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マエストロ・だいすぎです(^^).
今回は音楽物語ですが。
いよいよ私のフェイスブックは始められそうです。
その次はメルマガの開始へと続きます。
〈二つの音楽文化〉
今回はこんなテーマでお話します。昔歌声喫茶というのがありました。
これは戦後の勤労者を中心とした若者たちが作った音楽文化です。
どちらかというとちょっと
左系統の考え方の皆さんが多かったかなと思います。
ですがまじめで実に健全な人たちです。
歌を通じて仲間たちで集う。
仕事のつらさや恋の悩みなどについて
コーヒーなどを飲みながらみんなで語り合ったり
歌を合唱したりしました。
歌われる曲はどれもこれも時代を超えて
未来へと歌い継がれていくであろうと思われる曲の数々。
いつしか昭和の時代は高度成長時代を向かえ
それどころではなくなります。
とにかく「働け働け」という時代です。
悠長に歌など歌っている場合ではないと言わんばかりの時代でした。
その経済成長は昭和４５年の大阪万博ごろからピークを迎え
昭和の５０年ごろから平成の美代の１０年ごろまでまで続いていきます。
その間、歌声喫茶は
どんどん廃れてごく１部のお店でしか歌われなくなり
今度はカラオケなるものが登場することになります。
大きな音でガンガンとね（笑）。
巷の酒場では流しのお兄さんなどがおりましたが
彼らも姿を消しました。
少し早くその終焉を見た歌声喫茶も
流しのお兄さんたちも共通していたのは
どちらも生楽器で歌の伴奏をしました。
経済成長はそのまま続いて
時代はやがてバブルを経験しますがカラオケブームは続きます。
その後再び歌声喫茶が復活してきます。
各地で歌声サークルも息を吹き返してきます。
大阪では「田辺歌声喫茶」がすごい勢いで復活しましたし
尼崎では「かよううたう会」がやがて７０回を迎えようとすることになります。
《一人で歌うカラオケ》
「一人カラオケ」というのが流行っています。
カラオケそのものが歌声と違って
大勢でやっても一人で歌うわけですよね。
一人で歌って回りはおしゃべり。
終わったら聴いてもいないのに拍手拍手。
やがて「一人で遊びたい」という人たちは
「一人カラオケ」へと向かいます。
《みんなで歌う歌声サークル》
アコーディオンやピアノ、ギターなどが伴奏する中
一つの曲をみんなで歌うのが「歌声サークル」です。
あの人も来ている。
この人も来ている。
いつもの顔ぶれが揃っている。
昔若者たちの連帯の中で生まれた歌声サークルは
今はお年寄りたちから中年の皆さんへと
その年齢の枠を移して発展しようとしています。
かよううたう会ではその歌うことが大好きな人たちから
特に希望者を募ってコーラスグループができたりします。
昔コーラスをやっていた人たち。
あるいは歌うことが大好きな人たちが集まって
コーラス部ループができました。
カラオケにはなかった古くて新しい音楽文化がそこにあります。
孤独を拒否する人たちの集まりが
歌声サークルだろうなと思います。
１００名以上の人たちが声を合わせて歌ったり
ときには２部合掌で。
あるいは３部合掌でコーラスをやる！
カラオケにはない素晴らしい歌の世界がそこにあります。
明日はその「尼崎かよううたう会・第６９回！」
いよいよ本番です！
ぜひ来て下さい。
だいすぎ
上記文中にあった尼崎市かよううたう会は１０月４日（火）
【イベント専用カフェブログ：第６９回尼崎市・かよううたう会】
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/ac58d69e159699f3b9ad94b0a71dfb4c
【だいすぎブログ：サバイバルギター/音楽物語・再度ラジオに出演します】
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/519ac64dfa9b49a0fe4c62add6111e7c
【イベント特集カフェブログ：改訂版・10.22（土）最新版。
ビッグフェイス結成３０周年記念ライブ告知】
ⅠドリンクⅠフードが付きまして
こちらは１５００円です。
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/a60bd82e2582963e3b7cb7e793317720
【イベント特集カフェブログ：第１９回おおとり、福・福寄席実施のお知らせ】
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/e7584909a811b346373578016c4e394b
