」:鬼のこん棒が折れ曲がったような、ウィスキーの蒸留器の上部に鉄のとげが生えたような造形。

中江紀洋「道東の魚4態」:木箱にサクラマス、ホッケ、スケトウダラの木彫。氷に見立てて小さな四角の木が大量に入れられている。
野又圭司「日本再鎖国」:カプセルの中に小さな1軒の家、畑を耕すトラクター、ソーラーパネルが配置されている。これでクローズした生態系にはとてもならないだろうが。
渡辺行夫「織り成す」:縄状の石が組み紐のように交差した作品。面白い形。

なお、本郷新記念館の方では、これまで事務室と思われた所が開放され、展示室になっていた。

20100522最近読んだ本

2010年05月22日 23時42分51秒 | 読書
普通小説で、全く自分の人生に関係がなく感じられる作品と、そうでない作品がある。特定ジャンル小説のように、お約束の部分が少ないせいなのだろうか。

■「6時間後に君は死ぬ」高野和明
「6時間後に死ぬ」と、突然予告された主人公。果たして未来は変えられるパターンなのか、それとも変えられないのか。まあ、短編集の第1話目なので、変えられないと話が終わってしまうのだ。しかし、最後に予言した側が「3時間後に僕は死ぬ」と知ってしまう。こちらも事態を変えることはできるのか?

■「PLAY」山口雅也
奇妙な味とホラーよりの小説。彼に期待するものとは違う。

■「抹殺」東直己
車いすに乗った殺し屋という非日常的シチュエーションの小説。同じ主人公で、次回作があってもよいかも。

■「駆け込み交番」乃南アサ
基本的にはほのぼの交番もの。と思いきや、新人警官と交流する街のお年寄りが只者ではないという話。

以下、図書館の3冊。
■「フレンズ」高嶋哲夫
割としっかりしたストーリー作りをする作者だが、何かに(学生運動?)気を取られたとしか思えないような、妙な作品。

■「あなたにもできる悪いこと」平安寿子
ゆすりや詐欺等の犯罪まではいかず、セコく、少し悪く小金をいただくコンビの話。

■「MOVED」谷村志穂
突然離婚を切り出された主人公。しゃれたマンションに一人引っ越すと、死にかけた猫を発見。ペット禁止のマンションでこっそり飼うことに。また仕事上でも転機が訪れる。実はこれ、結構面白い作品。