≪鳳ジャーナルカフェブログ:特集号・ツイッターが諸悪の根源≫
《ツイッター:その功罪・その2》
だいすぎです。
前回から、日本人の良さまで
奪いかねないSNSの怖さについて書いております。
前回は、文字というところから
その私の原点に関わる、物語と
文字という素晴らしくまた怖い文化との
これまでの、付き合い方について書きました。
今回は、その本論であるところの
問題に関して、書くこととします。
{snsの功罪}
『両刃の刃(やいば)』と言う言葉があります。
snsこそ、これほど似合う言葉はないと思っています。
それは他人を傷つける一方で
下手したら最終的には
自身をも、傷つけてしまうということです。
{国家も為政者も、無視できないツールル}
snsには、私がやっているフェイスブックからツイッター
インスタグラムや、ラインなど、多々ありますが
最も目立っているのがツイッターだろうと言う印象があります。
{なぜか過激派的、攻撃的政治家たちがお好き}
という印象を持っています。
ただし、この人たちは
皆さん堂々とお名前を出して
自身の意見を発信しています。
{匿名性の不条理}
特にツイッターでは許されている匿名では
ときにいわれもない中傷や、罵詈雑言で
人を平気で気づつける事象も目立っています。
そのために、自殺に追いやられるケースも出ています。
それに対して、ツイッター社は
特に大きな罪をも感じていないような気がします。
昨今は、さすがに何とかしないと
いけないのかな?という雰囲気にはなっているようです。
無論トランプ氏のように、永久に
そのアカウント停止処分もあるようですが
それは、よほどのことだろうとも思いますし
実際どのくらいの人たちが
そのような処分を受けているのかは分かりません。
去年起きた、女子プロレスラーの
悲劇は、あまりにもショックでした。
{ええかげんな情報/悪気がなくても尻馬に乗っている怖さ}}
ドイツ在住の方の話題を読んだのですが
夜 仕事に疲れていたにも関わらず
ツイッターを見ていたら
「公共交通網を止めるかもしれない」
と言う物で、匿名ですが。
そして、その読んだ方が
記事に意見を書いたところ
するとほかの人から
「それは否定されている報道がある」
という書き込みがあったと言います。
「下手したら、そのあおり記事の
尻馬に乗っていた可能性があった」
とその怖さについて、著者は言います。
「そういうことが、また多いのではないだろうか?」
とも言います。
{アメリカの例}
ツイッター社は同じような
新型コロナウイルスの誤った記事を
何度も発信している記事を
ツイッターは多く削除したと言うことですが
その発信者も分かっているとのことで
将来は、AIを使って
そのような、悪質な記事を
自動的に削除できるシステムの導入を考えているとのことです。
3月2日の ITmedia NEWSが報じています。
{大リーガーのダルビッシュが面白い問いかけをツイッターで}
彼は「なぜみんな匿名で
記事を書くのか?」
という問いを投げかけました。
「匿名は悪いことだということではない」と前置きしたそうですが。
「あなたの身分を晒してください」という物です。
19年12月のBUSINESS INSIDER
JAPAN ビジネス インサイダーの物です。
総務庁によると、我が国4500万人もの人たちのうち
7割もの人たちが
匿名を使っているそうです。
ダルビッシュは最近多い
自殺者とツイッターの関係に
そんな苦言を呈する形の記事を発信しています。
{ところが!}
我が国では2020年12月31日に
ヤフーニュースが
「芸能人の政治発言はいつからタブーになったのか?」
という記事を書いています。
〔芸能人の政治発言はいつからタブーになったのか?〕
「#検察庁法改正案に抗議します」
で振り返ると言う物です。
文春オンラインの記事を
引用している物ですが。
これなどは『功罪』の、まさに『功』です。
これが大きな、うねりとなりまして
当時の黒川検事総長を、辞職に追いやることになります。
そして結果的には、安倍政権の
崩壊へと続いていくことに、つながっていきます。
{匿名でお気軽にというのも問題}
ですが、やはり、お気軽に
責任もなしにというのは、あまりにも。
{日本人の質が、どんどん悪くなっている感じ}
という気がします。
『卑劣』という嫌な言葉があります。
自分が、その卑劣という行為をしているのかどうかということを
1度考えてもらいたいと思うわけです。
自分たちで自分たちの立場を悪くしているということに
一刻も早く気づかないといけません。
だいすぎ