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永富家住宅

2015-06-17 22:17:11 | 重要文化財
今回は、前回の続きで古井家住宅を後にして向かった先は、兵庫県たつの市にあります永富家住宅です。

この永富家住宅は、主屋や長屋門を含め、8棟もの建造物が重要文化財に指定されている住宅で、大地主であり庄屋でもあったそうで、江戸時代には龍野藩に資金を融通したりしていたそうです。
しかも、その8棟の他にも5棟ほどの建造物が、昭和37年まで敷地内にあったそうですが、老朽化のために解体したそうで、いかにとんでもない住宅だったかがよくわかります。
また永富家は、かの鹿島建設株式会社の‘中興の祖’とも呼ばれ参議院議員や、国務大臣も務め文化功労者にもなった鹿島守之助氏の実家でもありまして、そのため現在は、鹿島建設の関連会社が、この永富家住宅を所有しているそうです。
私も父母も、永富家住宅の立派さには感心しきりで、広さだけで言えば、もっと広い住宅も見て来ましたが、家自体が持つ雰囲気というか威厳は、これまで見てきた住宅の中でもトップクラスに入るのではないかと思います。
私達が訪れた時期は、永富家住宅の向かいにあります‘秋恵園’という永富家住宅の付属庭園で、花菖蒲が満開になっていまして(当然ながら、その時期を狙って訪れたわけなんですが)、母は特にカメラ片手に、花菖蒲の写真を撮りまくっていました。
実を言うと、この永富家住宅は個人的にそれほど期待はしてなかったんですが、良い意味で完全に期待を裏切られまして、23もの部屋と土間からなる主屋を飽きるほど見学させてもらいましたし、他の蔵や棟、敷地内の庭や上記に書いた‘秋恵園’も存分に堪能させて頂きました。

さて、次回は‘○○巡り’を離れた話題を書いていく予定にしておりますが、その後も‘○○巡り’を行っておりますので当分の間は、ネタ切れになるような事はないかと思います。
乞うご期待下さい。