よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

韓国旅行記:3日目その10-「アナゴ三昧」:タドソグィポ(다도서귀포)・釜山

2024年01月04日 | 海外旅行ー韓国
Dado Seogwipo, Busan, South Korea

さてさて、あっという間の韓国滞在でした。韓国最後の夜を迎え、「さあ、最後の夕食は何にしようか」ということになるのですが、
数年前に家人の実家に帰省した際、博多の美味しい海鮮居酒屋さんに行った時に、「対馬のアナゴって最高に美味しいんですよ。
『黄金アナゴ』っと呼ばれるくらいで、肉厚で脂が乗って最高に美味いんです」と説明を受けて、そのアナゴを食べたんです。
そして、釜山でも対馬近海で獲れた絶品のアナゴが食べられると聞き、最後の夜は「アナゴを食うぞ」と思ったんですよ


「チャガルチ市場のすぐ近くに絶品のアナゴの店がある。ただし、超ローカルなお店だ」という情報を得ました。
ワタクシ、超ローカルだろうが、日本語はもちろん英語も通じなかろうが、そこは何とかなるだろと思い、
「タドソグィポ」(다도서귀포)というお店に向かいました


お店はご家族で切り盛りされているような、アットホームなお店でした。
ワタクシ、これまで様々な国を旅しました。いや、日本国内でもいろんな場所を旅しました。
ワタクシはなぜかこういう雰囲気のお店で、お店の方に好かれるんですよ。なぜか、地元の方と仲良くなるんですよ。
ですので、全然不安を感じることなくオモニやヌナと笑顔で接するのでありました


どーですか。この「アナゴ」です。日本ではアナゴといえば煮穴子、焼き穴子、穴子の天ぷらなどが一般的でしょうね。
さあ、韓国ではどんなふうにアナゴをいただくことが出来るのか、これはワクワクしますなぁ


まずは韓国らしく、いろんな副菜が出てまいります。ケチンボのワタクシは、「余ったら勿体ないやん」と思ってしまうのです


どーですか。これはサービスで供される「貝のスープ」なんですよ。見た目はさほど辛く見えないように思います。
しかし、実際は結構なピリ辛スープでして、ワタクシにはちょうど良い辛さでした


どーですか。きれいに下ごしらえされたアナゴが登場しました。背開きにして適当な大きさに切ってあるんですね。。
身の下には内臓や骨、尾びれの部分もありました。ワタクシ、アナゴが大好きなのでウハウハしますわ


どーですか。この肉厚アナゴを炭火で焼くのです。これ、美味いに決まってますがな。不味いはずがありませんがな


オモニ(お母さん)やヌナ(お姉さん)が小まめに火加減、焼き具合を見てくれるので」安心ですな


脂がのっていて、ふっくらジューシーで非常においしかったです。日本風の食べ方ではありませんが、これは美味かった。
ただ、炭火で焼いたアナゴを醤油や味醂で味付けしたら、さぞや美味いだろうなぁとも思いました


この後は頭は骨も炭火で焼いて食べまして、ワタクシ達は釜山のアナゴを大満喫したのでありました


3泊4日の海外旅行なんて、アッという間ですね。こんなに短い期間での海外旅行は初めてだったので、慌ただしさを実感しました


翌日の11月5日は早朝に釜山の国際空港に行かねばなりませんでした


さあ、今年はどれだけ旅行に行くことが出来るでしょうか。そのためには、まず自分自身が健康であること。
そして、何よりもアホな旅行に対して家人の理解と協力を得ることが大切ですね

使用したカメラ:12、13枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


久々の海外旅行でした。旅行は国内、海外のどちらでああろうが、いつもワクワクした気持ちになるんですよ。
私はこれからも身体が(心も)健康である限り、いろんな場所への旅を続けて行きたいのです。
Keep On Traveling…今年もいっぱい旅をしたいですね。



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韓国旅行記:3日目その9-「朝鮮戦争」:40階段文化観光テーマ通り(40계단문화관광 테마거리)・釜山

2024年01月03日 | 海外旅行ー韓国
40 Stairway Street, Busan, South Korea

さてさて、ワタクシ達は一旦ホテルへと戻り、家人は「夕食までの間、ホテルでゆっくりするわ」とのことですが、
ワタクシはホテルからほど近い所に、ちょっと行ってみたいと思う場所があったので歩いていくことにしました


地下鉄1号線中央駅から40階段と呼ばれる階段の上までの約450mほどの通りが、
「40階段文化観光テーマ通り」(40계단문화관광 테마거리)と呼ばれるエリアになっているんです


ここはどういう場所かというと、朝鮮戦争の際に北から逃げてきた避難民が、
釜山でもっとも目立つ場所であり、釜山港を一望できるこの40階段で会おう!と約束して待ち合わせした、
朝鮮戦争のつらい思い出が残る場所なんですよ。2004年から釜山市によって復元事業を行われ、
40階段とその周りの通りが観光テーマ通りとして指定されたんですね


実はこの階段、もともとは1910年前後に日本人が山を削り作った階段だといわれています。
ということは、日本の統治時代に作られたものだということですね。
現在の階段は1953年に起きた火災の際に少し南へ移動したものだそうです


地下鉄の中央駅から40階段までの道にはさまざまなモニュメントや銅像がありました。
北朝鮮から逃げ延びた人たちは、アコーディオンの音色に合わせて故郷を偲ぶ歌を歌ったのでしょうか


朝鮮戦争は現在も「休戦中」であって、「終戦」はしていません。
ドイツとは違い、韓国の人々も「祖国統一」ということは現実的にはあり得ないと思っているでしょう。
ただ、一つの国土が二つに引き裂かれるというのは、辛く悲しい歴史だなと思います


坂を上り切ったあたりに朝鮮戦争時の避難民の生活習慣を記録した「40階段文化館」があると聞いたので、
せっかくですから展示を見ようと思い、そちらに向かいました


当時の小学校を再現した模型が置かれていました。
日本の小学校に似ているのは、日本統治時代の名残りなのでしょうね


当時の40階段の写真です。困難の中でもたくましく生きた人々の姿が、そこには写されていました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


「もし太平洋戦争の後、日本の北海道から関東までをソ連が占領して社会主義国家として国づくりを進め、
中部から九州までをアメリカが占領して資本主義国家として国づくりを進めていたら」と想像したとしましょう。
「そんなことあり得へん」と思うかもしれませんが、朝鮮半島はそうなったんですよね。
そう思うと、日本という国が分断されること無く今に至っているのは、幸せだなと思いますわ。



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韓国旅行記:3日目その8-「雨に煙る漁港」:釜山港(부산항)・釜山

2024年01月02日 | 海外旅行ー韓国
Port Of Busan, Busan, South Korea

さてさて、チャガルチ市場を散策したワタクシは、次に「釜山港」の方に向かって歩いていきました。
釜山港と言っても大型の貨物船や国際客船が発着する港ではなく、漁船が集まる漁港に行ったんです


チャガルチ市場を散策する頃から、天気予報通りに雨が降ってきました。
ただ、ありがたいことに11月上旬の釜山は(日本もそうでしたが)例年にない暖かさで、
雨の冷たさで体が冷えるとか、手がかじかむということはありませんでした


昼間の漁港というのは、どこか物悲しいというか、うら寂しさが漂いますね。
早朝は次々と漁船が漁から帰って来て、大きな声でセリが行われて、活気にあふれています。
でも、昼間になると人の姿も少なく、なんとなく寂莫とした雰囲気を感じるんですよ


今や釜山港は韓国最大の規模と貨物取扱量を誇る港湾であるのは勿論のこと、
現在では世界トップクラスのコンテナ貨物におけるハブ港湾へ成長しており、
コンテナ取扱量世界第5位の港湾となっています


台湾の高雄港・中国の上海港などと争う東アジア最大級のハブ港湾となった釜山港なのですが、
それらの巨大なコンテナターミナルは、この漁港とは離れた場所にあるんです


秋雨に煙る漁港は、昔ながらの釜山の姿を見せてくれるように思いました


そろそろ家人との待ち合わせ時間が近づいてきました。ワタクシは約束の時間に遅れるのが大嫌いなんです。
常に「時間厳守」をモットーにしていますので、待ち合わせ場所へと向かうのでありました

使用したカメラ:1枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2

釜山と日本とでは福岡、下関、大阪、対馬との間で船便があるんですよ。
日本から海外に行くとしたら飛行機が一般的ですし、私も国外には飛行機でしか行ったことがありません。
ヨーロッパで鉄道で国境を越えたことは一度だけあるのですが、一度は船で国境を越えてみたいんです。
その意味では、一度釜山に船で行くのもいいかなぁって思うんですよ。



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韓国旅行記:3日目その7-「巨大な魚市場」:チャガルチ市場(자갈치시장)・釜山

2024年01月01日 | 海外旅行ー韓国
Jagalchi Market, Busan, South Korea

さてさて、令和6年が始まりましたね。とはいえ、ワタクシのブログはまだ去年の韓国旅行記が残っています。
もうしばらくお付き合いくださいね

BIFF広場で食べ歩きを楽しんだ後、ワタクシと家人は別行動をとることにしました。
家人は知人や職場の人に渡す土産物をゆっくり探したいとのことで、いくつかの土産物屋やコスメのお店を巡るとのことです。
ワタクシは釜山の港の方を歩いてみたいと思っていたので、そちらに向かうことにしました


この大きな建物なのですが、ここは「チャガルチ市場」(자갈치시장)という韓国最大の海産物市場なんですよ。
2006年にオープンしたのが、この新チャガルチ市場ビルでして、昔からあった新東亜市場がすぐ隣にあるんですよ。
ですので、チャガルチ市場内には二つの市場棟があることになります


建物の中に入ると、魚介類が生きたまま売られています。区分けされた水槽内には魚・貝・なまこ系など様々な魚介類が販売されています。
こちらの商品は買ってそのまま二階で調理して食べる事ができるんですよ


日本で言えば築地市場のような感じなのでしょうね。観光バスなどに乗って、買い物に来ている韓国の方もたくさんいました。
市場の中は熱気に溢れていました。見た感じだと、値段的には日本と同じくらいかなと思いましたわ


干物、乾物もたくさん売られていました。これはお土産に良さそうだなと思い、干物を一袋買って帰りました。
お酒のアテにはピッタリでした


新ビルができている今でも、露天商が集まる場外市場は健在でした。豪快な商品の陳列景色にたくましさを感じますね。
価格的には露店の方が少し安い感じでして、地元の人で大いに賑わってます


このお店は太刀魚の専門店のようです。韓国の人って太刀魚は煮魚や鍋料理にしてよく食べるそうです


こちらはイカの専門店。イカは刺身、炒め物などにしてよく食べるそうです


魚は新鮮なものを食べたいと思うのは、日本も韓国も同じなんですねぇ

使用したカメラ:1、5、6枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


新しい年が始まりましたね。私も新年を迎えて、今年の目標をいくつか考えてみました。
1-「仕事は楽しく、遊びは真剣に」というモットーを実現すべく、職場の雰囲気を今以上に明るく楽しいものにする。
2-月に一度は登山、またはキャンプを楽しむ。
3-運動量を増やして、体重を3kg減量する。
さあ、どれだけ実現できるでしょうね。



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韓国旅行記:3日目その6-「食べ歩き」:BIFF広場(BIFF광장)・釜山

2023年12月31日 | 海外旅行ー韓国
BIFF Square, Busan, South Korea

さてさて、ワタクシ達は地下鉄に乗って、ホテルにも近い場所にある繁華街の南浦洞(ナンポドン)に戻ってきました


ワタクシ達の目的地は「BIFF広場」(BIFF광장)という場所なんです。「BIFF」の読み方は「ビップ」と発音し、
毎年秋に釜山で盛大に開催される「釜山国際映画祭(Busan International Film Festival)」の頭文字から名づけられました。
現在の映画祭のメイン会場はセンタムシティや海雲台(ヘウンデ)に移されましたが、かつては南浦洞が映画祭の中心で、
その名残として「BIFF広場」の地面には、映画祭に参加した監督や俳優の手形が記念に路面に埋め込まれているんです


そして、BIFF広場は屋台がたくさん出店されていて、食べ歩きをしながらショッピングもできるという場所でして、
観光客に人気のエリアなんですよ。時間もちょうど昼過ぎでしたので、ワタクシ達は食べ歩きを楽しもうと思ったんです


よく見た料理は「キンパ」「マンドゥ」「トッポギ」「スンデ」「オデン」など、韓国は定番の人気料理でした。
観光客も多いのですが、案外地元の人も多いんだなぁという印象を受けました


世の中には「潔癖症」の方もいて、そういう人の中には屋台の料理は不潔で食べられないという人もいるそうですね。
ワタクシはどこに行っても「郷にいれば郷に従え」をモットーにしていますので、その土地のものを美味しくいただくのです


美味しそうな韓国風の餃子を売っているお店があったので、ここで餃子とマンドゥを買うことにしました


いい匂いがしてきます。ただ、こういうものを食べるには必要なものが足りません。
ワタクシ、すぐ近くにコンビニがあったので、そちらに向かいました


コンビニでビールも買ってきて、これで準備完了ですな。ブワッハッハ


映画祭に参加した監督や俳優の手形の中に、北野武(ビートたけし)の手形がありました。
ビートたけしの手が小さいことにちょっと驚きました。この頃から、少し雨が降ってきたんですよ

使用したカメラ:4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


今年も大晦日となりました。毎年思うことですが、一年ってあっという間に過ぎ去ってしまいますね。
一週間前は猛烈な寒波でしたが、どうやら年末年始は穏やかな日が続きそうです。
皆さんにとって2024年が素晴らしい一年であることを願っています。



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