よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

湯もみ-群馬県草津町:草津温泉

2023年08月20日 | 群馬
Kusatsu Hot Spa, Kusatsu Town, Gunma Pref.

さてさて、草津温泉のお宿で美味しい朝食をいただいたワタクシ達ですが、朝食の後に行ってみたい場所があったんですよ


ここは「熱乃湯」という建物なんですが、9:30からここで草津名物の「湯もみ」を見ることが出来るんです。
草津温泉の源泉は50℃近いものが多く大変高温のため、入浴できる温度まで下げる必要があるんです。
しかし、水を入れたのではせっかくの温泉の効能が薄まってしまいます。
そのため考え出されたのが、湯をかき混ぜて温度を下げる「湯もみ」なんです


そんな湯もみをショーとして見ることが出来るのが、ここ熱乃湯なんですよ。
1日に6回の公演があり、9:30というのが一番朝早い公演なんですが、朝食を食べて散策に行くのにちょうどいい時間だからでしょうね。
ワタクシ達の後に続々と観光客が来て、結構な賑わいになっていました


この草津節を歌いながら湯もみをするわけですが、ワタクシ、1番と5番の歌詞は知っていましたが、それ以外は知りませんでした。
ちゃんと浅間山や白根山という名所が歌の中に詠み込まれているんですねぇ


ワタクシも相棒さんも、普段はあまりこういうショー的なものを見ることはないのですが、
「せっかく草津温泉まで来たんやしなぁ」ということで、今回は見学することにしたんです


草津温泉の源泉って50度から90度までの酸性のお湯で、皮膚病・神経痛・糖尿病ほか多くの症状の効能を持つそうなんです。
その効能を薄めないために、お湯に加水をせずに温度を下げるということにこだわっておられるようでした


この湯もみというのは明治時代から本格的に始まったそうです。観光客の誘致には大きな効果があったでしょうね


ここでは1日に2回、湯もみ体験というのもありまして、それも結構な人気のようですよ


湯もみの見学を終え、ワタクシ達は大阪への帰路に着くことにしました。充実した2泊3日でした。
尾瀬にせよ草津温泉にせよ、是非とももう一度行きたいと思う場所でありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


登山を終えたら温泉へ…ここのところ、登山の計画を立てる時は必ず下山後に温泉に行くような行程を考えます。
ただ、我が国の場合、山岳地帯へ行くと大抵の場合は温泉地がありますので、行程に温泉を組み入れることに苦労することはありません。
地震や火山が多い我が国ですが、その代わりに温泉というありがたい贈り物があるのだと思うようにしましょうか。



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頭隠して○○隠さず-群馬県草津町:草津温泉

2023年08月16日 | 群馬
Kusatsu Hot Spa, Kusatsu Town, Gunma Pref.

さてさて、草津温泉に宿泊したワタクシ達ですが、お酒の酔いもあってグッスリと眠ることができました。
そして、翌日(7月27日)は朝の6時前に起床し、朝一番に露天風呂に行こうと考えていたんです。
露天風呂の営業は7時からなのですが、お宿から露天風呂まで歩いて15分ほどだということなので、6時40分に宿を出ました


夜は観光客で賑わっていた湯畑ですが、さすがに早朝は閑散としていました


お宿や湯畑から歩いて10分少々で「西の河原公園」に着きました。
ここは毎分15000リットルの温泉が湧き出し、川となって流れている公園なんです


源泉の流れる川が自然の足湯になっていました。それにしても草津温泉は湯量が多いですねぇ


そして、ここが「西の河原露天風呂」です。男女合わせると総面積約500㎡(男湯333.5㎡/女湯166.0㎡)という
日本でも有数の広さを誇る露天風呂なんです。ワタクシ達は7時ジャストに着いたのですが、7時15分頃まで他にお客さんがおらず
この露天風呂を独占でしたんですよ。気持ち良かったなぁ


日差しが強かったのでタオルで頭を隠したら、股間が見えてしまいました。
「頭隠して尻隠さず」ではなく、「頭隠して股間隠さず」になってしまいました。ヴワァッハッハッハ


朝風呂を楽しんだ後は「若乃湯 草津館」に戻って、朝食の時間です。旅館は夕食だけじゃなく、朝食も楽しみですよねぇ


ワタクシはブッフェ形式の朝食が苦手です。好きなものばかりチョイス出来るのはいいのですが、
朝早くからお盆を持って列に並ぶというのがどうもダメなんですよねぇ


ここのお宿のように小じんまりした旅館だとブッフェ形式ではなく、こうやって一人一人に食事が供されます。
落ち着いてゆっくりと食べることが出来るのがいいんですよ


素朴な朝食でしたが、十分に満足のいく朝食でした。この日も大阪まで車では8時間以上かかりますので、
十分に睡眠も取ることが出来、朝食もしっかり食べることが出来たのでよかったです

PS.明日から3日間、青春18きっぷの旅に出かけます。ブログは3日間お休みします。
皆さんのブログには19日の夜に訪問できるかと思います。


使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は特別に温泉好きというわけではありませんが、旅行好きなのでいろんな温泉地に行く機会がありました。
草津温泉は「一度は行きたい」と思う温泉地だったのですが、大阪からは遠く、なかなか行くことが出来ませんでした。
今回訪れてみて、「なるほど天下の名湯と言われるだけのことはある」と思いました。
願わくば、秋や冬の寒い季節に再訪してみたいです。



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夜のそぞろ歩き-群馬県草津町:草津温泉

2023年08月15日 | 群馬
Kusatsu Hot Spa, Kusatsu Town, Gunma Pref.

さてさて、草津温泉にやって来て「若乃湯 草津館」に宿泊するワタクシ達ですが、
夕食を終えた後は草津温泉の温泉街に散策に出向きました


お宿のすぐ前が草津温泉の中心部で、この場所は「湯畑」と呼ばれているんです


湯畑は草津温泉のシンボルとして、毎分約4、000リットルのもの温泉が、こんこんと湧き出しています。
湧き出でる源泉は整然と並べられた7本の湯樋を通って、この湯樋に時間が経つと温泉の成分が凝縮・沈殿し、湯の花を採取出来ます。
湯の花を採取できる畑、「湯畑」と名付けられたと言うことです


夜の湯畑はライトアップされ、周囲には昔ながらの外湯もあり、お土産物屋さんや飲食店も集まっています。
多くの観光客が夜の散策を楽しんでいました


日本三名泉の一つに数えられる草津温泉ですが、その歴史は古く、古墳時代にヤマトタケルが発見したという説、
奈良時代に行基が発見したという説、鎌倉時代に源頼朝が発見したという説など、多くの開湯伝説が残されているそうです


安土桃山時代には豊臣秀吉が徳川家康に入湯を勧めたという記録がある他、江戸時代には小林一茶や十返舎一九といった文人も
草津の湯で体を癒したという記録もあるそうです。日本人って昔から温泉が好きだったんですねぇ


テレビや雑誌などで草津温泉が特集される際、必ずと言っていいほど取り上げられるのが湯畑の北端にあるこの湯滝です。
湯桶で適度に温度が下げられた源泉は湯滝を勢いよく流れ落ち、周囲の共同浴場や湯宿に供給されます。
湯滝の目の前には足湯施設「滝の湯」が整備されており、足湯に浸かりながら湯畑の景色を楽しむことができるんです。
この時は、外国人観光客の方々が数多く足湯を楽しんでいました


ではでは、お宿に帰ってもうちょっとビールでも飲んで、ゆっくりと眠るとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


宿に戻って缶ビールを2本飲んだ後、テレビでニュースを見ようと思っていたのですが、気がついたら寝ていました。
朝の4時から歩いていましたので、さすがに疲れていたのでしょうね。
早朝から尾瀬ヶ原を歩き、太腿がつりながらも至仏山に登り、名湯草津の湯を楽しんだわけですから、充実した一日でした。



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夜の宴-群馬県草津町:草津温泉・若乃湯 草津館

2023年08月14日 | 群馬
“Kusatsukan”, Kusatsu Hot Spa, Kusatsu Town, Gunma Pref.

さてさて、上州の名湯草津温泉にやって来て、老舗の「若乃湯 草津館」に宿泊したワタクシ達ですが、
源泉かけ流しの温泉で汗を流し、登山の疲れを癒しました。そして、楽しみな夕食の時間となりました


「おしながき」が置かれていました。こういうのがあると嬉しいですねぇ


どーですか。これは箸付の「ズッキーニ海老寄せ」ですな


こちらは「入山きゅうり」「こんにゃく田楽」です。お隣の嬬恋村をはじめとして、この界隈は高原野菜の大産地です。
ですので夏野菜が美味しいんですよねぇ


これは「冷やし茶碗蒸し」です。まずは生ビールを飲みながら、箸付の料理をペロリといただきました


どーですか。向付は「カツオ、サーモン、ヒラメ、ブリのお刺身」です。今回の料理で唯一難点を挙げるとしたら、
山間部の温泉宿なのですから、無理に海の魚を出さなくてもヤマメ、イワナなどのお刺身でいいのになぁって思ったんですよ


どーですか。煮物は「銀鮭キャベツ巻き」「入山きゅうり東寺巻き」「ミニトマト」です。
東寺巻きって湯葉で他の材料を巻いて調理したものを東寺巻きと呼ぶんですね。知りませんでした。
お隣の嬬恋村は日本屈指のキャベツ産地です。キャベツが美味しかったですねぇ


どーですか。陶板は「上州牛の陶板焼き」です。これはもう美味いに決まってますがな


どーですか。変鉢は「トマト 豚煮込み 射込み」というのが運ばれてきました。
「あれ、これってただのトマトやんか」と思ったのですが…


あらあら、トマトの中に豚肉の煮込みが入っておりました。豚肉もトマトも美味しゅうございました


どーですか。焼物は「あんこう ズッキーニ ネギ味噌ソース、オクラ 揚げごぼう バルサミコ酢」です。
ズッキーニやオクラが美味い美味い。野菜の美味しさに感動するワタクシ達です


どーですか。揚物は「海老ロール 幅広いんげん 茄子 ズッキーニの天ぷら」ですな。
これもまた夏野菜が美味いのです。そしてビールと焼酎がすすむのです


ワタクシは豪華で大規模な宿は望みません。小じんまりとした温かな雰囲気の宿が好みです


今回の「若乃湯 草津館」はいいお宿でした。接客も良し、食事も良し、そして何よりも温泉が最高です。
落ち着いた雰囲気のお宿を望む方には、お勧めしたいお宿です

若乃湯 草津館…群馬県吾妻郡草津町草津甲419

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


先日、職場で行った健康診断の結果を受け取りました。内臓関係のいろんな数値が、昨年よりも良くなっていました。
おかげで食事に関して特に何かを気にすることなく何でも食べることが出来ますし、アルコールも飲むことが出来ます。
もちろん暴飲暴食はしませんし、体重も増えないように気をつけていますが、何でも美味しくいただくことが出来るのはありがたいですね。



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天下の名湯-群馬県草津町:草津温泉・若乃湯 草津館

2023年08月13日 | 群馬
“Kusatsukan”, Kusatsu Hot Spa, Kusatsu Town, Gunma Pref.

さてさて、至仏山の登山を終えたワタクシ達は鳩待峠からバスで戸倉へと戻り、戸倉の駐車場に停めてあった車に乗りまして、
この日の目的地である草津温泉へと向かいました。戸倉から草津温泉までは案外距離がありまして、
2時間少しかかって草津温泉に到着しました


この日のお宿は「若乃湯 草津館」という老舗の温泉旅館です。草津温泉のど真ん中、湯畑のすぐ前にお宿がありました


草津温泉は有馬温泉、下呂温泉と並んで「天下の三名泉」と呼ばれてきました。また、江戸時代に作られた「温泉番付」では
常に「東の大関」に位置付けられていたんです。ちなみに当時は大関が最高位で、横綱は無かったんです。
「西の大関」は常に有馬温泉が選出されていたようですね。
有馬温泉も下呂温泉も行ったことがあるので、今回で三名泉を全て訪れたことになりました


全9室の小じんまりとしたお宿です。建物は年季の入ったものでしたが、清掃が行き届いており清潔感に溢れていました。
館内に入った時点で、温泉ならではの硫黄臭が漂ってきました


ワタクシ達の部屋は2階でした。ゆったりとくつろぐことが出来そうなお部屋です


部屋からの眺めです。この辺りが草津温泉の中心街になるんですよ。ではでは、すぐにお風呂に向かうとしましょうかねぇ。


これは旅館の中庭にある源泉なんです。この源泉がお宿の名前にもなっている「若乃湯」なんですよ。
若乃湯は草津の中でも数少ない館内湧出自家源泉で、草津温泉で自家源泉を持つ宿は、わずか5軒のみということです。
中庭から湧き出ているため、引湯による泉質の劣化がなく新鮮で良質なお湯が楽しめるんですね


これが浴場なのですが奥にある湯船が若乃湯です。手前はお宿のすぐ前にある「白籏源泉」を引いてきたお湯です。
二つの源泉を楽しむことが出来たのですが、実に実に心地よいお湯でした。
ワタクシも相棒さんも温泉好きなのですが、ここのお湯には大満足でした。そして、お風呂の後は楽しみな夕食ですな

若乃湯 草津館…群馬県吾妻郡草津町草津甲419

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


コロナ禍から解放されて、この夏は一気に観光客が増えました。ここ草津温泉も国内はもちろん、外国からの観光客の多さが目立ちました。
浴衣を着て温泉街を歩く外国人観光客がすごく多かったですし、欧米からの観光客よりもアジア系の観光客が多いように感じました。
東南アジアの経済発展、一方で日本の円安がこういう現象を引き起こしているのでしょうね。



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