宮崎遠征(その3)サンメッセ日南&飫肥(おび)城下町

2015-02-06 17:17:25 | 大分トリニータ
宮崎遠征3日目(2月3日)
相変わらず天気は最高に良い。
昨日から「ウィクリーマンション」に泊まっている。
ホテル以外泊まったことが無かったので何となくテンションが上がる。
ホテルと違うのはフロントがない事。
帰って来たときに部屋が綺麗になっていない事。
それくらいかなぁ。
それと宮崎ってけっこう「ウィークリーマンション」が多いことにもびっくりした。
今日の目的地は「飫肥(おび)の町」
2004年9月27日より半年間放映されたNHK朝の連続テレビ小説「わかば」で有名になった城下町だ。
私はまったく知らなかったが嫁は機会があれば一度行ってみたいと思っていたようだ。
今回行けるのもトリニータが宮崎キャンプをしたおかげだと喜んでいた。
8時25分 出発。
走る車は少なくいかにも南国に来たって景色がたまらなく良い。


「鬼の洗濯岩」    
上から見た「鬼の洗濯岩」
私たちの年代ならこの岩が洗濯板に似ているからのネーミングだとわかる。
でも若い人は洗濯板を知らないから「何で?」ってなるんだろうな。
てなことを嫁と話しながらドライブを続ける(笑)


目の前に広がる真っ青な海と空。
水平線の上に遠慮がちにたたずむ白い雲。
そして冬の寒さを押しのけるような力強い朝日。
宮崎はイイねぇ。



海岸線をドライブしていると「フォトスポット&パーキング(とるぱ)」って看板をみかける。
これは写真を撮るパーキングという場所のことだ。
やさしいね。
ここ「いるか岬」もその場所。



「サンメッセ日南」
今日の最初の寄り道は「サンメッセ日南」



ご存知モアイで有名な場所だ。
左から3番目が「恋愛運」UP、右から3番目が「結婚運」UP。
って知ってました?



ラパヌイ語のモアイには「モ」が未来、「アイ」が生きる、すなわち「未来に生きる」という意味がある。



この太平洋の向こうには・・・イースター島のモアイたちがいる。


振り返れば「恋人たちの丘」が見える



モアイがインディアンのように見える(笑)



「モアイと海をみるヴォワイアン」 
ヴォワイアンとはフランス語で「見る人」
「見られる像」ではなくそれ自体がなにかを「見る像」ということらしい・・よくわからない(笑)



まぁ、これはしたくなるよな。
後で来たカップルも当然、同じ事をしていた(笑)



その横にあった「モアイ」
名前がついていた「りょう」って?
なにゆえ?


1時間以上ここ「サンメッセ日南」で遊び「飫肥」に急ぐ。


「飫肥」 
飫肥駅に到着したのが11時20分。
おっと「歓迎 広島東洋カープ」の看板が見えた。
そういえば日南市は「広島」「西部ライオンズ」「横浜FC」のキャンプ地だからね。




ここの「レンタサイクル」が安い。
1日借りて 500円だった。
「車で来たので駐車場がなくて困っています」というとご自分が契約しているであろう場所に置かせてくれた。
やさしいお姉さんです。
大分県の日田と別府そして佐賀関に行って関サバを食べたらしい。
「この飫肥の城下町は落ち着いたいい町なのでたくさんの観光客に来ていただきたい」と熱心に語っていた。


観光協会の「児玉」さん、本当にありがとうございました。



さて、「飫肥城下ぶらり散策」しゅっぱーつ。



この自転車、実は「電動アシスト自転車」だった。
普通の自転車にしてはなぜか重たいと感じていた(笑)
いまだスイッチに気がつかない天然夫婦。
いつ気がつくんでしょうか(笑)



さぁいよいよ「飫肥城下町」へ。



「本町商人通り」
前方の信号機を右に曲がれば突き当りが「飫肥城大手門」



その「飫肥城大手門」の手前にあるのが観光案内所。
ここまで上り坂。
当然普通の自転車と思っているので「フーフー」言いながら押してきた(笑)
ここでお得情報。
有料施設と食べあるきがセットになった、大変お得な散策マップがある。
 
「あゆみちゃんマップ」                           
料 金・・・
「食べあるき・町あるき」のみ600円   
有料全施設と「食べあるき・町あるき」のセットで1,100円 



私たちが買ったのはセット1100円を2人分。
駅から来ましたと言ったら100円引いて1人1000円にしてくれた(笑)
真ん中の通行手形を見せれば「有料施設全館無料」
左の引換券でマップの裏にあるお店で引き換えてくれる。




というような説明を笑顔いっぱいでしてくれた2人のお姉さん。
仕事で説明をしているのではなく、飫肥の町が好きだから・・ということが良くわかる説明でした。
ありがとうございました。



お腹が減ったので飫肥の名物「おび天」を食べに移動。
ちなみにいまだ「電動アシスト」スイッチは起動していない(笑)



「おび天」
引換券の1枚を使う。



近海でとれた新鮮な魚のすり身に、豆腐や黒砂糖、味噌をまぜ合わせて作る「おびの 天ぷら」は、ほんのり甘くてやさしい風味で美味かった。


「豫章館(よしょうかん)」 
主家は明治元年につくられ、飫肥藩の典型的な武家 屋敷。
受付にいたお姉さん。
何回も出たり入ったりでご迷惑をかけたにもかかわらずやさしい対応をありがとうございました。



邸内にあった大予章木(クスノキ)から「豫章館」と名づけられた。



各施設で「雛人形」を飾っていてそれらを見て歩くのも楽しいかもしれない。


「飫肥城」
飫肥城大手門を過ぎると「しあわせのパワースポット」がある。


「しあわせ4本杉」
4つの角にある4本の杉。
その対角線の中心に立つと幸せパワーがもらえる。



「早咲きのさくら」を見つけた。



旧本丸跡(飫肥杉林)
NHKの朝ドラでヒロインの「わかば」が落ち込んだ時に元気を取り戻した場所で知られている。



「松尾の丸」
この階段を登ったところにお殿様の「御座の間」がある。


写真を撮って「お殿様」の気分に浸れるようだ(笑)



「歴史資料館」



石垣の綺麗さにしばし見とれる。



この飫肥城を出たところで「この自転車なんか重たいなぁ」と嫁が一言。
ふとハンドルを見るとなにやらスイッチがある。
「なぁもしかしてこの自転車って電動?」と私。
2人でスイッチオン。 軽い。
でもここからは下り坂。
このままでは悔しいので坂を何度も上り下りしてみる私。
やばすぎる(笑)
2枚目の引換券は「飫肥名物 厚焼玉子」



一番の老舗である「間瀬田厚焼本家」
食感は比較的固め、甘さは控えめで、代わりに出汁の味がする。
ごちそうさま。


「和雑貨 岡本商店」
若くてイケメンのご主人。
テレビの黒田官兵衛を見てどうしても中津城に行ったのはいいが高速がわかりづらく10号線を帰り渋滞に巻き込まれ大変だったという。



「南天長寿箸」を引換券でいただいた。
非常にきさくな方でした。



「商家資料館」
本町商人通りの西に位置する場所にある。



拍子木を持った嫁。
後ろの人形に溶け込んでいて違和感がない(笑)



ここのお雛様も綺麗だった。


「吉田寝具店」
嫁がお気に入りのやさしいおばあちゃん。



4枚目の引換券でいただいたもの。
「おばあちゃんの手作りでこれだけでも1000円以上はするよ」と嫁の言葉。
しっかりしていてとても気に入っていた。


「高橋源次郎家」 
この番号とマップの番号を見ながら回ると効率よく回れる。
赤いのは「雛人形が飾っています」という印。



雛人形だけを見て回るのもこの時期なら有りかもしれない。


扉に書かれた「孔雀」が秀逸だった。



引換券でいただいた「かりんとう」
新しい食感で大変美味しかった。



最後の引換券でいただいた「羽身のとむら焼き」
鳥の羽身を揚げたものに、タレをまぶしたもの。



「見て、食べて、楽しんで」飫肥の人々の優しさに触れた一日だった。


これで終わったわけではない。
さらに帰りに「鵜戸神宮」へ

「鵜戸神宮」 



駐車場に車を停めた。
「昔、来たことがあるけど、こんな所に停めたかなぁ」と嫁。
私は完全に忘れている(笑)
近くにいたおばちゃん「その鳥居から行っても、この道(舗装された道)を行っても同じ15分よ。変わらんよ」




ならば疲れてはいるけどありがたみが増しそうなこの道を行こうかと茨の道をわざわざ選んだ天然な二人(笑)
登りながら後悔した。
足がつりそうになった。
登りついたと思ったらまだ右に階段があった。
さらに歩き、今度は下る。
すると先ほどおばちゃんが言った(この道)とぶつかった(笑)
おばちゃん今だから言うけど「絶対に同じ15分じゃあねえよ」


もう歩きたくなかった(笑)
近くに駐車場が見えた。
「あ!思い出した。この駐車場やった」
遅いよ 嫁(笑)


やっと本殿が見えた。
もう少し。



「鵜戸神宮本殿」               



本殿の後ろにある「おちち岩」



「ここよ」と言うがどれが「おちち岩」なのかよくわからなかった(笑)



「運玉」
当然、買いましたね。
100円也。


「亀石」
しめ縄の中に入れば願いが叶うらしい。
男は左手で投げるそうな。
利き腕が左だったらどうするの?
なんて事を考えながら投げると・・・入るわけない(笑)



今回、飫肥の方々と話をする時間がたくさんあった。
私の感じたこと。
綺麗で落ち着いた町です。
お店の方々が気楽に話しかけてくれます。
こちらが飫肥の良いところを尋ねると気軽に教えてくれます。
みなさんが守るべき歴史を知っています。
次に伝えていかなければならないことも知っています。
何よりも「もっともっと飫肥を知ってもらいたい」という情熱が感じられます。
今度は泊まって地酒でも飲みながらゆっくり過ごしたい。
そんな町が「飫肥」でした。
飫肥で出会ったみなさん
ありがとうございました。

宮崎遠征(完結)大分vs熊本(ニューイヤーマッチ)につづく


   






























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