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仏教美術資料研究センター

2015-06-26 20:58:01 | 重要文化財
先日、奈良市にあります奈良国立博物館の名品展で、かの雪舟の師匠でもあります周文が書いたとされる山水図、通称、水色巒光図(すいしょくらんこうず)が展示されていたので、行って来たんですが、私が室町時代の絵画をわざわざ見に行くという事は、当然ながら国宝に指定されているわけで、素人目から見ても素晴らしい水墨画を堪能して参りました。
その後、奈良国立博物館の管理施設で、新館の裏手にあります仏教美術資料研究センターにも足を運びました。
この建造物は、1902年(明治35年)に竣工し奈良県物産陳列所として建てられたんですが、設計したのは関野貞(詳細はインターネット等でお調べ下さい)という方で、さすがにこの頃の建築家は、一風変わった建造物を設計している感じで、この建造物も壁や窓などは西洋建築を取り入れつつ、建物全体では和風な感じがしました。
中に入る事は残念ながら出来なかったんですが、インターネットや販売していた資料等を見てみると、館内の意匠もなかなかで、現在は建物の名前にもなっている通り、仏教美術に関連する資料等を公開する目的でのみ開館されていて、見学のためだけに中に入る事は出来ないんですが、いつか中も見学してみたいものです。
何かの特別な機会等に一般公開とかして頂けると非常にありがたいんですけどね。