2019-10-29 スポパへ(FC東京戦前に)行ってきました ”トニー誕生祝い水掛け”

2019-10-30 15:44:23 | 大分トリニータ
昨日はトニーの誕生日。
もしかしたらトニーのサポさんに逢えるかな?
と期待しつつスポパ(練習場)へ。



良かった、いました。


隣には神戸でお世話になり、ホームでもお会いしたMさんの姿もありました。
『おかえりなさい』
『ただいま、お久しぶりです』

挨拶をしているといつもスポパやホームで会う仲間もやって来ました。
『おかえり、元気やった?』
『元気でしたよ〜』

皆さんの姿を見て大分に帰ってきたという実感が湧いてきました。




選手の顔を見ていると浦和戦が思い出されます。

”試合前の埼スタで見た選手の顔、緊張していたっけ(笑)
勝ったときのあの笑顔は本当は良かったなぁ。
さんぺーが倒れながら繋いだボールをタナタツがドリブルで持ち込みオーバーラップしミサがクロスを上げたっけ。
それを同じく駆け上がった伊佐とごっちゃんがゴール前にいたんだよなぁ”

ほんの少し前のことなのに、ずいぶん昔のことのように感じます。

肝心なチームの雰囲気は?
良い感じに見えます。

※なお、あえて主力選手、何人かの写真はカットしています

「コバユウ」


いい笑顔でしょ!


「島ちゃん」





「トモキ」





「ミサ」





「星」



「オカジュン」





「キャプテン のり」



「ジャニちゃん」



「さんぺー」



「丸ちゃん」


「レイチェル」


「監督」








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さて、練習も終わりそろそろ恒例の"誕生祝いの水掛け"の時間となりました。
終わってからウインドブレーカーを着て走るトニー。




水掛けを受ける気満々。
いや準備万端と言った方が良いかも。
とはいえ、トニーに水をかけれる度胸のある選手はいるのでしょうか?

1周、2周、3周とクールダウンを続けるトニー。
今か今かと待つ私(笑)

虎視眈々とその時を伺う「ジャニちゃん」と「ホノヤン」


トニーが止まった。

「ホノヤン」の顔が「ニヤリ」
いやいや、「ニッコリ」に訂正(笑)



勇者たちが集結する。

オオ!
その中にユースの後輩トモキの姿が。




トニーと仲の良いジャニちゃんも。
さんぺーもホノヤンもいた。



後ろにペットボトルを隠して
一斉に『プシュー!』






悪いことをするときの顔がなんとも言えず嬉しそうなさんぺー(笑)








経験からいう耳に水が入った瞬間・・たぶん。







やっぱり。





かけられた水を舐めたトニー。
『甘い』と言ったかどうか定かではないが、確かジャニちゃんがアクエリアスを持っていた(笑)




                
『もっとこいよ!』


と嬉しそうに言うトニー。
オオ!さすが!



さんぺーとジャニちゃんの手にペットボトルはあるもののその中身はほぼ無し。


それでも頑張ってかけたけど・・


なぜか自ら水を掛けられにいったのはホノヤン(笑)


『なんでやねん!』
と心の中で突っ込む。



とその頃、トモキの姿を探すとすでに何食わぬ顔で座っていた。
さすが大物!



                       
『トニー! 誕生日おめでとうございます』 



その頃監督は・・・。



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シマシンとタナタツがクールダウン中。



後ろからやってきた駿。


この顔。
皆さん覚えていてください。
この顔は何か企んでいる顔です・・たぶん(笑)



当然、カメラを構える私。
2人の間に入った駿
      
『ワァ!』 





何が起こったか理解不能のタナタツ。
シマシンは冷静(笑)
その2人のギャップが面白い。




タナタツはやっと理解したよう。



それでもまだドキドキが止まらないのか腕を交錯して乙女モード突入。




『駿、脅かしたりしてもし倒れたらダメじゃん』と思いながら爆笑してしまった私。
心から反省(笑)



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今日はある番組に「ハセ」が出演していたようで、ニコニコ顔がかわいい。





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=10月23日 公式より=
小林成豪選手 怪我の診断結果について


「10月23日(水)の第99回天皇杯準々決勝 vsヴィッセル神戸戦試合中に負傷した小林成豪選手のケガについて、大分市内の病院で検査を受け、以下の通り診断されましたのでお知らせいたします。

 
◆診断名    右ハムストリングス肉離れ(みぎはむすとりんぐす にくばなれ)
◆全治     6週間 
◆今後の予定   経過を見ながらリハビリを開始


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練習が終わって選手が私服に着替えて出てきました。
最初に出てきたのは「小林成豪」

『成豪くん、待ってるからね』と嫁。
『ハイ!』

なんとか早く治してピッチで暴れる姿を見せてください。
でも無理はしないで!
待ってます!
(写真を撮り損ねた私。嫁から怒られました(笑)

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『レイちゃん、北海道一周してきたよ!
レイちゃんところの室蘭にも行ってきたよ。
ここがレイちゃんが育ったところやなぁと思いながら・・・
"道の駅 みたら"にも行ってきたよ』と北海道旅の報告をする嫁。




『オオ!』と驚くレイちゃん。




『松本がないなかぁ、と探したけど・・』
『無い無い』(笑)とレイちゃん。



『白鳥大橋も渡ったよ〜』に
『地球岬は行った?』と返すレイちゃん。

『行った、行った綺麗やったよ』
『あそこは実は○○○なんですよ』



と地元民情報をレイちゃんから聞いた嫁は"ビックリ顔!"

レイちゃん大笑い。
周りのみんなも大笑い。

なんと言ったかは・・秘密(笑)








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伊佐くん登場!



周りにいるサポさんに『(俺の)写真撮った?』
『撮ってない人いる?』
と聞く伊佐くん。





ファンサの神。



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ミサくん。



『ミサくん、駆け上がり素晴らしかったです』
『ありがとうございます』



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『浦和戦、ごっちゃんのゴールでベンチ全員が集まり喜んでいる時、吉坂コーチの頭をペシペシ叩いた人がいましたね』と私。




『あ〜いろんな人から言われたけど(笑)
ワシにあんなことできるのは"あの男"しかおらんよ(笑)』
だって。




"あの男"登場(笑)


浦和戦での勝利のラインダンスの写真にサインを頂いた後。





『松本山雅戦から浦和戦まで?
ずっと車中泊で?
54日間も?
北海道一周?
スゴイ! カニ美味かったでしょう!
嫌いで食べられない?
何を食べたんですか?
ウニ? あ〜ウニも美味しいよね。それにしても54日間はスゴイ』



『この人が一人でずっと運転してきたんよ、褒めちゃって』と臼杵弁でさんぺーちゃんにお願いする嫁。

『何キロ走った? 8,000kmを超えた? 本当にお疲れ様です』
と深々と頭を下げてくれたさんぺーちゃん。




『いえいえ、そんなこちらこそありがとうございます』と私。

さんぺーちゃんから労いの言葉をもらって疲れが吹っ飛びました(笑)
                           
「さんぺーちゃん、ありがとうございました!」


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『ごっちゃん、ゴールおめでとうございます』
『ありがとうございます』
と笑顔のごっちゃん。




浦和でのゴールパフォーマンスとラインダンスの写真にサインをいただきました。




「ごっちゃん!おめでとうございます」



選手、コーチの皆さん、お疲れのところをありがとうございました。
残り5試合。
目標勝ち点 残り『2』
全力で積み上げましょう!

                          
頑張れ 大分トリニータ!!
頑張れ 大分12番!!




なお、この日スポパでお会いした皆さん
お気遣いいただきありがとうございました。





























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大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (夢・完結)

2019-10-27 21:09:04 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019年10月21日(月)AM8時。
54日ぶりに自宅に帰ってきました。
出発したのが8月29日。
そこから松本山雅戦、北海道一周、さらに青森から浦和戦と怪我も病気もせず元気に帰ってきました。

そんなロングラン車中泊の旅を少し振り返ってみたいと思います。

そもそも"車中泊"ってなんなんでしょうか。
読んで字のごとく『車の中で寝ること』なんです。
それってホテルで寝るのとどう違うのでしょうか。

まず時間を気にする必要がありません。
ホテルの予約をしたり、チェックインやチェックアウトの時間を気にしなくて良いのです。
風の吹くまま気の向くまま、好きな時に好きな場所に泊まることができる、それが車中泊の魅力なんです。

それを後押ししているのが全国にある"道の駅"の存在。
(一部例外があります)
24時間トイレを使うことができますし、他の車中泊の人が近くにいるという安心感があります。

そんな良いことづくめのような車中泊ですが、ホテルを使わないということはイコール狭い車内に24時間ずっと2人でいるということです。

起きている時も、寝ている時もずっと一緒。
今回の旅でいえば54日間✖️24時間=1,296時間ずっと2人で一緒にいることになるわけです。
新婚さんなら大丈夫でしょうが・・・(笑)
あなたは1,296時間、奥さんもしくは旦那さんとずっと一緒にいられますか(笑)

ということで、今回の旅で一番多かった質問がこれ!

『50日以上も2人でいてケンカをしなかったの?』


もちろんしました(笑)

ただ、内容はそれこそ『エアコンをつける方が良いと一方が言えば、いやいや窓を開ける方が良いと一方が言う』程度の小さな事が殆どでした。

まぁケンカというか、お互いの自己主張でしょうか。
でも逆にケンカをしたからこそ一緒に居られたと思うんです。

もしどちらか一方が何も言わずに我慢をしていたとしたら、どこかで壊れていたかもしれません。

それともう一つ。
ケンカをした後の沈黙。
これがいつまでも続き"2人の間に会話が無くなること"これが一番マズイわけです。
ケンカをしても間を置かず必ず会話をする。
いつまでも根に持たない。

そういう暗黙の了解がお互いにあれば、50日間でも100日間でも大丈夫ではないかな、と思います。

////////

次に。
今回の旅では大勢の車中泊をしている方々と話をしました。


"YOUは何しに北海道へ?"


何やらどこかで聞いたようなタイトルですが、北海道の道の駅で車中泊をしている人たちは"何をしに北海道に来ている"のでしょうか。

私たちの旅の目的は『観光』

同じように北海道で車中泊している人たちの目的のほとんどが観光だと思っていました。

いえいえ、私はとんでもない"勘違い野郎"でした(笑)

最初に出遭った方は長崎から来た男性の一人旅。
同じ九州ということで話しかけられました。
昨年は北海道の"灯台巡り"をし、今年は"岬巡り"を終え、これから九州に帰ります、という方でした。
この人は私たちと同様、観光を楽しむために北海道に来たという方。
ここまでは私たちと一緒。

問題はここから(笑)
次の人は"北海道の祭り巡り"をしている一人旅のおじいちゃん(80歳以上?)
祭りにはイベントがあります。
例えば"カニの早食い競争"とか"サケの掴み取り"とか。
それに参加すると無料でカニやサケをもらえるんだそうです。
その無料の食材をゲットするために北海道を回っている、と言っていました。
もうこの時点で"私たちとは別の世界"があるんだと感じていました(笑)

祭りといえば"歌手巡り"の人たちもいました。
お祭りには歌手(主にその地元出身)が出ます。
もちろん無料でプロの歌を聴けるわけです。
そんなプロ歌手の歌声を聴くために北海道を回っているんだそうです。

驚いたことにそのネットワークも確立されていて、どこの祭りには誰が出るとか、どんなイベントが用意されているとかの情報を仲間の皆さんで共有されているそうです。
凄い世界でしょ(笑)

私たちも聞かれたので『大分トリニータというプロサッカーのサポーターで、今回は同じくプロである長野県にある松本山雅の試合の後に北海道一周に来たけど、いつもは試合を見るために全国を回っている』というと奥さんと旦那さんが顔を見合わせて『こんな人たちもいるんだなぁ』と珍しいモノでも見るように一言。

いやいや私たちから言わせるとあなたたちも充分に"こんな人たち"ですから(笑)


"紅葉"を求めて来たという人もいました。
東北に紅葉を観に来たけどまだ早かった。
そこで北海道まで来たけれど、紅葉がまだまだだったので明日自宅に帰りますとのこと。

逆パターンで桜前線を求めて九州から北海道に来る仲間の方もいらっしゃるそうです。

6月から来て"花巡り"をしているご夫婦もいました。
春の花と夏の花が一斉に咲く北海道。
まず春、夏と花を観て、秋の紅葉まで北海道で過ごして本州に帰ると言っていました。

九州から来て北海道一周を1ヶ月かけて回る予定の私たちに『ええ!たった1ヶ月ですか?』と言われたのが逆に驚きでした。

たしかに5ヶ月も6ヶ月もかけて北海道を旅をする人から見たら1ヶ月で北海道一周なんて"無茶な人"に見えたのかもしれません。

ただもうこうなるとなにが普通で、なにが普通でないのか分かりません(笑)
価値観なんて本当に人それぞれですね。

そういえばサケ釣りに愛知県から来たというご夫婦もいました。
釣ったサケは子供さんに宅配便で送るんだとか。

"北海道にサケ釣りに来る"


いやぁ良いですねぇ。
ロマンですねぇ。

ロマンといえば福岡から自転車で来て北海道を一周し、最終的には全国を制覇するという若者にも出逢いました。
会社を辞め、自転車で日本一周をする。
本人にとっては"自分磨きの旅"かも知れませんが、私から見ると間違いなくロマン。

全国制覇を成し遂げるまで見守っていますよ!
といっても無理は禁物ですからね。
『頑張って!』

さまざまな目的を持って全国から集まって来る北海道。
そんな全ての人々を受け入れてしまう北海道はやっぱりあの言葉。

『北海道はデッカイドー!』


////////

トリニータに始まりトリニータに終わった今回の旅。

旅の初めに対戦した松本山雅戦は引き分けでしたが、旅の終わりとなった浦和戦では最後の最後にごっちゃんがゴールを決め、生涯忘れることのできない最高の時間となりました。

ただ良いこともあれば悪いこともあるのが旅。
心が折れそうになったこともありました。
それらを支えてくれたのが皆さんからの愛情溢れる言葉でした。
TwitterをはじめLINE、Instagram等、様々なSNSでたくさんの方々から励ましの言葉、観光や台風や雪情報、さらに安否確認等もいただきました。

私たちにとってそれら一つ一つの言葉は宝物でした。

逆に普段コメントをくれる方が旅の途中ということで、あえてコメントを控えていた事にも愛を感じていました。

発信するのも愛情なら、発信しないのも愛情。

見守られている安心感と温かな繋がりを持てていることへの安堵感は常にありました。

皆さんには感謝しても感謝しきれません。
『本当にありがとうございました』

また、松本山雅戦でお世話になった皆さん。
浦和戦でお世話になった皆さん。
新潟のフェリー乗り場で逢った新潟サポさん。
今回の旅でお世話になった全ての皆さんに感謝です。

『本当にありがとうございました!』

最後にパートナーとしても口ナビとしても活躍してくれた尊敬する嫁に感謝です。

『お疲れ様でした、ありがとう!』

大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(54日間)

・・・夢・完結です!
















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2019-10-18 第29節(アウェー)浦和vs大分 93分ごっちゃん決勝弾! 大分勝利!

2019-10-20 14:53:29 | 大分トリニータ
ゴール決めた瞬間。
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
これが大分なのだ!
これがトリニータなのだ!


/////////

2019-10-18日(金)
第29節 アウェー浦和vs大分。
私たちにとって埼スタはお初。



前日の夕方、下見と場所取りに行ったものの、当日の朝7時の列整理に間に合わず、結局列に入れていただくことになりました。


Aさんお世話になりました。
『ありがとうございました』


17時開門。
これが埼スタです。
今日は金曜日開催なので満員は無理でしょうが、それでもその大きさに武者震いがしてきます。
憧れていた埼スタです。



挨拶に来た高木。


彼も緊張しているのかなぁ、と思っていたのですがいつもの高木でした(笑)



そして大分の選手たち。



こちらはさすがに緊張感満載かと思いきや、さんぺーと成豪はにこやかに喋りながらの登場です。



もうね、緊張するのヤーメタ(笑)

いやいや、それでも他の選手に笑顔は見れませんでした。
タナタツ





ハセ


ごっちゃん


ミサ


コヅ



怪我から復帰のトモキ


アレ?
島ちゃん、何がそんなに可笑しいのでしょうか?


ここにも心臓に毛が生えている人が1人いました。
いったい何人の心臓に毛が生えているのでしょうか?
大分の選手恐るべし(笑)



/////////

『試合開始』

前半は大分のペース。
『13分』
レイがドリブルでカットイン。
小塚とのパス交換の後、レイがペナルティエリアでシュート。
左のポストに当たり跳ね返ったところに詰めたごっちゃんが体を投げ出したがわずかに合わず。
本当にタイミングはわずか。
成豪がゴールと思って両手を上げたほど。




しかしエンドが変わった後半。


ペースは浦和に!



『やられた!』と思った場面が何度もあった。
そのたびに高木がスーパーセーブを見せ、DFが体を張り、選手全員がゴール前に立ちはだかった。

『90分』
大分に絶体絶命のピンチが訪れた。
ファブリシオ選手がカウンターで持ち上がり、ペナルティエリア手前で大分DFをかわし高木と1対1に。
しかしここも高木がスーパーセーブ。
高木のこのスーパーセーブから勝負の流れは大分へ。


アディショナルタイム3分。
このままいけばスコアレスドロー。
アウェーの地で勝ち点1は決して悪くはない。


でも、私たちにとって初めての埼スタ。
この埼スタで大分よりの使者を歌いたい。


『埼スタで勝ってレッズサポを黙らせたい』
そう言っていたフジモンはいない。
しかし大分にはごっちゃんが、さんぺーが、伊佐が・・・まだまだゴールを決めきれる選手はたくさんいる。
前かがりになった浦和。
大分にチャンス!
アディショナルタイム、残り30秒。

大分がボールを持った。
しかし勝利の女神は簡単にマイボールとはさせてくれない。
まるでピンボールのようにさまよったボールはJ3を知るさんぺーの腹に当たり途中ガンバから大分へと来たタナタツの元へ。
タナタツが持ち上がる。


そのタナタツをオーバーラップした選手がいた。
鹿島から来た三竿だ。



怪我で苦しんだ三竿にボールが繋がる。
『最後はアディショナルタイムだったので、もう出し切ればいいかなと思った』

ゴール前には伊佐とごっちゃんの姿。

『最初はニアに流し込もうと思ったのだが伊佐が結構疲れていて、ファーに後藤が見えたので、しっかり後藤の前のスペースに落とせば絶対に決めてくれると思った』
三竿がクロスを上げる。
ごっちゃんが頭で叩きつけた。
ボールは元大分トリニータ西川周作選手の横を抜けネットに刺さった。



試合開始から93分。

埼スタが沈黙した。
(と感じた)


/////////


ゴールを決めたごっちゃんは一瞬大分サポに向かった。


しかし次の瞬間100mダッシュをするかのように監督の元へと走った。

同時にごっちゃんに向かって走っていた監督。

『後藤は最後まで90分間、タフに戦える。
シュート力のところでも、ずっと一緒にやっているが、一発を持っている選手なので。
強度の高いゲームになると思ったので、強度を保てる選手をピッチに残しておきたいと。
それで後藤を頂点とシャドーとで回す形を取った』



こっちゃんを信じ90分間使った監督。
(吉さんの頭をナデナデするのは誰だ!)



その監督の気持ちに応えて決勝ゴールを決めたごっちゃん。
(だ、か、ら吉さんの頭を・・・こんなことをするのはあの男しかいない(笑))



ゴールまでの道のりは長かった。

そのごっちゃんの苦しみを一番近くで見てきた監督もまた苦しかったのではないだろうか。



/////////

埼スタでの勝利。



思えば6年前。
3点取って4点取られた埼スタ。


『何を置いても埼スタに行く』
J1に昇格した時からずっとそのことを言い続けた嫁。




この完全アウェーの地でレッズに勝つ!
その夢が叶った。
(ごっちゃんが吠えた!)





選手が引き上げてくる。
その顔は疲れていても誇らしげだ。



赤一色の埼スタに陣取った青いサポたち。
その場に自分がいる。
なんという幸せなんだろう。


雨の中、よくぞ戦ってくれた。
よくぞ勝ってくれた。

埼スタに流れる、"大分よりの使者"

『最高で最愛の大分トリニータ』

伊佐を見た。


泣いている?



いろいろな想いが込み上げてきた。

熱いものが込み上げてくる。
頬を伝うのは決して涙ではない、雨なのだ。




『た・か・ぎ』コールの中。
(レイの笑顔)



"むしって〜ん"
(星の笑顔)


そしてお笑い芸人も逃げ出す芸達者といえばこの人。



我らが"さんぺー"



この人の行くところ常に笑いあり。



そしてそして今日のヒーロー



"ごっちゃん"登場!
なぜか笑う後ろの選手たち。



ごっちゃん渾身の演技。
『ご・ と・う!ご・と・う!』





冒頭にも書いたが・・

ゴールを決めた瞬間。
誰よりも先にごっちゃんに駆け寄りごっちゃんを抱きしめた監督。
この場面が今の大分をなによりも表している。
情に流されることなく常に冷静沈着。
しかし誰よりもトリニータを選手を熱く愛する監督。
これが大分だ。
これが片野坂トリニータだ。




29試合を終えて7位!
残り5試合!
目標勝ち点 残り『2』



この時期に怪我人が全員復帰した。
これは有難い!
また熾烈なレギュラー争いが始まる。
その中で選ばれた選手は結果を出すために走り!闘う!
チームのために!
自分自身のために!



この監督と選手の間にプロ同士の信頼関係が続く限り大分はさらに走り続けるに違いない。





頑張ろう!
大分トリニータ!!
頑張ろう!
大分12番!!






















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2019-10-15.16大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 (浦和・埼スタへ移動中)48.49日目(東北編・移動)

2019-10-16 19:58:14 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-15(火)
『道の駅 弘前』で48日目の朝を迎えました。
今日から観光は無しです。
なるべく高速は使わず一般道を通ってドライブを楽しみながら浦和へ向かいます。(間に合わないと判断すれば高速に乗ります)

途中休憩を取りながらこの日の車中泊となる
『道の駅 あきた港』に夕方到着!



『近くにヨウヘイ(元トリニータ"林容平選手")が歩いていたりして』と嫁。
『まさか、ここで逢ったら奇跡やろ』
というような会話をしてると目の前に・・・。
なーんてそんな小説のような出来事は何もなく(笑)

『秋田市ポートタワー』へ。


なんと100mの展望台が無料です。
これには嫁と2人ビックリ。
秋田市、太っ腹!





エレベーターで5階まで一気に上がります。
途中は何もなく周りが見えています。
思わず腰の力が・・(笑)

100m下の景色です。




ここには平成30年夏の甲子園で準優勝した金足農業高校エース
吉田輝星くんのサインがあります。



3階にあるのですが、これを見つけるのは"気づき"

気づかない方々もいたようですよ(笑)




そして秋田港の夕暮れ。


風車が薄暮とマッチして絶景です。



北海道から青森、そして秋田へ。
あれだけ暑かった夕暮れだったのに。
今はエリを立て少し背を丸めて風を避けようとしています。
旅の終わりが来ていることを感じます。



2019-10-16(水)
『道の駅 あきた港』で49日目の朝を迎えました。


天気は 曇 気温10℃
『観光をしないのでブログに書くことがないよ』・・なーんて誰が言ったんでしょう(笑)
旅には思いもしないサプライズがある事を忘れていました。

『さぁ出発!』
車を走らせたところで嫁のストップの声。
『見て!』

そこは"ブラウブリッツ秋田"の室内練習場。


横にはブラウブリッツ秋田の選手バス。
私たちが車を停めていたすぐ近くにありました。
昨夜は全く気がつきませんでした。


昨夜、嫁が『ばったりヨウヘイと出逢うかも』の言葉はあながち夢物語ではなかったのです。



いや、もしかすると分からないだけですれ違っていたのかも(笑)



『ヨーヘイ 頑張れ!』


という事で仕切り直し。
『しゅっぱーつ!』



『道の駅 清水の里・鳥海郷』
AM11時30分到着!

ここで見たのがこれ!
『鳥海一有名』
『午前で売れる(売り切れる)ほど大人気のもち』
煽ってますねぇ!



"松皮もち"



どうやらもちの中に"松の皮"が本当に入っているようです。
買う?
当然、買いました!
でも、まだ食べていません(笑)
ゴメンなさい!

ここで嫁が何気なく私に言った言葉が怖かった。
『今、私たちどこにおるんかどこに行くんかようわからん。南下してるけど博打のようなもんやわ』
『いやいや、とりあえず埼スタに明後日着くように行こうよ』

ということで、明日は高速に乗ります。


14時35分!
山形県にある
『道の駅 むらやま』に到着。



15時30分!
今夜お世話になる"道の駅"に到達!

ここは山形県。
思いだされるのは昨年の最終戦。
J1昇格をかけた山形との一戦。
星が先制したものの、最後の最後にゴールを決められ1-1 の同点に!
試合後、静まり返る大分の選手とサポ。
ガッカリした顔から『え? 昇格したの?』と半信半疑の顔へ。
そして喜びを爆発させた歓喜の顔となり最後はみんな涙でクシャクシャになりながら監督を胴上げ。

トラメガを持った監督の声がかすれて裏返り、選手もサポも泣き笑い。

次から次に思い出されます。

今日はこの地で車中泊です。
良い思い出を持って明後日のレッズ戦に臨みます。

気持ちはすでに埼スタに!
(無事に着きますように!)
















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2019-10-14 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( 北海道新幹線・竜飛岬・たっぴや名物母さん )47日目(東北編・青森)

2019-10-15 09:51:57 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-14(月)
青森県東津軽郡今別町の『道の駅いまべつ』で47日目の朝を迎えました。
台風一過。
天気は晴れ 気温8℃
少し肌寒さを感じますが昼前には暖かくなるはずです(たぶん)

昨夜、龍飛岬で夕陽を観て近くに泊まるはずだったのですが広い駐車場には私たちを入れて車が3台のみ。
ここは経験上移動の一択です。
走ること30分。
こんなところに道の駅があるのか、と不安の中信号を曲がった途端。
まるでホテルかと見間違うような
明るい灯りと大きな建物が目の前に現れてきました。
驚きで声が出ません。


それもそのはずこの『道の駅いまべつ』は北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」と津軽線「津軽二股駅」に隣接しているんです。



この日はここで車中泊です。


少し離れた場所にはおじいちゃんが乗った車が1台。
どうやら車中泊は私たちと2台だけのようです。


でもここは新幹線の駅。
山の上よりは安全です。


AM8時。
道の駅を出発です。


龍飛岬を目指します。



その途中。
嫁が何かを見つけて私にUターンの指示。

『青函トンネル入り口広場』と書いたパネルを見つけたようです。
すぐに引返し広場に車を停めます。




ここは津軽半島の北部にある青森県今別町。


全長53・85キロを誇る青函トンネルの本州側の入り口があり、線路を見下ろせる展望台が設けられています。


その展望台の上にいるとトンネルの中からなにやら音が聞こえてきます。

ちょうど在来線がトンネルから出てくるところです。


でもここは新幹線が走る線路。
なぜ在来線が走れるのでしょうか?



以前北海道の時も少し書いたのですが。

新幹線のレール幅は標準軌と呼ばれ、世界でも多くの国で採用されている1435ミリ。
一方、貨物列車はJR在来線で採用されている狭軌で、幅は1067ミリ。
異なるレール幅の両者が同じ路線を走ることはできないのですがこの区間は全国でも珍しい「三線軌条」と呼ばれる特殊なレール敷設がされているんです。

進行方向に向かって左側に1本、右側には2本。

左の1本は新幹線と在来線が共通で使い、右2本のうち、内側は幅の狭い在来線、外側は新幹線が使っています。


在来線の写真を撮り新幹線の通過時間を確認すると数風後には新幹線が通過する時間となっています。

慌てて展望台に登って新幹線を待ちます。
新青森発 はやて93号がAM8時15分に通過していきました。


速い。
あっという間に通り過ぎて行きました。




その3分後。
はやぶさ12号がAM8時18分に目の前を通過。








北海道と青森。
偶然にも両方で北海道新幹線を観ることができました。
嫁、素晴らしい。
さすが口ナビさま、ありがとう。

さて、気分良く龍飛岬を目指します。

『前略 岬には元気な風が吹いています!』



龍飛のキャッチフレーズです。

AM9時
『津軽海峡冬景色 歌謡碑』到着。



ボタンを押すと石川さゆりさんの歌が大音量で龍飛岬に流れます。






この歌謡碑をよく見ると
 石川さゆりさんは「竜飛岬」と表記しています。


海の安全を見守る灯台は「龍飛崎灯台」と表記。

いったい『龍飛』と『竜飛』
どっちが本当なの?
さらに『龍飛みさき』と『龍飛さき』
どちらが正解なの?

地名には"実際の地名"と"通り名"があります。
実際に登録されているのは『龍飛崎』ですが通り名は石川さゆりさんの歌詞の中にある『竜飛岬』です。
ということで。

"どれも正しい"が正解です。


その時。
『どこから来たの?』
大きな声で話しかけてきたのは元気いっぱいのお母さん。


『大分からです』
そう答えると手にタンバリン?のようなものを持ち、まるでベテランのバスガイドさんのように目の前に見える風景の説明をし始めました。


向こうに見えるのは『北海道』


言葉は綺麗です。
東北弁のナマリがほとんどなく非常に聴きやすいのに驚きました。
お母さん自身もナマリが出ないように心がけているようです。


屋号は『たっぴや』さん。
移動販売車です。
お母さんの元気な声、大きな声、ハキハキした話し方はこの竜飛岬の元気な風に負けていません。

景色の説明と同様に商品の説明も立て板に水。
旦那さんは漁師。
マグロの一本釣りでテレビにも出たことがあるそうです。

何と!商品はお母さんの写真入りです。
『買います』


そのうち嫁と意気投合したお母さん。
プレゼントをいただきました。
お母さんにとっては大切なもの。
お母さんのイラストが入ったファイル。


『1枚しかないけどあげる』と言われたのが顔写真入りの切手シート。




お年を聴くと70歳(あれ? 書いて良かったのかな?)

嫁に言わせると『お化粧のノリが綺麗』とのこと。
男の私にはよく分かりません(笑)


たくさんの芸能人の方の写真がありましたがこのお母さんならテレビに出ても対等、いやそれ以上ではないのかなと(褒め言葉です)




いついつまでもお元気で!
ありがとうございました!

そう言って一旦別れました。

////////////

私たちは灯台へと移動します。
『龍飛崎灯台』










『階段国道339号』
日本で唯一、歩行者専用の国道です。



総延長388m。
362段の階段です。



歩行者専用ということは国道でありながら全ての車両(当然自転車も)が通れないのです。
そんな道路がなぜ国道になったのか?




諸説あるもののこの経緯はいまだ明確にされていないのです。
面白いでしょう?
興味津々です(笑)


その1。
かつては村道の階段であったがのちに県道に昇格。
国道339号が国道指定された際に、「役人が現地を見ずに地図上のみで国道に指定した」

その2。
この部分が階段であることは地元住民や当時の建設省も知っていた。現地の状況を把握した上で、国道に指定された。
(それはなぜ?)

その3。
最も有力とされるものとして「青函トンネル工事のためのバイパス道路を建設する計画があり、道路整備のため階段と知りながら暫定的に国道に指定された」

その4。
国道指定当初は階段ではなく狭い坂道になっていて、周辺の小中学校への通学路として青森県が階段に整備したもの。

いやいや諸説ありすぎでしょう。
私としては『その1』が好きですが(笑)

その階段を降りて行くと途中に箱が置いてあります。
扉を開けると『階段国道339号歩行記念』の紙が入っているので自分でスタンプを押して日付を書きます。




ここを通った証明書のようなものですね。


階段国道339号はこの竜飛岬の立派な観光の目玉になっています。

是非このままの形でいってもらいたいですね。


////////////

観光を終え、嫁が『なっちゃーん』とたっぴのお母さんに声をかけたら『青森いなり』を持って車を追いかけてきてくれました。
その青森いなりの美味しかったこと。

『じゃあお元気で!』
そう言って再びお別れをしましたがバックミラーを見るとずっと手を振っています。

お母さん、お客さんをほっといたらダメじゃん。
私たちのことはいいからお客さんの相手をして。

数時間前までお互いその存在さえ知らなかったのに。

姿が小さくなってもなお手を振り続けてくれます。

嫁に『あなたのお名前を聞かせて』
『いつもは風の強い龍飛が今日は風が無い珍しい日』
『あなた達と出逢えて今日はいい日だった』
そう言ってくれたお母さん。

その姿をバックミラーで見てると切なくなってきます。
それでなくても最近涙もろくなってきてるのに。


『前略 岬には元気な風以上に元気なたっぴの母さんがいます!』




////////////

龍飛岬から『弘前城』へ移動です。

途中で昼食をとったり、昼寝をしたり。

15時15分 『弘前城』到着!


そして今夜お世話になる道の駅へ。

////////////


『またいつか』

そう言って別れた言葉に"また"が無いことは分かっています。
今回の旅で出逢った人と再び会うことはありません。

一期一会の旅。

出逢えたその時を、その人との時間を大切にしたい。

嫁は何も言いませんが、あのお母さんが気になって仕方がないようです。

なぜ分かるのか?
簡単です。

嫁とは夫婦だから!




追伸
なっちゃんお母さんへ!
嫁のブログも見てね!

『おもいっきり、つぶやいてみたりして・・・・』です。










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2019-10-12,13大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅( #鶴の舞橋・ #高山稲荷神社・ #13湖・ #竜飛岬)46日目(東北編・青森)

2019-10-13 22:25:08 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-11-12(土)
台風の影響で朝から雨。
風は強くありません。
それでも今日の観光は無し。
超大型の台風19号に備えて青森に向かい大きな施設の中に避難します。
AM10時 『道の駅いなかだて』を出発!
道の駅では皆さん台風の話ばかりでした。
ホテルに2連泊する人や道の駅に留まる人。
様々ですが私たちは安全を確保するために避難です。
24時間外に出ないようにします。

1時間後。

AM11時。
青森県青森市の『健康ランド』に到着。
風が強く吹いても横倒しにならないように車をできるだけ壁の近くに停め施設の中に。

午後3時には『大雨特別警報』が7県に出されました。
"命を最優先に行動すること"

私たちは翌日まで一歩も外に出ないようにして、台風が通り過ぎるのを待ちました。
子供たちのはしゃぐ声やそれを叱る声。
咳やクシャミやイビキ・・・。
まったく知らない人たちですが、人がそばにいるということがなによりも安心です。
『安心』という有り難さ。
身に染みました。

//////////

2019-10-13(日)
AM11時
『健康ランド』を出発!

12時20分 『富士見湖パーク・鶴の舞橋』 到着。



舞橋が架かる廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)ですが目の前にある『岩木山』が湖面に映すことから通称『津軽富士見湖』と呼ばれています。



日本百名山のひとつである岩木山を水面に映す姿は、ここでしか見ることのできない絶景です。



人造湖としては県内で最も大きな貯水湖です。


鶴の舞橋は平成6年7月8日、日本一長い三連太鼓橋「鶴の舞橋」として架けられました。



使用された木材は丸太3千本、板材3千枚(4LDKだと約30棟)です。
日本一長い木=日本一長生き
をすると言われています。


全長300メートルもの三連太鼓橋はぬくもりを感じさせるような優しいアーチをしています。





また岩木山を背景にした舞橋の姿が鶴が空に舞う姿に見えるとも言われています。


13時45分出発!

津軽平野の大きさに改めて感動です。



またまた、りんごの横を通って移動です。



14時40分到着!
『高山稲荷神社』到着!




台風19号の影響でしょうか。
木々が揺れ、風がまるで吠えてるかのように聞こえてきます。


高山稲荷神社は、五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様。






またここでしか見ることのできない幾重にも重なる「千本鳥居」はインパクト大で一見の価値があります。




15時20分『高山稲荷神社』出発!

朝の出発が遅かったのもあって午後3時を過ぎてしまいました。
本来ならここで観光をやめ、どこか寝るところに向かう時間です。

しかし、今回の旅の中で海に沈む夕陽を見るのはこの日が最後となります。
明日と明後日の2日間。
今回の旅を締めくくる2日間ですが岬に行くのはこの日で終わりです。



15時45分 『13湖 』到着!


北海道同様、青森も16時を過ぎると一気に夕暮れが近づいてきます。


龍飛岬の夕陽は観れるのでしょうか?



16時20分
『道の駅 13湖公園展望台』到着。


ここの一番上の展望台から13湖を眺め先を急ぎます。






16時40分
『道の駅 こどまり』到着。



目の前の山に夕陽が沈んでしまいました。



もしかしたら高い場所まで行けば夕陽の沈むところが観れるかもしれない。


高台へと急ぎます。





『坂本台』まで登ってきました。



間に合いました。
龍飛岬から日本海に沈む夕陽。




大分を出発し北海道を1周し、青森へ。
2人で観る夕陽はこれで何回目でしょう。

さらにもっと高台を目指します。

辺りはだんだん暗くなってきましたが、遠くの水平線に沈む夕陽は
さらに赤さを増したような気がしました。



長旅に相応しい最後のマジックアワー。
自然からのプレゼントに感謝です。



2019-10-13 18時
旅を始めてから46日目
『7,000km』突破しました。
自己新記録更新中です。
自宅に帰るまで安全運転で頑張ります。






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2019-10-11大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅(城ケ倉大橋・八甲田山・奥入瀬渓流・十和田湖』 (45日目(東北編・青森)

2019-10-12 15:43:01 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅

2019-10-11(金)

青森県弘前市にある『道の駅 ひろさき』で44日目の朝を迎えました。
天気は晴 気温16℃
風が冷たい朝です。
AM7時20分『道の駅 ひろさき』を出発!

今日の最初の観光地はココ!
弘前方面から八甲田に向かう途中にあります。

AM8時10分
城ケ倉大橋到着!



今日の観光の流れは
『弘前』→『城ケ倉大橋』→『八甲田山』→『奥入瀬渓流』→『十和田湖』の流れ。





城ヶ倉渓谷に架かる日本一の上路式アーチ橋(全長360m・アーチ支間長225m)です。



谷底からの高さは122m。

十和田八幡平国立公園の豊かな森を眼下に見ることができます。
景観に配慮した耐候性鋼材による無塗装仕上げも特徴です。

橋の両側には胸の高さまでの欄干しかありません。
谷底を撮っていると吸い込まれてしまいそうになり、高所恐怖症の私にとっては足がすくむばかりです。
ブログを書いていなければ絶対に撮らないであろう写真です(笑)
腰から下の力はすでに抜けています。
高所恐怖症の皆さんは分かってくれますよね(笑)




目の前に広がる晩秋の渓谷。
アーチ橋の影が真一文字に映し出される壮大な自然。
ここが紅葉で真っ赤に染まる頃にもう一度来てみたいものです。



AM8時35分。
『八甲田山ロープウェイ』到着!


公式の案内に始発はAM9時となっていましたがすでにロープウェイは運行されていました。

8時45分発に間に合いそうです。
すでに満員電車のようにギュウギュウのロープウェイの中に押し込まれるように乗り込みます。

スタッフのお姉さんが大きな声で『5人でーす、3人でーす』と大声で言ってました。
定員が"100人"なのですが、詰め込みすぎでしょ(笑)

この日は15分間隔で運行のようです。(20分間隔もあり)
大人1人=2,000円


ロープウェイで山頂へ。
10分間の空中散歩です。
登る途中の景色。




私も今回初めて知ったのですが
「八甲田山」という名称の山は存在しません。
大岳を主峰とした赤倉岳、井戸岳などの「八甲田連峰」を「八甲田山」と呼ぶ方も多いのですが間違いです。
正しくは「八甲田連峰」なんです。


『アオモリトドマツ』
八甲田山と言えば、青森市の木『アオモリトドマツ』の樹氷で有名ですが、その夏の姿は実にユニーク!!
青い松ぼっくりが樹上でその存在感を放ち、まるで天然のクリスマスツリーのようになるのです。




紅葉ではなく黄葉の山も綺麗です。


さて、ロープウエー山頂駅から『八甲田ゴードライン』という散策路が整備されています。


1時間コース(1,8㎞)と30分コース(1㎞)があり、私たちは30分コースを、歩きました。
道は木道等でよく整備されています。



道標も完備されていて、安心して散策することができます。


ただ、多少の上り下りがあります。




『湿原展望台』



一番目の展望台の田茂谷湿原の景観は見事でした。


嫁はさらに先の展望台へ急ぎます。


八甲田山の空と雲と風の景色にしばし見とれていました。



ロープウェイで下に降りる途中の景色も周りは黄葉に覆われていました。





10時45分
ロープウェイで下まで降りてきました。
次は『奥入瀬渓流館』を目指します。
AM11時出発!

その途中。
たくさんの方が車を停めています。
その光景に絶句。


地獄沼の紅葉です。


驚いたのは駐車場でもないのに観光バスが停まっていること(2台)
それほど有名で綺麗なんでしょう。


この旅で初めて紅葉で感動しました。

さらに車が停まっているので観ると『睡蓮沼』がありました。


ここにも駐車場らしい場所は見当たりません。


誰も停めていなければ見逃してしまう場所ばかりです。


このコースを選択した嫁に『星 ⭐️⭐️⭐️』あげます!


いつもながらの寄り道でなかなか奥入瀬に着きません。

ここは『ブナ林』



もうね、感動しっぱなしです。

『奥入瀬渓流館』
やっとの事で12時30分到着です。




ここから少し休んで『石ヶ戸休憩所』へ。

13時 『石ケ戸休憩所』到着!
クマがここの近くで目撃されています。
嫁、ガッカリ!



ここから『阿修羅の流れ』を目指して歩きます。
地図を見ると『なーんだ近いじゃん』と思うかもしれませんがこれがなかなか大変なんです。



途中の景色。
水が綺麗すぎて底しか映っていません。




『石ヶ戸の瀬』




この頃から足の裏がジンジンしてきます。



嫁はズンズン前に進んでいきます。


へー!
足が痛く無いんだろうか!
と思っていたら少しでも早く休憩したくて急いでいた、とのこと。
イヤイヤ、休憩ならその場で休んだら良いんじゃないの?


私が正しいのか?
嫁が間違っているのか?
いったいどっちなんでしょうか!



14時
『阿修羅の流れ』に到着。



阿修羅?
うーん、これが阿修羅の流れなのかぁ。




でもここが自分が決めた折り返し地点。
来るときは45分かかりました。


さて引き返します。
踏まれるかもしれない道のど真ん中で頑張っている直物です。
応援したくなりますね。


14時30分『石ケ戸』に帰ってきました。

さてさて、無くなるかも?
と思っていたSDカードをついに使いきってしまいました。

用意したのはSDカード5枚。
64G(1枚)、32G(3枚)、16G(1枚)とCFカード32Gが1枚。

SDカードは全て使い切りました。
残るCFカードは浦和戦用にとっています。
使うわけにはいきません。
これからはスマホでの撮影となります。
どこかで電気屋さんがあればなぁ。
明日でも探す予定です(笑)


さて、続き。
ここで軽く昼飯を食べ『十和田湖』へ出発。
15時に十和田湖到着。



ちょうど遊覧船が帰って来たところでした。
ツアー客の方たちが大勢降りてきます。
殆どが外国の方々ばかりです。


私たちは時間が無いので移動。

この日の車中泊ができる場所を探し、峠をいくつか超え移動すること1時間30分。
日も沈んだ17時『道の駅 虹の湖』に到着です。

『やっと休める』
そう思った私に耳を疑う衝撃的な言葉が嫁から。

『ここはダメ! 悪いけど場所を変えよう』
『はぁ? どうして?』

『いるよの、アレが』
『(まさかタヌキやキツネじゃないだろうし、足のないアレか?)アレってなに?』
『カメムシよ、カメムシ!2匹もいるの、臭いのよ』.


この人は何を言ってるんだろう?

ヒグマが出るから場所を変えよう・・分かる。
足のないアレ・・まぁ分かる。
カメムシ2匹で移動・・意味不明。

しかし我が家には結婚の時に交わした鉄の掟があります。
『カメムシには逆らうな・・じゃなくて口ナビ様には逆らうな!』

で、結局カメムシくんに負けて移動することに。
『分かった、で次の道の駅は近いの?』
『うん、ここからすぐ』

夜の山の中を走ること30分。
『近〜〜〜〜い』(泣)


結論!
嫁に勝ったカメムシくん、君は世界最強のムシだ!













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2019-10-10 大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( 五能線・白神山地(12湖)・日本キャニオン・不老ふ死温泉)43日目(東北編・青森)

2019-10-11 04:58:00 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-10(木)
青森県西津軽郡深浦町にある『道の駅 ふかうら』で43日目の朝を迎えました。
天気は晴れ 気温20℃
今日も暑い1日になりそうです。

『道の駅ふかうら』のすぐ横を走る鉄道。

『五能線』です。



秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅を結んでいます。

実は全国各地のローカル線と同様に過疎化などによって利用客は減少していき、一時は廃線もささやかれました。




状況が変わったのは、平成9年に観光列車「リゾートしらかみ」が運行を開始してから。




世界遺産に登録された白神山地の麓、海沿いを縫うように走る五能線の車窓には、風光明媚な景観が広がります。



一時は廃線の話もあった東北のローカル線。



現在では過疎地の活性化に鉄道が一役買ったモデルになっています。
=産経フォト= 参照



さて、今日は世界自然遺産の『白神山地』の森の中にある12湖に行ってきました。
総面積13万ヘクタールの山岳地帯。

世界でも最大級の"ブナ原生林"が広がる手つかずの自然です。
そのため天然記念物"くまげら"や"イヌワシ"を始め貴重な動植物が生息しています。

白神山地の約75%が青森県側、残り約25%が秋田県側で、青森県側の方が圧倒的に広いのだそうです。

十二湖の見所はやはりそれぞれ違った顔を持つ湖。
しかも12ではなく33もの湖があります。
とはいえ全てを一度に回るのは至難の業。

メジャーな湖に絞って回ってみようと思います。
なーんて書くとカッコいいのですが、あまり歩きたくないのが本音です。


AM9時まずはここ、
『12湖ビジターセンター』へ。
自分の体力や目的にあったコースを検討できます。


目指すのは有料駐車場のある『森の物産館キョロロ』
車で数分の距離です。
駐車場の係の人にまずはこの辺りの地図を貰いましょう。
赤い線を『出発点』から反時計回りにぐるっと一周します。
約1時間の一番初心者向きのコースです。




では張り切って『しゅっぱーつ』
『鶏頭場(けとば)の池』です。
なぜ鶏頭場という名前なのか?
上の地図を見ていただけたら分かるように池が鶏の頭の形をしているからです。



手つかずの自然の池の中に朽ち果てたブナの木。


鬱蒼とした緑の木々の下を枯葉を踏みながらゆっくりと歩みます。


ときおり聞こえるのは何という名前の鳥なのでしょう。




そしてこの12湖のハイライトともいうべき『青池』へ。






さすがにここを目指して世界から来るだけのことはあります。
素晴らしい青です。
ただ私の想像していたコバルトブルーとは少し違います。



試しに色々な角度から撮ってみたり、高さを変えて撮ってみたりしましたが。


『うーん?』
時間帯によって色の見え方が違うらしいのですが、1時間も2時間も待てないので次に進みます。



階段を上り
『ブナ自然林』へと向かいます。


グリーンシャワーを浴び深呼吸をすると心が喜びます。



『ブナ』は夏の暑さには弱い木です。


嫁を見ると"クマ避けの鈴"を持っていません。
大丈夫でしょうか?
『やっと"ヒグマ"から抜け出せたと喜んでいるけど、本州は"月の輪熊"という怖いクマさんがいるんですけどね、嫁さん』


ブナの自然林を抜け



『沸壺(わきつぼ)の池』へ
これが素晴らしかった。



私が思い描いていたコバルトブルーがそこにありました。


木漏れ日を浴びて微妙にその色を変えていきます。
まさに神秘の色。


水底に沈む倒木の姿に惹かれます。
耳を澄ませば森の声が聞こえてきます。


12湖の中の"わきつぼの池"
この池は絶対におススメです。

そして『落口の池』へ。


池の前に『十二湖庵』があります。

この日は休み。
その横には白神山地の水を飲むことができる場所があります。


歩いて汗ばんだ体に冷たくて美味しい水が再び力を与えてくれます。


見上げれば青い空に白い雲。
木々の間から漏れる秋の光がもうすぐ冬がやってくることを知らせにきます。

『春から秋にかけてたくさんの方々が北海道に来て、北海道を好きになって住んでみたいと仰ってくれます。
でも秋になると本州に帰って行くんです。
本当の北海道は冬を経験しないと分からないんですよね』
ここは青森。
なぜか北海道でお世話になったガイドさんの言葉が湖上を吹き抜ける風と共に思い出されました。



周りの景色を楽しみながらゆっくり歩いて再び『森の物産館キョロロ』に帰ってきました。

ここから車で移動です。

12時45分、車を停め『日本キャニオン 』へ。
ここから歩いて登ります。

行きは登りのために15分ほどの行程です(約500m)




近くに行くことができません。
反対側から観れるのですが日本にこんなところがあったのかと驚くばかりです。



さて移動します。
来た道を帰ります。

13時
『不老ふ死温泉』到着。
あの有名な温泉です。


海岸には簾で囲った露天風呂があるものの男女混浴とか。
ただ女性専用の露天風呂も中にあるらしいのですが・・・



いやいや、無理無理。
当然カメラを持っての入浴はできません。
さらに一度内湯に入って体を流し、再度服に着替えて入るという2度手間が面倒くさいし・・

でも待てよ?
女性専用の露天風呂と混浴の露天風呂でしょ。
それなら最初から女性専用と男性専用で良いのでは?
うーん、よく分かりません。

ただ不老ふ死なので200歳くらいまで大丈夫かなぁ、と。
あ!
不老不死だからずっと生きてるのか。
でもそれも嫌かな。



弘前まで移動。

17時。
今日お世話になる場所まで移動してきました。

駐車場で車の中の整理をしていると福岡から来たという方から話しかけられました。
『台風19号の影響が大きいけど、どうする?』
と突然相談してきたのですが、驚いた事に私の亡くなった実兄にソックリだったのです。
背の高さ雰囲気はもちろん、話し方から眼鏡を上げる仕草や言葉のスピード、間の取り方まで。
嫁もそのことを感じたようで驚いていました。
兄に似たその人が台風の心配を私にしてくる以上、当然観光はやめて一番台風が接近するという13日はホテルかどこか安全な場所に避難します。

福岡の方ありがとうございました。




















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2019-10-9大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( #五所川原立佞武多・ #白神山地ブナ林) 42日目(東北編・青森)

2019-10-09 22:20:35 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-9(水)
青森県青森市浪岡にある『道の駅 なみおか』で42日目の朝を迎えています。
北海道を離れ、青森にやってきました。


青森県はお初です。



道の駅なみおかですが、車を停めたすぐ横にリンゴ園があって自由に中に入ることができました。



物産館では朝早くからリンゴを売っています。
かなり、お安い。
『5個買ってきたよ』と嫁。
朝食はリンゴ。
これが絶品!
甘くて美味しかったので嫁がさらに買っちゃいました。
『もう5個買って来たよ』
2人で10個?
たぶん明日の朝もリンゴだろう(笑)



道の駅が開館するまで待って見せていただいたのがこれ。
『鉄道模型ジオラマ』
個人所有では日本最大級、ということです。


家では分解してダンボールの中に入れてあるらしく・・


イベントのあるときは2日間かけて組み立てるそうです。
大変なものです。
(撮影及びSNSは許可済み)
奥瀬さんありがとうございました。
この時、奥瀬さんの奥様から観光するなら『絶対にここは見た方が良いですよ』と教えていただいたのが『立佞武多(たちねぷた)』です。



さらに詳しく教えてくれたのが観光案内の小笠原さん。
この方の仕事ぶりはお見事でした。
嫁と私とでアイコンタクト。
(仕事ができる人だなぁ)と。
小笠原さん、ありがとうございました。

AM9時25分、道の駅を出発!


AM10時
『五所川原立佞武多(たちねぷた)』到着!


立ちねぷたと読みます。
『ねぶた』ではなく『ねぷた』です。
ねぶた=青森
ねぷた=弘前とこの五所川原



8月4日から8月8日の5日間開催される祭りです。
『青森のねぶた』と『弘前ねぷた』と並ぶ青森三大佞武多の一つで、高さが22mを超える山車の壮大な運行が魅力です。

施設の中に入ってすぐに目につくところにあるのが実物の8分の1。



少し離れているのが5分の1の大きさ。



では中に入ることにしましょう。
まずはエレベーターで4階に。
『・・・スゲー』
その迫力に度肝をぬかれました。






本物は高さ22m。
でも電線はどうするんだろう?
誰でもそこが心配ですよね。
私もそれを一番に考えました。
大丈夫でした。
通りの電線は全て地下に埋めてあるそうです。
なるほど。
次に心配になったのはこの建物からどうやって外に出すのか、ということ。
それも大丈夫でした。
ここから扉が開くんです。


この写真を見たら分かるかと思います。
まさにSFの世界ですね。


4階かららせん状に下に降りて来ます。


吉幾三さんはこの五所川原が故郷です。


今度は下から見上げました。
勇壮、壮大な立佞武多です。


『旅人は津軽に立ち寄って下さい
一度来た津軽は
また必ず来たくなるはずです
それが立佞武多なのです。』

吉幾三

AM11時 出発!


11時35分 『 津軽りんご大橋』通過。


橋の向こうには『岩木山』


この道は『アップルロード』と呼ばれています。
なぜそう呼ばれるのか?


とにかく道の両側にはリンゴ、リンゴ、リンゴ。
その度に車を停めて写真を撮る私に嫁が一言。
『ねぇ、時間がいくらあっても無理と思う。私は別の県に行くのは諦めたけん。いっそのこと観光は青森だけに絞ろうよ』




12時20分
白神山地ビジターセンター到着!
ここで説明してもらい『白神山地 ブナ林』に向かいます。


その途中の景色。



『大川白神橋』
綺麗な景色を見るとしばらく眺めているのでまったく先に進みません。
嫁は時間を気にしますが私はマイペース(笑)

おそらく青森だけで観光は終わるのではないかと。

そういう旅が私には合ってる気がしてなりません。
寄り道旅。
最高じゃないですか(笑)




13時25分『暗門渓谷』到着!




13時30分
『ブナ林散策道』に入る。


ブナ林の水。冷たーい。でも美味しい。
まさにジブリの世界。


今に『もののけ姫』が出てくるのではないか。



そんな気がしてワクワクしていたのですが、残念。


14時20分出発!

今日の泊まる場所に向かう途中。
それまで岩木山の頂上にかかっていた雲がなくなったのでしばし休憩。


しばらく進むと今度はリンゴの木の向こうにそびえる岩木山が見えたので再び休憩。

日も沈みかけるころに今夜お世話になる場所に到着。

台風の影響なのか日本海は荒れています。


青森で初めての車中泊。


ワクワクして眠れないかも(笑)


と言いながら5分で眠ってる・・ようです(笑)











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2019-10-8大分発・北海道一周 自走車中泊 夫婦旅 ( #さようなら北海道・ #ありがとう北海道)41日目

2019-10-08 23:24:01 | 北海道一周 自走車中泊夫婦旅
2019-10-8(火)
北海道檜山郡厚沢部町の『道の駅 あっさむ』で41日目の朝を迎えました。
天気は雨 気温15℃

さて今日の観光でいよいよ北海道ともお別れです。



昨夜、2人で会議を開きました。
10月18日の浦和戦までこのまま北海道観光を続けるのが良いのか、それとも東北を観光しながら浦和に行くのが良いのか。

結果。
2人とも北海道の行きたかったところは全て回り、これで満足したので10月8日で北海道観光は終了。
北海道一周の旅はこれで完結です。

10月9日からは『東北編』ということで旅を続け、そのまま南下して10月18日の浦和戦に参戦することに決めました。
今までと違うところは、北海道観光は時間を区切らずに2人が納得するまで回る旅でしたが、今度の東北編で使える時間は浦和戦まで。
時間の使い方が逆の旅になります。
まぁそれでも自分たちらしくマイペースでいけたら良いかなと。
今までと変わらず2人を見守っていただけたら嬉しく思います。
という事で今日は北海道最後の観光です。

向かったのは『江差』
函館からだと車で約1時間30分の距離です。


AM9時45分
『道の駅 江差』到着。
思っていたよりも小さな道の駅です。
もしかすると今までで一番小さな駅かも知れません。
と思っていたら本当に日本で一番小さい道の駅でした。
現在北海道にある道の駅は全部で140ほど。
ここは六番目の早さで登録されたそうです。




さて問題です。
この建物はどちらが道の駅でどちらがトイレでしょうか?




答え。
左側がトイレなんです。
トイレの方が何倍も大きいんです。
実際道の駅の中に入ると3畳ほどの広さでした。



『江差』といえば民謡で有名な"江差追分"の発祥の地です。
『江差追分会館』 到着!



会館の中では江差追分がエンドレスで流れていました。
独特の音調が、心の中にしみてきます。



追分(おいわけ)と言うのは、道が左右に分かれている所という意味です。
日本海から北上してきた北前船が、蝦夷に到着して、ここ江差から陸路左右に分かれて物資が運ばれたと言う事です。



AM10時20分
『海の駅 開陽丸』到着。



何故この"江差"に開陽丸が復元されているのでしょうか?



江戸城が無血開城した時に、新政府(薩摩や長州)に不満を持っていた旧幕府軍が開陽丸を先頭に軍艦で脱出。
そのシンボルであった開陽丸が新政府軍に敗れこの江差の沖で沈没し、戊辰戦争が完全に終わってしまうわけです。
そこで復元されたのが"開陽丸"です。



開陽丸のすぐ横にあるのが
『かもめ島』
海抜20m、周囲2.6kmの小さな島です。


昔、このかもめ島は弁天島と呼ばれてました。
その頃この島はニシン漁や北前船交易の舞台でした。



江差の歴史はかもめ島から始まったと言っても過言ではありません。


この美しい自然の小島は、江差のシンボルとして多くの人に愛され、親しまれています。



そのかもめ島の静かな湾の中にポツンと立っている岩。

瓶子岩(へいしいわ)です。



『あるとき、姥はかもめ島で翁から小さな瓶を渡され、教えられたとおり瓶を海に投げたところ、江差にニシンが群来るようになったのです。この瓶が石と化して海上に現われ、瓶子岩になったと伝えられています。』

その先にあるのが
『北前船係留跡(町指定文化財)』です。



往時、海路江差までたどり着いた北前船が江差に錨を下ろした場所は、日本海の荒波から船を守るかもめ島の内海でした。
その際の係留跡として、島の岩盤に細工した係留柱を入れる穴や係留環(ロープを通す環)が今でも残っています。




『義経と馬岩の伝説』
かもめ島の東側、えびす浜に面した波打ち際に、白馬が首を上げ、いなないているかのように見える岩があります。
かつて奥州平泉から源頼朝に追われた義経が、いっとき江差に逃れ住んだ後、葦毛の愛馬をかもめ島に残して再び出発したのですが、馬は雨の日も風の日も海辺を離れずに義経を待ち続け、やがてそのまま化石となってしまいました。
それがこの馬岩だと伝えられています。


11時30分 出発、

11時50分
『道の駅 上ノ国もんじゅ』到着。
ここが北海道で最後に訪れた道の駅となりました。

函館フェリー乗り場へ。


『18時 出航』
いよいよ北海道を離れます。
さようなら函館!




さようなら北海道!

函館から青森へ。

とここで嫁、北海道最後の日にやらかしてしまいました(笑)
津軽海峡フェリーと青函フェリーを間違ってしまったようです。

嫁がネットで調べていたのは『津軽海峡フェリー』
スマホナビに登録して実際に乗ったのは『青函フェリー』

ネットで調べた名前の駐車場は無いし、お土産売り場は無いし、そもそも乗船時間が17時台だったのが18時。
『でも消費税が上がったので乗船時間も変わったのよ』・・と言っていた嫁(笑)

フェリーを間違った事は認めたものの値段が安かったのと、乗客が少なかったので『まぁいいか』で終了(笑)
まだまだ続く東北編。
無事に浦和に行けるのでしょうか?
口ナビ様、スマホナビ様よろしくお願いします。






















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