散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

またかよ東京(6)

2020年02月07日 22時00分10秒 | 飲み歩き・東京
一軒目で腹が落ち着い。明日は休みだし、もう一軒くらい行きたい。腹が膨れているので、やはりバー「H」だな。

店に入ると先客が3名いる。私はカウンター席の中ほどに落ち着いて、1杯目はヴィクトリアンヴァットジンのジンソニックでスタートだ。



2杯目は今年のテーマのコアントローで、と相談すると、フェルネットブランカ+コアントロー+レモンのカクテルがやってきた。



私は正直なところコアントローがしつこくてあまり好きではないのだが、これはフェルネットブランカの苦みに後からほんのりコアントローの甘みが香り、なかなか良い出来であった。

3杯目は一昨日来た時に気になっていた、ハイランドジャーニーを飲む。



うーむ、これお値段に比べては素晴らしいのではなかろうか。7年熟成くらいのクライヌリッシュ、ブレアソール、グレンゴインをブレンドしたものらしいが、十分に美味い。素朴な感じはするものの、それも良しというところだろう。



これですっかり酔っ払い、コンビニでちょっと買い物をしてホテルへ。今日は早く寝て、明日は美術館に行く前には起きるとして、なるべくゆっくり眠りたいなあ。


またかよ東京(5)

2020年02月07日 18時28分37秒 | 飲み歩き・東京
何とか6時半起床。朝食は買っていないので、出社してから何かつまむことにしよう。ということで7時半ごろにホテルを出て、会社に出勤。コンビニでサンドイッチを購入して、朝食をとる。



(少し早めに仕事を開始。今日はたまたまセミナー聴講が2つある)

早めに出勤したので、早めに退勤。やった、自由の身だ!! 仕事は終わったが、今回は久しぶりに自費で宿泊するのである。

会社の前から東京駅八重洲口に移動。朝の通勤のバスとは違う路線に乗ったおかげで、ずいぶん時間がかかるが、まだ時間が早いので余裕である。

東京駅から神田まで歩き、ホテルに荷物を置いて出動。今日の一軒目は2回目となる「TK」である。そこそこ客が入っている中、一人客の私はカウンターへ。



飲み物は酎ハイでスタート。この店特有の飾りパイン(もちろん食べられるパインである)が付いた酎ハイを飲む。つまみは煮込みとピータンを注文。



煮込みはこの後来ていた一人客がもれなく頼んでいたので、お勧め&名物つまみなのだろう。香りだけちょっとモツ特有のにおいがしたが、食べれば何ら問題はない。途中で七味を入れ、味を変えて楽しむ。



ピータンは酸味のあるタレに加えて、中央にネギと紅ショウガ。ピータンの下には薄切りのきゅうりが敷いてあるという地味に気の利いた一品。これはありがたい。



続いて、越後鶴亀純米を燗してもらうと、これが普通の燗酒よりは相当美味い(記事を書いていて気が付いたが、昨日飲んだワンカップと同じ銘柄であった)。量もたっぷりあるなあと思っていたら、1合ではなく2合徳利だった。

 

追加のつまみはニラ玉を頼んだが、注文が通っていないという事態の後に、しばらくしてからやってきた。ニラよりも、玉子焼きの印象が強いおつまみである。



酒の量が多く最後にちょっともて余してしまったが、もう一品つまみを食べると食べ過ぎになるような気がする。この位にしておいて、次に行こう。

またかよ東京(4)

2020年02月06日 23時26分48秒 | 飲み歩き・東京
6時半起床。朝食は昨日買っておいたサンドイッチ。ゆっくり準備をして8時ころに出発。今回泊まっている神田からだと、山手線に一駅乗り、そこからバスで出勤することになる。

午前中はいろいろと作業をしつつ、11時ちょっと前から今回の出張のメインテーマである、社内の発表会でのプレゼンを行う。あくまでも社内ではあるが、60人くらいの前で1時間話をするとなると、準備も大変、当日もなかなか大変なものがある。

お世辞も半分あろうが、私のプレゼンは比較的好評に終わったので良かった、が疲れた…。昼食は社食でポークカレーとサラダを食べる。

午後は他の人のプレゼンを2つ聞き、誰も質問する人がいなそうなので、役割と思って、適度なレベルの質問をする。私って空気を読むし、親切だよなあ~。

夕方になり、社外の方の講演を1時間聞き、その後は社内での懇親会。

懇親会終了後は、さらに自分の所属する組織の懇親会に門前仲町で参加し(イタリアンの店「I」)、いろいろと紆余曲折を経て、23時ちょっと前にホテルに戻る。疲れた。もう明日は誰とも喋りたくない…。

本日は写真無し。

またかよ東京(3)

2020年02月05日 22時19分12秒 | 飲み歩き・東京
ほどほどに飲んで気分が良くなったが、何しろ夕食を食べていない。ホテルに戻りつつ、どこに行こうかと迷ったが、結果的に寿司バル「B」へ。



まずは緑茶ハイを注文し、お店の名前を関した「B」盛り(刺身盛り合わせ)を注文。マグロ、タコ、何だかわからないもの2種と、いい盛り合わせだ。



とにかく腹が減っているので、次はブリカマの焼漬けを注文し、自由に選べる冷蔵庫から新潟の鶴亀純米(カップ酒)を持ってくる。ブリカマの焼漬けは値段の割に食べるところがたっぷりあり、空腹も落ち着いてきた。





この店は早めの時間で締まるようで、ラストオーダーの声掛けに白身3点(寿司)を注文。やってきたのはヒラメ昆布締め、ヒラメ縁側、目鯛の3種であった。これを食べて、酒を飲みほして、ちょうど満足。



若干道に迷いながらコンビニに立ち寄ってからホテルにチェックイン。22時過ぎと結構遅い時間になった。明日のことを考えて、ほどほどの時間で寝ることにしよう。



何だか札幌は大雪らしい。とりあえず移動できてよかった。

またかよ東京(2)

2020年02月05日 21時00分28秒 | 飲み歩き・東京
神田に到着し、ホテルにチェックインする前に、晩飯&一杯やっていこうと思ったが、20時と言えば何しろ盛り上がる時間帯で、飲み屋さんが軒並み込んでいる。晩飯を食べる前に、とりあえずは神田に来たらここに行くというバー「H」で先に一杯やることにした。

まず1杯めはジンソニック。ジンにはタンカレー10を使ってもらった。ライムの香りがよく、飲みやすい。



2杯目は今年のテーマ、コアントローシリーズで、定番のXYZ。



隣の客の飲んでいるウイスキーが面白そうだったので、3杯目はウイスキーを注文。「ちょっと面白いやつを」と頼むと、また眩暈のするくらい色々勧めてくれる中で、まずはMuckle Flugga(中味はロングモーンとのこと)をハーフで頂くことにした。



これは強い甘みを感じつつ、程よいモルトの刺激がある1杯。安心して飲める味だ。

続いて4杯目はグレンアラシェ10年カスクストレングス。こちらは密度が濃いものの、まだ完全に開ききっていないと思われる味だった。



よし、食事に行くとするか。



一区切りの東京(2)

2020年01月28日 20時37分47秒 | 飲み歩き・東京
5時半過ぎに目が覚め、その後うとうとしながら6時半起床。まだ疲労感はさほどではない。結局、雪は積もらなかったようだ(少しは降ったのか?)。朝食は買っておいたおにぎりと、家から持ってきたスープで簡単に済ませる。

8時ころにホテルを出発。東京にしては寒いのだろうが、コートを着ていると全く寒さは感じない。感覚的には晩秋の雨のようで、本来であれば冷たく感じるのだろうが、真冬の札幌で私の体が出来上がってしまっているのだ。



有明からゆりかもめで豊洲に向かう。東京ビッグサイト駅で大部分の人が降りるせいか、ゆりかもめはとても空いている。これまでに通勤で使った乗物では最も楽かも(但し、今回は駅まで雨の中を数分歩いている)。

ということで、8時半に事務所に出勤。

(午前中はいろいろ調査)

昼食はいつものコンビニ弁当。

(午後も引き続き調査)

うーむ、帰りづらいが、仕事が終わったので帰ろう。外に出ると、そこそこの量の雨が降っている。バス停1つ分歩いて、豊洲駅周辺へ。ぐるっと回って、入りやすそうな飲み屋を探してみる。

なかなか迷ったが、私の印象では昼の定食がメインの店と思える「I」へ。階段の下にあるショーケースとメニューを見ると、定食の料理がそのままつまみになるし、他にお得なつまみもありそうだ。ここに入ってみることにした。

二人席に座ることになり、まずはレモンサワーを注文。つまみは冷奴とマグロぶつを注文する。冷奴は至極当たり前のものだが、180円のつまみはうれしいよね。





マグロぶつはあまり表面の色が良くなかったが、味はまずまず以上。でもネットで検索してみるとマグロ刺しがかなり良さそうなので、そっちが良かったかなあ。



ここで菊正宗の冷酒を注文。つまみはメンチカツなどの定食メニューの単品というのにも惹かれるが、迷った挙句にうなぎ肝煮、焼き鳥を注文する。



うなぎ肝煮は煮汁に肝が10個位は入っていたか。つまんでみると、当然のことながら苦い。これに酒が合うのだが、途中から山椒をかけて味を変化させる。ちょっと舌がしびれるが、これも悪くない。



焼き鳥は肉みっしりでタレ味のものがやってきた。「つまみがうまい店の焼き鳥は、焼き鳥メインでなくても美味い」の法則通り、なかなかいい味だった。1本はそのまま食べ、2本目はちょうど手元にあった山椒をかけて食べてみた。



酒2杯、料理4品で満足。ここは今一度訪問して、定食メニューでいっぱいやってみたいものだと思う。

残念なのは妙に声のデカい無神経なオジサン(私より若いようだ)が入った会社員グループで、声のデカさに加えて、下品な発言が見苦しかった。あれが、わが社(本社が豊洲にあるのよ)の社員ではないことを祈りたい。せっかく、私の周りには一人静かに定食とビールを楽しんでいるオジサンや、母子でいろいろな料理を注文している感じの良い人たちがいたのになあ。





雨の降る中をちょっとだけ歩き、ゆりかもめで東京ビッグサイトへ。そこからさらに数分歩きホテルに到着。コンビニで夜食と明日の朝食を購入して部屋に戻る。

今日も比較的仕事は暇だったが、実は昨年7月から続いていた仕事による出張は今回で一段落なのである。ま、そういうこともあって、割と暇なんだよなあ。但し、出張は別の理由でもう少々続くのであった。

一区切りの東京(1)

2020年01月27日 20時15分31秒 | 飲み歩き・東京
いつも通りの時間と経路で羽田空港へ。過去、飛行機の到着予定時刻は11:05だったと思うのだが、今回11:10となっていた。10分しか余裕がないのでリムジンバスには乗ることができず、羽田→東銀座→バスで豊洲へ移動となった。少々面倒な上に時間がかかる。

昼休み時間が30分しかなくなったため、今日もコンビニ弁当を購入して、メールを見ながら事務所で昼食をとる。

(午後はほどほどにやることもあり、打ち合わせもあり)

今晩は関東甲信越で雪が降るということだが、どうなるだろう。夕方外に出ると、まだ雨も降っていない状態であった。ゆりかもめに乗り、東京ビッグサイトへ。今日のホテルは有明にあるのだ。


→ホテルの建物がデカい。


→こっちは東京ビッグサイト側の建物。

しかし、有明の建物はおおざっぱだね。巨大な建物の中をあるいていると、ラスベガスを思い出すなあ。時間が早いので、ホテルにチェックインする前に夕食をとっていこう。事前の調査ではいくつか居酒屋もあったのだが、巨大ビルの中の飲食店フロアにある店ばかりで、色気が全くない。

若干あきらめ気味ながら、店頭の案内板を見ると一人用の料理もあるようだった、中華料理の「S」へ。一人だったので、まだ空いているカウンター席に案内される。

月・火はお得だというビールを注文し、つまみ料理の中からピータン豆腐ときゅうりと豚耳の中華風和えをまずは頼んでみた。

私はたまにピータンが食べたくなるのだが、これ、店で頼むとなかなかいい値段がするんだよね。ここでは約400円と手の出しやすい値段で、味も良かったが、やっぱり一人には量が多い。


→意外と桜エビの揚げたものが効果的だった。

次の和え物も酒のつまみには良いものだが、なかなかの量だ。早くもこの2品で大手がかかってしまったところがあるな。ビールも腹が膨れるので、ここは紹興酒を常温で頼むことにしよう。



そういえば、店頭の案内板に「全品400円」という表示があったが、どういう意味だろう。メニューを見ると値段の高そうな品には「除外品」とあるので、まさかこれ以外は全品400円ということじゃないよね(結果的にアプリ会員か何かになると、その値段らしい)。



だとすると安い料理よりも高い料理を頼んだ方が得だなというセコい気持ちと、いや、どっちにしてもそんなに食べられないだろという気持ちが交錯する。結果、やっぱりメインは肉料理を食べたいなということで、黒青椒牛肉絲(小)を注文。



そんなに高い値段じゃないし、これならどっちに転んでも大丈夫だろうと思ったら、またもや量が多かった。しかしながら、手際よく炒めた牛肉と野菜は確かにうまい。

というところで腹がいっぱいになってしまい、酒も2杯しか飲めなかった。勘定をしてもらうとやはり青椒牛肉絲は400円ではなかったが、全体としてとてもお得な値段であったことは間違いない(二千円強)。






→中華料理店が入っていたビル。

この後、ビルの飲食店街を出て、向かいにあるホテルに向かう。外は冷たい雨が降ってきたが、北海道の冬の気温に慣れた私にはまったく寒くない。これで夜半には雪に変わるのだろうか。

ホテルにチェックインした後、2階にコンビニがあるので、今晩の酒と明日の朝食を購入した。今日はもう何も食べられそうにないので、酒を飲んで寝ることにしよう。


→部屋は広めだった。

やはり有明界隈の飲食店には雰囲気がない。明日は豊洲でいっぱいやることにするか。

今年2回目の東京(5)

2020年01月14日 23時37分13秒 | 飲み歩き・東京
昼食はコンビニ弁当を食べて、夕方はそこそこの時間に退社。バスで築地三丁目に移動し、周辺の飲み屋を探索する。

おや、店構えがいいなと思っていたのだが、いつも外から見えるカウンターが満席で諦めていた焼鳥屋さん「TY」がすいているようだ。思い切って店に入ってみた。

カウンター席に座るものだとばっかり思っていたら、奥にテーブル席、さらには座敷席もあり、連休明けで暇らしく「テーブルへどうぞ」と奥に案内された。

メニューを眺め、5、7、10本セットがある中から、7本セットを注文。飲み物は梅干サワーにしよう。通し代わりにお新香、おろしが来るので、お新香をつまみにして、梅干サワーを飲んで焼き鳥を待つ。



最初にやってきたのは焼鳥塩味のかしわ、相鴨(ママ)、手羽、砂肝の4本である。ボリュームがなかなか、鶏の味には少し野趣もあり、美味い。途中から七味をかけて、ちょっと味を変化させつつ食べる。



追加で日本酒の燗をコップ酒でもらう。前半4本が食べ終わらないうちに来たのが惜しかったが、続いてタレ味の3本、つくね、きも、かわがやってきた。きもはなかなかいい焼き加減で素材も良いように思う。つくねは素朴ながら肉らしく美味い。こちらにも七味や、山椒を使って味に変化をつける。



7本食べて結構腹いっぱいになり、締めに鶏スープ(椎茸、葱、うずら卵入り)を出してもらい、熱々のところを飲んで終了。店主は寡黙に焼鳥を焼くタイプだったが、お運びのおばちゃんが感じよく、また外から見て席に空きがあるようだったら、来てみたいと思う。





帰りにコンビニに立ち寄って、買い物をしてからホテルに戻る。少し時間があるので、一杯やって読書をしてから寝よう。


今年2回目の東京(3)

2020年01月13日 23時25分57秒 | 飲み歩き・東京
歩いて展覧会を3か所も回ると疲れ、明治神宮前から築地に移動し、ホテルにチェックイン。割と定宿と言っていいホテルだが、普段と違い朝食付きプランなのだそうだ。ホテルのフロントで朝食券をもらうまで、気が付かなかった。それからUSB充電プラグがサービスなんだって。あまり私には役立ちそうにないかも…。



休憩して、今回の旅の記録をつけてから夜の街へ。今日は祝日なので、確実に開いている、前回訪問した店に行こう。

ということで、歩いてすぐの居酒屋「MH」へ。幸い祝日とあって、席には余裕がある。早速、ホッピー黒セットを注文。食べ物はおつまみにちょうど良い(前回も頼んだ)、青唐冷奴、鰤のあら煮を頼む。

私の周りには2~3人くらいのグループとあって、比較的おとなしい客が多い。しかし、遠くの席にうるさいバカグループがいるようだ。こういう日に(服装からして社会人であり、成人式後とも思えなかったが)、早い時間から酔っぱらっている団体はまあ碌なことがないのだ。幸いうるさい声が聞こえるだけで、目には入らないので、我慢するか。

早速、ホッピーと青唐冷奴でスタート。うむ、お通し的に行けるつまみだ。



次の鰤のあら煮でちょっとびっくり。これ、380円でこんなに量があるの? 食べてみるともちろん骨などの食べられないところもあるのだが、身が結構たっぷりである。いい具合に温めてあるので、食べやすいし、味も申し分ないのだ。



焼酎をお替りし、一気に腹がいっぱいになってきたなあと思いつつ、ちくわの熊本揚げを注文してみる。これは熊本の定番メニュー、ちくわサラダ(ちくわにポテトサラダを詰めたもの)を揚げたメニューである。



うむ、このB級味は間違いないだろう。最初から全面にソースがかかってきたのがちょっと惜しいが(自分で加減したかった)、つまみにはもってこいだ。

もう一杯焼酎をお替りして、もう腹いっぱいの中で、最後にきんぴら鶏ごぼうを注文。きんぴらごぼうに鶏肉が入っているメニューだが、これもつまみに良いだろう。



結局4品頼めたので満足したが、この店の欠点は料理の量が一人客には多いということだな(これは欠点ではないという考え方もある)。

いつしかうるさい客もいなくなり、ちょっと寂しくなってきたところで勘定をしてもらうことにした。勘定をするときに、また次の客が来たので、やっぱりここは人気の店なのだろう。



帰りにコンビニに立ち寄り、ホテルに戻る。テレビを見ているうちに、腹いっぱいなのと、少し酔いが回って、30分ほどうとうとしてしまった。目を覚まして、シャワーを浴びてから、缶酎ハイを飲み、読書をしてから寝ることにしよう。

新年一発目の東京(8)

2020年01月05日 20時04分28秒 | 飲み歩き・東京
今日はまだ新年ムードでもあり、日曜日でもあり、開いていない店も多かろう。あまりうろうろしたくないので、ホテルのすぐそばにあるビアホール「L銀座7丁目店」に行くことにした。ビールをなるべく飲まないようにしている私だが(高尿酸値のため)、ま、たまにはよかろう。この老舗ビアホールには一度行ってみたくもあったのだ。

店内に入ると結構な人数がいるが、何とか壁際の席に座ることができた。飲み物はさっそくエーデルピルスを注文。届いたビールを飲むと、うーむ、これは苦みが一段強い。



食べ物はまず鶏唐揚げ(2個)を注文。

思ったより早くやってきた唐揚げを食べると、かなりしっかりした下味がついている。肉の旨味分がたっぷり。結構サイズも大きく、ハーフサイズがあって良かったよ。バスケットにはポテトチップスも入っているので、それを食べながら次の注文を考える。



飲み物はエビスクリーミートップスタウト、食べ物はニシンのマリネを注文する。



濃い目の黒ビールをちびちびと飲みながら、ニシンのマリネを食べてみる。脂がのっていながら、程よく締まった味。それからザワークラウトの付け合わせもうれしい。途中からサワークリーム、ドライトマトも合わせながらニシンを食べた。



ビールはゆっくり飲むビールなので、これを残しつつ、19時になると焼きあがるというローストビーフを注文した(店内に「焼きあがります」とのアナウンスがかかるのだ)。

やってきたローストビーフは程よいサイズ。ソースは和風もあったが、ここはオーソドックスにグレービーソースにしてみた。



いいね、ローストビーフ美味いよ。途中からホースラディッシュで味を引き締めると一層美味い。あっという間に食べきってしまい、これで勘定をしてもらおう。

店の雰囲気が素晴らしく(ヨーロッパの古い教会のようだ)、店員さんも実に反応が良く、隅っこの席だったので注文がタイミング良くできるのか心配していたのだが、全くの杞憂であった。




→タイル画のようなものが席のすぐそばにあった。

帰りにコンビニに立ち寄って、早い時間にホテルに戻る。

今回は疲れを癒す出張ということで、できれば明日の午前中も休みにしようと思っていたのだが(午後の会議は必須)、年末に依頼事項が発生してしまい、仕事をしなければならなくなってしまったのだ(←普通そうだろ)。

明日はそれなりに早く起きて出勤しなくてはなあ。

新年一発目の東京(3)

2020年01月04日 20時44分36秒 | 飲み歩き・東京
いやいや疲れたな。



竹橋から銀座に移動して、今日泊まる「Gホテル」へチェックイン。フロントの対応が普段泊まっているところより、ちょっといいです。



今回の出張は仕事が少し軽めとあって、これまでの疲れをいやす計画にしてみたのである。まず、少しいいホテルに泊まることにした。会社から出る宿泊料には上限があるのだが、あまりにも出張しすぎたせいで、予約サイトのポイントがホテルの1泊分くらいたまっているのである。それを使って少しホテルのグレードを上げてみたのだ。



部屋に行くともう少し広い部屋を予想していたのだが、銀座じゃやっぱり無理か。とりあえず荷物を下ろし、ちょっと休憩。休憩ののちに、銀座の街に繰り出すことにした。

とはいっても1軒目はあまり銀座らしくない、立ち飲みの「VP」へ。私が一番頼む紅茶ハイを注文し、今日のおすすめからカマス刺し、あん肝でスタート。

カマスは皮目を炙ったスタイルでやってきた。普通にわさび+醤油で食べるのもいいし、店のおすすめにあった七味もいける。ありがたいことなのだが、量が少し多いので、ポン酢で味に変化をつけたのも良かった。



あん肝は値段相応に少なめだが、ちょっとだけ食べられるのが一人にはもってこいなので、文句を言ってはいけない。



第2弾はゴールデン酎ハイにコロッケと納豆オムレツを注文。コロッケは何味で行くか考えたが、出汁ソースで食べることにしよう。ごくオーソドックスな味ながら、この値段(110円)で食べられるのは実にありがたいな。



納豆オムレツは私の大好物。以前、この店舗で仕上がりがもう一つだなあと思ったものだが、今日はオムレツが厚みを持って仕上がり、かなり良い。もう少しオムレツと納豆の一体感があると良いように思うのだが、そこはそうしないのかなあ?



2杯4品で腹が落ち着き、勘定をしてもらうことにした。



次はなあ、銀座で気軽に飲めるバー「B」に行くか。1階カウンターにはかなりの人がいたが、奥が空いているとのことで、ぐっと奥のほうの席に座る。1杯目はサントリーローヤルスリムのストレートで行きますか。



2杯目は珍しく自らラスティネールを注文。少し濃厚な味を楽しむ。





飲みはこのくらいにしておいて、帰り道の酒屋さんで酒とつまみを買ってホテルへ。今回の出張ではこのタイミングが一番楽しい。明日は休みなので美術館巡りをする予定なのだが、いや「何もしなくてもイイ」のである。何時まで寝ていてもいいし、楽しいなあ~。



そうそう、銀座SIXに立ち寄って、天井の展示をみてみたのだった。


クリスマスの東京(3)

2019年12月24日 20時25分49秒 | 飲み歩き・東京
多少飲み過ぎたのもあって、7時起床。昨日買っておいたサンドイッチで朝食を取る。出勤は意外とスムーズで、8時過ぎにホテルを出ても余裕で事務所に着く。

(午前中は長めの会議)

昼食は今日もコンビニ弁当だ。ご飯部分は稲荷寿司と玉子寿司だったので、少し変化があってよかった。某コンビニチェーンの24時間営業だとか、店長さんの扱いがひどすぎるところから、一人不買運動しようかなと思っているので、選択肢がさらに狭まってしまった。

(午後は正直だらけていた)

夕方になり、バスで門前仲町へ移動。今日はチャレンジせず、以前に行ったことのあるもつ料理の店「Y」へ。カウンター席が空いていたので、その隅に座る。

飲み物は酎ハイ。つまみはもつ刺し(ハツ、ガツ、タン)と冷やしトマトを注文する。もつ刺しのガツとタンはごま油たれとネギで味付けしてある。ハツはボイルした状態なので、ショウガ醤油で食べる。いずれもつまみには持ってこいだ。



冷やしトマトは特徴もあまりなく、まあ普通かな。



飲み物をバイスサワーに切り替えて、この店の名物ゆでタンにしようかと思ったが、ものすごく気になるメニューが目に入った。そう、もつカレーあたま(ご飯抜きということ)だ。



出てくるのに時間がかかったが、カレーの美味さに一気食いしてしまい、バイスサワーが残っているのにつまみが無くなってしまった。しかしながら、ちょっと腹の方も満ちてきたので、これまでにしておこう。



後はコンビニに立ち寄ってからホテルへ。コンビニのスイーツがクリスマススペシャルで豪華になっているのを見て、ふーんと思う。


クリスマスの東京(2)

2019年12月23日 23時20分13秒 | 飲み歩き・東京
適当なところで仕事を終わらせ、バスで今日の宿泊場所、門前仲町に移動する。意外とバス停が少なく、こういう風に通っていくのかと感心する。

こちらの方がホテルに近いんじゃないかと門前仲町の1つ手前の停留所で降りるが、全くの間違いだった。結構な距離を歩き、今日のホテルへ。チェックインして荷物を置いてから、一杯やりに出かけることにしよう。

ということでふらりと歩き、前回休みで行くことのできなかった「M」へ。大人気店と聞いていたが、入口である2階に上がると何とか店内に入ることができた。

角ハイボールを注文し、辛豆腐(シン・トウフなんだって)でスタート。豆腐好きの私だが、手を止まらなくさせる辛味たれがたまらない。



続いてここは海鮮に魅力ありと言うことで頼んだ、鰆刺身がやってきた。ほう、なるほど、皮目があぶってある。これにはたまらず、菊正宗の燗酒を注文。鰆は、山葵のみならず、かいわれ大根、穂紫蘇の薬味もよろしい。



と言うところで、2杯2品で勘定をしてもらうことにした。美味い料理が魅力の立ち飲み屋さんであった。



さて、もう一軒行きたいよね。ということで、これまでにも通った道を歩いていくと、以前、2回行ったことのある店に先客1名しかいないようだ。えい、行っちゃえ!

ということで3回目となるスナック「P」へ。先客のお父っつあんは石原裕次郎ファンらしく、渋い声をたなびかせている。これは私も裕次郎だな。

と、せっかく曲を入れたものの、お父っつあんは体調不安があるのか(最近病気をしたらしい)、私の歌を聞く前に帰って行った。せっかく「おれの小樽」を入れたのだが、ま、いいか。

ママに話を聞くと、明日・明後日は予約で貸し切りになっているらしく、今日来てよかったな。ママも結構な年配だけど、私のこともちゃんと覚えていて下さったようだし。

しばらく誰もいないので、自由な選曲で歌う。次の曲を入れたところ、店の外から中を覗き込む人がいて、非常に困る。だって、クリスタルキングの「大都会」を初めて会う人に聞かれるのは、滅茶苦茶恥ずかしいよね。

私の心配も甲斐なく、店に入って来た4人グループに「大都会」を聞かれてしまった。幸いなことに、曲の音程をちょっと下げていたこともあって、ハイトーンのところまで出ていたのが救いではある。

この後しばらく、グループ客に歌を任せる。男子3名、女子1名のグループなのだが、女子が「60歳以上の方にはリクエストされるんです」と「なごり雪」を歌っていたが、相当以上に歌が上手い。聞きほれてしまうくらいだが、私はこの曲を聞いたのは小学生くらいの時なので、確かに深い思い入れがあるのは、もう少し年上世代かも。

仲間に入れてもらったわけでもないが、私にも気を使ってくれるグループなので、ありがたく歌も歌わせてもいつつ、少々会話もする。隣に座った20代男子が秋田出身だということで(周りの人が東北出身だと言っていたので、掘り下げてみた)、「秋田は個人的に遊びに行ったけど、素晴らしいよね。ババヘラアイスとか、藤田嗣治の画とか」と強く誉めておいた。彼に限らず、若い人には地元に自信を持ってほしいものだと思う。

中にいた女子が一番歌が上手いのだが(酒を飲む店でアルバイトをしていたらしい)、私と同世代の女性はまあ歌ってくれない、宇多田ヒカルの「Automatic」を歌ってくれたのが、本当に素晴らしかった。私の中では歌謡曲の一つの分岐点、エポックメイキングな曲だと思っているので、ちょっと涙が出そうになる…。

さらにこの後、別の年配の男性が来たのだが、この人が砂川出身なのだそうだ。私が北海道出身だということをママがばらしたので「俺の酒を飲め」と言われたが、「すいません、もうヘロヘロで」と帰らせてもらうことにした。

帰りがけには秋田氏と宇多田女史と握手をして店をでる。


→写真を撮ったのは店に入る前なので、そんなに酔ってなかったのだが…

コンビニに立ち寄ってから、ホテルに戻る。しかし、世にあるカラオケスナックというのは、こんなに楽しいものなのだろうか。私も行きつけを1軒作るということも、無きにしはあらずという気がしないこともない(←消極的)。

ホテルに戻り、軽く一杯。今日は楽しかった。





少し風邪気味の東京(4)

2019年12月17日 20時49分40秒 | 飲み歩き・東京
サテライトオフィスで仕事を終え、有楽町界隈にいるとなると、以前、日曜日に行って時間が遅すぎて振られた立ち飲み店「K」へ行ってみたくなった。カウンター席に場所を確保し、ブラックニッカハイボールでスタート。キャッシュオンデリバリーということで、慌てて札と小銭をカウンターに出す。

食べ物はブリ刺しと里芋とタコの煮物にしようかな。里芋は年齢と共に段々好きになってきた食べ物だ。大皿から取って、レンジで温めたものがやって来たが、なかなか美味い。



刺身は「豊洲から」と言うようなことが書いてあったが、この値段(320円)で、相当大ぶりのものが5切れはお得だろう。鮮度もいいように思う。


→1切れ食べてしまった。

この店、酒は大体標準並みだが、食べ物は安いように思った。いや、東京のど真ん中と言うことを考えると、相当安いと言っても良いかもしれない。

続いて春霞(秋田/純米)と、3種類の煮込みの中から牛すじ煮込みをもらおう。煮込みは元々辛い味付けになっており、大根とコンニャク入り。軟らかく臭みの無いすじが、かなり美味い。



というところで少し腹が一杯になってきた。このくらいで切り上げて、本屋に立ち寄るも、買いたい本は無し。今回は初日に読書がはかどり、3冊読んで読むものが無くなってしまったのだ。

諦めて有楽町線で新木場に移動。今日もこのあたりの居酒屋に行ってみたい気もしたが、そこまで食べられないだろう。少しつまみを多めに買って、ホテルに戻る。まだかなり時間が早いので、のんびり一杯やりますか。

コンビニで買ったたん塩にごま油塩たれをつけて食べるのが、思った以上に美味かった。



それにしても、今回はなかなかホテルが良かったね。新しくて部屋が広め、朝食も悪くない。駅まですぐだし、私の乗る路線は始発駅なので、座って通勤できる(2駅だけど)。繁華街はそれほど大きくないけど、たまに泊まる分には十分である。

といっても、来週のホテルはまた違うところなのである。定宿を決めると、飲み屋のバリエーションが出ないからね。

少し風邪気味の東京(2)

2019年12月16日 18時22分34秒 | 飲み歩き・東京
しばしホテルで休憩の後、17時になり外出。この辺、全く繁華街はないが、駅ビルにかなりの数の飲み屋が入っており、そのどこか1軒で一杯やることにしよう。初めての土地なので、これもちょっとした楽しみである。



ということで駅ビルを眺めて回り、食堂兼飲み屋の「M2」へ。17時過ぎに入ったが、気の早い先輩たちがもう4名ほど飲み始めているようだ。



まずはウーロンハイを注文し、おかずケースから、マグロ刺身、ぬか漬け、マカロニサラダを持ってくる。これはお店の人に渡すとラップを取って持ってきてくれる。



マグロは冷凍感満点だが、そこそこ脂も入っている模様。ぬか漬けは大根、キュウリ、ニンジンと3種ちょっとづつ盛られているのがありがたい。マカロニサラダは腹が減っていたので、まずは腹ふさぎにと選んだものだ。

ウーロンハイはそこそこの濃度だったが、これを飲んでしまい、燗酒2合を追加する。つまみは熱いものでメンチカツだな。





メンチカツはかなりコロッケ寄りだったが、ソースをかけて辛子をつけて食べると、まあそれなりに美味い。ちょうど酒が切れたところで勘定をしてもらうと、これで2070円。こういう店で一杯やるのは悪くないね。

ちなみにBGMも昭和歌謡で、「ランナウェイ」「WakeUP」「ふれあい」「時には娼婦のように」などが流れていた。店を出たところで定食の組み合わせ例が貼ってあったのだが、鮭かま焼き100円、目玉焼き30円かい! つい、目玉焼きをつけたくなるね。



まだものすごく早い時間なのだが、コンビニでつまみなどを購入してホテルの部屋へ。早め早めで休むことにしよう。