ここにもヴォーリズの教会が…-滋賀県大津市：堅田

Katada, Ohtsu City, Shiga Pref.


さてさて、浮御堂を訪れるために滋賀県大津市の堅田の街をワタクシ達は訪ねたのですが
堅田の街にもう一か所訪ねたい場所があったんですよ。昨日のブログで滋賀県の水口にあるヴオーリズの建造物を紹介しましたが
ここ堅田にもヴォーリズの建造物があるんです。それが日本基督教団堅田教会なんですよ。


1930年に建設された堅田教会は、堅田の街の中に静かに佇んでいました。
無駄な装飾が無く、暖かな外見が「あぁ、ヴオーリズらしい建物だなぁ」と感じさせてくれます。
中に入れるのかな？　とりあえず、扉をあけてみましょう。


翌日の礼拝に備えて、礼拝室では信者の方が3人、準備をされておりました。
「中を見学してもいいのでしょうか」とワタクシが訊くと、「どうぞどうぞ入ってくださいね」と言っていただけました。


ワタクシが大阪から来たこと、ヴォーリズの建造物が好きだという話をしますと
「大阪にもヴォーリズの教会があるんですよ」と言われたので、「ええ、浪花教会と川口教会ですよね」などと
信者の方と楽しく話が盛り上がりました。


すると「ねぇ、明日の練習も兼ねてオルガン弾いて、聞いてもらいましょうよ」ということになり
ワタクシはオルガンの音色が響く礼拝堂を、ゆっくり見学できるという幸運に恵まれたんです。


「二階も見に行ってくださいね」という言葉に甘えて、ワタクシは二階に登って行きました。


これ、面白いでしょ。二階には和室があるんですよ。和室から礼拝堂を眺めるなんて不思議な感じですよね。
日本の文化や生活習慣を尊重し、一方で日本にキリスト教を広めようとしたヴォーリズらしい工夫ですね。


教会の建物もそうですし、信者の方との触れ合いもワタクシの心に暖かいものをもたらしてくれました。


この日の最後に堅田教会を訪ねてよかった。心からワタクシはそう思い、滋賀から帰路につきました。


そして家に帰ったワタクシは、紋をヘアカットに連れて行ったんですよ。
スッキリとしたと思うのですが、ちょっと幼く見えてしまう紋クンでありました。


翌日は家人と紋クンと一緒に、我が家から20分ほどの距離にある公園に出向きました。
紋クンと紅葉の写真を撮りたかったのですが、なんとか撮ることが出来ました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


滋賀県っていつも行くたびに、「人が優しいなぁ」って思うんですよね。
ギスギスしたところが無く、どこかおおらかな感じがして、いつ行っても心が優しくなる気がするんです。
滋賀県の人と相性がいいのかな。


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