よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

洋風の鯖をいただきました-福井県若狭町:「Saba*Cafe」

2023年05月01日 | 福井
“saba*Cafe” , Wakasa Town, Fukui Pref.

さてさて、若狭街道の熊川宿を散策したワタクシ達ですが、時刻はお昼前になっていました。
「せっかく鯖街道に来たんやから鯖寿司を食べようか」と話をしていたのですが、熊川宿の近くに気になるお店を見つけました


「Saba*Cafe」というカフェで、名前の通りサバを洋風に調理した料理がメインのカフェでした。
「ちょっと変わった鯖料理もいいな」ということになり、このお店に入ることにしたんですよ


メニューを見てしばし熟考。そしてワタクシ達は「サバサンド」と「サバのフィッシュアンドチップス」をオーダーして、
半分ずつシェアすることにしました。さて、どんなサバ料理が出てくるでしょうね


どーですか。これが「サバサンド」です。サバサンドはもともとトルコのイスタンブールなどで、よく食べられている料理なんです


この肉厚のサバを見てください。食欲がそそられますな。ワタクシ、サバが大好きなので。ワクワクしてきますわ


アイスカフェオレも運ばれてきました。そうそう、お店は若い人たちが切り盛りしていました。
店内はバイクのツーリング客、ワタクシ達のような観光客で賑わっていました


いやぁ、肉厚のサバがバゲットに合いますなぁ。これは美味い。このお店を選んだのは正解でした


どーですか。「サバのフィッシュアンドチップス」です。本来の「フィッシュ&チップス」はタラのフライが使われますが、
これは肉厚のサバのフライですな


こちらもボリュームたっぷりでした。美味しいサバ料理を満喫したワタクシ達でした

「Saba*Cafe」…福井県三方上中郡若狭町熊川12−16−2

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


海外旅行に行っても食事に困ることというのは、私の場合ほとんどありません。
ただ、多くの国で魚介類料理の種類が少ないこと、アジア以外の国では麺類があまり食べられないことはちょっと残念に思うことがあります。
そう思うと、日本っていう国は食が豊かですよねぇ。



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鯖街道-福井県若狭町:熊川宿

2023年04月30日 | 福井
Kumagawa Post Town, Wakasa Town, Fukui Pref.

さてさて、キャンプに行く前にワタクシ達は若狭街道の熊川宿に立ち寄りましたが、
若狭街道は別名「鯖街道」とも呼ばれるんですよ。特に関西の人は、鯖街道という名前は聞いたことがあると思います


鯖街道は若狭国の小浜藩領内と京都を結ぶ街道の総称でして、いくつかのルートがあるんです


これらが代表的な鯖街道のルートで、一番賑わったのが若狭街道だったようです


主に魚介類を京都へ運搬するための物流ルートでしたが、最も割合が高かったのが鯖であったので鯖街道と呼ばれました。
鯖街道と言っても、鯖ばかり運んでいたわけではありません。若狭からは海を渡ってやってきた文化や、さまざまな海産物が運ばれました。
そして、京からも雅な都の文化や工芸品などが若狭に運ばれていきました


鉄道や自動車が普及する以前の時代には、若狭湾で取れたサバは行商人に担がれて徒歩で京都に運ばれました。
冷凍技術のなかった当時は、日本海で捕れた生サバを塩でしめて陸送する方法が取られ、京都まで輸送するのに丸1日を要しました


京都に着くころにはちょうど良い塩加減になり、京都の庶民を中心に重宝されたといわれています。
鯖街道の終着点である京都の出町柳周辺では、「鯖寿司」が名物となっているのはそういう理由なんですね


ワタクシ、魚の中でも鯖は大好きな魚の一つでして、京都の鯖寿司は本当に美味いと思います。
以前に京都で絶品の鯖寿司を買って食べたことがあるので、よかったら下のページも見てください

https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/fb410ab6df7f5a17dc18d436bfc763df


ではでは、熊川宿を後にしてキャンプ場に向かうとしましょうか。いや、その前に昼食を食べたいですねぇ

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


気がつけば今日で4月も終わりですね。今年も1年の3分の1が終わったことになると思うと、月日が過ぎていく速さに驚きます。
私は一年の中で一番好きなのが5月なので、5月が来るこの時期はワクワクした気持ちになるんですよ。
明日からは「風薫る5月」です。さあ、どこに出かけようか考えねばなりません。



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若狭にある宿場町-福井県若狭町:熊川宿

2023年04月29日 | 福井
Kumagawa Post Town, Wakasa Town, Fukui Pref.

さてさて、4月22日の土曜日ですが、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と滋賀県にキャンプに行きました。
キャンプ場に行く前に、ワタクシ達はまだ訪れたことが無い福井県若狭町にある熊川宿に立ち寄ることにしました


熊川宿は福井県の小浜と京都を結ぶ若狭街道の最大の宿場町です。
現在は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、ワタクシは一度訪れたいなぁと思っていたんです。
ワタクシにとっては59ヶ所目の重要伝統的建造物群保存地区の訪問です


滋賀県にキャンプに行くのに、福井県の宿場町を訪れるって随分と遠回りをしたように思われるかもしれません。
今回ワタクシ達が行くキャンプ場は滋賀県高島市の朽木という場所で、この若狭町の熊川とは県境を挟んですぐの場所なんですよ


熊川宿は、交通軍事の要所として、1589年若狭の領主浅野長政が諸役免除を行ったことをきっかけに発展しました。
江戸時代には200戸を超える大きな宿場町となり、1700年代には一晩に400名もの宿泊客がいたといわれています


この「宿場館」という建物は、現在は熊川宿の資料館になっていますが、元々は昭和15年に熊川村役場として建築された建物です。
なかなか素敵な洋館ですね。ワタクシ、昔の洋風建築って好きなんですよ


熊川宿には宿場全体に美しい水路が流れていますが、これは前川という川なんです。熊川宿の街道に沿って流れる前川は、
かつては人馬の飲み水として、また生活用水として、さらには下流域の農業用水として利用されてきました


この日は快晴。ただ、風が強いのがキャンプに向かうワタクシ達にはちょっと不安でした。
そして、周囲の山々の新緑が実に美しい。この季節、新緑は主役になりますね


ではでは、熊川宿をもう少し散策するとしましょうか。初めて訪れる土地ですので、ワクワク感が高まるワタクシです

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この日は朝7時半に大阪を出発し、途中、滋賀県高島市のスーパーマーケットでキャンプの食材などの買い出しをして
熊川宿には11時前に到着しました。来てみてビックリしたのは外国人観光客の多さです。
こんな地味な場所というか、日本人でもさほど多くの方が知らないような町にまで外国人が訪れるんですね。
でも、古い町並みというのは彼らにとって魅力的な場所なのでしょうね。



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鬱蒼たる杉木立の中-福井県永平寺町:永平寺

2012年04月27日 | 福井
さてさて、苦手な苦手な団体さんで福井県の永平寺を訪ねることになったワタクシですが
これまでは冬の雪深い永平寺の姿しかワタクシは知りませんでした。
汗ばむほどの陽気の中、穏やかな日差しに包まれた永平寺は、信徒さんを包み込むような温かさを感じました



永平寺は言うまでもなく曹洞宗の大本山ですが、曹洞宗や臨済宗といった禅宗は「座禅などの厳しい修行」というイメージが強いです。


この日も若い修行僧の姿を数多く見ました。冬の厳しい寒さの中で修行を積んできた彼らにとって、春の温かさはホッと心が和むものではないでしょうか。


ワタクシが永平寺で一番好きなのが、この勅使門なのです
勅使門ですから、朝廷からの使者をお迎えするために作られた門なのでしょうが、樹齢700年の杉に囲まれた姿は気品があって美しい。


見事な杉木立を眺めながら、「花粉症じゃなくてよかった」とつまらないことを考えるワタクシでありました

そしてそして、団体でのバス旅行ですから、当然ながら食事というのも大きな楽しみなのですな
この日は女性陣が美味しい釜飯屋さんに予約を入れてくれていました。


どーですか。「山菜と卵の釜飯」です。湯気でレンズが曇るので困りました。


どーですか。「越前そば」です。まぁ、蕎麦の専門店ではないのでお味はほどほどでしたね。


考えてみれば今回日帰り旅行にワタクシを誘ってくれた方々は、6年以上前に仕事でお付き合いのあった方々です。
今では仕事上のお付き合いは何もないのに、こうして誘っていただけるのはありがたいことですね
みんなで笑って、みんなで食べて、みんなで飲んで…団体行動もちょっとは悪くないかな

使用したカメラ:FUJIFILM X10


永平寺へ向かう道中、福井県も桜が満開になっていました。
遅かった春も、やっと北陸の地にやってきたんだなぁと実感しました。
桜前線は北へ北へ…もうすぐ被災地にも桜が咲くのですね。
たとえ一瞬でも、桜の花が被災地の人々の心を癒してくれることを願います



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曹洞宗の大本山へ-福井県永平寺町:永平寺

2012年04月26日 | 福井
さてさて、先日(4/21)にワタクシは、以前に仕事でお付き合いがあった方々が日帰りバス旅行に行くのに誘われ
(いや、半ば強制的に…行かなければ何を言われるかわからないという恐怖心もあり
福井県の永平寺にバス旅行に行きました。団体行動が苦手なワタクシにはきわめて珍しい団体行動です。

皆さんご存知のように、永平寺は曹洞宗の大本山であり、道元によって今から約750年前に開かれた寺院です。
鬱蒼たる杉木立に囲まれ、禅寺らしい質実剛健たる佇まいのお寺には、過去に二度行ったことがあるのですがいずれも雪深い寒い季節のことでした。
今回は初めて穏やかな春の日に、永平寺に行くことになりました


山の斜面に建つ永平寺の参拝は、斜面を登って行くことから始まります。


京都のお寺のような華やかさ、雅さには乏しいのですが、逞しさや力強さを感じるお寺です。


永平寺に来ていつも感心するのは、どこを歩いても塵ひとつ落ちておらず、見事なまでに床が磨き上げられていることです。
修行僧たちが厳しい修行を積んでいることがよくわかりますね


過去二回、ワタクシが訪れた永平寺は雪が降り積もり、空はどんよりと曇っていました。
この日は穏やかなと言うか、初夏のような日差しの中でした。
季節が違うと、全然印象が違うものですね


どうどうたる山門の姿です。建立は1749年とのこと。重厚な佇まいが素晴らしい。


道元が開いた曹洞宗は全国に1万5千の末寺、800万人の信徒を持つそうです。


そしてそして、絶えず100数十人の若い修行僧が、日々厳しい修行を積んでいます。
そんな永平寺をもう少し歩いてみましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X10


我ながら恥ずかしいくらいに団体行動が苦手です。
その傾向は若い時からあって、学生時代から一人旅や単独登山が好きでした。
歳を重ねてますますその傾向が強くなり、どうしても集団で行動することが苦手と言うか嫌いと言うか…
もう少し協調性を持たないとダメですね



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