散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20170812最近読んだ本

2017年08月12日 23時39分17秒 | 読書
■「京都の平熱」鷲田清一
平熱を感じるためには、ゆっくりと旅をしたい。

■「幻肢」島田荘司

■「ID-0 II」菅浩江

■「ポルレイターとの決別 ペリーローダン550」マール、フォルツ
やっと誤りに気がつき、自ら身を引くポルレイター。しかし、究極の兵器、カルデクの盾の機能を停止してしまう…。使えないやつ、いや、悲しすぎるやつポルレイター。

以下、図書館の4冊。
■「悪韓論vs悪日論」井上和彦、金慶珠
先入観無しの状態で読んだが、普通に読めばどちらが筋が通っているかは一目瞭然だ。

■「どこまでやるか、町内会」紙屋高雪

■「ハーバードでいちばん人気の国、日本」佐藤智恵
面倒なので、本の感想では貶さないようにしてしばらくたつのだが、これは酷いと言わざるを得ない。

■「有期労働契約の無期転換がわかる本」岡田良則

持ち込みで

2017年08月12日 20時09分10秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目は地下鉄ですすきのに移動し、いつものバー「N」へ。結構、すすきの周辺は人出が多いようだが、まだ時間が早いとあって、先客は2名であった。1杯目は先日思いついた、ニッカカフェジンを使ったサウダージでスタート。



ハーブの香りのせいか、アルコール度数が47度のジンなのだが、仕上がりはかなり上品。サウダージの少々荒っぽいところが無くなったかもしれないが、カクテルとしてはより洗練された味になったと思う。

2杯目はお土産代わりに持ち込んだ十勝ブランデー原酒EXTRAを使った、官能的なカクテル。ブランデーは製品ホームページによると「30余年の熟成期間」を経ているとのこと。ストレートで飲んだ感じは、まろやかな熟成感というよりは質実剛健な味わいなのだが、さてどうなるだろう。



おおっと、さすがに普段の官能的なカクテルより、ブランデーの味が屹立している。アルコール度数59度だから、剛直な味がするのは当然か。しかし、すでに冷酒2杯飲んでるし、私はそろそろ危ないかもしれんな…。

ということで、まだ時間は早いが最後にウォッカ+カルーア抹茶+GET31+牛乳のマイルドカクテル。グラスホッパーの変化形といっていいようなカクテルである。



なかなか口当たりが柔らかく、穏やかな感じもするのだが、アルコールそれなりに入っているよね。段々、頭に酒が回ってきたところで、そろそろ帰ることにするか。今日は帰り際にお土産を頂きました。ありがとうございます。



外に出ると雨はほぼ上がっていた。ラフィラの建物からやたらに水蒸気が上がっているのが気になり、写真を撮影。さあ、さっさと帰ろう。

久しぶりに北24条

2017年08月12日 18時30分34秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日は雨も小降りになってきたところで、久しぶりの北24条「T3」へ。店の前に行ったところで、ちょうどマスターが看板を出すところだったので、若干のお手伝いをする。しかし、頭のタオルを取ったマスターを見たが、年取ったねえ。私もこの店に来て33年目になるから、そういうことだよね。

店に入るとおっと、先客が1名すでに飲み始めている。いつ来たんだこの人。テレビには高校野球で北海高校の試合が流れており、先客もマスターも気が気じゃない様子である。私はビールを頼んで、通しはだだちゃ豆と茄子の漬物、新生姜漬物である。



次は恒例の焼鳥だな。左から鶏、豚、うずら、砂肝、レバ、つくねの6本盛りだ。これをつまみつつ、北の錦を注文。





北海高校がバタバタして負けた後、テレビは世界陸上の十種競技に切り替わる。しかし、いつ見てもこの競技はハードだね。

さて、もう一品ということで、紅サケの焼いたのと、秋田の天寿を注文。いや、冷や酒2連発が危ないことは分かっているのだが、まあ、しょうがないよね。



というところで、久しぶりの「T3」はこのくらいにしておこう。マスター、いつまで店をやってくれるかな。時々見に来なくては。


20170812ギャラリー巡り

2017年08月12日 16時05分02秒 | ART
本日は500m→HUG→CAI02→らいらっく→金市館→チカホ→大丸6階の7か所。

札幌国際芸術祭の会場であった、500m美術館HUGCAI02金市館ビルについては、別項で。

■らいらっくぎゃらりぃ「コーン人形展」。北九州在住の方が北海道にゆかりがあって開催している展覧会。コーン人形というのは材料の準備が大変で、しっかり葉や皮の糖分を取り去らないと、あっという間に虫が食ってしまうものらしい。また、北九州のコーンは小さいものばかりなので、北海道のコーンでなければダメというような話をされていた。

■チ・カ・ホ、大丸札幌店6階グリーンパティオ「札幌国際芸術祭2017 大風呂敷プロジェクト」。それぞれ、布を縫い合わせて作った「大風呂敷」が展示されていたが、場所のせいなのか、説明がないためなのか、非常に分かりにくい展示になっていると思う。大体の人は気がつかないか、気づいたとしても「何だろう、この布」くらいの感想しか浮かばないのではないだろうか。

 

もう一息、工夫が欲しい。チカホを遮るくらいの勢いで展示するとか(迷惑か…)。

しかし、今回の札幌国際芸術祭、どんな評判なのだろう。私は思ったより面白く、いろいろな会場で楽しめているのだが、人によっては「これのどこが芸術か!」「なに? コレ?」と思ってもやむを得ないような気がする。

それも含めて「芸術祭ってなんだ?」「ガラクタの星座たち」というテーマならば大成功、という感じだが、そうは見ない向きもあるのだろうなあ…。私も札幌以外の地域芸術祭って行ったことがないから、これがどのくらいの位置づけになるのか良く分からないものなあ。

金市館ビル「札幌国際芸術祭2017 わからないものたち」

2017年08月12日 14時53分15秒 | ART
さて、次は昔は時々古書市でお世話になっていた金市館ビルで、梅田哲也「わからないものたち」展だ。どこから入るのかなと思ったら、東側の入口に看板があり、右手のエレベーターから7階に上がるよう表示がある。

 

エレベーターを降りると、少々怪しげな受付があり、そこからビルの7階全体を使った展示コーナーへと入る。最初のエリアはまだ明るい。



作品だけではなく、かなり年代物と思われる設備(救助、防火など)があり、そちらにもつい目が行ってしまう。



窓から外を眺めると、狸小路と二条市場が見える。私は高所恐怖症なので、窓に近づくのが少々怖い。



フロアの中心から西側のエリアは全体に暗くなっており、お化け屋敷や廃屋の雰囲気が漂う。とは言え、真っ暗という訳ではないのでそんなに怖くはないのだが、係員が無言で椅子に座っているのに突然気がつき、そっちの方が怖く思えたりする。

また、自転車があったのだが、これも作品なのやら廃棄物なのやら。



そして写真撮影可能であるのだが、中途半端な暗さと明るさの変動、さらには動きのある作品もあってなかなかいい写真が撮れない。ぜひ、こちらもご自分の目で確かめて頂ければ、ということにしておこう。




CAI02「札幌国際芸術祭2017 札幌ループライン」

2017年08月12日 14時17分14秒 | ART
CAI02で「札幌ループライン」(作者情報が今一つ不明で申し訳ない)を見る。これは模型の電車にカメラを乗せ、それが移動しながら周囲にある物体を壁に投影するいわば影絵なのである。

今回は電車が移動するだけではなく、ある仕掛けがされているため、よりダイナミックな動きを見ることができる。これはなかなか驚かされた。但し、この作品については8月13日の夕方に「調整のため公開を中止しています」という案内がSNSに発信されている。今時点で見ることができるのかどうか、保証の限りではない。



そしてもう一点の映像作品は模型の飛行機がエンジンの轟音をたてて、画面上を飛びかう作品(これも作者・作品名のメモを取り忘れた…)。これもさほど長いものではないので、どんな飛行機がどういう方向に飛ぶのか気になっているうちに最後まで見てしまう。



なかなか懐かしい雰囲気のある作品であった。


HUG「札幌国際芸術祭2017 うろ・うろ・うろ」

2017年08月12日 14時01分09秒 | ART
午前中、それなりに強かった雨が収まってきた。



北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUGでは、さわひらき「うろ・うろ・うろ」が公開されている。

非常に説明しづらい映像作品だが、冬の湖に張った氷に穴をあけ、ライトとカメラを入れて撮影した作品。作成過程も映像として収められており、インスタレーションのメイキングビデオのようにも見えるし、宗教的儀式か突如地球にやって来た宇宙人の活動風景にも見えるという作品だ。

写真撮影は可能ということであったが、明暗の激しい映像であるため、余りちゃんとした撮影はできない。かといって、動画を撮影してここで公開するというのも野暮だしなあ…。多少、訳の分からない感はあったが、非常に美しい映像であるとは思うので、興味のある人はぜひ見に行ってほしい。


→ワンカットだけ公開するが、訳、わからないでしょう?

私には珍しく、映像作品を最初から最後まで見た。多分、20分くらいではないかと思う。

 

500m美術館「札幌国際芸術祭2017 シュプールを追いかけて」

2017年08月12日 13時23分19秒 | ART
500m美術館「札幌国際芸術祭2017 シュプールを追いかけて」を大通駅方面から見て行こう。



この展覧会は中崎徹の展示で、札幌オリンピック(1972)や何と言っても北海道はウインタースポーツ、という辺りを積極的に見せて行こうというものだ。今は夏だが、そんなことはお構いなしなのである。

スキーはいろいろな時代(レルヒさんのころから、現代まで)のものが展示されていたが、私がスキーをやっていた頃(1977~1982頃)に近いのはこれかな。覚えているメーカーと言えば、クナイスル、ロシニョール、カザマといったあたりだっただろうか。



で、それよりもう少し前になると、我々は冬の防寒着を「アノラック」と呼んでいたんだよね。ちょうど次の写真のようなやつであった。



それからスキーもやったけど、ミニスキーもやったな。私の生まれたエリアはスケートが中心の街だったので、スキーはあまり盛んではなかった。そんな中、子供のころ冬に近所の公園で遊ぶといえば、ミニスキーなのである。ちょうど良い具合に雪が捨てられて、小山のようになっており、ミニスキーで滑り降りるのには持って来いなのであった。



これ以外の展示は、北海道にスキーが持ち込まれたころの資料や、もちろんオリンピック関係の展示もあった。私が興味深く見たのは、ばんけいスキー場の元社長のインタビュー記事である。焼肉屋と居酒屋の稼ぎをつぎ込んでスキー場を何とか経営していたとか、スキー場のコースの作り方とか、なかなかこういう話を聞く機会は無いような気がする。

そして、今、私は全くウインタースポーツをやらないし、むしろ嫌いと言ってもいいくらいなのだが、この展示を見ていると、昔の思い出は尽きない。北海道外の人にこういうことを知ってもらう意味もあるのだろうが、北海道内の人が見ても、いろいろ感慨がわいてくることは間違いないのではないかと思う。

なお、札幌国際芸術祭では会場のスタンプラリーが行われているのだが、この会場のスタンプは非常に見つけにくい。大通駅に近い側に案内コーナーがあるのだが、私が通り過ぎた時はそもそも誰もいなかった。スタンプを押していないことに気がつき、翌日通りがかったところ、ちょうど私より前にスタンプを押そうと案内コーナーに行った人がいたのだが、案内係に「スタンプはこちらではなく、そちらです」と言われていた。何とスタンプがあるのは、チラシなどが置いてあるコーナーなのであった。これは分かりにくいだろう。もう少し、掲示や何かで何とかならないものか。いや、そもそも案内コーナーに置けばよいのではないかと思うのであった。

ひかえめに中華

2017年08月12日 12時28分52秒 | 食べ歩き
今日の昼食をどうしようか迷っていたのだが、朝食が焼きそばだったので、ご飯のある定食ものにしたくなった。そこで中華料理の「G」へ入り、いろいろ定番ものもある中で、青梗菜と豚肉のオイスターソース炒め定食を注文。

材料の油通しと炒める音の後に、定食がやってきた。全景はこんな感じ。



メインのアップはこんな感じ。むむ、量が少ないように思えるが。



早速食べてみると、野菜類(青梗菜、木耳、人参、竹の子)の歯ごたえを残したまま、ちょうど良い濃さの味になっている。これはご飯にも合うが、かといってこってりしすぎない味と油の使いっぷりである。

量的にはやはり控えめという感じがしないことも無かったが、食べすぎは良くない。野菜の陰に結構豚肉が潜んでいたことも含め、これで良いのだろう。一見、安手の食堂に見える「G」だが、中華らしさを堪能した。