福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

弘法大師近世の霊験 その4

2021-11-04 | 頂いた現実の霊験

二、無常の理を観念し窃かに巡拝を決心・・3
船底にかくれていて船頭に見つかった芳江は船頭に秘かに他の四国巡拝団と共に四国まで乗せていくように他のむが船頭は「聞けば檀那様にお四国参りをお願いになったが檀那様はまだ子供だからとお許しなされなかったとのこと、檀那様の方が理に適っております。それを五十年來吉田家に仕えてきた私がお乗せて渡しては義理がたちませぬ。」と押し問答。そこへ姉のお増がきて「まあまあ驚いた、芳江さん、そのようななりで父上の仰せに背きこんなところに来てはいけません。いかにお四国参りがしたいとても親に背いてはなりませぬ。」いうと船中一同もっともと納得し、もう一度因島へ引き返し、芳江を港の桟橋へ置いて再度船頭は船を出した。

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