2020-10-13~15  四国(高知編)自走車中泊10日間の旅・完結 (第8・9・10日目)四国カルスト・天空の道(県道383号線)・カルスト珈琲

2020-11-13 21:36:39 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
10月13日(8日目)午前中の観光「中津渓谷」も終わり、最後の観光地・「四国カルスト」を残すのみとなりました。

AM11時 中津渓谷から四国カルストに向かって出発!!

私は今回の旅で初めてその名前を知ったのですが「四国カルスト」は全国のキャンパーやライダーの憧れの場所のようです。
さらに「四国に行くんやったら絶対にここは外せんけん」」との嫁の力強い言葉もあり(笑)いったいどこにその魅力があるのか楽しみです。

(カルスト珈琲さん)


ところでそもそも「カルスト」ってなんでしょう?
カルストとは雨による浸食などで石灰岩が地表に現れている地形のことなんです。

白い石灰岩がなんとなく羊の群れのように見えませんか?
これはカルスト特有の光景で、「カレンフェルト」とよばれるものです。



愛媛県と高知県にまたがるこの「四国カルスト」は、山口県の「秋吉台」、福岡県の「平尾台」とともに日本三大カルストとよばれています。
またここは標高1,000m~1,500mと三大カルストの中でも一番高い場所にあるのも特徴です。

四国カルストを東西約25kmにわたって縦断する県道383号線。
まさに「天空の道」です


真っ青な空と白い石灰岩、そして緑の草原、そんな自然の中に放牧された牛たち…そんな牧歌的な風景に癒やされながら車を走らせていると…


『今回はブログネタが全然無くて終わりそうやなぁ、ふふふ』と少し上から目線で勝利宣言(らしきもの)をした嫁!

観光もこの四国カルストで終わろうとしていた矢先のひとことでした。
『うん、そうやなぁ』
と生返事をしながら心の中で『キター!』と叫んだ私。
考えるとここまで平穏無事、ブログネタも無ければハプニングもほとんどありませんでした。
しかしこのひとことで嫁の気が緩むことは間違いない、と確信しました(笑)


それから数分後。

『そういえば四国カルストには熊はいないの?北海道では熊、熊って怯えてたやん! なにグマだっけ?』と私。

『え? 熊の名前? たしか・・・アライグマだっけ?』
『アライグマ? ・・・そりぁまた可愛いすぎやろ』

『え? あ! ヒグマだった、ホホホホ、間違い、間違い』

嫁は普段は『ハハハハ』と笑うけど、自分が失敗した時の照れ隠しは『ホホホホ』となり最高の照れ隠しの笑いは「ギャハハハハ~!」となる(笑)


それから数分後。

『今から行く四国カルストの魅力ってなに?』
『やっぱり満天の星かなぁ。凄いよ、インスタで見たけど365度見渡す限り星空よ』

『うん? 365度?  見渡しすぎて5度ほど行きすぎた?』
『え!? ホホホホ、間違い、間違い』

まるで堰を切ったように次々とネタを提供してくれる嫁ですが、まぁこんなものはただの言い間違い。
たいしたことではありません。
ただ、これからなにかが起きる!そんな予感めいたものは感じていました(笑)


午後2時 姫鶴平(めづるだいら) 到着!

この日車中泊をする「姫鶴平(めづるだいら)」に到着です。
中津渓谷では27℃で汗ばむほどでしたがここは17℃。
さすがは標高1,300mの高原、10℃の温度差は仕方がないなと思っていましたが…まだまだ甘かった。


夜になるとさらに気温は下がって9℃に。
風は強く体感温度はさらに下。
ダウンを持ってきた嫁に感謝、感謝!
(最後は6枚着てだるま状態になった私です)



下を観るとなにやら白いものが…移動販売車でしょうか?



車を置いてさっそく行ってみることにしたのですが、その前に…
実は写真を撮っている私の後ろにトイレがあるんです。
で、車を停めたのが写真のようにかなり下。
1回トイレに行くだけで良い運動になりました(笑)


「カルスト珈琲」

結局行ったのが午後3時20分。
小さなオープンエアカフェ「カルスト珈琲」さんです。


お客さんは私達を入れて10人以上。
お姉さんが1人で忙しそうに働いています。
(写真撮影 顔出し ブログ掲載は許可済みです)


メニューはこんなにあります。


1人でたいへんだなぁと思ってふと見るとこんな張り紙がありました。
「スタッフ募集」
(そりゃそうだろうなぁ、1人は厳しいよ)


この日の営業時間は午後4時まで。
残り時間は30分ほど。
お客さんは増えつつあります。
急ぐわけではないのでゆっくり待つつもりでしたが、ここでカルスト珈琲のお姉さんが動きました(笑)
「すいません、お客さんのどなたかオーダーをとってもらって良いですか?」
こう書くと「ええ!」と思われる人もいるかも知れませんが、この方の言い方があまりにも自然だったので私も嫁も手伝えるものなら手伝いたいと思いました。


「良いですよ」
と先に言ったのは先頭に並んでいた若いお姉さん2人組。
後ろに並んでいたお客さん全員のオーダーをとりました。


このことでそこにいたお客さんみんなが和気あいあいとした雰囲気に。
(このお姉さんすごい)
なにせ順番どおりオーダーをとっているのでだれも並ばなくて良いし、呼ばれるまで近くでブラブラです(笑)


呼ばれて取りに行った嫁。
前から4番目だったにも関わらずほとんど待ちませんでした。
このお姉さん仕事も早い。


淹れてくれたホットコーヒーも美味しかった。


「ごちそうさまでした」
ちなみに今シーズ最後の営業日は11月23日(祝日)の予定ということです。

(写真撮影 顔出し ブログ掲載は許可済みです。ありがとうございました)


車に帰り夕飯の支度をしていた時。
突然『ギャハハハハ~!』と笑う嫁。

『どうしたん?』
『なんでもない、ギャハハハハ~!』

「なんでもないって、涙を流しながら笑ってるやん!」
(絶対怪しい!!)

見るとご飯を炊く『タケルくん』のボタンがオレンジに!
アレ?  これって!

『ギャハハハハ~!』

その笑いとタケルくんの"オレンジに光るボタン"を見て全てを察しました。



さかのぼること24時間前。
昨日の夕方。
今年初めてタケルくんを使ってご飯を炊くという嫁。

『何分でできる?』
『炊くのが30分で、蒸らしが10分だから合計40分ね』

『分かった、運転で疲れてるから少し寝るよ。40分経ったら起こして』


しばらく寝て、目を覚ますと1時間が過ぎてる。
『まだなの?』
『うん、それがもう1時間経つけど電気が消えないの?
普通はこの"青いボタン"が30分で消えるのよね。壊れたのかなぁ、それとも久しぶりだから水の量を間違えたのかなぁ。でももう時間が過ぎてるから線を抜くね』


なに?  途中で強引に線を抜く? そんなの有りなの?

不安的中!
一口食べたら芯があり、固くてマズイ。
(うーん、これは完食は厳しいかも)と心の中で赤信号が点滅。


突然ですがここであなたに質問!

あなたならひと口食べて『芯があるじゃん、これは無理、ご飯は要らないからおかずだけで良いよ!』と言いますか?

言えないですよね。
私も同じです。
わざわざ作ってくれたご飯ですから・・。
なので1杯目はなんとか完食しました。


でもここからが本番です。
ご飯はまだたくさん残っています。
嫁を見ると少ししょげているように見えます。
さぁ、あなたならどうしますか?




そうなんです。
男には無理をしなければいけない時があるんです。

言いましたよ
『あれ? 少し固いけどいけるじゃん、もう1杯食べようかな?』

これに対してさすがは嫁。
『本当に? こんな失敗のご飯を食べてくれるの?』
今思えばこの返しが上手かった(笑)


こう言われると無理をするのが男。
2杯目も完食!

ここで間髪入れず放った嫁のひとことがさらに上手かった。
『大丈夫?無理をせんでね?』

男にはなぜか自分でも止められない時があるのです(笑)


またまた言っちゃいましたよ。
『なーに、芯があるったって食べられないわけじゃないんだから、残りも全部もらおうかな?』
『本当! じゃあ残り全部お願いね』

と、嫁即答!

・・・えーと、今、冷静に考えてみると嫁は最初の1杯だけだったような気が…それも軽ーく1杯(笑)

その晩、お腹がはってこの旅で初めてぐっすり寝れなかった私。

これが昨晩の出来事。



ふと我にかえり、

『チョット待て! じゃあ何?
タケルくんが壊れたわけじゃあなかったんだ』

『ホホホホ!』

『水が少なかったわけでもなかったんだ』

『オホホホホ!』

『炊く』のボタンを押さずに『保温』のボタンを押したんやな!

『オ〜〜ホホホホ!』

普段1杯しか食べんのに3杯食べたんよ!
落ち込んでるみたいだったし!
かわいそうかなって!
昨日の晩、初めてお腹がはって寝れなかったし!
炊くボタンと保温ボタンって確認するのに1秒もいらんやん!


             
『ギャハハハハ~!』

四国カルストに嫁の笑い声が高らかに響きわたりました。


その声に"アライグマ"も逃げ"365度"見えるはずだった満天の星も出るのをためらった、というYahoo ニュースがあったとかなかったとか(笑)


ちなみにこの日の夕食はカレーライス。
まずはビールで「カンパ~イ」


四国山脈に沈む夕日には日本酒が似合います。
日本酒で「カンパ~イ」



このひととき。
昼でも夜でもないこの時間。
残光に照らされた山々を観ながら焼酎で「カンパ~イ」


ここ四国カルストは天空の地。
遮るものがなにもないまさに360°満天の星。
人生で一番綺麗な夜空を眺めながら、嫁と2人でお酒を飲みました。

(あれ? ちょっと待って! 満天の星の写真は?)
そうなんです。 あまりの夜星の美しさに私の腕では無理と判断し写真を撮るのを諦めました(笑)

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10月14日(9日目) 天気 晴れ 体温36.2℃ 体調良し!
四国カルストに朝がやってきました。


山々には雲海が立ち込め


木々が目覚め


高原の大きな風車が目覚め


すすきが目覚め



大地が目覚めました。


「カルスト珈琲」が目覚め………いや車はさすがに無理がある(笑)

それぞれの1日が始まろうとしています。



残りの人生の中で”再び”はないかもしれませんが、もし来れるならもう一度来たい。
四国カルストの満天の星! 最高でした。


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この後、ホテルで神戸vs大分の試合を応援。
1-1の同点に終わったもののアウェーで勝ち点「1」に再び「カンパ~イ」

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10月15日(最終日) 天気晴れ 体温36.4℃ 体調良し

こうして私たちの四国旅は無事に終わった…かにみえました。
しかし旅の神様はハプニング好き。
ここから私たちの試練が始まったのです。
ジャジャジャーン!
盛り上がりますねぇ(笑)

AW8時30分。ホテル出発!
荷物を車に詰め込み「三崎港」とナビに入れる。

到着予定は12時30分。約4時間の行程です。
ノンストップで行けば午後2時には自宅到着となります。

ホテルを出発し、1時間が経過。
途中で休憩しさらに1時間。
突然嫁が『あれ?なんかおかしいよ?逆に進んでるよ!』
『逆に?なんで?』
広い場所に車を停め、ナビに行き先を入れなおします。
『これでOK』
さらに走ること1時間。
『アレ? また逆に走ってる』
もう訳がわかりません。

悪戦苦闘しながらなんとか三崎港に着いたのが午後4時30分。
ホテルを出発して8時間。
4時間で着くはずが倍の時間かかってしまいました。
理由は未だにわからずじまいです。

(走行距離 1,782.2km)



今回は人との出会いはありませんでしたが、山や川や海といった四国の自然に出会い、その雄大さを初めて知ったことは大きな財産となりました。
私たちにとっていつまでも忘れられないものになることは間違いありません。

嫁のアレとか最後のコレとか…
ハプニングこそ旅の醍醐味!

最高に楽しかった四国の高知旅。

いやぁ、ほんとに満喫しました。

四国(高知編)自走車中泊10日間の旅・完結です。






































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2020-10-13四国(高知編)自走車中泊10日間の旅 (第8日目) 中津渓谷・雨竜の滝(竜吐水)

2020-11-10 20:48:29 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
10月13日(火)天気は晴れ 体温36.0℃ 体調良好。
四国旅も今日で8日目。
「中津渓谷」 
今日は、「奇跡の清流と呼ばれている仁淀ブルー」の3ヶ所目のスポット「中津渓谷」を目指します。


もし何回目かのデートであなたの彼女が「渓谷に行って仁淀ブルーを見てみたい」とお願いしてきたらどうしますか?
「いやぁ、オレ運転に自信がないんだよね。道も狭いしすれ違いも嫌だし、渓谷なんてとんでもないよ」なんて言いますか?
言えないですよね。
好きな女性に対してカッコをつけたいし、プライドもありますしね。
でも彼女の喜ぶ顔も見てみたい。
そこであなたは考えます。
               
”道が広くて渓谷の近くまで車でスイスイ行けて、遊歩道が整備されていて、横を流れる川の色が綺麗な仁淀ブルーで、欄干のない低い橋があったり見上げるような高い橋があったりと冒険心がくすぐられて、最後は彼女が感動するような景色があれば一番良いんだけど、でもそんな夢のような場所があるわけないよなぁ・・・”


いえいえあるんです。 

あなたにピッタリな場所があるんです。

それがここです、ここ!
    
「中津渓谷」
です。


                     
「中津渓谷駐車場」まで車ですいすい行けます。
駐車場は廃校になった学校の運動場に40台ほど停めることができます。(無料)

少し先にもトイレの横に駐車場がありますが、駐車できるのは3台なので手前のほうが無難です。
(こちらも無料)



渓谷には全長約2.3kmの遊歩道が整備されています。
普通に歩けば30分ほどですが、私達は1時間20分かけてゆっくり散策しました。


渓谷に入ってすぐ「仁淀ブルー」が迎えてくれます。
全国1級河川の水質ランキングで3年連続第1位に選ばれた仁淀川。
まさに奇跡の清流です。



遊歩道の途中には、なんと七福神がいます。
探しながら歩くのも一興かと。


大きな岩と岩の間を抜けた光景。
まるで昔遊んだRPG(ロールプレイングゲーム)の世界です。


「安全と冒険」
真逆の世界が複雑に入り組んだ世界。

それが中津渓谷の魅力なのではないでしょうか。


太陽を背に川面に影絵のように撮りたかった嫁との姿。
うまく写っているでしょうか(笑)


あ!!  釣り人発見!
分かりますか? 岩と同化しているので分かりにくいかもしれませんが。

遠くから「何が釣れるんですか~?」と聞くと「アメゴです」って言ってたけど「アマゴ」のこと?
(調べると、この地方の「アメゴ」とは「ヤマメ」の同種で、一般に「アマゴ」と呼ばれているものです)

1時間ほど後に偶然会ったので見せていただいたら、なんと15cmほどの大きさのアメゴを2匹釣っていました。
酒のつまみでしょうか? きっと美味しいだろうなぁ。


「青紅葉」
冬に入る前のあの艶やかな紅も綺麗ですが、こうして改めて見る青の清々しさも心にじんわりと入ってきます。


嫁はここで「ひとやすみ」
ゆっくり流れる清流にどんな思いを馳せているのでしょう。


こんなところに「打ち出の小槌」


今頃は、冬への身支度を始めた木々の落葉が、仁淀ブルーを紅く染めているかもしれません。




緑を背に赤い橋と仁淀ブルー。



神秘の光景を間近で味わえるのもここならではかもしれません。


もうすぐです。
沈下橋をゆっくり渡ればその先には感動の景色が待っています。


ここから右に曲がると・・・


見えました。
苔で覆われた石橋の先には青さをまとった水が轟音を立てて流れ落ちているのが見えます。

  
通称「雨竜の滝」
しかしその姿はまるで竜が水を吐くように見えることから、「竜吐水」とも呼ばれています。


落差が20mもある豪快な滝ですがすぐ目の前まで行くことができます。


岩と岩の間を駆け巡った滝の音が私の体に心地よく響いてきます。


ここに来るまでのシチューションが最高でした。
身をくぐらせた岩間、上から覗いた激流、少し足が震えた赤い橋。
七福神に釣り人に青紅葉。
整備された遊歩道と大きな岩々が一体になった独特の世界。



「今まで日本中のいろいろな滝を見てきたけど私の中ではこの滝は一番」
と嫁が絶賛した「雨竜の滝」



いつまでも聴いていたい、いつまでも眺めていたい。
そんな魅力満載の中津渓谷でした。


さぁ次はいよいよ最終回です。
四国旅最後の観光地「四国カルスト」

たいへん長い間お待たせしました、あの方が満を持して登場します(笑)

























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2020-10-12四国(高知編)自走車中泊10日間の旅 (第7日目)UFOライン・にこ淵・安居渓谷

2020-11-07 18:55:03 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
10月12日(月) 天気晴れ
四国旅 7日目を迎えました。
体温36.1度 体調良好。
「UFOライン」
今日は「UFOライン」に向かいます。

もしかして「UFO」というくらいだから「未確認飛行物体」が現れる場所じゃないの?
と思ったあなた、すごい!
そうなんです!
月に数回「UFOを見た」という情報が……な~んて事あるわけないんですけどね(笑)

ここは標高が1300mから1700mあり、天空へと続く人気のドライブコース。

昔は「雄峰(ゆーほー)ライン」と呼ばれていたそうですが「標高が高いのでもしかしたらUFOが現れるかもね」ということでいつの間にか「UFOライン」と呼ばれるようになったそうです。
元々の名前は(町道 瓶ヶ森(かめがもり)線)ですが『UFOライン』の方がわかりやすいですよね。

ただし、その場所に行くまでがかなり大変。
まぁこのナビを観てください。
どうです!
ヘアピンカーブなんて可愛いものではありません、「これでもか」というくらいクネクネと曲がりくねっています。
さらに離合(すれ違い)できる場所も少なく、ガードレールがない場所も多々あります。
「運転にはちょっと自信がない」という方にはおすすめできません。



この道が有名になったのは、俳優の菅田将暉さんと中条あやみさんが出演したCM。
                                                   
(2018年のトヨタカローラースポーツのCM「気持ちいい日」で使われた絶景ドライブルートがココ! CM動画より) 




そんなくねくねした道を通ってたどり着いたのがここ。
トイレがある休憩所。
ここから左に曲がったところからがほんとうのスタートです(笑)


私がこの日を選んだ理由は3つ。

晴れた日であること。
平日であること(離合する車が少ない)
運転する私の体調が良いこと。

この3つが揃わないとかなり危険な道路ということを認識していたほうが良いと思います。



道路は舗装されていますがガードレールはほとんどありません。
トンネルの中は離合(すれ違い)できないので、前から車が来ていないかを必ず確認しましょう。
またトンネルは2個連続だったり、トンネル自体カーブしていて前が確認できなかったりといった場所もあります。
                   
とにかくスピードを出さないことです。 




この日は10月12日。
紅葉は山の頂上付近に観ることができました。


曲がりくねった狭い道路をクラクションを鳴らしながら車を走らせると、急に視界が広くなり、その先に観えました!
西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長27kmの「UFOライン」


尾根沿いを縫うように走る道路が、まるで天空へと続いているようです。
真っ青な空と白い雲、紅葉が始まった山にまるで光のように真っ直ぐな一本の道。
SNSで観て感動し、どうしても観たかった景色です。


これから一番高いところに登ってみようと思います(笑)


少し広くなったところに車を停め、登ってきました。


先ほど写真を撮った場所を反対側から撮っています。


名前は分かりませんが、花は癒やしてくれますね。


嫁はここで休憩。


私だけさらに上に登っていきます。
紅葉がきれいでした。


晴れた日には石鎚山系はもとより、太平洋まで見渡すことができるダイナミックな景色が続きます。


しばらくなにも考えずボーっとしていたのですが、目の前を通り過ぎていく観光バスで現実に戻りました。
いま来た道を引き返す途中に、もし観光バスが来たら…。
そうとうヤバイ。

悪い勘は当たるものですね。

このあと、観光バスではなかったものの、私より年上のおばあちゃんの運転する車が離合できる広さの場所で止まらずに、お互いのミラーが当たるギリギリまで突っ込んできてバックできずに立ち往生。
私の車のタイヤをガケから外れるギリギリまで寄せてなんとか離合できたものの、かなり肝が冷えました。
(落ちる、落ちると叫ぶ嫁)
事実、ここでは毎年ガケからの転落事故が報告されているそうです。

感動する場所ではありますが「運転にはちょっと自信がない」という方はやめておいたほうが良いかもしれません。



途中で大型車に出会わないことを祈りつつ、さきほど来た道を引き返します。
下まで降りてきたときはホッとしました。


「仁淀ブルーのメッカ にこ淵」   
さぁ次は「にこ淵」を目指してレッツゴー!

ナビ通りに走っていくうちに、途中から嫌な予感が…。
山道のくねくね道と離合のできない道。
「UFOラインと変わらんじゃん」とナビに文句を言いつつ車を走らせるものの、目指している場所は「渓谷」
もう腹をくくるしかないよね(笑)

助手席の嫁も今日は朝から「口ナビ」の忙しいこと(笑)
スマホゲームなんかしている余裕はないよ(笑)

12時「にこ淵(にこぶち)」到着!
四国の川といえば「四万十川」と言われるほど全国に有名ですが、最近は「奇跡の清流と呼ばれる仁淀川」もめきめき頭角を現しています。


西日本最高峰の石鎚山から124kmの永い旅を経て土佐湾に至る「仁淀川」


この川の名前が知られるようになったのは、「仁淀ブルー」と称される奇跡的ともいわれるほどの川の美しさです。

                                   
その仁淀ブルーのメッカがここ「にこ淵」です。



光の量や角度によって刻一刻と印象を変える「にこ淵」
滝壺全体に日差しが差し込むお昼前後がもっとも「ブルーな時間」といわれています。
(この日の撮影時刻 12時20分)
         
どうです! この「仁淀ブルー」は!



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仁淀川には「仁淀ブルー」を代表する場所が3ヶ所あります。
「にこ淵」と「安居渓谷」と「中津渓谷」です。

3ヶ所それぞれに特徴があります。

まず「にこ淵」は「仁淀ブルーのメッカ」と呼ばれている場所なので一度は行っておきたいところ。
次の「安居渓谷」はその透明度はもちろんですが、水の色が青や緑に変わるというフォトジェニックなスポット「水晶渕」は外せません。
ただ2ヶ所とも途中の道路が狭く少し行きにくい場所です。

そして最後の「中津渓谷」
この「中津渓谷」は次のブログで書くとして、まず「「安居渓谷」にある「水晶渕」を目指して出発!

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「にこ渕」を出発して約1時間。

午後1時30分 「安居渓谷」到着。    

まずは右のある「せり割洞穴」の方に行ってみましょう。


「せり割洞穴」


巨石の間を流れる仁淀川のせせらぎを聞きながら歩くと見えてきました、「せり割洞穴」の入り口が。
左手には命より大事な「スマホ」(笑)を片手に、暗い穴を臆せず入っていく嫁。


そこに現れた景色。
川の流れる音は確かにするのに「シーン」と静か。
この不思議な感覚はなんだろう?


というような、そんな私の想いとは関係なくさっさと次に行こうとする嫁(笑)
(はいはい、ピースサインは良いから!)


歩くこと数分。
これです!
「究極の仁淀ブルー」と称される「水晶渕」

水晶淵の水の色は季節や時間帯で青や緑に色を変えます。
まず、次の2枚の写真を見比べていただきたい。

嫁と一緒に撮った「水晶渕」
水の色は「緑」です。


その数分後。
少し角度を変えて撮った「水晶渕」
水の色は「青」に変化しています。

その変化は仁淀川でも最強クラス、といわれています。
太陽の光やわずかな角度でその色を瞬時に変える、不思議で神秘的な場所です。


そしてここまで来たらぜひ観ておきたいのがここ!

       
「背龍の滝」



水流が少ないので滝の高さは分かりづらいですが約50mほどでしょうか?


この日は狭くて離合のできないくねくね道を走った1日でしたが、次に紹介する「中津渓谷」は「車の運転は苦手だけど仁淀ブルーを観て感動したい」という人に是非観てもらいたい渓谷です。
50分ほど歩きますが、最後に現れる「雨竜の滝」は感動のひとことです。

ということで次回
四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(第8日目)中津川渓谷・雨竜の滝に続きます。














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2020-10-10.11四国(高知編)自走車中泊10日間の旅 (第5~6日目)五色浜・おち宮の前公園・野良時計・室戸岬・むろと廃校水族館・モネの庭(北川村)

2020-10-30 20:59:37 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
10月10日(土) 
台風一過。
ホテルの窓から見上げると昨日の雨、風が嘘のように穏やかな秋晴れです。
体温は36.1℃ 相変わらず朝は低いのですが体調は万全です。

今日はトリニータの試合(横浜F・マリノス戦)が午後4時から。
それまでには帰って来たいところ。
というか帰ってきます、絶対に!

さぁ、まずは浜の石の色が5色というメルヘンチックな「五色ノ浜」を目指して出かけましょう!
AM8時 ホテル出発。
              
「高知海岸」



途中でみちくさの「高知海岸」です。
台風の影響がまだまだ残っているようで海岸には4~5mの高さの波が打ち寄せています。


ここは5月~8月の産卵時期には「アカウミガメ」が卵を産む場所だそうです。


さらに沖合では「くじら」に出会えるということで「ホエールズ ウォッチング」も盛んです。



実際にこんな大きさのくじらに遭遇したら興奮することでしょうね、きっと。


「五色ノ浜」を探して迷走   
AM9時
ただいま「五色ノ浜」を探して迷走しております(笑)
場所としては高知駅から50分ほどのところになりますが、なにせ見落としてしまいそうな小さな看板なので通り過ぎてしまいました。


引き返して見つけました。
横浪スカイライン(47号線)にある無人の駐車場に車を停め、道幅50cmほどの両脇から草の生えた道を降りていきます。
灯りもなにもないところなので夜はおすすめできません。
降りるにしたがって大きな波の音が聞こえてきます。
なんとなく嫌な予感が・・・。



ちょっと、ちょっと!
浜がない!


台風のうねりで波が近くまで押し寄せて・・・浜がありません。



それでもなんとか探した五色の石がこれ!


では普段はどうなの?ということでwebからお借りしてきました。
波がなければこの状態です。


ということで、ここは諦め次の観光地をスマホで探している「頼りになる嫁さま」です。
(本当はゲームをしていたのではないかとの疑惑もあり(笑))

       
ここからまたまた迷走が続きます。

近くにおおきな「ひまわり畑」があるらしいので行ってみようということになったのですが、どうにも場所が分かりません。

そこで詳しい話を先日行った観光協会「村の駅 日高」さんで聞くことに。
すると「その場所は目印がないのでひまわり畑の近くにある観光協会で聞くと良いですよ、ひまわりではないですがコスモス園なら近くにあります」とのこと。

それならば、と次の目的地を「ひまわり」から「コスモス」に急遽変更。

午後12時 「おち宮の前公園」到着。





なんと現在150万本のコスモスが満開というタイミングの良さ。


見渡す限りコスモスが広がっています。


満開のコスモスを撮影していると


公園の横を流れる「仁淀川」で釣りをしている人の姿を発見しました。
鮎つりでしょうか?


さらに公園と川の間の少し小高い場所に設置してあるテーブルで家族や仲間と過ごすグループもあったりとなんとも和やかな場所です。


その後、「ひまわり畑」を探しましたがどうしても見つかりませんでした。
地図で調べ、インスタで調べ、観光協会2ヶ所それぞれの方に聞き、ナビで探し、最後は地元の人に聞いても分からないことがある、ということを体験しました。
費やした時間は延べにして3時間。


アレコレ迷いながら、より道して、でも結局見つけられず無駄な時間だった?

いえいえ私はこのとき最高に幸せだったんです。
他人にとっては無駄だったと思える時間かもしれませんが、無駄な時間を楽しめればそれはけっして無駄ではないんです。

               
”無駄に思えるよりみち”こそが旅の醍醐味であり旅の肝なんです。

無駄な時間を楽しく潤沢に使えることはまさに贅沢です。
旅は楽しい、本当にそう思います。


この後、トリニータの応援のためにホテルに帰り、WIFIをセット。
16時のキックオフを待ちました!
残念ながら負けてしまいましたが…。

「残念会だ~!」

切り替えて、次ですよ次!


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翌日。
10月11日(日) 天気 晴れ
体温 36.0℃ 相変わらず低い(笑)

この日は「室戸岬」方面に向かいます。
     
ホテルをAM7時30分 出発!

途中で何かあれば方向転換もOKといういつもの「ノープラン」ぶり(笑)

車で走ること50分。
なにやら怪しい文字発見「野良時計」

AM8時20分 「野良時計」到着。

この時計はなに?
気になりますよね。
この「野良時計」は安芸市のシンボルなんです。


家ごとに時計のなかった明治の中頃、地主であった畠中源馬氏が自分で時計組み立ての技術を身につけ、歯車から分銅まで手づくりで作り上げた時計台。
古くから周辺で農作業をしていても遠くから時間を知ることができ、「野良時計」として現在も多くの人々に親しまれています。

【見学の注意事項】
野良時計は個人の住居です。内部公開等はしていません。外から外観を見学するのみとなります。
東側に駐車場(無料)がありますのでご利用ください。

                
AM9時 道の駅 田野駅屋 到着

AM9時40分 道の駅 キラメッセ室戸 到着


AM11時 室戸岬 到着 

高知県の東南端に位置する室戸岬。



黒潮と山の幸に恵まれ捕鯨のまちとして栄えてきた場所です。


ここも台風の影響でしょうか海岸には高波が押し寄せていました。


そこで見つけた石。
こんな石は今まで見たことがありません。
持って帰って良いものなのか悪いものなのか分からないので、写真だけ撮ってそのままの状態で置いてきました。




               
「子授けの岩(こさずけのいわ)」

子供が授かるという伝説のある岩。
この岩の上部に向かって小石を投げそのまま落ちてこなければ子供を授かるといわれているらしいです。

試しに小石を投げると落ちてきませんでした。
「え! 落ちてこんやん! え! なんで? 子供を授かる? ええ!」

冷静に考えると・・・伝説ですから(笑)



「アコウの木」
これですよ、これ!
ひと目、すごいと思いませんか。
SNSでは

「非日常の世界」
「力強い生命力に圧倒される」
「天空の城ラピュタに出てきそう」
と言われている木です。


根はしっかり岩を抱いていて別名「締め殺しの木」とも呼ばれています。
もし室戸の観光ガイドでもそういう紹介の仕方をしていたら行きたくなりますよね。


では「観光ガイド」はなんと紹介しているのでしょうか。
                  
「この木なんの木? アコウ」 


いやぁ、なんだかなぁ。
勘違いしないでほしいのは文句を言っているわけではないんです。
これだけの宝がありながら「もったいない」って思っているんです。
もっとこの木を全面に押し出してPRしたら良いのになぁって。


この圧倒的な迫力、生命力に溢れた姿は室戸のパワースポットといっても過言ではないと思っているのですが…。


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さて次はどこに行こうかな、と探していると面白い名前の水族館を見つけました。
その名も「むろと廃校水族館」

                       
PM12時 「むろと廃校水族館」
 到着。


もともとここは「椎名小学校」だったのですが10年以上前に廃校になり2018年4月に水族館として生まれ変わりました。


廃校水族館・・・だれがこの名前をつけたのか知りませんがこれは行きたくなるネーミングです。
値段も大人=600円 と安く設定されています。


玄関にはくつ箱があり(実際には入れられません)


その横には「人体模型」があります。
たしか理科室で見たような記憶があるのですが…違ったかな(笑)


2階に上がると



昔の手洗い場が「タッチプール」に。
ナマコやヒトデがいて触ることができます。




もちろん教室に入って椅子に座ることもできます。


廊下には懐かしい「跳び箱」が。


でも逆から見るとこんな驚く仕掛けもありました。


さらに長い廊下には長い水槽も用意されていましたし・・・



教室のど真ん中には大きな水槽があり、その中には亀やエイが躍動感いっぱいに泳ぐ姿を様々な角度から見ることができました。


エイに食べられた指(笑)
こんな写真も撮れました(笑)


目玉は25mのプールをそのまま飼育用のプールとして使っているのです。


その中でゆうゆうと泳いでいるのは「ハンマーヘッドシャーク」ではないですか。
ノスタルジックな魅力にあふれているここ「廃校水族館」は子供はもちろん大人でも十分に楽しめますよ。



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この日最後の観光地へ移動です。
嫁が高知に行ったらどうしても観たいと言っていた「モネの庭」へ。
                     
午後2時 「モネの庭」 到着。 



モネの愛した庭として有名なフランスジヴェルニーにある「モネの庭」


そのクロード・モネの思いを再現したのが北川村にある「モネの庭」マルモッタンです。



この園は本家より世界で唯一「モネの庭」と名乗ることを許されています。


入園料金は大人=730円 小中学生=310円
この園は大きく3つに分けられています。
花の庭(ここはギャラリーやショップ)
水の庭(ここが中心となります)
ボルディゲラの庭(リヴィエラの小屋などがあります)

まずは 「水の庭」から。




      
「青い睡蓮」

モネが咲かせたいと願い続けた「青い睡蓮」はフランスジヴェルニーでは気候の関係で咲かせることができませんでした。


ここでは6月下旬~10月下旬頃まで美しい花を咲かせます。
モネが描いた睡蓮が咲く池はここで観ることができます。



      
「ボルディゲラの庭」


モネが訪れた地中海、その光と色彩に感動して描いた作品から発想して作った庭です。



メタセコイヤの小道から遊びの森を抜けると


「ボルディゲラの庭」が観えてきます。


「リヴィエラの小屋」です。



最後に「花の庭」へと続きます。



これでこの日の観光は終わりです。
この夜、私はこの日訪れたある場所のあるモノの夢を見ます。

それはあの「アコウの木」なのか「廃校水族館」なのか「モネの庭」なのか。

答えは次の四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(第7日目)・・・に続きます。



























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2020-10-8.9 四国(高知編)自走車中泊10日間の旅 (第3~4日目)かつおのタタキ(かわうその里)・桂浜・高知城・オムライス街道(日高村)・龍河洞・ひろめ市場  

2020-10-27 18:00:57 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
10月8日(木) 高知旅も3日目。 ホテルの外は雨。
体温36.7℃ 異常なし 
この日は台風の影響で朝から雨が降っています。
慣れないホテルのベットですが、どこでも熟睡できるという特技の私は体調良好(笑)

(今回のブログは2日間分書きます)

AM9時 ホテルを出発。

AM10時 道の駅 ビオスおがた 到着。

AM10時30分 道の駅 なぶら土佐佐賀 到着

AM11時30分 道の駅 かわうその里 すさき 到着。
道の駅の中にある「多田水産」さんのかつおのタタキをいただきました。


わら焼きですが、これが豪快。


燃え上がっている中にかつおを1~2分。


わら焼きにすることで、わらの香り付けができ、魚臭さは一切ありません。


塩で食べるのも良し。
特製の「鰹のタタキたれ」でも良し。
まさに絶品です。


車を運転していなければ、「ビール」と言いたいところ(笑)


お腹もいっぱいになり「桂浜」に移動です。
「桂浜」
13時30分 桂浜に到着。
高知といえばここが頭に浮かぶほど有名な観光名所です。
台風の影響で観光客はいないと思ったのですが団体客が来ていてびっくり。


もう皆さんご存じの高知の英雄・坂本龍馬の銅像です。



かなり大きな駐車場ですが(約500台)この日は台風の影響もあってか閑散としていました。

駐車場は有料
普通・軽自動車=400円
(高知に入って初めての有料です)


この桂浜は古くから月の名所として知られ、高知の唄「よさこい節」にもその情景が歌詞として残っています。


この日は雨。


早々と移動しました。


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「高知城」     
次に向かったのは「高知城」


なにせ高知の観光は「桂浜とはりまや橋」しか行ったことのない私達。


今更感はありますが、ここはどうしても押さえておきたい観光名所。


とはいえ観光客がこれほどいないと本当に寂しく感じます。


高知城にいたのは50分ほど。


ここから日高村・オムライス街道に移動です。
車で走ること約1時間半。
「村の駅 ひだか」 
16時30分 「村の駅 ひだか」の中にある「日高村 観光協会」に到着です。



オムライス街道ってなに?
いったいどこにあるの?
とまったく予備知識がないので、そこからのスタートとなります。


ここ日高村はトマトが有名
(ブランドトマトの名前=シュガートマト 11月から販売)
平成29年に「総合評価 1位」を獲得。

トマトを使った料理として、2014年に「日高村 オムライス街道」としてスタート。
今年で7年目となり、これまでに40万食以上を販売している。
オムライスを食べられる店は全部で9店舗。
中にはゴルフ場の中にあるものも。
そのオムライスを食べられる店舗には目印として   「幸せの黄色いハンカチ」ならぬ「黄色い旗」がある。
ということです。



この村の駅にある店舗は閉まっていたのでこれから別の「黄色い旗」を目指し
                
「レッツ ゴー!」  


黄色い旗を発見!
            
「レストラン 高知」 



ここは夜9時半まで営業なのでゆっくりできるのが嬉しい。


ここのおすすめは「オムライス スタジアム全国大会で準グランプリ!&ふるさと大賞のW受賞した人気のオムライス。
                 
「南国土佐のオムライス」



トマトピラフにふわとろ卵をかけ、柚子とショウガの特製ダレを絡めたカツオのフリットや地元野菜のトッピングが最高!
外観の雰囲気も良いし、食事中もゆっくり落ち着けるし、音楽も良い。
最後まで熱々だし、食べ終わった後のトマトの酸味もさわやか。

もう一度食べたい味です。
絶対におすすめ!!



さていつものように、ここから今晩の寝る場所を探します(笑)


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さて翌日。

10月9日(金) 高知旅4日目 台風の影響で雨。
体温 36℃ いつもながら朝の体温は異常に低いのです(笑)

AM8時 今日はどこに行くか嫁と会議。
雨は雨なりに楽しむのが我が家流(笑)

AM9時 出発!
走ること2時間30分。

AM11時30分 「龍河洞」到着。

大分県には現在観光できる鍾乳洞が2ヶ所あります。


私が住んでいる臼杵市にある風連鍾乳洞と豊後大野市の稲積水中鍾乳洞。
ご存知ですか?
この2つの鍾乳洞はそれぞれ「日本一」を冠しているんです。 


風連鍾乳洞は、最奥部の広間にある鍾乳石群がケイビング界では「日本一美しい」と言われていますし、稲積水中鍾乳洞は日本初のダイビングができる水中区間を擁し、総延長は1kmを超え、水中洞としては日本一の長さを誇っています。


それぞれの鍾乳洞に特徴があるようにここもきっと特徴があるはずです。
それを探すのも楽しみの一つです。

まずはエスカレーターに乗り、上まで登っていきます。


登りついたところで料金を支払うシステムです。
料金は大人(高校生以上)=1,200円  子供(中学生)=700円


約2m弱の幅の整備された道を奥へと進んでいきます。
反対側には柵もなにもないので、小さい子供さんは気をつけてあげないと危ないかもしれません。


行程は約50分、道は緩やかに上りになっています。


このつららのように下がっている鍾乳石が成長する速度って分かりますか?


1センチ伸びるのに50年かかるそうです。
人生100年生きるとして、わずか2cm。


生き物ではないけれど、気の遠くなるような長い年月を経て今の姿となり、これからも成長していくかと思うと感動します。


ここは「記念の滝」


「シャンデリア」



ここの特徴は忘れかけていた子供の頃の冒険心を掻き立てるように、狭かったり低かったりくねくねなっていたりとわざと通りにくくしているところなのではないでしょうか。


さらに出口の手前にある「プロジェクションマッピング」は必見です。
観る価値はありますよ。


おなかが減ったのでお昼ごはんを食べに移動です。
車で移動すること40分。
車を高知城の近くの駐車場に停め、歩くこと数分。

14時「ひろめ市場」到着。 


「ひろめ市場」っていったいなに?


高知の郷土料理はもちろん鮮魚店、精肉店、雑貨や洋服店など60以上のお店が集まった商業施設です。


ひろめ市場の殆どの飲食店には専用のテーブルがありません。


いろいろな場所に設置されたテーブル(約430席)に、それぞれのお店で買ってきた料理を持ち寄って食べるスタイルです。


注文したのは「くじらのフライ」と


「川えびのから揚げ」と鯛めし。
この川えびのから揚げは絶品。
おすすめです。


この「ひろめ市場」は7ブロックに分けられているので中はまるで迷路のようになっています。
いくつもの出入り口があり、そこも人気の一つになっているようです。

歩いていると「なにこれ!」に遭遇(笑)
私は知らなかったのですが「高知のお菓子=芋ケンピ」のようです。
どこに行っても「芋ケンピ」
さらにその種類の多さ。
塩、黒糖、ゆず、青のり、黒ゴマ・・・等など。


ということで台風が四国に近づいてきたのでホテルに避難です。


もちろんビールのつまみには塩が効いた「塩芋ケンピ」(笑)

これがまた合うんですね(嘘みたいなホントの話(笑))

ということで
四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(5日目)・・・に続きます。


あ! 口ナビさまの話はもう少し先になります(笑)










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2020-10-7 四国(高知編)自走車中泊10日間の旅 (第2日目 竜串の奇岩・金剛福寺・足摺岬・安並水車・四万十沈下橋佐田沈下橋・勝間沈下橋・岩間沈下橋)

2020-10-24 18:08:03 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
2020年10月7日 天気は晴れ
四国・高知旅も2日目を迎えました。
この日はGotoトラベルキャンペーンを利用して夜はホテルに泊まる予定です。
チェックインは午後3時からできますが何時になることやら(笑)

昨日行った「柏島」から車で約1時間の距離にある「土佐清水」にやってきました。
「土佐清水」といえば青柳裕介さんが書いたコミック「土佐の一本釣り」を思い出します。
高知県土佐清水にあるカツオ漁港の漁村・久礼に住む若者が一本釣りを通して成長するという物語。
知っている方はいますかねぇ(笑)

「懐かしい~」

おっと、忘れていました、今朝の体温は35.9℃です。(低すぎ 笑)


AM8時50分。「竜串海岸」   
この日の観光は「竜串海岸」の奇岩から。
高知県でいちばん個性的な観光スポットと言われています。
2,000~1,500万年前に堆積した砂岩と泥岩により形成されたものです。


港のすぐ横の無料駐車場に車を停めて歩いて数分の場所。
トイレもあります。



大きな岩がゴロゴロという感じではなく比較的歩きやすい岩です。


それにしてもこんな不思議な光景は観たことがありません。


なんというか茶色の岩に土器を埋めてる?


これなんかどうやったら自然にこんな形になるの?
岩に石をくっつけたんじゃないの?って思わず疑ってしまいますね。


これは「蜂の巣」のようですし


こちらはなにかの模様のように見えます。
それぞれが個性的でそれでいてまとまりがあって。
まるで一つのアートのようです。


嫁は海からせり出す奇岩の上を飛び移りながら移動しています。


まだまだ先まで行けますが…


嫁さま・・・ひとやすみ(笑)


そんな中見つけた自然が作った「ハート」
それにしてもこんな綺麗にハート型になるもんなの?
「自然はすごいよね」



さて、そろそろ向こうに見える「海中展望塔 足摺海底館」を目指して移動します。
                   
「レッツ ゴー!」



「海中展望塔 足摺海底館」   
AM9時10分 到着。
車で移動すること数分。
無料駐車場に車を停めて歩きです。
(高知はどうしてこんなに無料駐車場が多いんだろう)


ここは遊歩道が整備されて歩きやすくなっています。


ここも途中で「奇岩」に出会えます。
これは「竜の波がえし」


どこが「竜」と思ってよく観たら


この部分が「竜の顔」のようです。
そう言われれば似てる。



赤と白の展望塔が観えてきました。


あれ?
なにやら嫁の様子がおかしいぞ。


うそ~!
いつもはAM9時からの営業のはずなのに、この日は工事で12時からだって。


まぁね、こんなハプニングも旅の楽しさ。
こんなことが後で話のネタになるんだよね、ドンマイ!

ということでここは諦めて移動です。


AM10時10分。
次に足摺サニーロードを走って「ジョン万次郎資料館」へ。



さらに「足摺岬灯台」の方へ移動。


「38番札所 金剛福寺」    
無料駐車場のすぐ近くにあるのが「38番札所 金剛福寺」


札所から札所までの距離が長く、お遍路さんにとっては厳しい道程がこの金剛福寺です。
・第37番札所 岩本寺から約90km
・第39番札所 延光寺から約60km


門をくぐって階段を上ったところにいるのが大師亀です。
亀はトリニータの守り神ですから大事にしないとね。


目の前に池がありその池を囲むように本堂、多宝塔、大師堂などの建物が建てられています。
途中で歩いているお遍路さんの姿を何人か見かけました。
いつか嫁とお遍路巡りしたいと思っていますが…いつになることやら。


「足摺岬」


四国の最南端にある「足摺岬」です。


岬の先端には青い空、青い海に映える白亜の「足摺岬灯台」が立っています。


さて、それではこれからあの灯台の近くまで行ってみたいと思います。
木が高く昼間でも暗く、道は整備されていますがとても雰囲気がある遊歩道です。


その途中にあるのが「足摺七不思議」と呼ばれているもの。
七不思議の「七」はたくさんという意味で、不思議が「7つ」あるというわけではありません。
その中の1つ。
             
「地獄の穴」 



現在は埋まっていますが、この穴にお金を落とすとチリンチリンと音がして落ちていき、その穴は金剛福寺付近まで通じていると言われています。


「亀呼び場」
弘法大師がここから亀を呼び亀の背中に乗って前の不動岩へ渡り祈祷を行ったとされています。


「足摺岬灯台」
足摺岬の断崖にたつ、白亜の灯台。
高さは18mあります。



わが国でも最大級の灯台のひとつで、大正3年(1914)に点灯されています。
(光度46万カンデラ。光達距離38km)

岬のシンボルとなっています。



さぁ、やってきました。
「亀石」


この亀石は誰かが創ったのか? それとも自然にこの形になったのか?
嫁としばらく議論になりました。
甲羅から出ている首も目も口もあまりに「亀」そのもの。
これが自然にできたのならまさに奇跡でしょう!


大きさもかなり大きなものです。
そこで調べてみました。
土佐清水の観光マップには「この亀石は自然にできた造形」と書かれています。
ということはこの「亀石」はまさに奇跡としか言いようがありません。
さらにこの亀石は「亀呼び場」の方角を向いているのです。
この「ロックアート」と呼ばれている亀石、足摺岬まで行ったらぜひ一度観てください、驚きですよ!


さらに歩いていきます。
整備された遊歩道とはいえかなり上り下りします。
今度はこの階段を登ります。
体力は残り20%ほど(笑)


そしてここ!
               
「白山洞門」 

インスタ映えで有名な場所です。
あ! 今は「映え」って言うらしいけど(笑)


で、今度は階段を下っていきます。
本当に体力を削られるよ、残り10%(笑)


足摺岬は海蝕による洞窟、洞門に恵まれていますが、白山洞門はその中でも最も大きく、高さ16m、幅17mの大きさがあり、花崗岩洞門では日本一の規模と言われています。
高知県の天然記念物に指定されています


まぁ、そんな難しい話より自然にできた「ハート」
インスタ映えですよ、映え!
もちろん嫁も(笑)



12時を過ぎたので「かつおのタタキ」を求めて移動です。

「足摺黒潮市場」
13時15分。「足摺黒潮市場」到着。


限定メニュー かつおのタタキ丼(1100円)を2つ注文。
私は知らなかったのですが、ここでは「清水サバ」の方が有名で、注文もかつおよりサバの方が多いということです。
値段は「1580円」
大分は関サバが美味しいので注文しなかったのですが「今度は食べてみよう」と思っています。


「安並水車の里(四ケ村溝の水車)」   
昼食も終わって安並水車の里(四ケ村溝の水車)へ移動です。
14時15分到着。
ここは6月になると14基の水車と400株のアジサイが来る人の目を楽しませてくれます。


この日訪れたのは私達だけでしたが、その風情は十分に味わうことができました。


移動すること車で30分。
日本最後の清流と呼ばれる、高知県の四万十川
河口からいちばん近い沈下橋「佐田沈下橋」にやってきました。


「沈下橋」とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことです。


四万十川最下流で最長の沈下橋。
昭和47年建築  全長:291.6m  幅員:4.2mあります。


もっとも観光客になじみのある沈下橋でシーズン中は多くの観光客で賑わいます。


緑の山々に青い四万十、そして沈下橋という風景に思わず…
                
「ジャーンプ」



さらに上流へと車を走らせると見えてきたのが「勝間沈下橋」



橋脚が3本ある珍しい沈下橋。


釣りバカ日誌14の撮影現場としても有名です。
橋は地元の方の生活として使われています。
くれぐれも地元の方の迷惑にならないようにしたいものです。
(これは望遠レンズで迷惑にならない距離で遠くから撮ったもの)


「岩間沈下橋」
ポスターやテレビに登場するので有名な橋がこの「岩間沈下橋」です。


ゆったり流れる四万十と沈下橋の景色は流石にCMに起用されるだけのことはあって圧倒されます。


実はこの沈下橋は平成29年11月11日に老朽化により「Vの字」に折り曲がりました。


そのときに切り取った「床版」がこのベンチです。
感慨深いものがあります。
「おつかれさま」


さてこれで高知観光の2日目が終わりました。
ここまでの画像で気がついた人もいると思いますが、私達以外ほとんど人が写っていません。
そうなんです、平日とはいえ観光客がほぼいませんでした。
コロナ禍としては良いのかもしれませんが、観光地としては厳しいだろうな、と思います。


人と会わずに観光地に少しでも貢献できたら…。
そんな想いを抱きながらホテルに向かいました。
午後8時 ホテル到着。


四国(高知編)自走車中泊10日間の旅(第3日目)・・・に続く。

忘れてた!
口ナビ様の「アレ!」を待っている皆さん、もう少しお待ち下さいませ(笑)












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2020 四国旅(高知編)自走車中泊10日間の旅(第1日目 臼杵から高知県・柏島へ)

2020-10-22 17:16:54 | 2020 自走車中泊四国旅(高知編)
高知県に旅に行ってきました。
10日間(2020年10月6日~15日まで)の自走車中泊、9泊10日の旅。
つまり9日間車の中で泊まろうという計画(Gotoトラベルキャンペーンで1泊はホテル予約済み)
ただ私達の旅はいつもノープラン(笑)
気づけばいつの間にかホテルに4泊してました。
(この適当さが楽しいんですよね)

内訳は
Gotoトラベルキャンペーンで1泊。
台風の関係で1泊。
残りは横浜F・M戦とヴィッセル神戸戦で2泊。
(これはスマホで観るのでWIFIの関係)

高知県を選んだ理由は2つ。
1つは嫁が「四万十川をゆっくり旅したい」と言ったこと。
もう1つは高知にはJクラブがないので今まで行かなかったこと。
なにせ高知で行っているのは「桂浜」とバスの中から観た「はりまや橋」だけ(笑)
(四国の残り3県(愛媛、香川、徳島)は大分トリニータの応援で観光地はほぼクリア)



決めたことは4つ。

コロナ禍なので人との接触はしない
検温は1日2回(朝と夜)
車から出るときはマスク。
車に乗るときはハンドジェルとウィルス除菌スプレー。

以上のことを10日間徹底して行いました。


昨年、北海道1周したときに「車の中でどうやって寝てるの? 荷物はどこに? 」など数人のサポさんから聞かれたので少し説明をしておきます。
ただし今年の4月に車中泊用に新車を購入したので昨年の車とは異なっています。

まず後部座席をフラットにして疲れたらいつでも横になれるように布団と毛布を敷いています。
基本、ここに荷物は置きません。
敷布団のサイズはセミダブル。
運転席を前に倒さなくてもこのままで寝れます。
もちろん運転もこの状態です。


天井のラックには寝袋とペーパー類。


床下には水と食料と着替え。
(雨の日でも外に出ないで取り出せます)


今回から嫁の「口ナビ」に代わった「スマホナビ」です。
実際には「カーナビ」ではなく「カーオーディオ」として販売されています。
私のiPhoneとケーブルで繋いでCarPlay(カープレイ)が使えます。
これで「ナビを使う」「電話をかける」「メーセージの送受信」「音楽を聴く」ができます。
もちろんCDやDVDも使えます。
(これだけ使えて価格は安い)


ナビは「Googleマップ」と「Yahooナビ」の2つが使えます。
私は検索と街の中は「Googleマップ」を使い、電波の届きにくい場所では「Yahooナビ」を使っています。
これは好き好きとは思いますが…。
知らない道を行く私達にはなくてはならない「頼もしいナビ」です。
これで嫁の口ナビの辛さも少しは軽減されたかもしれません。
(今回は運転中、隣でゲームをしていたのは内緒のはなし…笑)


音楽は「Amazon music」でプレイリストを作って聴きました。
私達が主に聴いていたのは「あいみょん」や「米津玄師」等々。

  
2020年10月5日(月)

横浜F・M戦とヴィッセル神戸戦の必勝と選手の無事故と今回の旅の無事を臼杵福良天満宮に祈願しに行ってきました。
     
2020年10月6日(火)


「2020 四国旅(高知編)自走車中泊10日間の旅」出発です。
体温 36.4℃
佐賀関港 AM7時到着。
なんと!
乗り場の建物が新築になってた!

そうだよね、毎年トリニータの遠征で四国に渡る為この港を利用していたのに、昨季も今季も1度も来てなかったもんね。


AM8時 佐賀関港 出港。
あれ? 
国道九四フェリーも新造船?
「遊なぎ」って前からあったっけ?


わずかの間に変わったなぁ。


AM9時過ぎ。
愛媛県三崎港に入港。
行き先は「柏島」(高知県幡多郡大月町柏島)
ここから約4時間(約177km)です。


いざ柏島へ!
の前に久しぶりの「じゃこて~~~~ん」
旨くてテンションUP、UP(笑)


もう何回通ったかも忘れた「佐田岬メロディライン」をゆっくり走って「土器ドキ街道」へ。
「うわぉ! マンモス発見!」
早速Uターンしてパチリ。


旅の醍醐味は「よりみち」
「柏島へは今日中に着けばいいや」といつものペース(笑)
それにしてもデッカイ!


AM11時
「道の駅 どんぶり館」で休憩。

PM12時10分
「道の駅 みしょうMIC」で休憩

PM13時10分
「道の駅 すくも」で休憩

PM13時40分
「道の駅 大月」でかき氷。
フルーツ部門でグランプリを受賞した「苺氷り(いちごおり)」


「いやぁ美味しかったぁ」


でも私達のお目当てはかき氷ではなく「これ!」
道の駅の中の「市場」
地元の鮮魚が並んでいる中、迷った末選んだのは「タイ」と「ブリ」
私は釣りをするので「タイ」も「ブリ」も自分で釣って食べてましたが、ここのは新鮮で美味しくてなおかつ安い。
脂ののった刺し身はまさに絶品でした。
「また行きたい」はブリ大好きの嫁。


PM14時20分
   
「柏島」
到着。
近年、四国といえば「柏島」というくらいの人気スポットです。


魅力はなんといってもエメラルドグリーンに輝く透き通った海。


さらに美しいサンゴ礁も観られることからダイバーの聖地とも言われています。



橋が架けられているので車の乗り入れは可能です。


ただ高知市内から車で3~4時間かかるのでアクセスは厳しいかもしれません。


橋の上からでもその透明度が分かります。


海の中には約1000種類の魚。


群れているのはシマダイの子どもたち。


ここは黒潮と豊後水道が交錯することによって日本でもトップクラスの魚種の多さを誇ります。


海水の透明度は最大で約40m。


沖縄の離島なみの透明度です。


あまりの透明度の高さに船が空中に浮いているように見えるそうですが、この日は太陽がすでに傾いていて厳しかった(笑)



「観音岩」    
柏島の橋から数分走り少し広い駐車場に停め、少し登ったところの眼下に観えるのが「観音岩」



観音様の立ち姿そのままです。
高さは約30mあります。
思わず手を合わせたくなりますね。


ここからこの日の宿泊場所を見つけなければなりません。
何度も言いますが全くのノープランですから(笑)
ここは叶崎の黒潮展望台。


日が沈むまで約1時間。
ぼんやり待ちます。


そして訪れた「マジックアワー」
辺りが残光に照らされた昼でも夜でもない最も綺麗な時間です。



こうして四国旅の第1日目は無事に過ぎていきました。
今回の旅は「人とのふれあい」ではなく「自然とのふれあい」です。
高知の海と山と川を巡る夫婦旅。

どんな場所を巡ったのか主な地名を書いていきます。

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竜串海岸(奇岩)
足摺岬(灯台、亀石)
白山洞門(ハートの洞門)
四万十川(佐田沈下橋・勝門沈下橋・岩門沈下橋(四万十を代表する沈下橋)
桂浜
高知城
オムライス街道(日高村)
龍河洞
ひろめ市場
五色浜
コスモス公園
室戸岬
むろと廃校水族館
モネの庭(北川村)
UFOライン(名前の通りUFOが出ると言われる峠)
仁淀川(奇跡の清流・ニヨドブルー)
にこ淵(ニヨドブルーのメッカ)
安居渓谷
中津渓谷の滝(人生で一番感動した滝)
四国カルスト(生まれて初めての満天の星)
高知駅・五台山

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自然が作り出した素晴らしい景色。
それを少しでもブログで伝えられたら幸せです。
もちろん「元口ナビ様」のアレコレも(笑)
そして旅の最後に訪れたありえない大事件まで。

わずか10日間ですが充実した旅でした。
いつ完結するのかわかりませんが温かく見守っていただけたら、と思っています。

2020 四国旅(高知編)自走車中泊10日間の旅(第2日目)に・・・続く。
















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