大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

野良猫の子 救助隊出動!

2012年05月18日 | 日記
なんということだ。
事務所の天井裏で産まれた3~4匹の子猫のうち、
いちばん声の大きい元気なやつが天井裏から狭い外壁とのすき間に落ちてしまった。

外から見ると電動シャッターの溝と事務所の壁とのすき間から子猫の顔が半分ほど見えた。
自分の頭より狭いので自力で脱出は不可能だ。母親を呼ぶのか、鳴き声は聞こえる。



そのスペースの狭さゆえ母猫は救出を断念したようだ。
出産したとみられる天井裏から他の子猫たちの声が聞こえなくなった。
危険と判断した母猫が子猫たちを連れて引越しをしたようだ。

さあ困った。放っておくと確実に餓死だ。

仕方なく事務所の壁を破って救出することにした。

ここからは本職の出番だ。
穴を空けるおおよその位置を決め、軽天下地の位置を確認し、電気のプレートを外し、
ビニールクロスを部分的に剥がした。40センチ四方の穴を空ける位置を決定し墨をする。
クロスの下は12ミリのプラスターボードだ。穴あけは容易だ。
カッターを入れ、ビスがきいているところはビスを戻して抜いた。

壁の向こうから子猫の声がする。
いやいややっている。
だからサンダーバード(国際救助隊)のテーマなど口ずさまない。

バコッ!
40センチ角のボードを外す。



懐中電灯を照らしてのぞき込む。断熱材のグラスウールを動かすと・・
子猫発見!生後2ヶ月くらいだろうか。
なるほどこのスペースでは母猫が天井裏から降りて、子猫をくわえて、
また登ることは不可能だ。

右手に軍手をはめ、穴からその手を突っ込み・・

・・確保!

さすがにそのときばかりは「確保!」と叫んでしまった。



ラックの中身を全部出し、ラックを移動し、掃除機かけて、ぞうきんがけして、子猫を救出して・・
2時間かかってしまった。事務所の復旧やなんやらを含めるとほぼ半日がパーだ。

元気な子猫をケガ無く無事救出できたので、まあ良しとしようか。

母猫に半日当を請求したい。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野良猫出産ふたたび

2012年05月17日 | 日記
昨年の今ごろと同様、また事務所の天井裏から
子猫たちの「みーみー」という鳴き声が聞こえはじめた。

ああ~、また今年もか・・ゲンナリ。

耳を澄ますと、どうやら今年も3匹はいるようだ・・

猫好きの友人から
「野良猫は安全な場所をみつけると毎年同じその場所で子を産む」
と教えられていた。

昨年は天井点検口を開けて蚊取り線香をたいていぶり出そうとしたり、
下から棒で天井のジプトーンを突っついておどかしたりした。

野良猫親子は場所を少し変えただけで、うちの事務所・作業場の天井裏に居座り続け、
そしていつのまにかいなくなった。

今年はまだ何も嫌がらせはしていない。
あまりする気になれない。どうせ徒労に終わるし。

でも早く出ていってほしい。。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年頃の娘と自然にスキンシップをとる方法

2012年05月16日 | 子どもネタ
年頃の娘というのは自分の実の娘のことですので誤解なきよう。

現在高校2年生。

私の同級生の中にも同じ年頃の娘をもつ父親は多いので、
I君、M君をはじめ、世の中の同世代の父親たちに貴重な?情報として公開します。

その方法は偶然発見された。

録画しておいた映画「リング」を家で一緒に観たのだ。
母親はオカルト系が一切ダメなので、母親が外出したタイミングで、
「お父さん、一緒に観よう!」ということになった。

「おう、いいぞ。」
娘はビビリなくせに怖いものが見たいという変な奴だ。
だから当然ひとりでは観ることができない。

テレビの前で並んで座って観た。
怖いシーンになると「うわああ!」と叫んでいきなり腕にしがみついてきた。
おやおや。意外。ほんとにビビリやな。

もっと怖いシーンになると「ひー!」といって私の背中側に隠れた。

娘に抱き付かれるなんて何年ぶりだろう・・と逆に新鮮な感覚だった。

以上、「年頃の娘と自然にスキンシップをとる方法」の答は、
「並んで座って怖い映画を観る」でした。ちゃんちゃん。

「リング」にビビらないタフな娘にはこの方法は通用しない。当たり前だが。

普段、「酒くさい!」とか「いびきうるさい!」とか言われまくっている父本人としては、
想定外の、ビミョーにうれしい?出来事でした。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年代モノのふすま

2012年05月11日 | ふすま・表具
この業界にたずさわっていると、ときどきびっくりするくらい
古いものに出逢うことがあります。

今回は古いふすまの何度目かの張り替えのため上張り紙をめくったところ、中から
習字の練習をしたとみられる和紙が、下張りとしてあらわれました。
現在使われていない漢字もあり、すくなくとも戦前のものだろうと思われます。

ずっと前には昔の教科書でしょうか、孔子の「論語」をほどいたものが
下張りされたものも見た記憶があります。

紙といえばイコール和紙だった時代。
がんぴ、みつまた、こうぞ、といった自然植物から作られた和紙は強靭で、
長い年月にも耐えます。

木の組子でつくられたふすまの下地に、幾重にも和紙を重ねて張ることで、
軽くて丈夫で長持ちするふすまになるのです。
歴史的な書画などがいまだ残っているのも和紙のおかげですね。

和紙は日本の自然と歴史文化の産物であり宝であるといえましょう。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンゲツ新作「H-FLOOR2012-2014」発売

2012年05月11日 | 内装工事
5月8日、サンゲツから住宅用の塩ビシート床材「H-FLOOR」の新作が
発売されました。『H』はHome、住宅用という意味です。

表紙のデザインはエヴァンゲリオンのタイトルバックみたいですね。

掲載商品の中心は巾182cm、厚み1.8mmのクッションフロアです。
クッションフロアはCFとも呼ばれる、発砲層のあるシート床材です。



発砲層=クッション層をもつため、柔らかい歩行感、保温効果が得られます。

表面の透明塩ビフィルム層の加工技術により触ったときのサラサラ感があり、
抗菌性能もあります。

シート形状なので耐水性があり、お手入れも簡単、トイレや洗面室など水廻りに最適です。





印刷技術と表面加工技術により、木目・石目をはじめ多彩なデザイン表現がされています。
大理石のパターン貼りや板巾18cmという巾の広いカラーフローリングもあり、
低コストで高いレベルのインテリアデザインが実現可能です。

ぜひ、ご検討ください。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦戦!両面テープ剥がし!(総括)

2012年05月10日 | ふすま・表具
なんとかコテコテの両面テープ糊をすべて除去することができました。

しかし、普通のでんぷん糊で張った普通の障子紙を剥がすのと比較すると、
おそろしく時間と手間がかかりました。

やはり障子は木でできていますので、「紙をでんぷん糊で張るのが一番!」という結論です。

だから何度も張り替えができ、そのたび新品同様の美しさをよみがえらせられるのです。

「ワーロンシート」に代表されるプラスチック系障子紙風シートは、木製の障子に対し、
ボンドや両面テープで『無理やり』接着しなければなりません。

接着力が弱いとハガレやすくなり、接着力が強いと次の張り替えの際に剥がしにくい、
糊が残る、材を傷める、結果、障子そのものの寿命を縮める、ということにつながります。

でんぷん糊で張ることができ、しかも普通の障子紙より強度が約4倍という商材があります。
当社ではこちらをおすすめしています。商品名は「タフトップ」です。

一般ユーザー向けの障子紙を製造するメーカーさんには、パッケージに詳しい施工上の注意点や、
デメリット表示をしていただき、同時に次の張り替えを想定した剥がし方の解説や、
その際の注意点を親切に記載していただきたいです。

ホームセンターなどでお買い求めになりご自分で張られる皆さまにおかれましては、
『強化タイプの障子紙もいつかは張り替えのときがくる』ことを念頭においていただき、
安易にボンドや、強い接着力の両面テープなど使用されませんようお願いしたいです。

以上で「両面テープ三部作」を締めくくりたいと思います。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦戦!両面テープ剥がし!(2)

2012年05月09日 | ふすま・表具
まずネットで情報収集をしました。
yahoo知恵袋、教えてgoo、など。
相手が木製の建具なので金属スクレイパーは使わない。
有毒なのでメタノールは使わない。

得られた幾つかのヒントをもとに、数種類の方法を目立たない場所で試験的に実施。
そして、「今回これでいこう」と決定したのが以下の方法です。

準備したものは、ZIPPOのオイル、箱ティッシュ、未使用の割りばし
あと、カッターナイフ、雑巾。



ティッシュを小さく折りたたみ、ZIPPOのオイルをよくしみ込ませて、
両面テープをこすっていきます。

両面テープの糊はティッシュとともに、消しゴムくずのようにボロボロになりながら
うまい具合にとれていきます。



障子は立てかけるとオイルが垂れるので、平らなところに置いて作業したほうが
姿勢も安定して効率も良いです。
割りばしは頑固な糊をこすり取るヘラとして使います。
柔らかいので障子の材を傷めることも少ないです。

硬い樹脂になった木工ボンドは上記の方法では除去できません。
ほかに仕方が無いので、カッターナイフで慎重にそぎ落とします。



いずれにしても、たいへん根気のいる作業です・・。



オイルが揮発して乾いたのち、絞った水雑巾で全体を吹きあげて出来上がりです。

・・・いや、障子紙を張る準備が整ったのであって、出来上がりではないですね。

テープ剥がし(総括)へ続きます。。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦戦!両面テープ剥がし!(1)

2012年05月09日 | ふすま・表具
今回受注した障子の張り替えは、お客様が自分でホームセンターで購入された
「ペットの爪にも強い障子紙」なるものが両面テープで貼られていました。

花柄がプリントされたプラスチック系のフィルムが、障子紙を両面からサンドイッチ
しているようです。なるほど紙よりは明らかに強度があります。

しかしプラ系素材のものは温度に対し伸び縮みを繰り返し、最終的には縮みます。
今回の障子でいうなら四方からはち切れるようにハガレを起こします。

そうなると、より接着力の強い両面テープで四方を貼り直すということになり、
それでもダメならボンドで・・最後は上からセロテープで・・
・・そんなお客様の苦労の跡がうかがえる状態でした。



障子紙をまずめくってみると、やはり!
桟の側にコッテリと両面テープがへばりつき、紙の側にもなんと3種類の両面テープが。
さらに部分的には固い樹脂となった木工ボンドまでが・・。

今回は普通の障子紙に張り替えるので、桟に着いた両面テープの糊を完全に近い状態まで
除去しなければなりません。

さて、どうしましょうか。
実際の苦戦レポートは次回へ続きます。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームページからのお客様

2012年05月08日 | うれしい
今回のお客様は大垣市の隣り町にお住まいの方でした。

初回訪問の昨日、おうちに上がらせていただき、いろいろとお話をうかがい、
ふすまと障子の張り替えのお仕事をいただくことができました。
ありがとうございました。

いわゆる「業者選び」にかなり慎重に検討されたご様子で、
当然弊社のホームページ、私のブログも見ておられました。

そういったプロセスを踏まえてのお電話、そして訪問ということで、
合見積なしの一発ご指名でした。
なんというありがたいことでしょう。

お客様に喜んでいただけるよう、いつものように、良い仕事、良い対応で。

とにかく今回は、とてもうれしい出来事でした。


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーテン・ブラインドの取り付け工事

2012年05月05日 | 内装工事
5月5日。
今日はかねてより予定されていた市内某病院の
カーテン・ブラインド等の取付工事日です。

バーチカルブラインド 1台
アコーディオンドア  1台
ロールスクリーン   4台
ブラインド      12台
カーテン       9ヵ所 というボリューム。

晴天に恵まれうれしい。

トラックに積み込みを完了し、まもなく出発です。

この写真、なんとなくウルトラホーク1号の出撃シーンに似ている・・


---------------------------------------------------------------------
~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com
お気軽にメールください⇒こちらからどうぞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする