よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

台湾料理に舌鼓-神奈川県横浜市:横浜中華街・「台湾菜館」

2023年10月21日 | 神奈川
“Taiwan Saikan”, Yokohama China Town, Yokohama City, Kanagawa Pref.

さてさて、せっかく横浜中華街に来たのですから、何か美味しいものを食べたいと思うのは当然といえば当然ですな


ただ、神戸の中華街(南京町)だと、どこにどんなお店があるのか、おおよそ頭の中には入っています。
しかし、横浜中華街を訪ねるのは初めてなので、どんなお店があるのか、どこのお店が美味しいのか。
まったく知らないので、とりあえずウロウロと歩きながら考えることにしました


すると「台湾菜館」というお店がありました。中華街を歩いていると広東料理のお店が多かったのですが、
ワタクシ、台湾が大好きですし、中国から圧力を受けている台湾を少しでも応援したいという気持ちもあり、
台湾料理のお店に入ることにしました。(これが多少なりとも応援になるのかは疑わしいですが)


中華街の中では小じんまりとしたお店です。店内に入った瞬間に八角の匂いがして、「あぁ、台湾のお店だなぁ」と思いました


メニューを眺めて、どれにしようかなぁと考えたのですが、ワタクシの大好きな台湾飯にすることにしました


どーですか。これが「魯肉飯」(ルーロー飯)なんですよ。魯肉飯とは甘辛いタレで煮込んだ豚バラ肉をご飯に盛りつけた、
台湾料理の定番といえる人気の庶民飯です。台湾では屋台などでも手軽に食べることが出来る丼飯です


お店によっては肉そぼろが入ってることももよくありますが、こちらの魯肉飯は豚バラ肉のみでした。
他に味付け玉子に高菜が入っていましたので、やや高級な魯肉飯ですな


美味しい魯肉飯でした。仕事も終えていたので、ビールも一本いただきました。
この後は新横浜駅へ向かい、帰りの新幹線に乗ったのでありました

「台湾菜館」…神奈川県横浜市中区山下町190

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


今回は仕事で関東に行ったのですが、私は旅行で関東地方に行くことって極めて少なかったんですよね。
今年の夏は尾瀬に行って草津温泉にも泊まりましたし、今回は横浜中華街に行くことも出来ました。
いすみ鉄道にも乗ってみたいし、東京の下町をゆっくりと散策してみたい。日光にも行ってみたいです。
来年の夏は「青春18きっぷ」で関東地方を旅するのもいいかな…そんなことを思いました。



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三国志の英雄-神奈川県横浜市:横浜中華街

2023年10月20日 | 神奈川
Yokohama China Town, Yokohama City, Kanagawa Pref.

さてさて、横浜中華街の散策を続けるワタクシですが、次に関帝廟へ行くことにしました


横浜が開港して間もない1862年、一人の中国人が関羽の木像を抱いて、現在の地にささやかな祠を開いたといわれます。
以来、横浜中華街に住む人々の心の拠り所として親しまれてきたのが横浜関帝廟です。
祀られている主神はもちろん三国志の英雄として有名な実在の武将関羽(關聖帝君)ですな


関羽は並外れた武勇の武人として知られていますが、帳簿を発明するなど、理財にも精通していたため、
中国では「財神」すなわち金儲けや商売繁昌の神として信仰されているんです。
武将にとっても商人にとっても一番大切なものは信義・信用という点から、商業神としての信仰も厚いんですよ


初代の関帝廟は1923年の関東大震災で倒壊しました。まもなく2代目の関帝廟が再建されたのですが、
第二次世界大戦末期の1945年6月に空襲で焼失し、次に建設された3代目の廟も1986年に原因不明の火災で失われたんです。
現在の関帝廟の建物は、1990年8月14日に開廟式が行われた4代目ものなんですね


「三国志」というのは日本でも人気があり、武勇に優れただけではなく、主君の劉備玄徳への忠誠を貫いた関羽雲長は、
登場人物の中でも人気が高い人物の一人ですね。確かに魅力のある人物だと思います


台湾でも関羽を祀った廟は各地にありました。特に台北にある行天宮は立派だったと記憶しています


これはワタクシの印象なのですが、日本では三国志の登場人物としては諸葛亮孔明の人気が一番高い気がするんですよ。
日本人って「軍師」が好きなようで、戦国時代でも竹中半兵衛、黒田官兵衛なんて人気が高いですからねぇ


そういえばこの秋、「パリピ孔明」という諸葛亮孔明が現在の東京にタイムスリップするという、
奇想天外なドラマが放映されているんですが、さほど期待もせずに見ていたらこれがなかなか面白い。
向井理さんが孔明を演じているのですが、なかなかのハマり役だと思いますわ


ではでは、せっかく中華街に来たのですから、何か食べに行くとしましょうかね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


私が関帝廟にお参りしている時に、修学旅行生と思われる生徒達がやって来ました。
明らかに大阪弁を喋っていたので、大阪から来た高校生かと思われます。
参拝の作法を教わり、しっかりと参拝している姿を見ていると微笑ましく思えました。



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ぶらり歩き-神奈川県横浜市:横浜中華街

2023年10月19日 | 神奈川
Yokohama China Town, Yokohama City, Kanagawa Pref.

さてさて、出張のついでに横浜市中区にある横浜中華街を訪ねたのですが、
ワタクシは神戸と長崎の中華街は何度か訪れていますが、ここの中華街は初めての訪問でした。
ですので、興味深く中華街を散策しました


横浜中華街は日本最大、そして東アジア最大の中華街だそうです。1859年、横浜が開港すると外国人居留地(一種の租界)が造成され、
欧米人とともに多数の中国人買弁(中国人商人や取引仲介者)や外国人外交官の雇い人が来住しました


その後すぐに横浜と上海、イギリスの植民地の香港の間に定期船航路が開設されると中国人貿易商も来住し、
居留地の一角(現在の山下町)に関帝廟、中華会館、中華学校などを建てていきました。
これが横浜中華街の原型だと言われています


今の中華街は「食べ歩きの街」として大人気のようで、この日も多くの日本人観光客、外国人観光客、
さらには中学生や高校生の修学旅行生がたくさん訪れていました。
ガイドブックなどに掲載されている人気のお店には、かなりの行列ができていましたわ


「台南小路」という路地があり、台湾の国旗が掲げてありました。ここの中華街には中国系のお店、
香港系のお店、そして台湾系のお店が共存していました。国家間ではいろいろと摩擦、衝突があるのですが、
ここの中華街のようにうまく共存共栄出来ないものかと思いますが、習近平がいる限りは無理でしょうなぁ


日本のように自由が謳歌できて、人権が保障されている国で暮らす中国系の人(華人)って、祖国である中国をどう思っているのでしょう。
たとえ人権が侵害されていようが、自由が無くても、経済的に豊かである祖国は誇りなのでしょうかねぇ


この漢字、「ビャンビャン麺」と読むんですよね。字画が57画という、超絶に難しい漢字です。
しかし、10万円の麺料理って食べる人がいるんですかねぇ


ちょっと路地裏に足を踏み入れると、そこには生活感が漂っていたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


神戸の中華街(南京町)は居住地ではなく、純然たる商業地です。一方、ここ横浜中華街は実際の生活の場なんですね。
そのため、横浜中華街の方が「生活感」「人々の営み」を感じることができました。
中華街の中にあった横浜中華学院という学校では、校庭で龍踊りの練習をしていました。
運動会で披露するのかなぁと思いながら、微笑ましく練習の様子を眺めました。



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初めて訪ねた中華街-神奈川県横浜市:横浜中華街

2023年10月18日 | 神奈川
Yokohama China Town, Yokohama City, Kanagawa Pref.

さてさて、9月27日〜29日にかけて、ワタクシは仕事で東京の方に出張に行っておりました。
仕事ですので写真撮影というわけにはいかないのですが、最終日はちょっと早めに仕事を終えることが出来て、
新横浜から乗る新幹線の出発時間までちょっと余裕が出来たんですよ。
ワタクシ、横浜を訪ねるのも随分と久しぶりで、まだ横浜中華街に行ったことが一度もなかったので、
新幹線に乗るまでの時間を利用して横浜中華街をサクッと散策してきました


中華街に入っていくと、すぐに目についたのが横浜媽祖廟でした。これは中を見に行かねばなりません


媽祖というのは漁業や航海の守護神として信仰される道教の女神なんです。
ですので、海を渡ってきた華人には媽祖は大切な神様なのでしょうね。
現在世界中で1500箇所に媽祖を奉る「天后宮」があり、2億人の信者がいるといわれています


媽祖という神様は実在した人物で、幼い頃からとても賢く8歳になると文章は何でもスラスラと読み、他の人に意味を解くことを教えて諭し、
9歳には金鋼経・可蘭経・唐玄奘・遺経典の全てを知り、10歳には仏に対する礼儀を暗唱することが出来たと伝えられています


また暇があれば母の布織りを手伝うなど天性の親孝行娘だったそうです。16歳でのぞいた井戸からお札を見つけてから
いつでも神と通じ合うことが出来るようになり、28歳の9月9日に峰の山頂まで登り、
皆の道になるため明るい内に昇天した、と伝えられているそうなんです


ワタクシは中国本土に行ったことはありませんが、台湾にはどこの町に行っても媽祖を祀った天后宮がありました。
この横浜媽祖廟も正式な名前は横浜大天后宮といい、台湾の台南市にある大天后宮から分霊されたものだそうです


この媽祖廟ですが歴史は浅く、開港から150周年を迎える横浜の新名所として2009年に建設されたんです。
今では中華街の人気スポットの一つになっているようですね


ワタクシは台湾のあちらこちらの町を散策した時のことを思い出し、懐かしい気持ちになりました


ではでは、横浜中華街の散策を続けていくとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


今夏は仕事であったのですが、久しぶりに東京を訪れ、横浜に立ち寄ることも出来ました。
あらためて思ったのは、東京って日本国内では群を抜いた大都会であるということでした。
町の規模、人の数等々、大阪を中心とした京阪神とは比較になりません。
これからも我が国の「東京一極集中」は進んでいくのでしょうね。



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