≪徒然草特集・その2≫
皆さんこんにちわ。
相変わらず暑い大阪です。
水分の摂取など十分お気をつけください。
〈特集:徒然草・その2〉
ずいぶんご無沙汰しておりまして。
前回のカフェブログは:
リンク 【日曜カフェブログ:特集・徒然草/一様 その1】
https://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005/e/f497c6bf07049b25d77df94bf343fd2d
2022-06-26 18:01:05
となっています。
えらい前でした。
百九十七段でした。
リンク 第百九十七段 https://tsurezuregusa.com/197dan/
今回は百九十八段からです。
リンク 第百九十八段 https://tsurezuregusa.com/198dan/
徒然草 (吉田兼好著・吾妻利秋先生訳)
あらら、1度やっているような気がするんですが?
今見ますとありませんので
アップできなかったのか?
私の勘違いでしょうねおそらく。
以下引用します--
徒然草 第百九十八段
現代語訳
名誉会長に限らず、名誉顧問なんていう役職もある。
どうでもよいことだ。
原文
揚名介やうめいのすけに限らず、揚名目やうめいのさくわんといふものあり。
政事せいじ要略えうりやくにあり。
注釈
揚名介やうめいのすけ
名誉だけを目的とする官職。
国務を司ることもない。
揚名目やうめいのさくわん
地方における名誉官職。
政事せいじ要略えうりやく
惟宗允亮の監修による平安時代の法律制度に関する書。
以上引用です。
本当に「どうでもいいような」内容の感じですね(笑)。
吉田先生 トイレにでも行きたくなったんでしょうか?
「これ以前も書いたような気がしてますがはい?」。
では急ぎ百九十九段へ行ってみましょうか。
リンク 第百九十九段 https://tsurezuregusa.com/199dan/
徒然草 第百九十九段
現代語訳
横川で修行した行宣法印ぎやうせんほふいんが
「中国は音階でいうと長調の国で
短調の音がない。
倭国は変短調で、長調の音がない」
と言っていた。
原文
横川よかはの行宣法印ぎやうせんほふいんが申し侍はべりしは、
「唐土とうどは呂りよの国なり。
律りつの音おんなし。
和国わこくは、単律たんりつの国にて
呂りよの音なし」と申しき。
注釈
横川よかは
比叡山延暦寺の三塔の一つ。
真実の道を求める僧侶が隠遁して修業した。
行宣法印ぎやうせんほふいん
伝未詳。法印は僧位。
呂りよ
呂旋法。雅楽で使われる音階の一つ。
対的音程関係はソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファとなる。
律りつ
律旋法。相対的音程関係は
レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドとなる。
以上引用ですが
これは音楽をやっている者からみれば面白いですよはい。
中国の古代の音楽の音階と
日本の音楽の音階との相違比較論ですね。
小難しいことは私にも分かりませんが
一つ目に示されている音階と
中国の対立音との音の差は 5度になりますか?
二つ目の総体温は1度で動くということなのかな?
ごめんなさい、分かりませんはい。
中国にはメジャーの音階があって
マイナーの音階はないということと
我が国の音楽には逆に
メジャーの音階はないということのようです。
深入りしすぎると徒然草の本体から離れてしまいそうですが
古代音楽に関しては確かに
笛などの音階などは
日本の音楽は
摩訶不思議な音律ですね。
これは面白いですよ。
ということで今回は
百九十八段と
百九十九段を読ませていただきました。
こんなのもあったんですね。
面白いです。
≪編集後記≫
昨日、スタジオで夏のライブの
最終仕上げの練習をやりました。
実はうちのドラマー茨木が
入所施設の事情で
練習なども含めた音楽活動が
できなくなりまして急遽
私どもの知り合いの友人でもある
Fさんにお願いしました。
実績も豊富なしっかりしたスティック裁きの彼ですので
安心してライブに望めます。
14日お越しいただく皆さんは
引き続き楽しみにしていただいて
京都へどうぞ。
【だいすぎ】