2023-6-24 第22節(アウェー)千葉現地参戦 嫁・誕生日 はたして 勝ち点のプレゼントは!!

2023-06-25 16:20:22 | 2023 群馬・千葉 自走車中泊遠征旅
6月7日に出発した、群馬千葉自走車中泊の遠征旅もひとまず終わりました。
今回の遠征の主な目的は3つ。
(群馬戦と千葉戦の勝利は当然の事として…)

〇 一つは10年前に70歳で亡くなった千葉にいる実兄の仏壇にお参りし、義姉の元気な顔を見ること。

〇 もう一つは嫁が憧れだった『水芭蕉の咲く尾瀬』に行くこと。

そしてもう一つは
〇 嫁の誕生日と重なった千葉戦に参戦勝利し選手と一緒に喜び合いたいこと。

まず『水芭蕉の咲く尾瀬』は晴れた日を選んで6月17日(ホーム岡山戦)の日に行きました。
  
6月17日 午前6時。 
『尾瀬トレッキング』



気温は10℃、山の風が冷たくて思わず身震いします。


尾瀬入り口からゴツゴツした岩で降りにくかった道も、途中から木道にかわり、非常に歩きやすくなります。





近くではウグイス、遠くからカッコーの声。



ウグイスとカッコーの競演もなかなか乙なものです。


水芭蕉を見つけては子供のようにはしゃぐ嫁。




クマよけの鐘も設置されていました。


暖かな陽ざしを待ちわびていた草花や昆虫たちが織りなす情景。














まさに生命に満ち溢れた尾瀬でした。


普通の方で往復4時間の行程。
私たちはのんびりゆっくりと往復8時間。


長年の嫁の夢だった『水芭蕉の咲く尾瀬』
疲れたけど気持ちをリフレッシュするには最高の場所でした。


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そして 『実兄のお仏壇にお参り』

千葉戦の前々日に義姉の家に行くと甥と姪も一緒に私たちを迎えてくれました。
仕事や用事をやりくりして義姉の家に集まってくれた甥と姪。
もうそれだけで感激ものでした。

まずはお仏壇にお参りし天国の兄としばし心の中で会話。

思えば2013年のアウェー鹿島戦の時は鹿島サポの兄家族皆さんと酒を飲みサッカー話をしたっけ。
トリニータを追いかけて全国を遠征している話をすると『良い人生やなぁ』と兄がしみじみ言ってくれた言葉が今でも忘れられません。
兄が亡くなったのはその翌年、2014年.享年70歳。

私がその兄と同じ歳になった今年、お参りできたのも何かの縁を感じました。

お別れの時。

この年齢になるとこれが最後になるかも…口には出さないけれどそんな覚悟はいつでも持っています。

『もう帰るの?』
寂しそうに言った義姉の涙も私と同じ気持ちだったのかもしれません。
それを察したのか嫁が叫ぶように言いました。

『来年も絶対に来るから、絶対に来るから』

天国にいる兄も私たちの笑い声をきっと喜んでくれたことでしょう。

来年、カシスタで今度はお互い愛するチームのユニ姿で会えることを楽しみにお別れしました。

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最後の一つ
「嫁の誕生日と重なった千葉戦に参戦勝利し選手と一緒に喜び合いたいこと。」

(イラストはムギさん作 感謝です)

6月24日 アウェー千葉戦。
やってきましたフクアリへ。
私たちがここに来るのは2回目。
最初に来たのは2012年の大分がJ1に昇格した年。
考えたら10年以上も昔の話になります(笑)
大きなタッパーを用意して「喜作」さんへ。



並んでいるのはほとんどがトリサポ(笑)


この量で…1人分だっけ? 1.5人分だっけ?
忘れてしまいました(笑)



こちらは3人分(間違いないはず…)


この息子ちゃんはふぉれさんの子供さん。
可愛い。
(後ろのスタッフさんにはブログ掲載の許可済み)
ふぉれさんの大きなバッグの中には23個の「カプリコ」・・・す、凄い!!
おーちゃんとちっちにそれぞれいただきました。
「ふぉれさん、ありがとうございました」


それにしても「カプリコ」の勢いが止まらない!
なんとデルランと同じ髪の色(カプリコイチゴ味)にしたサポさんも登場!!
(トリニータ愛があふれています)


「愛」といえば8年越しでお会いできた千葉サポさん。
2015年、「兵働 昭弘」選手が千葉から大分に完全移籍したときに相互フォロワー。
それから高木選手やヤマト選手が大分に来ると必ず「よろしくお願いします」と挨拶をいただいてきました。
あれから8年。
やっとお会いできました。
お土産もありがとうございました。
「これからもよろしくお願いします」


アウェーに来ると久しぶりに会う方がたくさんで楽しくなります。
片さんが大好きだったKさん(笑)


すっかり大きくなっていたぼくちゃん。
最初にあったときは幼稚園だっけ?
相変わらずのイケメン。


昨年、北海道でお会いしたときは「トリサポ」に会えた~って感激しましたよ~(笑)


ヘルメットのニータンが本当に良い味です(笑)



そして圧倒的ニータン。
左から「くーちゃん」「おーちゃん」「まーちゃん」
このブログを今回初めて観たという他サポの皆さん。
大分には圧倒的ニータンに名前を付ける文化があるのです(笑)
さらに我が家にはおでかけニータン(ちっち)
圧倒的リッジー(グラさん)もいます。



当然ですが多すぎて名前を覚えられません。
そこで名前の一覧表を(私が知っている限り)作っています(笑)


「決起集会」
夕日に照らされた大旗が奇麗です。


ボルテージは上がる一方。


ここにいるみんなが持っている「勝ちたい」という気持ち…


専スタならではの幻想的な光景


そして「選手入場」
ビッグフラッグの中ではしゃぐ女性サポ(笑)


ホームも良いけどアウェーも良いなぁ。
ホームには無いアウェー独特の一体感に心が震えてきます。


応援できるクラブがあることをしみじみ感謝する瞬間でもあります。



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「試合開始」


ここまで大分3連勝。
今季はここからが厳しい。
4連勝に届きそうで届かない。
3度目の正直となるか?



勝って選手から勝ち点3の誕生日プレゼントをもらいたいと旅の前も途中も口に出し「言霊だから」と言っていた嫁。
前半はお互い決定機がありながら無得点で折り返す。
試合が動いたのは後半に入った「60分」


ペナルティーエリア内でフジモンが倒された。


倒されたフジモンを慰める中川。


PKのキッカーはノム。


フジモンがノムの肩をポンと叩いた。
「頼みます」なのか。


そしてゴール裏に向かって手を上げサポを煽った。


がっちり握手した相手は・・・


満面の笑顔の弓場
この選手は正直なんだろうなぁ(笑)



さぁ、あとはノムが決めるのを待つだけ。

両手で顔を覆ったのは自身の気持ちを落ち着かせるためなのか・・



腰に手をやり・・・


ボールを置きなおした。


再び腰に手をやる・・・
体中が心臓かと思うほどドキドキは大きく速くなる。
呼吸がしづらい・・
そう思った瞬間・・・



蹴った!!


入ったのか?
どうなのか?
カメラの向こうにいるノムだけを見ていた。


      
「ウワーッ!」


地響きのような歓声とともにノムが走った。
決まった・・・
両肩の力が緩む。


思わず座り込みたくなる足腰にもう一度「カツッ!」を入れなおす。


けが人が増える中でやりくりしてきた大分。 
その牽引力たるノム。


喉から手が出るほど欲しかった先制点。



ペレイラが煽った。


フジモンが祝福にやってきた。



吠えた。



ノムが吠えた。



キャプテンマーをを巻き毎試合全力で戦ってきた漢が吠えた。


この日このフクアリに集まったトリサポは1,000人を超えた。
負けるわけにはいかない。



そしてノムも・・・サポーターを煽った。
もう1点入れれば勝つだろう、もう1点入れれば4連勝だろう。
追加点が欲しい・・・

しかしそれほど甘くはなかった。



試合終了間際、PKで同点にされ勝ち点1を分け合った。



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【今の大分の状況】

22試合が終わり12勝5分5敗。 自動昇格圏内の2位。


では上位10位までを対象に内容を見てみるとどうなのか?


【得点】
得点は清水の『39』を筆頭に長崎『35』町田、磐田、藤枝の『34』と続き大分は『28得点』の9位!!


【失点】
では失点はどうなのか?


町田の『13失点』がダントツに少なくてトップ。
東京Vの『14』、清水の『16』と続き大分は『25失点』の9位!!


【得失点】
得失点では清水の『23』を筆頭に町田『21』、東京V『16』と続き、大分は得失点『3』でこれも9位!!


では順位はというと自動昇格圏内の『2位』


得点が多く取れてるわけではなく、と言って失点が少ないわけでもない。


それでも22試合が終わり自動昇格圏内の2位にいる。
なんとも不思議なチームではあります(笑)


では12勝の内訳はどうなっているのか?
大分が1点差で勝った試合は12勝の内なんと『9試合』


負けた5試合を見てみると大宮に『0-3』、町田に『1-3』、山形に『0-5』と
複数失点で負けているのが3試合。


つまり大分は勝つ時は1点差でしぶとく勝ち、負ける時は粘りがなくなり大量失点する傾向にあるようです。


もう一つ。
ホーム、アウェーの勝敗を見てみると面白い。
ホームでは『8勝2分1敗』
なんと12勝のうち8勝がホーム。
負けたのが水戸戦ただ1試合だけとホームでは圧倒的強さを誇っている。



対して
アウェーでは4勝3分4敗とここまで5敗の内4敗はアウェーという結果になっている。
ホームでは圧倒的に強くアウェーではほぼ中位の強さと言えそうです。


良く言えばホームのアドバンテージを活かしているが悪く言えば『 内弁慶』なのかな、と(笑)
それでもホームで勝つことは集客に繋がるし何より『ホームでは強い』という結果が選手にとってもサポーターにとっても心強い。


/////////////

さて、私たちの長かった群馬千葉の自走車中泊遠征旅(今日で19日目)もこれで終わりました。

あとは無事に自宅に帰るだけ(笑)

結果は群馬で勝ち点『3』
千葉で勝ち点『1』
勝ち点『6』には『2点』及びませんでしたがそれでも勝ち点を積み上げられたことは大きかったと思っています。

今回の遠征旅もたくさんの方々との出会いがありました。
群馬の皆さん、千葉の皆さん、
スタジアムでお会いした皆さん。
皆さんと交流した温かい気持ちを持って大分に帰ります。

旅への応援、嫁の誕生へのお祝いメッセージ、プレゼントも感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

大分の皆さん勝ち点『4』をお土産に胸を張って笑顔で帰ります。

『ありがとうございました』

さぁもう一息。
愛車よ頑張ろうぜ!!
(イラストはムギさん作です)







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2023.6.14 群馬観光!雨の日と晴れた日の観光スポット&姐さんアクセル全開か!

2023-06-14 18:55:07 | 2023 群馬・千葉 自走車中泊遠征旅
今日は雨。

ザスパクサツ群馬の試合が終わり千葉戦まで群馬の観光を続けている私たちですが、こんな雨の日にお勧めなのが試合前日6月10日(土曜日)に行った
【こんにゃくパーク】


こんにゃくがテーマの体験施設です。


板こんにゃく、しらたき、ゼリーの製造工場を見学できるし試食バイキングもあります。


それだけではありません。
子供にとってそこはまるで遊園地。


雨が降っていても休めるスペースがたくさんあります。


それも数人単位で。


小雨程度なら大丈夫かも。


駐車料金も入場料金も無料が嬉しいし、施設の中に入ると







『無料のこんにゃくバイキング』
があります。


ダイエットをしている人には嬉しい低カロリーのこんにゃく料理がたくさん。



いろいろな種類を食べてみたかったので少しづつ取ります。
レシピもあるから気に入った料理は自宅でも作れますよ。


500円の詰め放題や


こんにゃくパンもあります。


もちろん工場見学もできますよ。


おーちゃんもちっちも楽しく遊んでくれました〜!!


そして「富岡製糸場」は写真のみ外から撮りました。





群馬県民がいつも食べているという
「焼きまんじゅう」
この日初めて食べたました。



見た目は重い感じですが口に入れるふわふわ。
「あれあれ 軽い。いくらでもいけそう」(笑)

「ご馳走様でした」


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【 6月13日(火曜日)】 

逆に晴れた日はここが良いですよ。
朝から青空に恵まれた6月13日(火曜日)
絶好のドライブ日和です。


AM8時。
「赤城神社」に向けて出発!
・・・のはずが、ここでアクシデント。
私のナビ(Google)は到着予定時間が45分
嫁のナビ(Yahoo)は8分。

どっちが正しいの?
そこでまずは嫁の方のナビで出発。
ところがすれ違い(大分県民はこれを離合と呼ぶ(笑))ができない狭い道に案内される。
あれ?これはおかしいぞ。
そこで調べてみるとなんと前橋市には赤城神社が14社あるそうな(笑)
そりぁナビも迷うわなぁ(笑)

という事で、一番有名な大沼にある赤城神社へ再度出発!



途中、赤城山大鳥居の下を通り抜けて…


この赤城山の額は小さく見えますが実物はこんなに大きいんです。
縦208cm、横146cmです。


AM9時。
『赤城山総合観光案内所』に到着!
ここはヤマツツジ、レンゲツツジが見頃でした。





牧場にはヒツジもいましたよ🐏


AM9時30分
【赤城神社】に到着!


この神社は大沼の中に位置します。


調べてみるとここの赤城姫は
『女性の願い事は何でも叶える女神様』とも伝えられています。


そこで巫女さんに聞きました(笑)


『あの〜女性の願いは何でも聞くそうですが男性の願いは?』
『男性の願いはもとより…です』


・・・なるほど(笑)


まぁ、そのことから赤城神社は女性からの人気が非常に高い神社になっています。


ここに注目!
↓ ↓ ↓
さらに『特に安産を願うと美しい子供が授かると伝えられています』
↑ ↑ ↑
上の文面をコピペして『しっかりお願いしましたか(笑)』
と大分にいる某トリサポさんから嫁にLINE。


嫁が何と返信をしたのか知りませんが…こちらをチラ見しながら大笑いしていました(笑)


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AM10時30分
『覚満淵(かくまんぶち)』到着!


鹿進入防止ネットの入り口から入ります。






ここは標高1360メートルに位置し『ツツジの道』と言われています。



大沼の東側にある周囲約800メートルの淵。



木道がキチンと整備されていて歩きやすくなっています。


雨風などで壊れたのか補修した跡がありますが、それも有り難いことです。


山の緑とツツジの赤、空の青さが目に飛び込んできます。


水の匂い、草の匂いも優しく心をリフレッシュさせてくれますし…


静かな空気を震わせて遠くから鳥の鳴き声が聴こえてきます。



ゆっくりと…



ゆっくりと…










幸せな時間が流れていきます。



さて移動です。

12時30分
「赤城山頂駅」に到着!


スカイツリーや関東平野が一望できる
・・はずでしたが、霧で何も見えませんでした(笑)

『赤城山頂駅』
以前あったケーブルカーの駅のようです。


ソフトクリームを食べ、
少しゆっくりして移動です。


13時50分
【水澤観世音】到着!


拝観料、駐車料金等は無料です。


その昔、推古天皇、持統天皇の勅願により創建され、1,300年もの長い歴史を刻んできた寺院です。
安産祈願や子育て、良縁などのご利益があると言われています。
お線香をお供えすれば健康運。
鐘をつけば金運が増すと言われ、群馬県屈指のパワースポットとして有名な場所です。

本尊には『十一面千手観世音菩薩』が祀られています。


その本堂の隣に、有名な『六地蔵尊を祀る六角堂』があります。


この六角二重塔(通称:六角堂)は群馬県の指定文化財にもなっています。
女性には少々重ための台座ですが、この台座を左に3回廻すとお願い事が叶うという珍しいスタイル。
私も嫁も別々に廻しました。
最初だけ力を入れればあとはスムーズに動きます。
先祖への感謝や供養ができることに加え運が強くなるということもあって、とても人気の場所です。


最後に

  元祖・水沢うどんの店『田丸屋』へ。





店内は清潔感があり天井が高く、開放感いっぱいの中で食べるうどんは上品な味わいでまさに元祖・水澤うどんの名前に相応しいお店でした。



嫁は醤油、私は自家製の胡麻つゆでいただきました。


水沢うどんは日本三大うどんの一つです。
これで我が家は「日本三大うどん」制覇しました。
『ごちそうさまでした』


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【もも姐さん、アクセル全開!】


すごいしっかりしているのか、とんでもない天然なのかもう何十年も一緒にいるのにいまだに分かりません(笑)
先日、『道の駅赤城の恵』に車中泊した時の話。


道の駅のすぐ横にあるのが『あいのやまの湯』
大人520円のところ、65歳以上だとシルバー料金310円になるそうです。


『ここ凄いんよ。こんなに大きな施設なのに65歳以上だと310円になるんよ。太っ腹よね。
それも掛け流し温泉よ』と、もも姐さん。

『今から温泉に入るの? 俺は朝ホテルで入ったから今日はイイや』と、私。

『フーン、じゃあ私だけ入ってくるから』


50分後。
『安くなかったわ、520円やった』
と、大笑いのもも姐さん。

『・・・・・?』

『受付に行って年齢確認のために免許証を出したの』

「うん・・・』

『そしたら受付のお姉さんが
(あの〜まだ65歳になっていないんですが…)って気の毒そうに言うのよ(笑)』

『うん・・(笑)』

『でね、(えッ!)て驚いたの。
そしたら向こうのお姉さんも(えッ!)って驚いて…(笑)
ここで、あ〜私ってまだ64歳だったんだって気がついたんよ(笑)』

『クックック・・・・・(笑)』

『お姉さんのおかげで1歳得したわ〜』(笑)
『ア〜ハッハッハ!!もう〜!!アクセル全開やなぁ』

(受付のお姉さんもなんと言って良いのか・・・言いにくかっただろうなぁ)
お姉さん、天然で本当にごめんなさい🙏








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2023-6-11 第20節(アウェー)ザスパクサツ群馬 フジモン 値千金の決勝ゴール!! 2連勝

2023-06-12 16:56:42 | 2023 群馬・千葉 自走車中泊遠征旅
まずは公式より
   
【トップチーム】茂 平選手 怪我の診断結果について
◆診断名  左膝前十字靭帯損傷 (ひだりひざぜんじゅうじじんたいそんしょう)


1日も早い復帰と完全な怪我の回復をお祈り致します。

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6月11日(日)
前日にホテル泊をした私たち。
いつものように車中泊に慣れた体にはベッドの柔らかさは苦手(笑)
冗談ではなくベッドに酔いそうでした。

【正田醤油スタジアム到着!!】


スタジアム近くの駐車場に到着したものの雨が止まず開門まで車の中で待機。

楽しみなスタグルは嫁が買ってきてくれました。

群馬県民のソウルフード
『登利平』の「鳥めし弁当』


秘伝のたれと薄切りの鶏肉。
たれが染みたご飯が絶品。
冷えてもおいしいそうです。

『ごちそうさまでした』


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待機列に向かう途中、カメオくんと遭遇。
カメ同士波長が合うのでしょうかいろいろな場所でバッタリ、と言う事がよくあります(笑)


そして群馬サポさんと試合前の交流。
この時間がアウェーに行く楽しみでもあります。

「圧倒的ニータンはどうやって連れてきたんですか?」

「え!車に乗せて来たんですか?大分から?」

「飛行機を使ったり電車を使ったりもするんですか?な〜るほど布団袋が活躍しますね」

「宅配便を使う人も…」

「大分にはニータン専用の席があるって本当ですか?」


圧倒的ニータンが登場してから2年。
J2のサポーターには間違いなく『圧倒的ニータン』の名前は広まっていると自負しています。
皆さんホームのメガニータンを観たらビックリするだろうなぁ(笑)
次は大分でお待ちしています。


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【開門】


さて前半戦も残り2試合。
現在大分は2位。
しかし、負傷者が多く全体のパフォーマンスは開幕時とは比べ物になりません。
先の見えない不安はサポーターにも選手にも間違いなくあるでしょう。
ましてや今日は苦手な雨のアウェー。
秋田戦で19本ものシュートを打たれたのは記憶に新しいところです。

曇りだった天気予報も見事に外れ、雨がシトシト降り止みません。
おーちゃんもカメオくんも雨ガッパ(という名前のビニール袋)で蒸し暑そうです(笑)


本日のスタメン



こちらがサブ


    
【ピッチ内練習】

ノムを先頭に選手が出てきました。


う〜ん、表情が硬い。



やはり天皇杯の敗戦が尾を引いているのでしょう。
ここは気持ちを切り替えるためにも絶対に勝利が必要です。


怪我人が多い中で今日はアンダーの松岡 颯人選手がサブメンバーに入っています。
彼にとっては自分をアピールするチャンス。
もし出場の機会があればどんどんアピールしてもらいたいものです。


岡山コーチがハイタッチをしながら選手一人一人に声をかけています。




このコーチの存在は本当に大きいのです。

    
【選手入場】


選手全員の胸に『16』
怪我で離脱した茂選手の想いを全員で背負って戦うという意思表示。
負けるわけにはいかない。


さて、試合開始。

大分は4-2-3-1と予想されたが
ノムと中川がゼロトップに近い形で流動的に動く。
負傷の茂のところに松尾が初スタメン。
左にはフジモン 。
ボランチに保田と弓場。
最終ラインは左からケイタ、安藤、ペレイラ、ウエービーの4枚。
GKは西川。


何度も書いてきたが今日は雨。
モヤっている上にスタジアムに段差があまり無いので遠近感が無く、はるか向こうのゴール付近の様子が分かりにくい。
それでも大分が攻めている以上失点の心配はない。
20分のフジモンのヘディングシュート。
さらに30分の安藤のヘディングと群馬を攻め立てる。

(肉眼で観ると向こうのゴールはほとんど分からない(笑))


こちらは望遠レンズを通して観た相手ゴール。
なんとなく観えるもののやっぱりそれ以上分からないので前半は撮るのを諦めた(笑)


   
フジモンがヘディングで群馬ゴールをこじ開けた


「73分」
大分のCK(コーナーキック)のチャンスが続く。
試合後に知ったが前半だけで10本のCKがあった。
後半に入っても大分が攻め、群馬が守るという構図は変わらない。
ただ、90分間と時間は限られている。
決められるところで決めておかないとワンチャンスで負けた、というケースは今まで嫌というほど経験してきた。
もしかして攻めているのに点が入らないのはすでに群馬の作戦にハマっているのか?
そんな不安も頭の片隅によぎりかけた73分。

最終ラインから中川、ノムと繋ぎ


ウェービーがクロスを上げると


サムエルがニアに走りDFを引きつけると


ファーで待ち構えていたフジモン が頭で合わせ
(ピントが合っていなくてすいません。でもこれ1枚しかないので使います)


ゴール左に突き刺した。


群馬のゴールをやっとこじ開けた。


先制した試合は今季一度も負けていない。


得点した時間も良い。


スポパでファンサの時、『(長崎戦の)ゴールおめでとう』と嫁が言うと『おーちゃん(圧倒的ニータンの名前)のおかげです』と大人の対応をしてくれたフジモン 。


それまでも好きだったけどさらにこの選手が好きになったなぁ。


ゴール裏に向かって高々と手を挙げ


胸のエンブレムを握りしめた。





そして、もう一度ゴール裏に向かって拳を振り上げた。


ほとんどの時間を相手陣内でプレーをしゲームをコントロールしていた大分。
早い時間の得点が欲しかった。

1-0 
大分1点のリードとなった。



試合終了のその瞬間。



指揮官は小さくガッツポーズをした。


そしてベンチの方に振り返り、もう一度拳を握りしめながら何かを叫んだ。


さらにベンチの方に向かって両拳を握りしめながら再び叫んだ。


選手を固定すれば非難され、ならばとターンオーバーして負けるとやはり非難される。
それがプロサッカーの監督だと言われればそうかもしれない。
ただ私は勝った喜びを下さんと分かち合いたいと思っている以上、負けた悔しさも下さんと分かち合いたい。
子供のように喜ぶ下さん。
いい笑顔だよね。



 「1-0」
大分ウノゼロで勝利!
ウノゼロは開幕時の東京V、栃木に続いて3試合目。


///////////////////////////////////////////////////////
      
【大分よりの使者】


さぁ、今日のヒーローたちがゴール裏にやってきました。
試合前と試合後の保田の表情の違いを見比べてもらいたい。


意地悪で言っているわけではなく自信を取り戻した顔に一段と逞しさを感じたわけです。


背番号16をつけた選手の顔、顔、顔。












もう言葉は要りません。
一緒に歌いましょう。


試合後の高揚感を共有しましょう。

    
♪ 一緒に 闘おうぜ  ♪


♪ 誇りと夢を抱いて〜 ♪


♪ 僕らは 僕達は  ♪


♪ 大分トリニータ〜 ♪


♪ 必ず 勝利する ♪


♪ 最強のチームなんだ〜 ♪ 


♪ 最高で 最愛の ♪


♪ 大分トリニータ〜 ♪




天皇杯で敗れ、失ったものは大きかった。



しかしそれ以上の何かを得た気がする。



42試合の長丁場、必ずやってくるピンチをチャンスに変えるために必要なものは決して諦めないメンタルと困難をしなやかに乗り越える、いわゆる精神的回復力。


私たちは横綱ではない。
相手に合わせて立つ必要はまったくない。



笛がなったら襲い掛かれ!
ゴールを狙え!



どこか萎縮していた足枷が外れ、相手チームへの恐れは今『覚悟』に昇華した。
茂平選手の弾幕を皆んなで持って
茂平 のチャント!!
これには泣けた。


これで2連勝!
折り返しまであと1試合。


ホームで今季3度目の3連勝を狙う!


相手は9位の岡山。
しかし勝ち点差は僅かに『8』


ここからが正念場。
千葉、磐田、町田、清水と
絶対に負けられない戦いが続く。


まずは目の前の岡山に勝利!!


    
戦え 大分トリニータ!!
戦え 大分12番!!


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=最後に=
湯もみ娘のお姉さんたち、わざわざご挨拶に来てくれたのにお会いできずにすいませんでした。
最終戦、レドナックドームでお待ちしています。
ありがとうございました。
(なお顔出しは許可を得ています)















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2023.6.7 群馬・千葉自走車中泊遠征旅に出発しました!!

2023-06-08 20:31:40 | 2023 群馬・千葉 自走車中泊遠征旅
『24時間ずっと一緒にいて喧嘩をしないの?』

遠征旅が終わって様々な人と話をする中で、男女を問わずよく聞かれるのがこの質問です。

無理もありません。

なにしろ去年は100日以上もあの狭い車の中で一緒に生活をしていたのですから…
本当のところはどうなのか知りたいところですよね。

では、私たちの遠征旅のとある一日をご紹介したいと思います。

/////////////////////////////////////
    
『遠征旅のとある一日」


起床時間はAM5時〜6時。
(早いんです(笑))
起きてから(歯を磨いたり顔を洗ったり、寝袋を畳んだり)の諸々を済ませ朝ご飯。

AM7時〜8時出発!
その日の行き先を決め、観光地まで移動、観光を済ませ昼食。
さらに別の観光地へ移動し観光。

PM3時〜4時。
その日の車中泊場所を決めて移動。
PM5時〜6時。
夕食。
PM7時。
寝袋の中。
これがだいたいの1日の流れです。

///////////////////////////////////

とにかく寝るのが7時とめちゃくちゃ早いんです。
少しでも疲れを取るために遠征に出ると早く寝るようにしていますが…(笑)
良いのか悪いのか、翌朝は5時とか6時には目が覚めてしまいます。

これが旅の間中ずっと繰り返されます。
その間ほぼ2人です。
1人なるのはトイレくらい…かな?(笑)

昨年は四国旅、関東旅、北海道旅などでこの24時間ずっと一緒の旅が100日以上ありました。

年間の約1/3が狭い車の中。
さぁあなたなら喧嘩をしますか?
しませんか?( 笑)

もちろん夫婦なのか恋人なのかでも違うでしょうし、夫婦でも新婚さんかどうかでも違うかも知れませんね。
それでも『私たちは喧嘩をしない』と答える人は少ないんじゃないかな、と思います。

ここで断言しますが
     
『私たちは喧嘩をします!』


朝も昼も夜も…なんなら寝ている時も喧嘩をします(笑)
一日に何回でも喧嘩をします(笑)

『さぁ、どうだ!』

と、威張るほどのものでもないんですが(笑)

喧嘩の内容は本当にくだらない事です。
例えば嫁は暑がり、私は寒がり。
エアコンの温度がもう喧嘩の元です。
さらに窓を開けるか開けないか?
これだけでも一日に数回はバトルになります(笑)

とはいえこういうのはもう慣れっこなのでお互いがどこかで妥協しますが問題は大喧嘩した時。
(1回の遠征旅で3〜4回ほど)

これが本当に大変で、お互いが口を聞きません。
車の中がシーンと静まり返ったまま30分…1時間…無言の時間が続きます。

こんな時、子供とか孫とかが一緒にいればそれをキッカケに話が始まるのでしょうが、車内には2人だけ。

気まずい時間が流れていきます。

仲直りの方法はないのでしょうか?
実はあります。

仲直りをする魔法の言葉があるんです。
問題はどちらがそれを切り出すか(笑)
    
【魔法の言葉】

『喧嘩ができるのもお互いが元気だからこそなんよなぁ』 


そうなんです、どちらかが怪我や病気になったり目の前からいなくなったりしたら本音で喧嘩をする相手がいなくなります。
きっとその日から目の前の景色が色褪せて観えることでしょう。
自分以上に大切な存在。
それをお互いがよく知っているからこその魔法の言葉なんです。


『では最初から喧嘩をしなければ良いのに』との声もどこからか聞こえてきそうですが…(笑)

ただ長い旅の中でお互いのどちらかが一方的に我慢をして耐えていると、いつか取り返しのつかない『大爆発』が起きる危険があります。

その息抜きに小さな喧嘩、大きな喧嘩をしている、と考えれば喧嘩もまた必要なことなのです。

旅に出ると喧嘩をするから最初から旅に出ない、のではなく、
旅に出て喧嘩をし、相手の大事さを再認識し仲直りをする。

これが大事な事なんです。

喧嘩も時が経てば、その当時を鮮明に思い出す最高の『 2人の宝物』になります。


それともう一つ。
喧嘩をしても一緒に旅に出たい訳が私にはあります。

私がまだ現役で仕事をしていた時、観光を兼ねた会議(という名目で)旅行に行ったんです。
素晴らしい景観でした。

『この景色を自宅で留守番している嫁にも見せてあげたい。
退職したら嫁も連れて一緒に来たい』と思いながらも結局その想いは叶いませんでした。
『申し訳ない』という想いが未だにあります。
今は素晴らしい景色、感動を2人で共有することができています。
それが何よりも嬉しい事なんです。


『旅に出ると分かります。
大切な人との冒険はどんなアクシデントでも乗り越えられます。
喧嘩も楽しいものですよ!』












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