よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

一年遅れの初日の出-大分県日田市:三隈川

2023年02月05日 | 大分
The Mikuma River, Hita City, Oita Pref.

さてさて、今年の元日は大分県日田市で迎えました。家人の実家近くの三隈川に行くと、初日の出を見ることが出来るので、
今年も見ようと思って朝早く起きました。しかし、天候は晴れだったのですが、内陸部の盆地特有の濃い霧が発生し、
初日の出を拝むことが出来なかったんですよ

ワタクシ、昨年も元日は日田で迎え、その時は美しい初日の出を拝むことが出来ました。
昨年はブログを中断していたので、初日の出の様子もブログに載せることがありませんでしたので、
一年遅れで美しい日田の初日の出を紹介しますね


九州は大阪よりも西に位置するので、当然ながら夜明けの時間は遅くなります。大阪より20分くらい遅いのかなぁ。
この写真を撮ったのは午前6時44分。三隈川の水面が、徐々に色づき始めます


左手に見えるのは日田温泉の温泉旅館です。朝風呂に入りながら、初日の出を待っている観光客もいるのかなぁ


内陸部に位置する日田の朝は冷え込みます。この日(R4年の元日)は-4℃という最低気温でした。
三脚を立ててカメラを構えるのですが、カメラを操作する指先が寒さでかじかみます


午前7時29分、太陽の光芒が見え始めます。周囲からも「もうすぐお日様が上るね」「初日の出が見えるよ」と声が聞こえます。
この時、三隈川の畔には気がつけば30人くらいの人が集まっていました


日本人は日の出を見るのが好きです。登山者などはご来光を見るために、朝の4時頃に起きることを厭いません。
ましてや初日の出ともなると、多くの日本人は「ぜひとも見たい」と思うんでしょうねぇ


去年はワタクシにとって定年退職、そして新しい職場への就職と、大きな転機になる一年でした。
初日の出を拝みながら「どうか新しいチャレンジが、自分にとってプラスになりますように」と祈りました


あれから一年が過ぎました。今年はどんな一年になるのかなぁ。今年の一番の目標は、健康面に気をつけること。
唯一の不安だった血圧も正常値になりました。ワタクシは身体は丈夫なのですが、歯が悪いんですよ。
今は歯医者に通っていますが、悪い部分は徹底的に治療して歯の不安も取り除こうと思っています。
登山、キャンプ、旅行と、やりたいことがたくさんあるのですが、そのためには健康でいないとね。
しっかり働いて、休みの日は思い切りエンジョイする…そんな一年でありたいです


九州への帰省と旅行…長い間のお付き合いありがとうございました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


ここ15年ほどの間で、元日を自宅で迎えたのは一度しかないんですよ。
タイ、マカオ、ベトナム、台湾、メキシコなど、外国で元日を迎えたり、家人の実家をはじめ日本各地で元日を迎えたりしました。
今年の年末は久々に海外で過ごしたいです。コロナウイルスも、どうやら2類から5類になりそうですしね。



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カフェで過ごすゆったりした時間-大分県日田市:豆田町・「麦屋カフェ」

2023年02月04日 | 大分
“Mugiya Cafe”, Mameda Town, Hita City, Oita Pref.

さてさて、大分県日田市に戻ってきて豆田町を訪れたワタクシは、歴史を感じる街並みを散策していました


日田は内陸部の盆地に位置していますので、冬場の冷え込みはかなり厳しいんです。
この日も陽が西に傾くと、急速に気温が下がる気がしました。翌日の元旦の朝は、-4℃まで冷え込みました


日田市の周辺は良質な杉の産地で有名で、日田は林業が盛んです。そして、日田杉を使った地場産業が「下駄の製造」なんですよ


水が豊かな日田は酒造りも盛んです。これは薫長酒造の建物で、日田にある代表的な地酒の酒蔵です


ワタクシ、家人の実家に戻る前に、ちょっと暖かい飲み物でもいただきたいなぁと思っていたのですが、
いい雰囲気のカフェがありました。なかなか人気のお店のようです


お店の名前は「麦屋カフェ」。瓦葺の屋根と丸い窓が可愛いですね。中に入るとしましょうか


中は多くのお客さんがいました。パフェやスムージーなどがインスタ映えするようで、ワタクシの近くにいた3人組の女の子達は、
何度も写真を撮っていました。ワタクシはディスプレイしてあった古いカメラに目が惹かれました


ワタクシは「カフェモカ」を注文したのですが、嬉しかったのはこのマグカップです


日田市の山間部に皿山という地域があり、そこでは「小鹿田焼」という陶器が生産されています
「飛び鉋」や「刷毛目」「櫛描き」といった技法が特徴的な小鹿田焼が、ワタクシは大好きなんですよ。
雰囲気の良いお店の中で、素敵な陶器を眺めながらゆったりと時を過ごすことが出来ました

「麦屋カフェ」…大分県日田市豆田町9-2

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


陶器に関しては、さほど詳しいわけではありません。ただ、陶器の産地に行くと気に入った器を買うことがよくあります。
土を焼いて作った陶器には温かみがあり、手に持つと温もりを感じます。
私はどうも磁器よりも陶器の方が好きなようですわ。



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大分の小京都-大分県日田市:豆田町

2023年02月03日 | 大分
Mameda Town, Hita City, Oita Pref.

さてさて、別府で温泉めぐりを満喫したワタクシですが、帰路について日田市に戻ってきたのが2時半頃でした。
まだ時刻も早いので、ちょっと寄り道をして家人の実家に戻ることにしました


日田市は九州のほぼ真ん中あたりに位置するのですが、日田市の中心地である豆田町(まめだまち)は、
江戸時代幕府直轄の城下町として栄えた「天領」で、今なお往時を偲ばせる古い建物や町並みが数多く残っているエリアです


日田が天領となったのは1639年、日田陣屋(御役所)が置かれてからのことです。
その後日田代官が西国筋郡代に昇格、日田は経済の一大中心地となり、大いに栄えました


「山あいに都あり」といわれ、日田の豪商の力を示す資金は「日田金(ひたがね)」と称されたと言うから当時の繁栄ぶりが分かります


中心地である豆田町は、石レンガの道沿いに土塀白壁の建物が残っていたりとレトロな風景と町歩きが楽しめるエリアです。
最近は歴史ある建物をリノベーションしたショップやカフェなども増えているんですよ


歴史ある町並みは「大分の小京都」と呼ばれ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
ワタクシは豆田町の佇まいが好きで、日田に来ると訪れたくなるんです


年々、この豆田町を訪れる観光客が増えてきたように思います。外国人(特に中国人、韓国人)の団体旅行で、
由布院温泉や天ヶ瀬温泉に宿泊してから、ここ豆田町を訪れるというパターンが多いそうです


この日は大晦日。それも午後3時頃になったので、もうあまり人はいないだろうなぁと思っていたのですが、
けっこうな数の観光客がいたんですよ。大晦日を日田市内の温泉宿で過ごす観光客かなぁと思います。
コロナウイルスによる移動自粛から解放され、やっと観光や帰省を楽しめるようになりましたものね


ではでは、歴史を感じる豆田町ですが、もう少し散策するとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この日は大晦日。夜は年越しそばを食べながら紅白歌合戦を見るという、由緒正しき大晦日の夜を過ごしました。
何の期待もせずに見ていた紅白歌合戦ですが、桑田佳祐や世良公則、Char、野口五郎、佐野元春の
「時代遅れのRock'nRoll Band」は心に染みました。彼らの歌を聴いていたら、自然と握りこぶしになりました。



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赤い地獄-大分県別府市:鉄輪温泉

2023年02月02日 | 大分
Kannawa Hot Spa, Beppu City, Oita Pref.

さてさて、別府八湯の鉄輪温泉でワタクシは外湯めぐりを楽しみ、全身がポカポカした状態で車を停めていた駐車場に向かいました


町のあちらこちらから湯けむりが上る風景…ワタクシは一年の終わりを、温泉三昧で過ごすことが出来ました


今回、別府に七ヶ所ある「地獄」のうち、海地獄と白池地獄に行きました。
あともう一つ行きたかった地獄があるのですが、鉄輪温泉から少し場所が離れていますから車で向かうことにしました


最後に訪れたのは「血の池地獄」です。別府の地獄めぐりの中でも、一番有名なのがここではないでしょうか。
訪れた時間帯もあるでしょうが、駐車場も車がいっぱいでした


血の池地獄はその名の通り、血のように真っ赤に染まった熱泉を見ることができるスポットです


血の池地獄の水温はおよそ78度。海地獄の98度に比べると低温となっていますが、酸性緑礬泉という地下の高温、高圧下で
化学反応を起こして生じた酸化鉄、酸化マグネシウムを含んだ赤く熱い泥が地層から噴出し、
堆積することによって赤い池となっています。お湯の色が赤いのではなく、池底の泥が赤いのですね


この真っ赤な熱泥は明治時代から湿疹や火傷などを鎮める皮膚病薬として使われていたそうです。
現在は血ノ池軟膏として、しもやけ、火傷、ひび、あかぎれなど慢性皮膚病に効能があると、お土産に人気なんですよ


ゆで卵が売られていたので、一つ買って食べました。味の方は…普通のゆで卵との違いはよくわかりませんでした


帰路に着くと、途中で鉄輪温泉の見晴らしがいい場所に出ました。
湯けむりの町、別府・鉄輪…この風景も、ワタクシには忘れ難いものになりました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


昭和の時代、温泉街というのは男性団体客が中心なので、温泉街は「歓楽地」「遊興地」という側面がありました。
しかし、今は女性グループや家族連れ、カップルなどが中心ですから歓楽施設が激減した気がします。
「旅の恥はかき捨て」という言葉も、今ではすっかり聞かなくなりましたね。



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外湯めぐり-大分県別府市:鉄輪温泉

2023年02月01日 | 大分
Kannawa Hot Spa, Beppu City, Oita Pref.

さてさて、別府温泉郷の鉄輪温泉にやって来たからには、温泉に入らないわけにはいきませんな


鉄輪温泉には八ヶ所の共同浴場があるんです。さすがに八ヶ所全て入浴するのは無理ですが、この日(大晦日)は三ヶ所くらい
外湯めぐりを楽しみたいなぁって思っていたんですよ


まずは鉄輪温泉の中心部に程近い場所にある「渋の湯」に行きました。「これぞ共同浴場」というような佇まいがいいですなぁ


中に入ると入浴者は誰もいませんでした。写真奥に竹垣がありますが、これは竹製冷却装置(源泉を水を使わずに冷ますエコな装置)で、
別府で唯一浴場に備えているのが「渋の湯」だそうです。水を加えたりしていないので、源泉成分そのままの温泉を楽しめるんですね


入浴料はコインロッカー代の100円だけでした。ワタクシ、ゆっくり入浴を楽しんでいたのですが、誰も入って来ませんでした。
どうも鉄輪温泉は地獄めぐりの観光客はたくさんいるのですが、共同浴場で温泉を楽しむ人は少ないようですね。
そのおかげで、こうして浴場内部の写真を撮ることが出来るのはありがたいです


続いて「すじ湯温泉」へと向かいました。入り口の両側に「サポーター会員」と呼ばれる方々の名前が木札に書かれてありました。
この「鉄輪すじ湯」は年間会員になると「2000円」で入り放題というリーズナブルな温泉なんです。
ワタクシのようにサポーター会員ではない人は100円で入浴できます


しかも「共同温泉(公衆浴場)」には珍しく、入浴して湯治するだけの温泉ですのでシャンプーと石けんは使用不可です。
ワタクシ、熱ーいお湯にゆったりと浸かっておりました


ここでも入浴しているのはワタクシ一人でしたが、風呂を上がろうとした時に地元の人がやって来ました。
お金を支払っていなかったので、サポーター会員の人なのでしょうね


ワタクシ、共同浴場を3軒ハシゴしようと思っていたのですが、ゆっくりと二ヶ所の温泉を堪能すると、もう身体はポカポカ。
これ以上温泉をハシゴしたら、湯あたりしてしまいそうなので2軒でやめておくことにしたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


九州って宮崎県はあまり温泉がありませんが(もちろん沖縄県も)、それ以外はどの県も温泉がたくさんあります。
温泉を堪能できるというのも、九州の魅力の一つのように思います。
温泉、豊かな食文化、雄大な自然…私は九州が好きです。一度は青春18きっぷで、各駅停車の旅を楽しみたいな。



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