「高知ファンクラブ」 の連載記事集1

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沖縄通信その3・・沖縄は低所得なのになぜ人口が増えているのか

2010-11-19 | 沢村さんの沖縄通信


Image908.jpg◇観光客が年間600万人にのぼる。


沖縄の魅力が多面的であること。


青い海、空や世界でも指折りのサンゴと熱帯魚の群れる海中に魅力はもちろん、食文化も人気がある。


いま長寿ではなくなっているが、長寿とその秘密に食べ物が健康によいイメージが強い。


伝統食が健康によいのは確か。「癒しの島」のイメージもとても強い。


世界遺産のグスク(城)や歴史と文
Image910.jpg化の魅力も日本の他の地方にない独特のよさがある。芸能も民謡からジャズまで多彩は活動があり、いま沖縄の音楽、芸術、文化が注目されている。


そこには、長い琉球王国としてかつて栄えた長い歴史と土壌がある。


沖縄戦の戦跡も平和学習などで、修学旅行生がたくさんくる要因にもなっている。修学旅行がとても多いのは、若者にアピールする沖縄の魅力と戦跡など学習面と両面あるので、修学旅行先としてうってつけである。 


修学旅行で学生が来るのは、リピーターをつくる上でもとてもプラス面がある。 


◇産業面では、


広範囲な離島がありそれぞれの特徴もあるし、特産物が豊富で、食文化も豊かであり、多彩は産物の特性を生かした新たなさまざまな製品がつくられ、産業面でも多面的な発展の道がある。


産業面での弱点は、製造業が少ないこと。


そのネックには水不足がある。


だから第3次産業が盛んだ。ホテル関係でも、単に宿泊だけでなく、エステも盛んで、ウェイディングも盛んになってきている。


沖縄は離島でかつて独立国だったし、戦後も米軍支配で日本とは切り離されていたので、なんでも大抵の物は自前で作る。


ビールや電力、ガスは当然としてそのほかにも鉄もつくる、改造車だがリムジン車をつくる工場もあるし、レコード・CD会社はいくつもある。


「こんな物も作っているのか」というのがある。本土の都道府県のように分業になっていない。だから業種的には多様なものがあり、自営業がとてもたくさんある。


芸能関係では、プロの音楽家、芸人は勝手な推測だが、1000人以上いるのではないか。


毎年作曲される曲は、民謡、ポップスふくめ2000曲ともいわれる。それがCDでも出される。お笑い芸人の集団・劇団(演劇は別にして)だけでも幾つもあり、劇場やライブハウスは何十いやそれ以上あるかもしれない。


芸能面からみれば、完全な独立国のような独自の世界が広がっている。沖縄だから成り立つ仕事もたくさんある。


HN:沢村



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