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北海道美術ネット別館

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谷口明志「Drawing」 ハルカヤマ藝術要塞

2012年01月04日 23時31分08秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
承前)

Akashi Taniguchi "Drawing"

 谷口明志さんは1961年生まれ、札幌在住。

 ものすごく忙しい方である。
 それもそのはず、下のリンクで見ればわかるとおり、道内を代表するグループ展である「水脈の肖像」「プラスワン」「絵画の場合」のいずれにも参加している上に、個展や2人展、小樽ゆかりのさまざまな分野の作家でつくるグループ展「かなた」、さらに道展、小樽美術協会展にも出品しているのだから。




 さいきんの作品は、いったんナットクするとわかりやすいと思う。

 大半の絵画は、四角形のキャンバスなど(支持体)に描かれているが、絵画の重要な要素である「線」を支持体から解放したらどうなるだろう、という試みであろう。
 線そのもの、ではないが、線が描かれた細い支持体が、空間を縦横に走る。

 線が切れて見える箇所でも、わたしたちは、脳内で、空中や地中にいったん消失した線を、補うことができる。

 そこでは、線が線として自立する。そして、新しい空間が生まれている。



500m美術館(2010年11~12月)
谷口明志 × 川上りえ (2010年10月)
PLUS ONE THIS PLACE (2010年9月)
第7回北海道高等学校文化連盟石狩支部顧問展 (2010年1月)
水脈の肖像09-日本と韓国、二つの今日 (2009年12月)
PLUS 1 +柴橋伴夫企画 空間の触知へ-連鎖の試み 谷口明志 坂東宏哉 大島潤也 ダム・ダン・ライ(2009年8月)
PLUS 1 Groove (2009年8月)
谷口明志展(2009年3月)
第6回北海道高等学校文化連盟石狩支部美術部顧問展(2009年1月)

40周年小樽美術協会展(2008年6月)

Dala Spaceオープン記念作品展(2007年)
第39回小樽美術協会展(2007年)
絵画の場合(2007年)
PLUS1 groove (2007年)

グループ プラスワン展(2006年)
谷口明志展(2006年)
第3回高文連石狩支部美術部顧問展(2006年)

絵画の場合アーティストトーク(2005年)←一読を

5th グループ・プラスワン(2004年)
高文連石狩支部美術部顧問展(2004年2月6日の項。画像なし)

札幌の美術2002(画像なし)

さっぽろ美術展2001(画像なし)




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